モハーの断崖とバレン国立公園１日ツアー

2018/05/26 - 2018/05/26

ダブリンからVELTRAの１日バスツアーで、アイルランド西海岸にある断崖絶壁の「モハーの断崖」と石灰岩の丘陵「バレン国立公園」に行き、帰りにアイルランド西部の中心都市ゴールウェイに立ち寄りました。

アイルランドの荒涼たる自然に触れることができた１日でした。

エリア バレン高原周辺(アイルランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: エア･リンガス
• 旅行の手配内容: その他

ダブリン出張の合間に休日があったので、いつものようにVELTRAの１日観光を選びました。ダブリンならびに南部のケリー周遊路は、以前訪問したことがあったので、西海岸の「モハーの断崖」を目指すことにしました。

集合は朝の６：４０にダウンタウンのモリー・マローン像前。路面電車のルアスがまだ動いていないので、タクシーにてホテルから移動。

モリーマローン像 モニュメント・記念碑

ちょっと早く着いたので、周囲を散策。ここはダブリンの中心部のテンプル・バー周辺。

これが、モリーンマローン像。

『Molly Malone モリーマローン』は、19世紀後半にイギリスやアメリカで出版されたポピュラーソング。『Cockles and Mussels』のタイトルでも知られる。

歌詞は、アイルランドの首都ダブリン（Dublin）が舞台。手押し車で魚売りを営んでいた美しい娘「Molly Malone」が、熱病のため若くして亡くなるという悲しいストーリーが描かれている。

モリーマローン像 モニュメント・記念碑

バスで、島を横断。運転手兼ガイドさんが説明してくれるのだが、アイルランド訛りがひどく、半分も理解できない。

「モハーの断崖」に到着。アイルランドの西海岸、クレア県の沿岸にある大西洋に突き出した断崖絶壁。

モハーの断崖遊歩道 山・渓谷

断崖に沿った遊歩道を南に向かって歩き始める。この遊歩道は8キロに渡る。
最も高いところは２１４メートル。

モハーの断崖/オブライエン塔 自然･景勝地

断崖で、新婚さんの撮影。

すごい風景ですね。

柵もないこんな遊歩道を歩きます。風がきたらちょっと怖い。

滞在時間が限られているので、あの丘の先まで行ってUターン。

帰路です。

崖っぷちに咲く花々が綺麗です。

崖の反対側です。

遠くに見えるのはオブライアン塔。この塔はかつて要塞として使われていて、１８世紀のナポレオン戦争で破壊されました。断崖では、最も高い位置にあります。

モハーの断崖/オブライエン塔 自然･景勝地

モニュメント

バス停です。この青いバスがVELTRAのものです。足元がちょっと狭いのと、コーヒーカップを置く場所がなかったのが難点。Wifiも使えます。

次に訪れたのはバレン国立公園。モハーの断崖からはすぐ近くです。
ほんのわずかなバスストップでした。

石灰石で囲まれた荒涼な大地が広がります。

太平洋岸沿い

岩の間に可憐な花が咲いています。

群生

秋芳洞とは規模が比較になりません。

黄色い花も。

最後の訪問地はゴールウェイ。

ゴールウェイは「古代アイルランド」と呼ばれる時代に、コリブ川河口の小さな漁村として生まれました。1236年にリチャード・ド・ブルゴが城を築き、その後中世には都市国家として発展。１５世紀には、ゴールウェイ家が牽制を振るい、その中でも有名だったのがリンチ家。

現在は西部の中心都市として活気に溢れています。大学都市としても知られています。

ゴールウェイ観光案内所 (エア スクエア) 散歩・街歩き

エア・スクエアから散策です。

こんな面白い絵が壁に描かれています。

どこに行ってもギネスビール。

ゴールウェイ大聖堂を訪れます。この橋はサーモン・ウェア橋。

もともとゴールウェイ県の刑務所があった場所に聖堂が建てられました。ルネッサンス様式の大聖堂。

ゴールウェイ大聖堂 寺院・教会

大聖堂内部

ゴールウェイ大聖堂 寺院・教会

運河沿いを進みます

水門

ここにも花が綺麗に咲いています

運河沿いは心地よい休憩スペース

ゴールウェイの市街に近づきました。

波止場に近づきました。

スペイン門。1594年に波止場を守るために４つの門が建てられましたが、現在残っているのはこのスペイン門だけ。

スペイン門 建造物

スペイン門の間から

ゴールウェイ市街です。ものすごい人で賑わっています。

キー・ストリート。パブが立ち並んでいます。

路上パフォーマンス

聖ニコラス教会。1477年にコロンブスが大西洋に船出する前に旅の安全を祈願した教会として知られています。

「1493年ゴールウェイ県知事だったジェイムス・リンチ・フィッツスティーブンが自分の息子を殺人罪で絞首刑に処し確固たる正義を守った」という言葉が聖ニコラス教会の碑に刻まれています。

聖ニコラス教会 寺院・教会

教会内部。コンサートが終わったところでした。

リンチ家の城。現在はAIB銀行支店になっています。

アイ・スクウェアに戻ります。

１日ツアーを終了して、ダブリンに戻りました。
夕食は、テンプル・バーにあるLeo Burdockのフィッシュアンドチップス。
100年以上続くお店。

レオ バードック ファーストフード

メニューです。

テンプル・バーのエッセクス・ストリートを歩くと、こんなポストイットの掲示がありました。
この日は、Abortionの国民投票が行われており、その賛否を提示しているものです。

テンプル・バーです。人並みが途絶えません。

テンプル バー バー

Millenium Bridgeの上からリフィ川を撮りました。

本日のツアーはこれで終了。ホテルに路面電車のルアスで戻ります。