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リムリックからゴールウェイに行って、有名な観光地モハーの断崖やバレンを巡る1日ツアーで絶景を堪能する。<br />7月26日(火)早朝、電車でリムリックからゴールウェイに行く。ツアーデスクでモハーの断崖に行く1日ツアーを予約。ゴールウェイのバスステーションから出発して、ダンゴーラ城、バレン、巨人のテーブル、キルフェノラ大聖堂を見学して、昼食。午後はモハーの断崖、ベビー・クリフを見学して夕方ゴールウェイのバスステーションに戻る。市内バスでアイルランド国立大学ゴールウェイ校に行き、チェックインして学生寮に宿泊。

2016年夏、アイルランドからアイスランド一人旅 6.モハーの断崖、バレンを巡る1日ツアーを愉しむ

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2016/07/26 - 2016/07/26

31位(同エリア42件中)

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旅四郎さん

リムリックからゴールウェイに行って、有名な観光地モハーの断崖やバレンを巡る1日ツアーで絶景を堪能する。
7月26日(火)早朝、電車でリムリックからゴールウェイに行く。ツアーデスクでモハーの断崖に行く1日ツアーを予約。ゴールウェイのバスステーションから出発して、ダンゴーラ城、バレン、巨人のテーブル、キルフェノラ大聖堂を見学して、昼食。午後はモハーの断崖、ベビー・クリフを見学して夕方ゴールウェイのバスステーションに戻る。市内バスでアイルランド国立大学ゴールウェイ校に行き、チェックインして学生寮に宿泊。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 7月26日(火)リムリック・コルベール駅を午前5時55分発の電車で出発。ゴールウェイに向かう。

    7月26日(火)リムリック・コルベール駅を午前5時55分発の電車で出発。ゴールウェイに向かう。

  • ゴールウェイ駅に午前8時10分に到着。出発が早かったので、駅で朝食としてサンドイッチを買って食べた。駅の近くのツアー・オフィスでモハー断崖と巨人のテーブルを巡る1日ツアーを予約。

    ゴールウェイ駅に午前8時10分に到着。出発が早かったので、駅で朝食としてサンドイッチを買って食べた。駅の近くのツアー・オフィスでモハー断崖と巨人のテーブルを巡る1日ツアーを予約。

  • ゴールウェイ駅に隣接するバスステーションから午前10時にラリー・ツアーズの観光バスは出発する。

    ゴールウェイ駅に隣接するバスステーションから午前10時にラリー・ツアーズの観光バスは出発する。

  • 最初に立ち寄ったのはキンバーッラ近くにあるデューングラ城。ゴールウェイ湾の美しい海岸にあり、オハインズ氏族によって1520年に建てられた。23mの塔を持つタワーハウスは、ゴールウェイ湾の海岸にある岩の露頭に建っている。ここでは中世の宴会がほぼ毎晩開催されている。

    最初に立ち寄ったのはキンバーッラ近くにあるデューングラ城。ゴールウェイ湾の美しい海岸にあり、オハインズ氏族によって1520年に建てられた。23mの塔を持つタワーハウスは、ゴールウェイ湾の海岸にある岩の露頭に建っている。ここでは中世の宴会がほぼ毎晩開催されている。

    デューングラ城 (ダンゴーラ城) 城・宮殿

  • デューングラ城は、有名な外科医で文学者でもあるオリバー・セント・ジョン・ゴガーティが1924年に購入、修理した。アイルランド文学におけるケルト復興の時代には文芸復興主義者の会合の場となった。

    デューングラ城は、有名な外科医で文学者でもあるオリバー・セント・ジョン・ゴガーティが1924年に購入、修理した。アイルランド文学におけるケルト復興の時代には文芸復興主義者の会合の場となった。

    デューングラ城 (ダンゴーラ城) 城・宮殿

  • バスはバレンに到着。ゲール語で「石の多い場所」を意味するバレンは水の浸食により無数の割れ目が入った石灰岩のカルスト丘陵を形成している。海底に堆積された石灰岩が、約2億6000万年前の地殻変動で押し上げられ、現在の石灰岩が広がる光景となった。

    バスはバレンに到着。ゲール語で「石の多い場所」を意味するバレンは水の浸食により無数の割れ目が入った石灰岩のカルスト丘陵を形成している。海底に堆積された石灰岩が、約2億6000万年前の地殻変動で押し上げられ、現在の石灰岩が広がる光景となった。

    巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物

  • 自然の石を立てたドルメンと呼ばれる支石墓は紀元前4000年頃までさかのぼるものと考えられる。写真はプルナブロン・ドルメンで巨人のテーブルと呼ばれているアイルランドで最も象徴的な考古学的遺跡の1つ。

    自然の石を立てたドルメンと呼ばれる支石墓は紀元前4000年頃までさかのぼるものと考えられる。写真はプルナブロン・ドルメンで巨人のテーブルと呼ばれているアイルランドで最も象徴的な考古学的遺跡の1つ。

    巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物

  • 巨人のテーブルを出て、キルフェノラ大聖堂に到着。6世紀に修道院を設立した聖ファクトナに捧げられたもので、元の教会はおそらく木造で、後に石造りの建物に建て換えられた。

    巨人のテーブルを出て、キルフェノラ大聖堂に到着。6世紀に修道院を設立した聖ファクトナに捧げられたもので、元の教会はおそらく木造で、後に石造りの建物に建て換えられた。

  • 「十字架の街」として知られるキルフェノラはアイルランドで最もハイクロスが集中している場所の1つ。大聖堂の敷地内の墓地には写真のようなハイクロスがある。

    「十字架の街」として知られるキルフェノラはアイルランドで最もハイクロスが集中している場所の1つ。大聖堂の敷地内の墓地には写真のようなハイクロスがある。

  • キルフェノラ大聖堂には7つのハイクロスがあったと考えられる。北翼廊に3つのハイクロスを移し、保護するために2005年にガラス屋根が取り付けられた。写真は12世紀のドアティクロスで、最も有名なハイクロス。ドアティ家の墓石として使用されていたもので、ローマ教会を代表する渦巻き状の司教杖を持った浮き彫りの司教、その下には2人の司教が描かれている。

    キルフェノラ大聖堂には7つのハイクロスがあったと考えられる。北翼廊に3つのハイクロスを移し、保護するために2005年にガラス屋根が取り付けられた。写真は12世紀のドアティクロスで、最も有名なハイクロス。ドアティ家の墓石として使用されていたもので、ローマ教会を代表する渦巻き状の司教杖を持った浮き彫りの司教、その下には2人の司教が描かれている。

  • 現在の建造物は1189年から1200年頃のもの。身廊と内陣を備えた、いわゆるトランジショナルスタイルで建てられたが、後に分離された。1839年に写真のように内陣の東端の部分は屋根がなくなった。大聖堂は部分的に荒廃した状態だったが、2000年代初頭に国定記念物サービスによって修復作業が行われた。並外れた音響効果から定期的にコンサート会場として使われている。

    現在の建造物は1189年から1200年頃のもの。身廊と内陣を備えた、いわゆるトランジショナルスタイルで建てられたが、後に分離された。1839年に写真のように内陣の東端の部分は屋根がなくなった。大聖堂は部分的に荒廃した状態だったが、2000年代初頭に国定記念物サービスによって修復作業が行われた。並外れた音響効果から定期的にコンサート会場として使われている。

  • キルフェノラ大聖堂の内陣にある15世紀のゴシック様式のセディリア。セディリアは石で作られた座席で、ミサの間に司祭とその助手、執事と副執事のために使われた。

    キルフェノラ大聖堂の内陣にある15世紀のゴシック様式のセディリア。セディリアは石で作られた座席で、ミサの間に司祭とその助手、執事と副執事のために使われた。

  • バスは午後1時40分頃に昼食休憩のため、シー・ソルト・カフェで停車。昼食としてフィッシュ&チップスを注文。

    バスは午後1時40分頃に昼食休憩のため、シー・ソルト・カフェで停車。昼食としてフィッシュ&チップスを注文。

  • ビールを注文するとダンガーバン醸造会社の伝統的なアイリッシュ・ドライスタウトのブラック・ロックが来た。

    ビールを注文するとダンガーバン醸造会社の伝統的なアイリッシュ・ドライスタウトのブラック・ロックが来た。

  • 昼食後、モハーの断崖に午後2時20分頃に到着。写真の左にビジターセンターの入口が見える。

    昼食後、モハーの断崖に午後2時20分頃に到着。写真の左にビジターセンターの入口が見える。

    モハーの断崖遊歩道 山・渓谷

  • モハーの断崖は南のハグス岬からドゥーランまで8㎞にわたって続く断崖絶壁。この日は霧が出ていて、断崖は霞んでいる。

    モハーの断崖は南のハグス岬からドゥーランまで8㎞にわたって続く断崖絶壁。この日は霧が出ていて、断崖は霞んでいる。

    モハーの断崖遊歩道 山・渓谷

  • 崖の中点付近にオブライアンの塔がある。土地所有者のコーネリアス・オブライエンによって、1835年に建設された。英国人観光客のために展望塔として建てられた丸い石の塔。晴れた日には、西にアラン諸島や南にループ・ヘッドまで見えるというが、この日は霧のため断崖もはっきりとは見えなかった。

    崖の中点付近にオブライアンの塔がある。土地所有者のコーネリアス・オブライエンによって、1835年に建設された。英国人観光客のために展望塔として建てられた丸い石の塔。晴れた日には、西にアラン諸島や南にループ・ヘッドまで見えるというが、この日は霧のため断崖もはっきりとは見えなかった。

    モハーの断崖/オブライエン塔 自然・景勝地

  • 岩肌には黒い泥板岩と砂岩との層が美しいラインを描いている。塔の下200m、海から50数m離れたところにには、写真の崖の左に高さ60mの壮大なブラナウンモア海食柱が見える。

    岩肌には黒い泥板岩と砂岩との層が美しいラインを描いている。塔の下200m、海から50数m離れたところにには、写真の崖の左に高さ60mの壮大なブラナウンモア海食柱が見える。

    モハーの断崖遊歩道 山・渓谷

  • オブライアンの塔から少し歩くと「モハーの断崖で命を落とした人々の記憶」と書かれた石碑がある。崖には危険防止のためのフェンスが設置されている。

    オブライアンの塔から少し歩くと「モハーの断崖で命を落とした人々の記憶」と書かれた石碑がある。崖には危険防止のためのフェンスが設置されている。

    モハーの断崖遊歩道 山・渓谷

  • モハーの断崖で最も高い地点は214mに達する。アイルランドで最も人気のある観光地の1つ。

    モハーの断崖で最も高い地点は214mに達する。アイルランドで最も人気のある観光地の1つ。

    モハーの断崖遊歩道 山・渓谷

  • 写真はビジターセンターの入口だが、足元には水が流れていると勘違いするような映像が流れている。17年間にわたる計画および建設により2007年2月にオープンした。地熱システム、太陽エネルギー、トイレの水のリサイクルなど、環境にやさしい設計になっている。

    写真はビジターセンターの入口だが、足元には水が流れていると勘違いするような映像が流れている。17年間にわたる計画および建設により2007年2月にオープンした。地熱システム、太陽エネルギー、トイレの水のリサイクルなど、環境にやさしい設計になっている。

    モハーの断崖ビジター センター 散歩・街歩き

  • ここの目玉は直径25mのドーム型屋根構造の円形展示スペース。ドームの展示は海、岩、自然、人間の4つのテーマで編成され、アトランティック・エッジではさまざまな角度からモハーの断崖を解説するスペース。写真はブラナウンモア海食柱の写真パネルで、ここには崖の絶景写真が並んでいる。

    ここの目玉は直径25mのドーム型屋根構造の円形展示スペース。ドームの展示は海、岩、自然、人間の4つのテーマで編成され、アトランティック・エッジではさまざまな角度からモハーの断崖を解説するスペース。写真はブラナウンモア海食柱の写真パネルで、ここには崖の絶景写真が並んでいる。

    モハーの断崖ビジター センター 散歩・街歩き

  • 中央の展示エリアからトンネルをたどって行くと、大画面のバーチャルリアリティの劇場になる。写真は3面立体映像を使ったザ・レッジで、モハーの断崖やその周辺に生息する生物を紹介している。上空を飛ぶ鳥とともに崖の上を飛んでいるような映像が楽しめる。

    中央の展示エリアからトンネルをたどって行くと、大画面のバーチャルリアリティの劇場になる。写真は3面立体映像を使ったザ・レッジで、モハーの断崖やその周辺に生息する生物を紹介している。上空を飛ぶ鳥とともに崖の上を飛んでいるような映像が楽しめる。

    モハーの断崖ビジター センター 散歩・街歩き

  • モハーの断崖から海岸沿いのワイルド・アトランティック・ウェイを20分ほど走ってバスは停車した。バスを降りて、少し歩くと目の前にはごつごつした岩だらけの海岸が広がっている。

    モハーの断崖から海岸沿いのワイルド・アトランティック・ウェイを20分ほど走ってバスは停車した。バスを降りて、少し歩くと目の前にはごつごつした岩だらけの海岸が広がっている。

  • バスが立ち寄ったのはベビー・クリフと呼ばれる場所だった。モハーの断崖ほど高くはないが、霧もかかっていないので見晴らしは良かった。午後4時30分頃にバスはゴールウェイに向けて出発。

    バスが立ち寄ったのはベビー・クリフと呼ばれる場所だった。モハーの断崖ほど高くはないが、霧もかかっていないので見晴らしは良かった。午後4時30分頃にバスはゴールウェイに向けて出発。

  • バスはバレン・コースト・ロードを走って、ファナーを通り過ぎる頃に、道路に沿って古い廃墟跡や石灰岩の石垣が見られ、その先には北大西洋が広がる。

    バスはバレン・コースト・ロードを走って、ファナーを通り過ぎる頃に、道路に沿って古い廃墟跡や石灰岩の石垣が見られ、その先には北大西洋が広がる。

  • バスは午後5時30分くらいにゴールウェイのバスステーションに到着。ここから404番のバスに乗って、午後6時4分に写真のコリブ・ビレッジの前にあるバス停に到着した。

    バスは午後5時30分くらいにゴールウェイのバスステーションに到着。ここから404番のバスに乗って、午後6時4分に写真のコリブ・ビレッジの前にあるバス停に到着した。

    アイルランド国立大学ゴールウェイ校 建造物

  • ここはアイルランド国立大学ゴールウェイ校のキャンパスにある2つある学生寮の1つのコリブ・ビレッジ・キャンパス・アコモデーション。夏の間だけ宿泊施設として一般人も利用できる。写真の青い建物は受付だが、ここでチェックイン。

    ここはアイルランド国立大学ゴールウェイ校のキャンパスにある2つある学生寮の1つのコリブ・ビレッジ・キャンパス・アコモデーション。夏の間だけ宿泊施設として一般人も利用できる。写真の青い建物は受付だが、ここでチェックイン。

    アイルランド国立大学ゴールウェイ校 建造物

  • ゴールウェイの市内中心部に近いので、シングルの部屋を予約した。176の禁煙アパートメントで構成されていて、写真の学生寮に宿泊。

    ゴールウェイの市内中心部に近いので、シングルの部屋を予約した。176の禁煙アパートメントで構成されていて、写真の学生寮に宿泊。

    アイルランド国立大学ゴールウェイ校 建造物

  • キャンパス内にあるデイー・ツデイ・コルビ・ビレッジというフランチャイズの食料品店に行く。ここにはカフェも併設されている。

    キャンパス内にあるデイー・ツデイ・コルビ・ビレッジというフランチャイズの食料品店に行く。ここにはカフェも併設されている。

    アイルランド国立大学ゴールウェイ校 建造物

  • セルフサービスのカフェで夕食としてピザを購入。食後、キャンパス内を散歩して部屋に戻る。

    セルフサービスのカフェで夕食としてピザを購入。食後、キャンパス内を散歩して部屋に戻る。

    アイルランド国立大学ゴールウェイ校 建造物

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