2018/06/11 - 2018/06/11
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とある和菓子好きさん
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福井県に行ってきました。今回は福井県でも奥越と呼ばれる石川県から岐阜県よりの地域に足を運びました。
まずは,福井市から永平寺町を目指します。ここはその名の通り,曹洞宗大本山の永平寺があります。福井市から国道で行けるのですが,着くまでは町らしいところがなく,本当にこの辺りに大寺院があるのか不安になりますが,ちゃんとあります。いざ着いてみると,それはそれは大きな寺が目の前に見えてきます。福井県の山中にこれほどの大寺院があるとはと驚くばかりですが,中に入ってみると厳かな雰囲気にも驚かされます。流石は曹洞宗の大本山。禅宗の現役の修行道場ですから,某観光都市にたくさんあるようなお寺とは雰囲気が本当に違います。永平寺内の建築物自体は明治時代の改築などが多く寺院にしては新しい感じがするのですが,そこに息づく雰囲気の厳格さは,ここが長い間修行の場でありつづけた証拠なのかもしれません。
次に勝山市にある平泉寺白山神社に向かいました。ここは梅雨から夏にかけて境内にびっしりと生える苔の美しさで有名です。しかしながら,戦国時代あたりまでは,白山信仰の本拠地であり,僧兵をも要する大寺院でした。今では,鳥居や拝殿,本殿をはじめとしたいくつかのお宮がある程度なのですが,境内の広大さが往時を偲ばせてくれます。また,現在の拝殿も簡素ながらよいものなのですが,一向一揆で焼失するまでにあった拝殿は三十三間堂をしのぐ規模であったそうです。残っていればなぁと思わずにはいられません。しかしながら,現在は先述した苔の美しさで有名ですが,その噂は本当で,これはこれで素晴らしいなと思わされます。
最後に坂井市にある丸岡城へ行きました。ここは現存天守の一つで犬山城と最古の天守を争う古城です。現在は丸岡の町中に天守があるだけですが,実際に行ってみると,この天守がいかに古いものか分かります。他の現存天守とは明らかに建築方法が異なり,いい意味で簡素なのです。きっとこのような天守が築かれだし,それらを研究し,姫路城のような大天守へと時代は進んでいったのだろうと考えさせられます。決して大きな建築物ではありませんが,時代の流れのようなものを感じることができました。
福井県もよく探してみると,魅力あふれる場所がたくさんあります。また,足を延ばしてみたいと思います。あと,そばの名産地!福井県ではだいたいのそば屋がおいしいです。それも魅力!
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