元シャモニー在住が行く！③シャモニーからも見えるボッソン氷河（Glacier des Bossons）に大接近！

2017/07/13 - 2017/07/13

元海外専門の旅行会社勤務、Atout France(フランス政府観光局)公認のフランスエキスパート、元シャモニー在住の私がシャモニー周辺情報をご紹介するページです。

【第３弾】
シャモニーからいつも見上げている、あのボッソン氷河へ行ってきました！

ルート：シャモニー=(バス)=ボッソン=(ケーブルカー)=ボッソン氷河=(ケーブルカー)=ボッソン=(ハイキング)=シャモニー

持って行ったらいいもの：カルト・ドット、サングラス、日焼け止め、軽い上着、スニーカー

エリア シャモニー(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

いつもシャモニーから見上げている、あのボッソン氷河(Glacier Bosson)をかなり間近でみられるスポットがあるのだとか！
お休みの日に行ってきました。
写真はモンブラン広場から見たボッソン氷河です。

シャモニーの目抜き通りから見たボッソン氷河はこんな感じ。
いつもシャモニー谷を見守ってくれています。

天気のいい日には、ボッソン氷河のちょうど真上、モンブランとグーテの間にポツンと点が見えます。
これがモンブラン登頂の王道ルート上にあるグーテ小屋です。

まずはバスでボッソンまで向かいます。
下記３つのバス停留所のいずれかから、ボッソン行きの３番のバスに乗車します。
・シャモニー・スッド(Chamonix Sud)
・シャモニー・セントラル(Chamonix Central)
・モンブラン広場(Place du Mont-Blanc)

私は当時の自宅近く、モンブラン広場前のバス停から乗車しました。
ちょうどクライミングのW杯の真っ最中でした！

３番バスの終点がボッソンなので、迷わず安心です！

シャモニーのホテルにご滞在の方は、ホテルでもらえるカルト・ドット(Carte d’Hote)にてバス運賃がタダになります。
(ちなみにシャモニー谷の住人カードがあれば住民もタダになるため、バス運賃を払っている人を見たことがありません。カルト・ドットは運転手に提示義務がありますが、ほとんどの人が提示せずに乗り降りしています･･･)

ボッソンのバス停そばから出ているケーブルカーに乗車、氷河のそばまで向かいます。
ケーブルカーを使わず、ハイキングで氷河のそばまで向かうこともできます。（所要時間２時間ほどだそうです）

ケーブルカーが高度を上げるにつれ、氷河からの照り返しがきつくなってきます。
サングラスと日焼け止めは必須です。

ボッソン氷河到着！
ケーブルカーを降りてすぐのところにカフェがありました。
簡単な食事をとることもできます。

氷河を間近で楽しみながら、ひとやすみ。
照り返しが少しきついです。そして少し寒いので上着を持って行くのがベストです。

カフェの奥に、さらに氷河に近づけるルートがあります。
少し歩くのと、山道の上り下りがあるのでスニーカーで行かれるのがベストです。

途中氷河の大きさの推移や、エアインディアがここで墜落した過去の事件を伝える看板があります。

こんなに間近で氷河を見ることができます。
メール・ド・グラスもいいですが、私はこっちの方がおすすめです！

こちらの看板はブレヴァンの展望台にあるもの。
モンブラン初登頂の際、ボッソン氷河を避け右側を登って行ったことがわかります。

ちなみにブレヴァン(Brevent/2,525m)からみたボッソン氷河はこんな感じです。

ケーブルカーで氷河の麓まで降りてきました。帰りはハイキングでシャモニーまで戻ります。
（所要時間１時間半ほど）

溶けた氷河がアルヴ河へ流れて行きます。
間近で見る氷河もよかったけど、少し遠くで見る氷河も最高です！

途中クライミング(フランス語ではEscalade)スポット、ガイヤン(Gaillands)の岩場の前を通りました。
小学生低学年くらいの子どもたちも、果敢に岩場に貼りついています。

こちらは秋のボッソン氷河。（10月末撮影）
シャモニーセントラルのバス停あたりからの景色です。
秋のシャモニーも素敵！

秋にボッソンまでハイキングに行った際の写真です。
紅葉と氷河の白のコントラストにうっとりしてしまいます。

ENSAや陸上競技場付近からボッソンの全景をきれいに望むことができます。
谷の中心部からは少し離れますが、おすすめです！