信楽から吹く風に乗り

2018/05/04 - 2018/05/07

1年間の契約社員生活を脱して、サラリーマンに戻った。生活のリズムにもなれてきたので、ぼちぼち旅行記を再開しようと思う。

さて、GWは4日に大阪で用事があったため、その帰り道で自転車に乗ることにした。新大阪からスタートし、甲賀市を経由し、岡崎まで。当初は豊橋まで行くつもりだったが、最終日は大雨になったのでそのまま輪行で帰った。

エリア 信楽(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

用事は夕方からなので、お昼前に京都で降りて、鴨川、淀川を下っていくことにした。
まずは、お昼。たまたま見つけた「ラーメン大栄」というお店は、いかにも京都ラーメンという味わいで、チャーシューの量がすごい。
その後鴨川に出たが、サイクリングロードがどこか分からず、しばらく砂利道やらを走ることになった。

木津川と合流する辺りから風が強くなり、しかも向かい風。おまけに雨まで降り出して、かなりつらい。結局予定よりかなり遅れて新大阪から2駅離れた「ジーアールホテル江坂」に到着した。大浴場があるとのことなのですぐに入るつもりだったが、17時からとのことだった。

翌日はやや風が治まり、しかも追い風。城陽市を抜けて甲賀市へと向かう。
城陽を走っていて気づいたのは、以前からお世話になり2度お邪魔したことのある歌人の木村草弥さんの自宅の近くだということだった。見たような風景なのですぐ近くまで来ていることは分かったが、住所が分からないのであいさつに行くことはできなかった。戻って地図で確認すると、ほんの100メートルほどのところを通っていた。

早めのお昼は手打ちうどんの「やまびこ」。ここも以前来て非常に印象に残るおいしいお店だったが、11時過ぎなのにほぼ満員。相変わらず非常においしかった。

手打ちうどん やまびこ 青谷店 グルメ・レストラン

お店の前には自転車ラックがあった。

それほどきつい坂ではないが、信楽までは上りが続く。

信楽は思った以上にタヌキの町だった。

駅前では陶器祭りが開催されていた。

16時前に甲賀市内に到着。
ここ水口城と歴史民俗資料館は非常によかった。とくに後者は曳山の現物が置いてあったりと東海道の重要な宿場町であったことを理解できる展示だった。

水口城跡 名所・史跡

「ホテル ニューミフク」に到着。ここは室内のトイレとバスルームが別になっていて良かった。お風呂はせっかくなので「水口温泉つばきの湯」というスーパー銭湯に行った。マッサージもあって疲れがとれた。
問題は夕飯。近くのお店をのぞくとどこも待ち行列。ホテルのすぐ近くにはうどんののれんのある古い食堂があったが、なんとなく入りづらく、結局、コンビニで弁当とお酒を買って部屋食だった。

写真は水口石橋駅前の「三筋の町 からくり人形時計」

旧東海道と国道1号が交わるところにあった灯籠。

道の駅 あいの土山
あいにくまだ開店前。

鈴鹿峠で一休み。

万人講常夜燈 名所・史跡

トンネルを抜けてちょっと下ると、左側に小さな道があり、ナビはそちらに案内する。かなり急な坂でちょっと躊躇したが入ってみると、旧東海道だった。

片山神社

坂下という宿場町らしい。

鈴鹿馬子唄会館 美術館・博物館

旧坂下尋常高等小学校、現在は鈴鹿峠自然の家として活用されているらしい。

向かいにあった鈴鹿馬子唄会館

坂を下り終わる頃関宿に到着。
以前一度来たときは、それほど重要な宿場とは知らず、並行して走る国道の方を通っていたのだが、驚くほど大規模な宿場町だった。

関地蔵院 寺・神社・教会

郵便ポスト

ちょっと変わった電車が走っていた。

四日市でお昼を食べた後しばらく走っていると、だんだん雲行きが怪しくなってきた。そして、名古屋を過ぎた辺りからポツポツと降り始めた。
ルート選択があまり良くなかったこともあり、17時過ぎに東岡崎の「スーパーホテル東岡崎」に到着。
夜は岡崎に住む知人の案内で「旨いもんや 無。」というお店に連れて行ってもらった。魚など非常においしく、また珍しい日本酒などもあり、楽しい夜を過ごした。

翌朝はかなりの降りだったので、東岡崎からのんびり輪行。浜松で新幹線に乗り換え帰宅した。