梅雨入り直後に美ら海へ　小浜島と西表島へ１＝2018年５月

2018/05/14 - 2018/05/14

　例年ＧＷは仕事で、世間の皆さんが仕事に精を出すころ連休をいただく。で、当初は5月13日から３連休の予定だったので久しぶりに沖縄の離島にでも行ってみようか。南大東島や北大東島もいいかな、楽天パックで検索するとリーズナブルな値段で旅できる。と思っていたら、13日に仕事が。仕方ないので１泊２日の駆け足で計画の練り直し。この日程だと大東島はヒットしなかったので、ほかの離島を検索してみると西表島宿泊で36200円が。未訪の島、西表も面白い。ってことで、イリオモテヤマネコに会いに西表島に向かいます

エリア 小浜島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田6時25分発那覇行きJAL901便から那覇9時35分発石垣行きJTA605便に乗り継いで石垣島に到着。直行便より乗継便のが安いって、国際線ではよくあるけど国内線では珍しくないかな。そういえば新石垣空港は初訪問だっけ

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

空港からは路線バス。往復1000円を車内で購入してフェリーターミナルへ。仕事が立て込んでいたこともあり、漠然としたプランしかなかったけれど初日は西表と同じく未訪の島である小浜島行きを決定。ただ小浜島雪は11時30分発が出たばかり。次の12時50分発まで時間があるので街中へ

久々のユーグレナモールをぶらつきつつ

ユーグレナモール 市場・商店街

石垣港へ戻り

フェリーに乗る前に腹ごしらえ

石垣島きたうち牧場 焼肉730アウトレット グルメ・レストラン

きたうち牧場の石垣牛のハンバーガー、極みバーガー(1050円）とオリオンビール

お腹が満たされ船に乗り込みます。小浜島往復は2020円なり

石垣港離島ターミナル 乗り物

30分程度で小浜島へ。レンタル自転車１時間300円で借りて早速観光を開始

借りたのはママチャリ。ただし変速なしなのが痛かった。ふだん６段変速ギア付のママチャリを使っている身としては使いづらい。標高99.4ｍ、島の中央の大岳（うふだき）への坂でいきなりへばってしまった

予想外の疲れを感じつつ大岳の展望台へ

展望台からの眺め。西表島とはわずか２ｋｍ

西大岳展望台 名所・史跡

沖縄は梅雨入りしたばかり。雨は降っていないけど雲が微妙な感じ

展望台からは黒島や鳩間島、天気が良ければ波照間島まで見渡せるはず

展望台といっても100ｍに満たない、それほどきつくないと思っていたけれど……

思いの外、アップダウンがきつく、この後は疲労が蓄積していくことに

ふと見ると小浜節の碑

さて大岳から小浜島の中心部へ、と思っていたのだけれどもどこかで道を間違えたようで……。気が付いたらマングローブが生い茂る石長田海岸の方へ向かっていた

ちょうど干潮時ってこともあってマングローブもこんな感じ

海岸沿いをゆるりと走って

マングローブの林。もう少し潮が満ちてくればなあ

マングローブ林 小浜島 自然・景勝地

ちなみに海岸沿いの道は途中で行きどまり。引き返して大通りに戻り、次に向かうのは細崎（くばざき）

甘く見ていたアップダウンにダメージを受けながら10分ほどで細崎到着

細崎 自然・景勝地

ここは国仲涼子が主演した朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の出迎えや別れの場面はここで撮影された場所

目と鼻の先には西表島。２ｋｍなら泳いでも渡れる？　後で知ったけど、ここはマンタの通り道としての有名なヨナラ水道なんだとか

海人公園 公園・植物園

平日ということもあって、ほかに観光客は１組のカップルがいるだけ

少しばかりの寂しさを感じつつ

時間があれば海人公園でのんびりすれば良かったのだけれど

島を一周して石垣島に戻り、さらに西表島までいくのが本日の予定。どんどん進みます。10分ほど細崎から小浜ハイウエイ？を進むと鬱蒼として森の一角が。ここは15世紀後半に琉球王府に対して反乱を起こしたオケヤ赤蜂が逃げ込んだといわれる森。何もなければ入ってみたいところだけれど、ここはハブがうようよいるらしい。入っちゃまずい、ので遠目に見て写真を撮るだけにしておきましょう

オヤケアカハチの森 自然・景勝地

では、先を進みましょう

このあたりはアップダウンもそれほどではなく

快調に自転車は進みます

で、たどりついたのが

小浜島のリゾートホテル

はいむるぶし。といっても、宿泊をするわけでもないので

はいむるぶし 宿・ホテル

雰囲気だけ楽しんだら、島の中心部へ

途中で出会った牛たち。石垣牛かな

この1本道は「ちゅらさん」でもお馴染みになったシュガーロード

シュガーロード 名所・史跡

シュガーロードの名の通り、道の両側にはサトウキビ畑が……。のはずが、サトウキビの収穫は終わり、放牧中の牛たちがのんびり

サトウキビの収穫は１～３月。ちょうど収穫も終わったところ。次に来るときは時期を考えておかないと

シュガーロードを進み集落側から振り返って

２時間弱、自転車で走り続けて汗だく。何か冷たいものが欲しい

うふだき荘 宿・ホテル

ってことで、うふだき荘に立ち寄ってかき氷マンゴー味（200円）をいただきます

すぐ近くには、ちゅらさんの生家として描かれたこはぐら荘が

こはぐら荘 名所・史跡

ただ、現在は一般の方が住んでいるので外観を眺めるだけにとどめます

時刻は15時36分、西表島に向かうには最終フェリーに乗るには小浜島16時40分発で石垣に戻らないと間に合わない。観光時間は１時間も残っていない。ペースを上げよう

小浜小中学校の前の大通りを駆け下り

南国の海をながめつつ下り坂を一気に

途中、右に曲がって進んでいくと西表国立公園小浜園地の看板が

ここは小浜島では数少ないトゥマールビーチ

トゥマールビーチ ビーチ

海水浴シーズンだと観光客に賑わうという話だけど、5月で16時近くという時間もあったかもしれないけれど、遠浅のビーチにはほかに人影なし

まだ少しだけ時間がある。レンタルショップで薦められたもう一つの公共ビーチへ。坂道を登ってバテバテになりながら途中、別荘エリア？を抜けていくと

ビーチに到着

彼らはサンセット・カヌーを楽しむのでしょうか

再び自転車に乗って坂を上り、港に向けて一気に下る。目いっぱい走ったなあ

16時40分小浜島発のフェリーで石垣へ。で、西表島・大原港行きの最終便17時30分で西表島に向かいます。往復2980円。40分ほどの船旅を終えると、かわいいイリオモテヤマネコのゆるキャラが迎えてくれました

大原港 (仲間港) 乗り物

イリオモテヤマネコの説明とともに「ドライバーの皆さん、野生動物の飛び出しに注意しましょう」との呼びかけが

しかし港の外は閑散としていて人の姿を見かけない

西表ではツアーに参加するか、レンタカーで回るか迷っていた。最終的にレンタカーにしようと決め、港にあるレンタカーの事務所で聞いてみようと思っていたのだけれど当てが外れた感じ（あとでホテルで聞いたら、島の生活は9時5時だから予約しないとタクシーも店じまいだよ、とのこと）

港から宿まではiphoneマップでは４ｋｍほど。まだ明るいし、歩いていくか。ところが、マップが示す場所についてもホテルらしきものが見当たらない。歩いている人もいないし、訪ねることもできない。仕方ないのでホテルに電話し、ピックアップしてもらいことに……

宿泊したのはラティーダ西表リゾート。ゆったりしたコテージの部屋は1人ではもったいない広さ

ホテル ラ・ティーダ西表 宿・ホテル

ありがたいのは温泉があること。カンパネルラの湯で一日の疲れを癒します

温泉のカギは本来、フロントで借りる形式。しかし、閑散期ということもあってチェックアウトまで預けてくれたので気軽に楽しむことができました

自転車で走り回ってお腹すいた。宿は朝食のみのプランだったので近くの居酒屋を紹介してもらう。ビールと泡盛に近海でとれた刺身、

字南風見 グルメ・レストラン

豆腐チャンプルー

最後は八重山そばをいただいて3000円。ごちそうさまでした