2018年GW　香港経由ラスベガス・ブライスキャニオンを巡る旅（その４：いよいよブライス・キャニオンへ）

2018/04/28 - 2018/05/06

2018年ゴールデンウィークはラスベガスに行って来ました。今回はチケット発券の都合上、行きと帰りは別切りのチケットだったため、行きは香港航空、帰りはユナイテッドを利用しました。ラスベガスでは、今回初めてブライスキャニオンにも行って来ましたが、あまりの素晴らしい景観にすっかり虜になってしまいました。

続いてその４。
ラスベガスを後にして、いよいよブライス･キャニオンへ。
初めて訪れる地に、期待で胸が高まります。
そこで待っていたのは、神秘的な絶景でした。

エリア ブライス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空 サウスウエスト航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

パームスプレイス最後の朝食。
宿泊時にいただいた半額クーポンを使って、パームスのバフェで朝食です。

パームズ プレイス ホテル

ホテルをチェックアウトして、出発！
拡張工事の進むI-15を北上します。

メスキートを越え、アリゾナ州に入ると、景色も変わってきます。
これまでの砂漠（Dune）から一転、荒々しく削られた山々に囲まれます。
さらにここを通過すると、徐々に緑が増えてきます。

途中のガソリンスタンドで休憩。

I-15から州道20号、US-89を経由して、ブライスキャニオンを目指します。
ラスベガスから4時間。州道12号に入った辺りで、道路脇の岩が赤くなってきました。
レッドキャニオンです。

レッド キャニオン 山・渓谷

こんなすごい景色がブライスキャニオンの前座だなんて。

まさにブライスキャニオンの入り口と言うべきトンネル。
ちょうど工事中で、くぐることができなかったのが残念。

ブライスキャニオンを見る前にホテルにチェックインです。
ブライスキャニオンで夕日、朝日を見るために、近場に宿を取りました。
あまり期待していなかったですが、そこそこ広く、電子レンジや冷蔵庫も付いていて、なかなか快適な部屋でした。
浴槽が狭いのが難点でした。

ベストウェスタン プラス ルビーズ イン ホテル

時間はまだ16時。サンセットまでは3時間あります。
荷物を置いて一息ついたら、さっそく出発。
あまり事前の情報収集をしていなかったので、まずはビジターセンターへ。

ブライスキャニオン国立公園 ビジターセンター お土産店

ガイドさんというかパークレンジャーの方が常駐していて、見どころやそこまでの移動時間なんかを教えてくれます。
地図をもらい、つたない英語であれこれ聞いて、大体のプランが出来上がりました。
夕日が19時過ぎで、その時にはサンセットポイントにいたいので、ビジターセンターそばのビューポイントは明日に回し、本日は冬季通行止めとなるスワンプキャニオンから奥を巡ることにしました。
ちなみに、ウォールストリートは通行止めとのこと。岩の壁に囲まれた木々を見てみたかったのに、残念。

まずはスワンプキャニオン。
うーん、フードゥーの奇怪な形と大きさに圧倒されます。
何だか、ひとこぶらくだみたい。

雰囲気のある枯れた森を通り抜け、奥に進みます。

ファービューポイント。

ナチュラルブリッジ。
日が傾き始めたため、ビューポイントから見下ろす形となるこの橋は、残念ながら影となってしまいました。
明日、また来ることにします。

アグアキャニオン。
標高8800フィートで、まだ雪が残っていました。

ポンデローサポイント。
斜面がフードゥーになりつつある様子が、また地層によって岩の色が異なることが、よく分かります。

シーニックドライブの終着点、レインボーポイント。
標高は何と9115フィート。道理で寒いわけです。
日も落ちてきたこの時間にここまで来る観光客はほとんどおらず、遠くの山々や盆地なども一望でき太古の昔から徐々に形成してきたこの景色を独り占めできる贅沢を、心ゆくまで堪能です。

さて、そろそろサンセットの時間が近づいてきました。
今来た道を戻り、サンセットポイントに向かいます。
こちらは大勢の観光客がいて、駐車場もほぼ満車でした。
沈みゆく太陽の日差しに照らし出される大地が、徐々に狭まっていきます。

サンセット ポイント 国立公園

何かが光臨しているような、神々しさを感じます。

カメラのモードを切り替えて。

うーん、ギリシャ神殿かパルテノン宮殿みたい。
見たことないけど。

そして、赤く照らされた山々は徐々にその明るさを失っていき、やがて夜の帳が落ちてくるのでした。

ホテルに戻る途中に、鹿の家族とばったり。
癒されます。

ホテル着。
ホテルにレストランがあることは知っていましたが、どんなレストランかよく分からなかったので、昨日のうちに夕飯の食材は準備してきました。

チリビーンズとビーフハッシュの缶詰を混ぜてレンジで加熱。
ジップロックも缶詰とあわせて購入してました。

そうです、トルティーヤにして食べました。
これなら作るのもらくちん。
我ながらナイスアイデアでした。

明日は早起きしてサンライズを見に行きます。
その５・最終回に続きます。