2018/05/17 - 2018/05/17
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ニッキーさん
妹と、「ヨーロッパやアジアへは一緒に行ったから今度はアメリカへ行こう」って訳で、ラスベガスとグランドサークル6日間のツアーに参加して来ました。
グランドサークルとはユタ州とアリゾナ州の境にあるパウエル湖を中心とした半径230キロメートルの円の中に入る地域のことで、大自然の絶景を見せる観光名所がたくさん含まれます。グランドキャニオン、モニュメントバレーなどが特に有名です。
私たちのツアーは4泊6日という短期旅行ながら、ラスベガスを起点としてグランドキャニオン、モニュメントバレーに加え、ぜひ行ってみたかったアンテロープキャニオン、ホースシューベンドへも行きました。それに大地のエネルギーが渦を巻いて噴出していると言われるパワースポット、セドナも訪れました。
アメリカの国土は広大です。なにせカリフォルニア州だけで日本の面積に相当するというのですから。
特に今回は私たち、ロサンゼルス空港から全行程をバスで回ったため、走行距離はなんと2,500km。日本で言うと、本州の北から南までを往復するに等しい距離です。それでも西部のほんの一部を回っただけ。アメリカの国土の広さをつくづく感じました。
地球の長い歴史の中で作り上げられた大自然の絶景は息を飲むばかりでした。日本では見ることのできないスケールの大きな絶景が見られて、本当に行って良かったです。
本旅行記は羽田出発からロサンゼルス到着、サンタモニカビーチの観光を経てラスベガスへ向かう道中までの様子です。その後のことは思い出しながら追々書いていきますので、どうぞ最後まで気長にお付き合いください。
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<旅行スケジュール>
★印が本旅行記で取り上げた場所
5月17日(木) ★羽田15:15発デルタ6便でロサンゼルスへ
★サンタモニカ観光
ラスベガスへ
<ラスベガス泊>
5月18日(金) アンテロープキャニオン観光
ホースシューベント観光
<ペイジ泊>
5月19日(土) モニュメントバレー観光
グランドキャニオン ビューポイント観光
<グランドキャニオン泊>
5月20日(日) グランドキャニオン朝日鑑賞
セドナ観光
ルート66ゆかりの街セリグマンに立ち寄り
ラスベガスへ
<ラスベガス泊>
5月21日(月)~22日(火) ロサンゼルス11:02発デルタ7便で帰国
- 旅行の満足度
- 3.5
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
今回の出発は羽田空港からです。
最初は成田発のツアーに申し込んでいたのですが、後で羽田発のプランが追加販売になったため、そちらに変更したのです。
千葉県に住む私はともかく、横浜に住む妹は羽田空港が圧倒的に便利なんです。
飛行機は15:15発のロサンゼルス行きデルタ。
ツアー集合は飛行機出発の2時間前です。
私たちはそのさらに2時間前に羽田空港国際線ターミナルで落ち合いました。
早過ぎるかな?って思ったけれど、旅行に出る日の朝って、家で待機していても落ち着きません。
それに、とにかく早めに空港へ行っておいた方が安心ですからね。 -
幸い旅行社の窓口も早めに開けてくれ、少ししてデルタのチェックインも始まったので、スーツケースを預けて身軽になりました。
出発ロビーにあるみずほ銀行で日本円をUSドルに換金。
レートは1ドル113.04円でした。
予約しておいた4トラベルのグローバルWiFiを受け取り、出発前にお昼ご飯を食べておくことにしました。 -
レストランや土産物が集まる4階の江戸小路へ。
まるで空港の中に街ができてしまったようで楽しいです。 -
旅に出る前はやはり和食を食べておきたい。
結局「つるとんたん」でおうどんを食べることにしました。
昼過ぎでしたが、店の前には行列が。
10分ぐらい並びました。 -
私は釜玉うどん。
-
妹は明太あんかけ卵とじうどん。
いずれも洗面器のように大きなお椀に入ってきました。
立派で高級感があるけれど、器が深すぎて結構食べづらいです。
味の方は、つるつるの太麺が美味しかったです。 -
出国審査を受け、搭乗口へ。
時間に余裕を持って空港へやって来たつもりが、意外にすぐに搭乗時刻になりました。
早めに着いておいて良かった。
デルタ6便は3-3-3の座席配置です。
私たちは窓際の2座席でした。
機内キットはクッション、ブランケット、スリッパ、アイマスク&耳栓。 -
離陸して1時間ほどして出てきたおつまみと飲み物。
グリーンティーを頼んだら、大きなカップにたっぷり。
スターバックスのカップに入っています。
ここ、コーヒーを頼むとスタバのコーヒーが出て来ます。
私も食後にスタバのコーヒーを頼みました。 -
熱いおしぼりが配られ、最初の食事が始まりました。
牛肉のすき焼き風、チキンの香草焼き、クリームソースパスタの中から、私たちはチキンを選びました。
チキンはチーズも乗っていて、味は悪くありません。
サイドディッシュのタンドリーシュリンプが珍しくて美味しかったです。
どのタイミングだったか忘れましたが、ミネラルウォーターも1本配られました。 -
夜中(?)に出て来たハーゲンダッツ。
スプーンも刺さらないほどかちんかちんに凍っていました。
機内では映画を見るのが楽しみの一つ。
デルタの視聴プラグラムは豊富なんですが、一覧表には日本語吹き替えがあるかどうかが表示されず、実際に再生してみないとわかりません。
あれこれ探し回って、結局まともに見たのは、二人とも日本映画1本ずつ、かな?
その他に私は「カーズ3」、妹は「パディントン2」を見るも、うとうとしてしまって結局半分ぐらいしか見ていません。 -
羽田~ロサンゼルスのフライト時間は9時間51分。
ヨーロッパへは直行便でも12時間かかったのに比べ、ずっと短く、かなり楽です。
気づいたら、もうこんな所に来ていました。
わ、もうすぐ着きそう! -
でも、実際にはまだまだ着きませんでした。
上の写真を撮ってから50分。
やおら朝食が出て来ました。
パンの中には温かい卵とチーズが入っていました。 -
私たちの座席はちょうど翼の上で、景色がよく見えなかったのですけど、着陸前、たまたま飛行機が傾いた時にロサンゼルス空港周辺の街並みが見えました。
碁盤の目のような道路。
住宅街でしょうか? -
午前9時、定刻にロサンゼルスに到着しました。
ここで、借りて来たグローバルWiFiをオン。
妹のスマホはすぐにつながったのに、私のスマホは何が悪いのか「ぐるぐるサイン」が回るばかり。
入国審査の列に並びながら説明書を読むも、にっちもさっちも行かず。
仕方ないのでスマホは放っておいて入国審査を受けることにしました。 -
入国審査は、まず機械にパスポートを読み取らせ、いくつか質問に答えて顔写真を撮り指紋を取る。次に係員がいるブースに並んで簡単な質問を受け、再び顔写真を撮り指紋を取るというもの。
私たちはスムーズに進んで預け入れ荷物をピックアップ、早々と現地ガイドさんと落ち合うことができました。
ところが、グループの半数がなかなか出て来ず、いったい中で何があったのかと心配になるぐらいでした。
結局、最初に出て来た人と最後に出て来た人では1時間のタイム差がありました。
入国審査でずいぶん待たされたようです。
並ぶ順番や列によって同じ便で着いてもそれだけの差が出てしまうんですね~。ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港
-
ぐるぐる状態だった私のスマホ。
気づいたらいつの間にかWiFiにつながっていました。
結局1時間ぐらいぐるぐる状態だったことになります。
いったい何だったんでしょう???
でもとにかく、良かった~。
ロサンゼルス空港からはバスで移動します。
ドライバーは小柄な黒人のおじさん、ジャクソンさん。
ガイドはこちらへ来て27年というロサンゼルス在住のTさん(男性)です。
このガイドさんが非常に仕事のできる方でした。
いろいろな場面で先手先手で動いてくれ、おかげでスムーズに観光して回ることができました。
良いガイドさんに当たってラッキーです。 -
写真はガイドさんから教えてもらったハンバーガーの店「IN-N-OUT」です。
In and Outのことで、インナンナウトみたいに発音します。
西海岸では有名なお店みたいです。
滞在中に食べてみたいと思ったけれど、結局私たち、別のハンバーガーを食べました。 -
車窓から見えたアパートメント。
一軒一軒どんな暮らしがあるのだろう、と想像してみるだけで楽しいです。
今回のツアーメンバーは総勢20名。
夫婦・親子・友人・姉妹の2名同士が8組と、山仲間の4人グループが1組。
この人数なので、バスでは一人2シートを独占できたし、10人ずつのグループに分かれて観光する際も2グループで済み、トイレ休憩も短く済んで、楽でした。 -
ロサンゼルスの高速道路。
車線の多さにびっくり!
これぞアメリカという眺めです。 -
私たちが通った中では片側7車線というところもありました。
車線変更が大変そう。 -
ラスベガスへ向かう途中、サンタモニカビーチへ立ち寄りました。
洗練された街並み。
まさに「西海岸」という雰囲気です。
写真は撮り損ねましたが、歩行者天国にしたショッピングモールのようなおしゃれなエリアがあちこちにありました。 -
サンタモニカビーチの中ほどにある桟橋(サンタモニカピア)を歩きます。
桟橋の入口にあったゲート。
この看板は有名ですよね。サンタモニカピア 観光名所
-
桟橋の中ほどにはどーんとパトカーが停まっていました。
撮影OKと言われたので写真を撮ったのですが、このパトカー、観光用?
それとも本物?
なんか本物っぽい。
おまわりさんも警備がてら観光にひと役買ってるということでしょうか?
後ろに写っているのはフォレスト・ガンプ由来のシーフードのお店、「ババ・ガンプ・シュリンプ」です。日本にも進出していますよね。 -
そうそう、これも撮っておかなくちゃ。
ちょうどカモメが写りこんで、いい感じの写真が撮れました。
サンタモニカはシカゴからつながるルート66の西の端だったんです。
ルート66は現在は廃道となっていますが、かつてはアメリカの東西を結んだ夢の国道。
名前だけが今も生きています。 -
桟橋の様子。
土産物店や販売ワゴンが並んでいます。
横手には観覧車やジェットコースターのある遊園地がありました。 -
桟橋の先端の方を見て。
桟橋は長さ700メートルあるそうです。
先端まで歩いてみたかったけれど、時間も押していたし、忙しい団体旅行ではちょっと無理でした。 -
という訳で、桟橋の中ほどからビーチを眺めた写真です。
白い砂浜にはやっぱり青空が似合いますね~。
いいお天気で良かった。
でも、このビーチ、意外に涼しいんです。
寒流が流れているため海水温が低いそうで、海で泳いでいる人はほとんどいませんでした。 -
ガイドさんの話では、あちらの山の上には芸能人などお金持ちが住んでいるのだそうです。
日本で考えるお金持ちとは桁違いなんだろうなぁ。
サンタモニカと言うと、私の世代には桜田淳子さんの「サンタモニカの風」が頭に浮かびます。
「来て 来て 来て 来て サンタモニカ~♪」
「あなたが来たらハネムーン、あなたなしではメランコリー♪」
当時はサンタモニカってどんな所なんだろうと思いながら聴いていました。
こんな所だったんですね。 -
桟橋入口の方を振り返って見たところ。
ここはいろいろな映画やドラマのロケ地になっているそうです。
「フォレストガンプ」をもう一度見直してみようかな?
今まではあまり気をつけていなかったけれど、これからは「ここ行った!」とすぐにわかるはず。 -
バスに乗ってサンタモニカを後にします。
2匹の犬を散歩させている素敵な女性の写真を撮ったら、偶然サイクリングの男性とぽつんと歩道に置かれたキックボードが写ってました。
おもしろい写真になりました。 -
ガイドさんが「ハリウッドサインが見えますよ。とても小さいですけどね~」。
ハリウッドサインって、山に「HOLLYWOOD」と看板がかけてあるアレですよね。
見えた人もいるようだったけれど、私はどこにあるのかわからないまま、とりあえず言われた方向の写真だけ撮っておきました。 -
帰国してから上の写真をズームしてみたら・・・
椰子の木の向こうの山の稜線近くに白いものが写っています。
あれかな?
本当に小さい(笑) -
ロサンゼルスダウンタウンのオフィス街が見えてきました。
-
広いロサンゼルス。
土地が広いから高い建物を建てる必要がないのか、高層ビルが並ぶのはここだけみたいです。 -
ロサンゼルスを離れ、一時間半ほど走ると、こんな景色になってきました。
アメリカ有数の砂漠、モハーヴェ砂漠に入ったのです。
モハーヴェ砂漠はカリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州、ユタ州にまたがる広大な砂漠で、私たちはまさにこの4つの州を駆け抜けたので、ドライブ中は毎日こんな眺めでした。
砂漠と言っても砂だけではなく、低木が生えています。 -
日本ではコンボイなんて呼ばれる大型トラックがいっぱい走っています。
タイヤが18輪ある(運転席の下に2輪、その後ろに一列に4輪×4列)ことから、アメリカではエイティーン・ホイーラーなんて言われるそうです。 -
写真の中央左寄り、つむじ風が渦を巻いて小さな竜巻みたいになっているのわかりますか?
モハーヴェ砂漠では所どころでこんな現象を目にしました。 -
窓の反対側だったので写真には撮れませんでしたが、何十両もある長い長い貨物列車や二階建ての貨物列車も通りました。
トンネルが無いため、二階建ての貨物列車も可能なんだそうです。 -
午後3時前、バーストウという所でトイレ休憩です。
お昼ご飯を食べていないので、皆ここで食べ物を買いました。
妹はソーセージが入ったピザパンみたいなの。
私は機内で朝食を食べて以来お腹がすいていなかったので、パス。
ドライバーのジャクソンさんは中華料理をパッケージに盛り合わせてもらって食べてました。 -
私たちのバスです。
隣りのバスを見てもわかるように、バスのタイヤも日本のバスより多いです。
バスにはクーラーボックスが積んであり、いつでも冷えたミネラルウォーターを買うことができました。
1本1ドル。
他で買うより安いし冷えてるし、これは本当に便利でした。 -
再びバスに乗って走ります。
砂漠の中にある近未来的な何か。
これ、スペインのセビリア近くでも見たことがあります。
いったい何なんだろうと思っていたけど、今回ガイドさんから教えてもらいました。
太陽熱発電のタワーでした。
タワーの周りには太陽光を集めるための反射鏡が放射状に設置されています。
この辺りは年間20日程度しか雨が降らないため、発電に適しているのだそうです。
もうすぐカリフォルニア州からネバダ州に入ります。
いよいよラスベガスに到着です。
次の旅行記ではラスベガスの様子をお伝えします。
(次の旅行記へつづきます)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ねいちゃさん 2018/06/03 02:05:50
- ご無沙汰してます。
- ホントお久しぶりです、元気にしておられましたか?
もっとも、旅行記UPされてるわけだし、ガンガン旅なさっているんでお元気なんだとはわかっているんですけども・・・。
今回はアメリカですか?!
なんかね、勝手なイメージで申し訳ないんですが、ニッキーさんとアメリカはなんかピンと来なくて、へ?アメリカなんだ~と変な驚きをもって拝見させていただきました。
で、久しぶりのニッキーさんの旅行記を拝見するわけなんですけど
相変わらずのたおやかなニッキー節に、あぁそうだったと改めて感じ入った次第です。
いつからご無沙汰してしまっているのか、もう失礼極まりないんですけど
こうやって懐かしい感じを味合わせてもらって感謝です。
4トラはホント極々たまに覗く程度になってしまって、だいぶ経つのですが
定年迎えるまではこんなペースが続くんでしょうねぇ。
今は孫と同居していて、生活環境もガラリと変わってしまって、ヨメと水入らずでゆっくりと旅することも難しくなってしまっていますが、そのうちペースを掴んでまたあちこち旅に出かけたいと思っています。
またお邪魔させてもらいますね。であであ。
ねいちゃ
- ニッキーさん からの返信 2018/06/04 21:39:25
- RE: ご訪問ありがとうございます。
- ねいちゃさん、こんにちは。こちらこそご無沙汰しております。
フォートラベルに旅行記を書くのは一年ぶりかな?
普段は他のブログサイトを使っているのですが、旅行の記録はやはり4トラが一番。旅に関心のある人が読んでくださいますからね。旅での体験やその時の新鮮な気持ちを残しておきたく、また同じような旅行をする人の参考になればと思い、4トラにはこまごましたことまで書いています。
>ニッキーさんとアメリカはなんかピンと来なくて
実は友人からも同じことを言われました。私にはアメリカへ行くイメージがないって。サグラダファミリアとかそういう所へ行くイメージだって。そうですかねぇ〜。
私は昔ボストンに一年間暮らしたことがあり、サンフランシスコやヨセミテへも行ったことがあるので、特にアメリカへ行きたかった訳ではないのですが、妹が、アメリカはハワイしか行ってないからアメリカ本土へ行ってみたいと。で、私もまだ行っていないグランドサークルに行くことにしたのです。私、歴史ある街や建物も好きですが、大自然の絶景を見るのも大好きなんです。
アメリカ西部の自然は規模が違いました。行けども行けども砂漠。日本であれば巨大な岩が一個あれば名所になりそうですが、そんなのがあちこちにゴロゴロ。グランドキャニオンの端から端までの長さは東京〜京都間の距離に相当するそうです。聞いた時は絶句しました。想像できない大きさです。地球上にはまだまだ知らない光景がありますね。
例によって、少しずつ思い出しながらゆっくりゆっくり書いていきますので、また読んでいただけたら嬉しいです。
ねいちゃさん、お孫さん達と同居ですか?それは生活が一変なさったことでしょう。ご夫婦二人旅は難しくても、お孫さんとのご旅行が増えるかもしれませんね。
またよろしくお願いします。
ニッキー
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