ギリシャ(13)　クレタ島１　クノッソス宮殿前半

2018/04/22 - 2018/04/22

　クレタ島は、ギリシャ文明発祥の地とされ、紀元前７０００年前から人が住み始め、紀元前１８世紀にはクレタ（ミノウ）文明が花開いたと言われています。そのなかでも、ミノス王がミノタウロスという牛頭人身を閉じ込めという迷宮を建てたという神話になったクノッソス宮殿が実在していたことが判明しています。
　クノッソス宮殿は約３７００年前の宮殿で、１辺１６０ｍ、４階建ての部分もあり、部屋数１２００以上という巨大な建物です。

エリア クレタ島(ギリシャ)

翌朝５時過ぎ、目が覚めたので10階デッキを探索します。
若者グループが騒いでいます。

声を掛けられたので、レディ・ガガかと返事すると大いに受けました。

まだ暗い夜明けです。

船首のマジェスティマーク

朝食後デッキにあがってみると、クレタ島イラクリオンに接岸していました。

イラクリオンとはヘラクレスに由来しているそうです。
ヘラクレスとは、ギリシア神話に登場する多くの半神半人の英雄の中でも最大の存在です。

港町イラクリオンの夜明けです。

ギリシャの南端に位置するクレタ島、2000ｍを超える山には雪が降るそうです。

あとでここからバスに乗ってクノッソス宮殿に行きます。

ミノアとはクレタの別称、古都クノッソスのミノス王 (ギリシア神話) の名にちなんでこのように呼ばれます。

６：３７　東の空から太陽が昇ってきました。

クレタ島はエーゲ海で一番大きな島で人口は60万人です。

船会社が手配するバスに乗ってクノッソス宮殿へ

8：12　現地に到着です。

入場券をもらい、この木陰をすすみ入城します。

入口にクノッソス宮殿の復元図がありました。
部屋数１２００以上の大きな宮殿です。圧倒されます。

配置図です。

西の庭から入ります。

イギリス人のアーサー・エヴァンズ卿の像です。ギリシャ神話の迷宮伝説に惹かれ、１９００年にクノッソス遺跡を発掘修復しました。

まず目に付くのが宮殿の周りに廻らされた城壁です。

　ミノア文明の特徴は「宮殿」と呼ばれる建造物です。
　宮殿は広い中庭を中心に、その周囲に多くの貯蔵庫や作業所、居住区が置かれていました。

貯蔵庫や作業所があった場所と思われます。

西の庭に孔雀が放されています。

遺構です。３７００年前のものとは考えられません。

西側には、広間や倉庫とともに、社殿、王座の間などがあり、主に神殿として用いたと想定されています。

南入口です。
牛の角をイメージしています。

南入口付近の遺構です。

王座の間や壁画の間があります。

広い中庭です。

東には女王の間などがあります。

食料保存に使った大きな壺

宮殿のあちらこちらに孔雀がいます。

西側から中庭と東側の居住区

中庭です。