2018/04/30 - 2018/04/30
91位(同エリア1302件中)
いさやんさん
4月末~5月始めにかけ3連休が急に決まり、リフレッシュがてら出かけたい!しかし自由にできる金がない!ということで、ひとまず近くの近江八幡を散策してきました。
近江八幡は彦根から見ると東近江を挟んで南隣。私は彦根南部在住なので、彦根北部へ出るのも近江八幡へ行くのも大差ありませんが、八幡堀はそこまでたくさん来ているわけでもなく、知らないことがまだまだたくさん!
カメラを買い替えたとはいえ、相変わらず粘らずサクサク撮影です。なんとなくの雰囲気だけでも伝わればと思います。
(2018年5月22日・執筆 / 2018年5月23日・誤字修正)
【主な行程(2018年4月30日・月曜祝日)】
ラ コリーナ近江八幡 → 日牟禮八幡宮 → 近江八幡日牟禮ヴィレッジ → 八幡堀
9:15頃自宅出発、14:15頃自宅到着。スマホ計測8,787歩。同行者:母。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【旅費(土産代含む)】
合計 4,090円
(内訳)
・JR乗車券(自宅最寄駅~近江八幡駅駅・往復) 480円 ※1
・近江鉄道バス(長命寺線・往復) 580円 ※2
・食事代 1,600円 ※3
・土産代 1,430円
※1 自宅最寄駅で不足分をICOCAにチャージ、母は通勤定期圏内。
※2 ①近江八幡駅~ラ コリーナ前:360円 ②新町~近江八幡駅:220円
※3 ①日牟禮カフェ:2,189円 ②たねや:160円 ③マクドナルド:850円 /(①+②+③)÷2人=1599.5円
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【目次】
(2018年4/26~5/4)
(1)自宅最寄駅(9:24発)→ 近江八幡駅でバスに乗換(9:35着・9:46発/バス) → ラ コリーナ(9:56着)
(2)ラ コリーナ近江八幡
(3)日牟禮八幡宮
(4)近江八幡日牟禮ヴィレッジ(クラブハリエ 日牟禮館→日牟禮カフェ→たねや日牟禮乃舎)
(5)八幡堀
(6)バス・新町(12:54発)→ 近江八幡駅着、駅前のマクドナルドで昼食
(7)近江八幡駅(13:52発)→ 自宅最寄駅(14:03着)
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(2018年4/26~5/4)
・ようやく春服を購入するものの、買いに行く元気がなく相変わらずオンラインショッピング。
・ホグワーツミステリー配信開始、さっそくプレイ開始。
・職場の送別会兼イベントお疲れさま会に出る、翌日も普通に朝から仕事。
・人生初めての婚活パーティーに出る。旅行ポイントを9ポイント獲得し、通算10ポイントになる。※
・小・中の同級生5人によるいつもの会に出る。私は仕事帰りに合流。翌日休みのため久々にたくさん飲む。
※ 婚活意欲の低下を阻止するため、プライベートで結婚適齢期の独身男性と1対1で5分以上話したら1ポイントとして「10ポイント貯めたら国内旅行1泊2日」というマイルールを2018年1月下旬から導入。ちなみに20ポイントで国内2泊3日、30ポイントで海外2泊3日、50ポイントで海外5泊6日、100ポイントでクルーズ旅行に行くことにしています。ポイントは旅行を手配した時点で消失。休日に知らない人と会って気を使って話すのはまったくリフレッシュにならないのが現実。
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(1)自宅最寄駅(9:24発)→ 近江八幡駅でバスに乗換(9:35着・9:46発/バス) → ラ コリーナ(9:56着)
4月上旬の10連勤に対する調整として、4月下旬~5月上旬にかけて3連休→3連勤→3連休→3連勤という超ゆるゆるシフトになりました。しかしせっかくの連休なのに遊ぶ金がない!けれどリフレッシュしたい!ということで今回は母を誘って近くの近江八幡(おうみはちまん)へ。
9:15頃自宅出発、自宅最寄駅でチャージし電車移動。ちなみに近江八幡まで電車移動中、能登川駅と安土駅の間あたりで右手に織田信長の安土城跡が見えます。昔は無料で散策できましたが今は有料。
近江八幡駅に到着後、西口のバスロータリーへ。八幡堀方面へ行くバスは「6番のりば」から。「長命寺行き」もしくは「長命寺経由」を利用すればokです。この路線は時間帯にもよりますが日曜・祝日は1時間に4本ほど。滋賀にしては多い!なお2018年5月1日からダイヤ改正しているので要注意です。 -
今のところ近江鉄道バスでICカードは使えないので、乗るときに整理券を取って降りる時に現金精算。私達はひとまず、ラ コリーナへ。近江八幡駅から「北之庄 ラ コリーナ前」まで360円。
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(2)ラ コリーナ近江八幡 -
私が関西の外へ行くとき、よく手土産として持参するのが「たねや」もしくは「クラブハリエ」のお菓子。たねやとクラブハリエはそれぞれ株式会社となっていますが、どちらも「たねやグループ」に属しており、本店も本社も滋賀県近江八幡市にあるため堂々と滋賀土産として持っていける点がgood。生産工場も県内ですし!というわけで大変重宝しているとはいえ、店舗まで行くのは面倒なのでだいたいいつもネット購入して持っていくのですが、たまには店舗にも行っておこうと思い、ラ コリーナへ初めて行ってきました。
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たねやグループのフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」のメインショップ。存在は知っていましたが、混雑することが目に見えていたので避けており、今回は八幡堀を散策がてら初来店です。
屋根は芝におおわれており季節によって色は違いますが、4月末頃は黄色がかった茶色!
こちらのお店はたねや全商品を取り揃えていたり、焼き立てバームクーヘンが楽しめたりするのですが・・・なにせ土日祝日はものすんごく混雑しているので今回はパス。というわけで私はこちらでは見るだけ! -
メインショップの軒下。混雑しているとはいえ、お店の外はのんびりした雰囲気。
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軒下から外を見るとこんな感じ。
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手前はカステラショップ&カフェ、奥がたねやグループ本社オフィス。
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メインショップ裏側。店内混雑のため、ひたすら屋外の一部(混んでない場所だけ)だけうろうろしていきます。散策する分にはいい場所だと思います。
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本社オフィス。
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本社オフィスの前から見える景色。おそらく水田のイメージ。
滋賀は田舎とはいえ開発が進み、私が子供の頃に比べ田畑が減りました。水田のある風景は、こうして守っていかないと残せない風景になりつつあるような気がします。 -
草木はただ植えればいいわけではなく、植えた後の管理がとっても大事です。
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本社オフィス。
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メインショップの裏側。水田っぽいエリアの間には畦道のような道があり通れます。
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シロツメクサがいっぱい。
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今更ながら母にシロツメクサでわっかを作る方法を教えて頂く。
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で、途中で諦める。
ちなみにこの日は曇天で、オートでパシャパシャ撮ってたツケが回り、あまりにも写真が暗いので今回はかなりの枚数を後から修正しました。いっそ自分の面倒くさがりな性格を活かして、修正しなくてもいいような撮り方ができるよう勉強しようと思います。 -
このあたりはバームクーヘンをイメージしてるらしい。クラブハリエはバームクーヘンを推しているので。
こちらのバームクーヘンは私の場合、贈呈用として利用することが多いので、日常的に食べるわけじゃないのですが・・・それでも子どもの頃から何度も食べてきた慣れ親しんだ味。バームクーヘンといえば私はクラブハリエを真っ先に思い出します。ちょうど今月16日も職場でクラブハリエのバームクーヘンを頂きました。
けど、この時は買ってないので肝心のバームクーヘンの写真はありません! -
バームクーヘン回廊(仮)から本社オフィスを見て。
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バームクーヘン回廊(仮)
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バームクーヘン回廊(仮)の屋根。
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メインショップ付近の、トイレへの道。
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遠くから本社オフィスをぱちり。手前は農園のはず。
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このあたりは、滋賀の田舎(平野部)の風景がよく再現されています。子どもの頃はこんな光景の中でよく遊んでいました。虫を追いかけたり、花を摘んだり、ザリガニを捕ったり。今でもちょっと自転車で走ればすぐにこんな風景が見られる場所で暮らしていますが、その前は徒歩圏内で見られたことを思うと、変わったなぁと。
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エリア内に普通にスズメと蝶がいました。しかし今まで虫の種類をあまり気にしたことがなく、今更ながら調べてみる。ツマグロヒョウモンのオスでしょうか?
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メインショップ裏口近くの植木。
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メインショップを帰りにぱちり。一部緑ですが、やっぱりまだまだ茶色い。
ちなみに今回、ラ コリーナは初めて来ました。ひとまず来たぞ!という達成感はありますが、混雑を考えると大ファンじゃない限りはここで時間をたくさん使うのはもったいないなーと思います。せっかく近くに八幡堀があるわけですから。
というわけで30分ほどで散策を終え、10時30分頃、徒歩で日牟禮八幡宮を目指して出発。ここから徒歩15分くらいで歩けるはず! -
ラ コリーナ向かいの田畑。
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歩いている途中で見えた八幡堀。いくつかのポイントで水郷めぐりができ、こちらの近くにも乗船のりばの一つがありましたが、今回はパス。
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なんとなく日牟禮八幡宮の方向へ歩き、
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歩き・・・ちなみに周囲は普通の民家です。
滋賀の観光地の特徴は「水」「石」「緑」かなぁと、個人的には思います。わび・さび文化というか。 -
鬼瓦。厄除けと装飾を目的とした瓦で、近江八幡は豊臣秀次が整備したエリアで昔はお城もあり、その縁で瓦製造が盛んに行われました。
ちなみに鬼瓦職人を「鬼師」(おにし)と言いまして、滋賀県内だと大津市に四代続く有名な鬼瓦工房があります。 -
普通の民家も、周囲の景観に合わせてこんな感じにリフォーム。
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真ん中からすみません、日牟禮八幡宮近くの別の神社。たぶん琴平神社。普通に集落の中にあります。
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道なりに歩いて、左手に「たねや日牟禮乃舍」のお庭が見えます。
が、ひとまずスルーして先に日牟禮八幡宮へ参拝。この時点で10時55分。途中で若干迷ったり、車が多くて渡れなかったりで思ったより移動に時間がかかりました。
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(3)日牟禮八幡宮 -
日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の神門。
他に写真がなく、これで勘弁してください。
伝131年創建の神社です。
御祭神は譽田別尊(ほむだわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめがみ)。 -
さっそく神門にて祈る人。こどもの日が近づいており、境内には鯉のぼりが。
こちらの神社にはいくつか重要文化財(ベトナムまで行った近江商人・西村太郎右衛門が献納した「安南渡海船額」(絵馬)など)がありますが、今回はそのあたりはスルーしてサクッと参拝。近江商人の邸宅が近くに多々あり、商人達から信仰を集めた神社でもあります。 -
手を清め、さっそく参拝へ。
手前はたぶん拝殿、奥が本殿です。私の主義で本殿を近くで撮影することはないので、これ以上近くの写真はありません。
こちらには二大火祭があり「左義長祭」「八幡祭」が奉納行事として行われています。近江八幡は豊臣秀次の八幡城の城下町で、廃城になった後は商人の町として発展し、近江商人を輩出しました。ちなみにこのあたりは「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」でもあります。 -
参拝後、本殿に背を向ける形で拝殿?をぱちり。申し訳ないのでもう一度参拝。お邪魔しました。
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ちょっとズーム!
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こちらは能舞台。
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めっちゃ曇天~!
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引いてみるとこんな感じで、境内の中央に拝殿(たぶん)、奥に本殿、右手に能舞台、左手に社務所があります。
参拝もそこそこに、参道へ。参道にはいくつかお店があります。 -
参道のお店の一つ、近江つけもの「山上」(やまじょう)。滋賀も近江野菜という地元の野菜がいくつかあり、それを活かしたお店もあります。
山上さんは創業80年ほど。本店は湖南市で、こちらは日牟禮店。ちなみに彦根のキャッスルロードにある店舗ではこの春から「山上茶寮」として漬け物バイキングが楽しめるようになったらしいので、そのうち行こうと思います。 -
この時は日野菜(ひのな)をめっちゃ推していて、奥のものが日野菜。好物の一つ!手前は大根で、漬け方がいくつか。
日野菜は滋賀県蒲生郡日野町原産のカブの一種で、室町時代から栽培されている伝統野菜です。滋賀県内ではカブラとは別枠で扱うのが基本という印象です。日野菜のさくら漬けが大好物で、あの苦みと甘みがたまりません。 -
こちらは近江八幡の名産品「赤こんにゃく」の味噌漬けです。何故こんにゃくを赤くしているのかは諸説あるようですが、織田信長が赤の長襦袢をまとい踊ったらしい奇祭「左義長祭」に因む説も。この左義長祭(さぎちょうまつり)は安土城下で元々行っていたようですが、今は向かいの日牟礼八幡宮で奉納されます。派手好きの信長によって地味なこんにゃくが赤くなったんでしょうか?
ちなみにこんにゃく自体は「三二酸化鉄」という食品添加物で赤くなっているだけで、まったく辛くないです!味自体は普通のこんにゃくとそう変わりませんが、歯応えがちょっと違うかも。酸化鉄で赤くなってるので、こんにゃくなのに鉄分を摂取できる利点があります。
山上さんでは味噌漬けされていたので、こんにゃく独特の風味もなく更に食べやすいかと思います。
が、まだまだ散策予定なのでここでは買わず参道へ戻り、日牟禮ヴィレッジへ。通路を挟んで隣です。
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(4)近江八幡日牟禮ヴィレッジ(クラブハリエ 日牟禮館→日牟禮カフェ→たねや日牟禮乃舎) -
参道の傍らにお店があるので、普通に灯篭があります。
なお、あくまで参道で半分は参拝客用の駐車場なので、このあたりに駐車するのは土日祝日はなかなか困難です。個人的には八幡堀観光用駐車場に車を停めて散策するか、私のようにバスで来る方が楽かなぁとは思います。観光客が多いので出入りが大変なので。 -
クラブハリエ日牟禮館(ひむれかん)。
以前はこちらが本店のようなもので、こちらで焼き立てバームクーヘンが楽しめましたが、今はその機能をラ コリーナが担いここでの焼き立てバームクーヘン販売は終了。もちろん通常のバームクーヘンの販売はあります。 -
焼き立てバームクーヘンは楽しめなくなっちゃったけど、こちらの店舗は県内クラブハリエの中でも洋菓子が豊富に揃う店舗。
滋賀県は外食文化はあまり発達せず今でも飲食店が少ない代わりにお土産文化があり、何をするにしてもお土産が欠かせません。仏壇用のお菓子、家で一緒に頂くお菓子、お客様に持って帰ってもらうお土産。お土産の趣味でその人の人柄が垣間見えると言っても過言ではなく、TPOに合わせてお土産を選びます。 -
そんなお土産文化の影響なのか、お店のメインは販売でカフェブースは店の奥です。こちらの奥にはクラブハリエ直営カフェ「日牟禮カフェ」があります。
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日牟禮カフェのお庭。お店の奥なのでめっちゃ静か。
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お庭から日牟禮館をぱちり。
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テラス席からお庭を見るとこんな感じ。
ラ コリーナ混雑に伴い、日牟禮カフェの方は穴場です。軽食メニューがないことも手伝い、11時半頃だと特に待つことなく着席。 -
メニュー。滋賀の相場的に安くはないけど、まぁ、場所代も込みってことで。
ケーキはショーケースのものを選ぶので、事前に見ておくと良いです。 -
注文し、店内をぱちり。
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母と私、それぞれ別のケーキを頼み半分ずつ食べ合う。
名前は忘れてしまった・・・手前はWフロマージュだったような。オレンジが効いたサッパリしたケーキ。 -
木いちごアッサム。ポットで580円。
ここでのんびり過ごす中で「ケーキ食べたし、これからつぶら餅食べたいし、もう昼ごはんは駅前のマクドで良くない?」という話に落ち着き、12時ちょっと前に出発。
お店を出て参道を挟んで向かい側へ。 -
こちらは「たねや日牟禮乃舎」(たねやひむれのや)。前述した通り、クラブハリエと同じくたねやグループのお店。
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たねやは元々「種家」と書き、1872年(明治5年)に京都での修行後「種家末廣」の屋号で旧八幡町池田町で創業した老舗です。屋号は後に「種家」と改名し、現在は「たねや」になっています。
クラブハリエはたねやの洋菓子部門として1951年(昭和26年)にスタートしました。クラブハリエのバームクーヘンは1973年から製造されています。 -
たねやの和菓子も色々オススメがありますが、お店まで来た時にぜひオススメしたいのが「つぶら餅」。
たこ焼きではなく、中身はお餅とあんこです。 -
1個80円なので、2個で160円。母と1個ずつ食べます。
熱々で周囲はサクサク、中はしっとり。
私の苦手なものの一つが「あんこ」なので、基本的にあんこは避けて生きているのですが、たねやのあんこは甘すぎず重すぎないので食べられる!というわけで、たねやの和菓子はけっこうペロリといけちゃう。 -
店頭で注文して食べていると、ほうじ茶のサービスが。ちょっと一服するのにオススメです。
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お店の外はこんな感じ。参道に面しているので、神社の雰囲気が。店内は和モダンな感じです。
ちなみに、たねやでの私のおすすめは「ふくみ天平」(ふくみてんびん)。ぜひご賞味頂きたいです。でも旅行記を書いている5月末くらいからは水羊羹のシーズンで、この水羊羹もこちらのものはほのかな甘みで私好み。
ちょっと一息ついて、出発。 -
たねや日牟禮乃舎のお隣は「加悦」(かや)さん。
京都の鯖寿司が販売されていました。で、試食してうっかり購入しちゃう。近江八幡に来ているのに京都のお土産を買う私をお許しください。
今は輸送網が発達しており内陸県でも魚介類を食べられますが、その昔、滋賀で食べられる海の幸といえば鯖で、湖北では「鯖そうめん」が生まれ、若狭から京都に鯖を運ぶ湖西のルートを「鯖街道」と呼んだり、鯖は滋賀にとって馴染み深い魚です。
散々、食べたところで、ようやく八幡堀散策に出発。
参道を抜けるとすぐに八幡堀です。
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(5)八幡堀 -
八幡堀(はちまんぼり)。
1585年(天正13年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築いたことをきっかけに整備されました。車も電車もない時代、琵琶湖の水上交通は非常に重要で(陸路より早く京都に着けますからね!)たくさんの船が往来していました。その琵琶湖とお堀を繋ぎ、船を城下内に寄港させ人・物・情報を集めることを目指し整備されました。 -
今は時代劇などの撮影によく使われています。近年だと「るろうに剣心」や「あさがきた」などで利用されたのが有名でしょうか?
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特にイベント等なくても、普段からこんな感じ。
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周辺で普通に暮らしているので、よく見ると生活用の看板や柵などがあります。
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整備の都合上、石畳じゃない場所もありますが。セメントに猫(?)の足跡が。
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暮らしているので、どうしても電線や排水管などが必要で、そういうものを各家がなんとか風景を損なわないよう板で覆ったり色々工夫をされています。
ちなみにこのあたりに友人麦氏のお父様の実家があります。 -
水は茶色いですが、特に匂いはないです。
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生活しているし、観光客の中には不届き者もいるので、セコムによる警備なども大事。
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こちらにも水郷めぐりのりばが。
このあたりで一度お堀から上がり、町を散策。 -
飛び出し坊や「飛出とび太」の学生服ver。
この飛び出し坊や、滋賀県東近江市発祥でノーマルは赤いトップスに黄色のボトムス。当たり前のように子どもの頃から見ていましたが、たくさん置いているのは滋賀だけだと知ったのは大人になってからです。滋賀の場合、通学路には間違いなくいて、他にも要所要所に。今でも毎日、何体かに遭遇します。 -
白雲館(はくうんかん)。
1877年(明治10年)に小学校として建てられ、今は観光案内拠点です。この辺りは、今回はパスしますが近江商人の邸宅が立ち並ぶエリアです。近江商人は、近江八幡だけではなく近江国内のいくつかの地域から輩出されており、八幡堀のこのあたりの商人は「八幡商人」といいます。
近江商人のモットーは「売り手よし、買い手よし、世間よし(三方よし)」(この言葉自体は県内日野町の日野商人が考案)ということで、地元にたくさん投資し、地方でありながらこういった洋風建築がけっこう残っています。建築家として知られるヴォーリズが近江八幡で暮らしていたことも大きいです。
ヴォーリズ建築もこのあたりに点在していますが、今回はパス。 -
日牟禮八幡宮の鳥居。橋を渡った奥が参道、橋を渡している水路が八幡堀、背後に近江商人屋敷やヴォーリズ建築などが点在しています。
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鯖を持ったとび太くん。
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よく見ると、千成亭&きむら屋さん。どちらも彦根に本店があるお店なんですけど、これは近江八幡による招聘なのか、それとも彦根による殴り込みなのか・・・
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町並みはこんな感じ。ちなみに普通の生活道路で周囲は学校もあり、このあたりは教習所の教習ルートでもあり、私は教習は近江八幡に通っていたので何度か教習車で走りました。観光客や他府県ナンバーが若干迷いながらさまよっているので、教習する側としては、まー・・・大変。いい練習になりました。
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メンタームで知られる近江兄弟社の本社もこのエリアの一角にあります。ヴォーリズは創業者の一人でもあります。
ヴォーリズゆかりの地をめぐる旅としても近江八幡は最適で、調べれば調べるほど、けっこう見所のある近江八幡。時間の都合上、今回は色々パスです。 -
町並みはこんな感じ。左に進むと八幡堀です。
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再び八幡堀へ戻る。
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飲食や買い物目的だとちょっとつらいですが、散策する分にはけっこう楽しい。
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建築物など興味のないお子様でも、橋の下をくぐったりお堀の横の飛び石を歩いたり、色々楽しいのではないでしょうか。
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船も来ます。
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うろうろ。
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ここで「ん?」と思いズームしてみたら、
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サムライがおる!
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お侍さんもこちらに気付きポーズを取ってくれた!
後ろに排水管が入ってしまったのが残念でなりません・・・まぁ、生活されているので仕方ない・・・が、撮り終えて、もういいよってことで手を振る。 -
すると、お侍さんが船に手を振る。
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ここでもポーズを取ってくれた!自販機映っちゃったけども。
自販機も他の観光地みたいに風景になじませて欲しい・・・
再びお侍さんにお礼を言って別れる。プライベート侍なのかビジネス侍なのかは謎、聞いとけば良かった・・・ -
ちょっと歩いて、レトロな鯉のぼりをぱちり。
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この辺りは近年整備されたエリア(だと思う)。
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こっちはちょっと古いけど、船の救命胴衣は最近のもの。
このあたりで散策を切り上げて、12時40頃、ぼちぼちバス亭へ移動。
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(6)バス・新町(12:54発)→ 近江八幡駅着、駅前のマクドナルドで昼食
近くの新町のバス亭から近江八幡駅へ出発。新町~近江八幡駅は220円。5月1日からダイヤ改正となっているので、お気をつけください。
駅まではバスで10分ほどなのですが、GWの混雑でけっこう時間がかかりました。13時20分頃、駅前のマクドナルドで昼ごはん。久々のマクド。子どもの頃、しょっちゅうマクドナルドに連れてきてもらったせいか、懐かしい味となっておりなんか定期的に食べたくなります。こちらで時間を調整。田舎なので、電車の時間を調べてから行動というのが鉄則です。
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(7)近江八幡駅(13:52発)→ 自宅最寄駅(14:03着)
事前に自宅最寄り駅でチャージしていたので、近江八幡駅ではICOCAでピッと入るだけ。13時52発。自宅には14時15分頃到着!お疲れ様でした! -
今回のお土産、近江八幡へ行ったのに京都土産、加悦ファーマーズライスの「京みそ焼鯖寿司」!
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中身はこんな感じ。
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けっこう肉厚!
鯖寿司苦手な方でも、味噌だし焼いてあるしで、しめ鯖に比べて生臭くないので食べやすいかと思います。こちらはこの日の我が家の夜ご飯になりました。
以上!近江八幡のショートトリップでした!ここまで読んで頂きありがとうございました!
というかやっと書きあがった~!5/1から仕事の合間や電車移動中、休日などにぼちぼち書き進めて、3週間がかりでやっと。謎の達成感です。今後もぼちぼち出かけて、ぼちぼち書いていければなーと思います。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ももであさん 2018/06/06 22:44:25
- The Birds
- いさやんさん はじめまして
いさやんさんはひこにゃんでしたか。
同じく、アミンチュです。
ちょうど1年前でしたよね。彦根にブルーインパルス
がやってきたのは。見られましたか?
前日の演習飛行と合わせて2日連続で見ましたよ。
湖の向こう側ですが、よろしくお願いします♪
ももであ
- いさやんさん からの返信 2018/06/07 13:38:08
- Re: The Birds
- ももであさん、はじめまして。
いいね&コメント頂きありがとうございます♪
アミンチュ仲間でしたか!湖の向こう側ということは湖西の方ですかね?
昨年6月にブルーインパルスが来てくれてましたね~!残念ながら前日の演習も当日も勤務中だったので、職場から見てました!
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!
いさやん
- ももであさん からの返信 2018/06/07 18:35:17
- 目には目を フォローにはフォローを
- ひこにゃんさま
ストーカーになっていただきありがとうございます!?
ストーカー返し!! これでお互い悪いことできません!?
世間の休日にお仕事ですか。それで今日はお休み?
その方が良いこともたくさんあるでしょうね。
彦根近辺の情報もぼちぼち教えて下さい。
今後ともよろしくお願いします♪
大津ひかる
PS)やっぱり目には目薬が良いですね。
- いさやんさん からの返信 2018/06/08 09:43:50
- Re: The Birds
- 大津ひかる さま
こちらこそフォローありがとうございます♪
確かにこれでお互い悪いことできませんね!笑
4トラは出先での待ち時間などに覗いてるので、昨日も今日も仕事です。
土日祝日仕事なのはサービス業の宿命ですが、その代わり旅費が比較的安く済むのがありがたいですね!
今後ともどうぞよろしくお願いします♪
ひこにゃんのしもべ いさやん
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