スリランカ・シンガポールのんびり旅行(スリランカ8日目/ヌワラ・エリヤ- ヘリタンス　ティーファクトリー）

2018/04/09 - 2018/04/27

スリランカ8日目。

キャンディからヌワラ・エリヤに移動し、この旅のハイライトの一つ、昔紅茶工場だったホテル、ヘリタンス・ティーファクトリーに宿泊します。

ここはヌワラ・エリヤ地域の他のコロニアルホテルに比べると、素朴な感じが宿泊費の高さに見合っていない気がして、当初は泊まる予定ではありませんでした。

しかし、コロニアルホテルにはあまり心が惹かれないし、本格的にトレッキングをするわけでもないのでエッラやハプタレーで宿泊するのもなんか違うかなあ。

いろいろ悩んだ結果、茶畑の風景が素晴らしいこちらがいいのではないか？と、思い切って宿泊を決定。

予算の都合でわずか一泊ですが、チェックインからチェックアウトまで時間いっぱいに満喫しますよ～。

朝、8時半ごろホテルをチェックアウトすると、ドライバーのお兄さんがちょうど近くのホテルにいるとのことで、車寄せで少しお話ししました。

三兄弟全員日本で働いた後でスリランカに帰ってきて、ドライバーをやっているとのこと。お兄さんは非常に日本語が堪能で、細かいニュアンスも通じ敬語も完璧、ガイドもやっているそうです。宝石が買いたいのなら、いい店を紹介するので弟聞くといいよ～と営業されたのには少々苦笑。でもまあ、しつこくないのがいいところです。

エリア ヌワラエリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

スターフルーツはまだ熟していない時期だったのかな、ちょっと渋かったような

この旅で、多分一生分のパパイヤを食べました

シナモン シタデル キャンディ ホテル

暑いからよくスイカジュースを飲んでました

さっぱりして美味しい

シナモン シタデル キャンディ ホテル

キリ・バット（ココナツミルクで炊いたご飯）で結構お腹いっぱいになります

シナモン シタデル キャンディ ホテル

バナナケーキが美味しい

シナモン シタデル キャンディ ホテル

つづら折れの山道をヌワラ・エリヤに向かいます。乗り物酔いしやすくて、ここ数年は特に飛行機でも酔う始末。この日も酔い止めを飲んで、ガムを噛みながらの移動です。

キャンディを出てしばらくすると茶畑がどこまでも続く素晴らしい風景が広がっていました。

途中のビューポイントで車を止めると茶摘みの方が。が、不自然な場所でお一人しかいなかったので、通りかかりの観光客を待ち構えていた模様。
摘み取った茶葉をドライバーに手渡してくれましたが、これを受け取ったがために200ルピー請求されて苦笑。100ルピーでも多いくらいなのに、それより細かいのがないので100出したら財布を覗き込んでもう１枚！と。安い賃金でかわいそうなんだよ、とドライバーは言いますが、余計なことをしてくれるわ～、と少しムカッとした瞬間。

おそらくランボダの滝付近。ドライバーさんは、どうも固有名詞を覚えていないのか、言ってもわからないと思っているのか、お寺、とか滝、としか説明してくれない（英語の方が得意な方なので、英語で聞いても）。ガイドブックの地図やgoogle mapを見て「ここは～だよね」と尋ねても明らかに違うスポット名を言ってきたり。優秀な兄に対してダメな次男坊なのか・・・？まあ、悪い人ではないしガイドじゃ... (以下略）

電池を食うだろうからと止めておきましたが、他にも通りすがりの絶景スポットがあったので、ＧPSのログを取っておけばよかったなあ。

なかなかの絶景です。ここに面してホテルが２件ほどありました。ここはおそらくオークレイホテルティーブッシュランボダかな。ホテルの敷地をちょいと失礼して通り抜けさせてもらい滝の近くに。

Ｄamro（旧ラブーケリー）の看板がところどころに見られます。30分以上走ってもずっと茶畑が続く！

マックウッズ ラブーケリー ティー センター 文化・芸術・歴史

マックウッズ ラブーケリー ティー センタに到着。こちらで指定して立ち寄ってもらいました。他のティーファクトリーにも行きたかったけど、ホテルに早めに到着したかったのでここだけにしました。

マックウッズ ラブーケリー ティー センター 文化・芸術・歴史

中国の団体さんが、紅茶を爆買いしてました。とても品質の良いお茶らしく、ドライバーさんも自宅用に購入。200g以上の大容量の商品が多い中、私は100gの小さめのOP １缶だけ購入しました。ここヌワラ・エリヤはハイ・グロウンの紅茶の産地。どちらかというとフルーティで青臭さのないミディアム・グロウンや、スモーキーでどっしりとしたロウ・グロウンの方が好みなので、旅の終わりにコロンボ付近でまとめて買う予定です。茶園や銘柄など、全然詳しくはないですが、なんとなくこれまで紅茶を飲んできての好みです。一般的にはハイ・グロウンが高級とされているので、貧乏舌なのでしょう。

マックウッズ ラブーケリー ティー センター 文化・芸術・歴史

マンツーマンで紅茶製造の解説をしてくれました。数字の羅列でイマイチ頭に入ってきませんでしたが、1000人もの従業員がいるそう。

残念ながら機械は稼働しておらず。

マックウッズ ラブーケリー ティー センター 文化・芸術・歴史

マックウッズ ラブーケリー ティー センター 文化・芸術・歴史

出荷待ち。工場の売店で売っている分は別として、こちらの茶園の銘柄がそのまま流通しているわけではないみたいですね。この後コロンボでオークションにかけられ、いろいろなメーカーの製品になるそう。

マックウッズ ラブーケリー ティー センター 文化・芸術・歴史

紅茶（無料）と有料のケーキをいただいてきました。お昼時だったためか、残念ながら（本物の）茶摘みの方の姿を見かけませんでした。広大の敷地のどこにいたのかな？

マックウッズ ラブーケリー ティー センター 文化・芸術・歴史

13時ごろヌワラ・エリヤ到着。ホテルへ急ぐあまり昼食はスキップ。ドライバさん、ごめん。ヌワラ・エリヤの可愛らしい郵便局。中心部の周辺にはゴルフ場あり、競馬場あり、湖あり、素晴らしいコロニアルホテルありで、まさにリトル・イングランドと呼ばれるにふさわしい、可愛らしい街です。が、北国暮らしの私には、コロニアルな風景があまり心に響いてこないので、ティーファークトリー宿泊にして正解だった。

手書きの文字がいい味出している

切手

市街地は渋滞しており、少々やきもき。山道を行き、ようやくヘリタンス・ティーファクトリーのサインが見えました。ここからさらに登っていきます。

ホテルが見えた！本当に紅茶工場そのものの建物。周囲には野菜を栽培している段々畑、茶畑が広がっています。ここにして良かった！14時ごろようやく到着。丁度チェックインできる時間です。もう１時間朝早く出発してチェックイン前にこちらでゆっくりランチを取れば良かったな。

ロビーの応接エリアでチェックイン。なにやらスパイスと氷砂糖を手渡されます。そのまま食べて、と。おでこにサンダルウッドの粉末をつけられて、不思議な歓迎の儀式にワクワク。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

良い香りのするおしぼりとスパイスティーが振る舞われます

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

豪華さはありませんが、とても落ち着くインテリア。ホテルといよりもイギリス貴族の別荘にでも招かれたような感じがします。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ウェルカムフルーツがイチゴ。ヌワラ・エリヤらしいですね。たっぷり1パック分くらいある。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

さすがティーファクトリー、ミルクティー用に牛乳まで備え付けられています。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ティーバッグではなく、茶葉が二種類も！小ぶりのポットも用意されて至れり尽くせり。封を開けなかった方をいただいてくるのを忘れました orz

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

部屋は３階部分です。向かい側はホテルのリサイクル施設。一番安いレートのため、残念なが（以下略）...

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

アメニティの石鹸、シャンプー類はお茶の良い香りでした

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ホテル内を探検

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

手書きのお天気情報がいい味出してます

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

アクティビティ情報がさりげなく掲示されてます

茶摘みとテイスティングがセットになった体験もあったらしいが、こちらは後で写真を見てきがついた... 残念

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

この茶摘み体験に申し込みます。350円弱。
別途チップを渡すとしても、申し訳ないくらい安い参加費。このアクティビティ込みの宿泊料と思って貪欲に参加します。

ホテルの人が積極的にアクティビティについて教えてくれないのが残念だったかな。部屋のホテルディレクトリでチェックしてと言われたけど、そちらには記載が無かった～。事前に口コミサイトでみて茶摘み体験を知っておりましたが、気がつかない人もいるのではないだろうか。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ここで製造された紅茶を販売しています。少量パックのものを購入してきました。程よい渋みがあって好みの味です。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

手動でドアを開閉するクラシックなエレベーター

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ホテルスタッフの制服が凝っていていちいち素敵なんです

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

テラス

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

なんとも可愛らしい庭

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

茶畑に囲まれています
素晴らしいロケーション

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

茶摘み体験に参加。服の上からサリーを着付けしてくれます。ホテルの敷地内のその辺が茶畑！

一芯三葉（二葉だったかな・・・）で摘むように言われましたが、すでに結構摘まれてしまっているエリアなのか、いい感じの新芽がなかなか見当たりません。詰んだ葉で実際に茶葉を作ってくれるので、結構必死で摘んでいきます。三葉より下の方の葉も摘んじゃったかも・・・。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

このかわいらしいMini tea factory！興奮します。

実際に機械を動かして製茶過程を説明してくれます
小規模だけど、お昼に見学したDamroよりもわかりやすい～

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

テイスティング

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

いい感じの湯沸かし器

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

16時ごろ、ハイティーをお願いすると準備に40分かかるよ～と。実際には20分ちょいでできました。ランチをスキップしているのでお腹ペコペコ。

外資系ホテルの高級ハイティーとはちょっと違った感じのローカルスナックが中心。お味は大して期待はしていなかったけど、なかなか美味しかった。食べきれなかった分は包んでもらってお部屋に持ち帰ります。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

すぐ目の前で茶摘みが！ホテルの方のようです。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

こちらは列車のレストラン。車掌さんの制服を着たスタッフの方にレストランにお誘いを受けましたが、ハイティーでお腹一杯なので夕食はパスします。アラカルトだったら試してみたかったんだけど、プリフィクスじゃ食べきれないから・・・。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

この霧が良い茶葉に欠かせないのですね

雨が降ってきたので中に入ります

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

Dinnerのドレスコード

このホテルに泊まるにあたって、一応ワンピースでおしゃれしています

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

夕方になると石炭ストーブに火がくべられました

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

7時ごろ、地下のボイラーが稼働して発電設備？が動き出します

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

レストラン前にバーが出現。工事夫の格好をしたバーテンダー！

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

粋な演出だねぇ。

夜は部屋で紅茶を淹れて、ウェルカムフルーツのイチゴとハイティーを持ち帰ったものを少々つまみました。良い香りのバスジェルを使って久しぶりに湯船に浸かってゆっくりのんびり。

曇っていたようで、星空が見られなかったのだけが残念～。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル