フィギュアスケート三昧な日々:STARS ON ICE横浜公演、Continues with Wings、日本橋高島屋「羽生結弦展」

2018/04/13 - 2018/04/17

2つのアイスショー観戦と１回のライブビューイング、「羽生結弦展」をまとめました。

3月下旬ミラノの世界選手権で試合シーズンが終わり、4月はオフシーズンのアイスショーが始まる季節です。これまたファンにとっては楽しみなシーズン。

まず、横浜アリーナで4月6日から3日間開催された「スターズ　オン　アイスジャパンツアー2018横浜公演」の初日に行って来ました。やっぱり一流スケーターの演技はいいなあと大満足でした。

次は武蔵野の森総合スポーツプラザ・アリーナで羽生結弦選手の平昌オリンピック金メダル凱旋公演「Continues with Wings」が4月13日から3日間開催されました。初日には現地会場で、そして3日目には東京ミッドタウンのTOHOシネマズ日比谷で、ショーのライブビューイングを見ました。
このライブビューイングは武蔵野の森まで来られない全国のファンのために、全国66ヶ所の映画館でショーをライブ中継してくれるというサービスでした。このライブビューイングも現地ではないものの、大画面でみられるのがうれしかったです。

同じ時期、4月11日～23日まで日本橋高島屋で開催された「羽生結弦展」にも足を運びました。こちらは連日大行列が伝えられ、いつ行ったらすいているのか情報を調べていました。
17日（火）の開店前から並びましたが、並んでから30分ほどで見ることが出来ました。写真だけでなく、衣装、スケート靴、作文、2013年の世界選手権金メダルなど貴重なものをじっくり見ることが出来ました。

ショーや写真展は撮影禁止が多いので、写真は多くありません。

エリア 調布・狛江(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄

4月6日、横浜アリーナで行なわれる「スターズ　オン　アイス」に行きました。JRの新横浜駅で降りて徒歩5分ほどです。横浜アリーナに行くのは初めてでしたが、陸橋、通路をいくと、わかりやすかったです。

右手に見える白い建物が横浜アリーナ。見えてきました！このあたりで気持ちはワクワクし始めます。

横浜アリーナ 名所・史跡

横浜アリーナ入場口の上には「スターズオンアイス」と浮かび上がっています。記念に写真を撮っている人も多いです。

横浜アリーナ 名所・史跡

ロビー中の様子。すっきりしてわかりやすい。

ロビーに貼ってあったアリーナのブロック図。私はCブロックのSS席。

横浜アリーナ 名所・史跡

スケートリンク図。Cブロックはショートサイドです。

座席から見るとこんな感じ。SS席の3列目となっていましたが、前2列は誰もいなかったのでいちばん前というわけです。これは、目の前に柵があってよく見えないので3列目からにしたようです。
最前列スペシャルシートとの間に数ｍの距離があります。これが数千円のお値段の違いとなるのかな。

ショーの最中は写真撮影禁止ですから、写真はありませんが、このスターズ、ほんとうにすばらしかったです。スターズというだけあって、ほぼオリンピック、グランプリファイナル、世界選手権のメダリストが出場。今回は足を痛めていた羽生結弦選手とアメリカのネイサン･チェン選手は出場しませんでした。これだけは少し残念。
とはいえ、スケーターのレベルが高くてさすがの演技です。日本女子は、紀平梨花、宮原知子、樋口新葉、坂本花織、三原舞依、本田真凛選手が出ました。
宮原選手、樋口選手は、2週間前の世界選手権で、銀メダル、銅メダルと表彰台に上がったこともあり、演技もジャンプを多く跳んで、メダリストの矜持を見せてくれました。
男子は宇野昌磨君、田中刑事選手、織田信成さん、アイスダンスのカナ・クリ組、ペアの須崎・木原組と日本勢はそれぞれにすばらしくて、拍手で手が痛くなりました。

ジェフリー･バトル振り付けの群舞はいつもかっこよくて大好きです。今回もカラフルなTシャツを着た男子たちが、大人っぽい魅力を見せてくれました。
ロシアのザギトワ、メドベージェワ、アメリカのケイトリン・オズモンドもほんとうにきれいで妖精のようにかわいかったです。

スピードスケートの小平奈緒さんと高木美帆さんがゲスト出演されて、織田信成さんが聞き役。スピードスケートの走りも見せてくれて、その低い姿勢はテレビで見たとおり。スピードスケートはフィギュアに比べて、長いエッジを使うそうです。
パシュートも宮原選手、坂本選手と一緒にリンクを周回して盛り上がりました。

エンディングでは、こんなショーを見られてうれしいな～と思ったら、感極まって胸がいっぱいになりました。
大満足のショーでした。

次は4月13日、武蔵野の森総合スポーツプラザ　メインアリーナでの「Continues with Wings」です。
これこそ、待ちに待っていた羽生選手の金メダル凱旋ショーです。チケットが当たったことさえ信じられなくて、ふわふわした気分で会場に向かいました。
グッズを買うために、友人たちは昼前から行って並んでいましたが、私は物欲が少ない（笑）。開場して行列がはけた頃に到着して入りました。
京王線飛田給駅から徒歩数分です。１本道でわかりやすいですね。

羽生選手の「羽」が踊っているデザインの看板。

なんと、今回はロングサイドの最前列！
２枚チケットが当たって、1枚を譲った友人と「キャー」と手を握り合って喜びました。
ショーの前にリンクサイドで写真を撮りました。入れ代わり立ち代り、観客はリンクを背に記念写真。スタッフさんは見ても何もおっしゃらないのがうれしい。

羽生選手がトークをするステージは南側ショートサイド。自分は最前列なのに、この南側ショートサイドが羨ましかったのは贅沢というものですよね（笑）

北側ショートサイド方面。
ショーが始まってからの写真はありませんが、感想は、もうただすばらしくて感激したのひと言です。そして幸せでした。私ってこんなに騒げるんだというほど、「ワーワーキャーキャー」しました（笑）
事前には、羽生選手は足首のリハビリ中のため滑らないという話でしたが、終盤に16歳当時のかわいいピンクの衣装でリンクに出てきたときはびっくりしました。目の前で演技が見られる幸せ。
このショーはファンの気持ちに添った配慮が随処に見られる、とても気持の良いショーで感謝の気持ちでいっぱいです。

ショーが終了した９時ごろ、フィギュアスケートの友人６人と飛田給駅近くの「華屋与兵衛」に集まって、遅めの夕食です。1万人近い観客が一斉に会場を出るので、お店に入れないのではないかと考えて、友人の一人が前もって華屋与兵衛に予約をしてくれていました。
すぐに出てくるものをと、私は三色マグロ丼。980円（税抜き）、安くておいしかったです。遠くまで帰る人のためアルコールなしの短めな夕食でした。友人3人が平昌オリンピックに行っていたので、韓国のお土産もいただきました。

ここからは4月15日（日）。東京ミッドタウン日比谷のTOHOシネマズで、「Continues with Wings」3日目のライブビューイングを見ました。
最初は1日だけでも実際の会場で見られたからいいと思っていたのですが、やはり別の日も見たくて、あとからライブビューイングを予約しました。

ミッドタウン日比谷は３月29日にオープンしたばかり。日曜日のこの日は開業２週間ほどとあって、大変に混雑していました。
４階にあるTOHOシネマズに行くエレベーターがなかなか来ず、開演時間に間に合うか不安になって、エスカレーターに乗りましたが、このエスカレーターが、ぐるっと店内を廻ってから次の階に行くように設計されていて、なかなかに不便。

東京ミッドタウン日比谷 名所・史跡

あせりながら、ようやくTOHOシネマズにたどり着くと、窓から日比谷公園の緑が見下ろせました。この写真は終わった後に撮ったもの。

この日の会場は153席です。アイスアリーナと違って、椅子は大きくゆったり。映画館ならではの持ち込み可のドリンクと食べ物。普通のアイスショーでは席で飲食禁止ですから、こういうのはありがたいです。
しかも映画館は座席数が少ないので、トイレや出入りの行列が少なくて楽々。

ライブビューイングの最もいいところは大画面で、スケーターの顔が大写しになること！顔が2mx2mくらいなんです（笑）。しかも普通のリンクでは、スケーターは瞬時に50m先に滑って行ってしまうので、追うのが大変。ここではカメラが追ってくれるので、いつも大きく見えてます。
羽生選手も会場から「ライブビューイングの皆さん」と声かけしてくれているので、会場にいる気分とちっとも変わりません。映画館では実際の会場より、少しおとなしめな観客でしたが、私は1日目の会場の様子を思い出して、やっぱり「ワーワーキャーキャー」（多少は小声です）

ライブビューイングチケットは4,000円で、映画館のロードショーに比べると高いのでは、という声があったのですが、アイスショーの価格からすると4分の１くらいの安さです。この価格でゆったりした椅子で、大画面を見られるなら、実際の会場で豆粒席よりも、私はライブビューイングを選んでもいいと思います。

さて、4月17日に日本橋高島屋の「羽生結弦展」に行きました。
連日、大混雑で行列が長いということ、限定グッズが完売していることなどツィッターに上がってきていました。

日本橋高島屋S.C. 百貨店・デパート

開店早々ならあまり並ばないかもと考えて、展覧会の7日目、10時10分に日本橋高島屋に到着。高島屋の開店は10時半です。
この写真は帰りに撮りました。

係りの方に誘導されて、正面玄関ではなく横の入口から入って、そこで2列で並びました。この場所には20～30人くらい。5分ほど待って、エスカレーターで７階まで行きました。

2階から見た、1階グッズ売り場のようす。これも帰りに撮ったもの。

7階からは階段で、行列の最後尾につきました。もうこんなに並んでいたことに驚きました。このとき100人以上はいたと思います。くねくねと曲がった行列が前方にあって、先はよくわかりません。

列は幾重にも曲がって、思ったよりも長くて、少しづつ進んでいきます。

そのときに近くで撮れるものは撮影しました。

これはスマホのアプリをかざすと、動いて見えるというものかな。

アプリを入れてないので、見られません。

主催の読売新聞や、サイン、戦績などが貼られています。

スポンサーのコーナーです。布団ね。私は前に夏用クール敷きパッドを買いました。これ、ひんやりした肌触りでとてもよかったですよ。

30分ほど待って会場に入れました。ここで記念撮影をする人が多くいましたが、1人だったのでスルーです。

ここからは写真はありません。報道写真は以前から目にしているものも多かったので、衣装、スケート靴、メダルなどを重点的に見ました。
衣装は小さい頃のかわいい「草競馬」から、震災直後の「白鳥」、「パリの散歩道」、「SEIME」の初代衣装、「ホープ＆レガシー」など。
どれも、手が込んでいてほんとうに美しいです。「SEIMEI」は精緻な刺繍と小さな金の羽根のようなものが縫い取りされています。ホプレガはギャザーと、色のグラデーションが緑からネイビーと美しいです。

日本橋高島屋では、4年前のソチのときに「浅田真央展」を見ました。真央ちゃんのときも衣装の美しさに目を奪われましたが、今回も衣装を見られたのが、ほんとうにうれしかったです。衣装の美しさ、細さ、ズボンのお尻の小ささ、足の長さ、どれを取っても、近くで見ると感心します。

スケート靴はそんなに使い込んでいるようには見えないけれど、右足の前の部分に傷がたくさんあって、激しい練習を物語っています。

別の部屋に能登直さんと田中宣明さんの写真が展示されています。この部屋に行くと、雰囲気がちょっと変わります。リラックスした表情の羽生選手の笑顔が見えます。試合の写真も表情の一瞬を捉えた芸術的なもの、カメラマンの愛を感じる写真ばかりです。

会場を出るとグッズ売り場が別にあって、整理券を渡されました。欲しい物はすでに売り切れているということだったので、見ないで帰りました。じっくり見て1時間ほどでした。こちらも満足でした。

こちらは公式サイトよりお借りした内部のお写真です。衣装の細かい美しさがわかります。

この羽生結弦展は全国をまわっていますので、お近くに来た際は、ぜひご覧になってください。
主催の読売新聞のサイトです。http://yomiuri-photo.com/yh/

おまけです。
この後の4月2２日に仙台で凱旋パレードがありました。行くことを迷いましたが、基本、人ごみは苦手なので、家でテレビを見ながらお祝いしました。応援Tシャツを通販で買い求めました。これが届いただけでも、うれしくなりました。

22日の凱旋パレードは、約11万人というすごい人出でしたね。テレビの前で見ました。羽生選手、おめでとうございます！そして、応援してきてよかったと思わせてくれて、ファン冥利に尽きます。

この旅行記へのコメント （6）

• ゆずのはさん 2018/08/16 20:12:29

  初めてコメントさせて頂きます。

  yoshieriさん、こんばんは。
  
  スケート関連の旅行記を感心しながら読ませて頂きました。私の場合は、他の旅行と兼ねるので、かなり大雑把なのに、yoshieriさんのはとても詳しく書かれていて素晴らしいです。またお邪魔させて頂きますね。
  
  今年はまだ羽生選手の公開練習がなく、新プロがどんな物になるのか想像がつきませんが、多分、ファンの斜め上を行くプロと衣装で楽しませてくれるのではないかと、勝手にワクワクドキドキしています。
  
  まだまだ暑い日が続きますので、どうぞご自愛くださいね。
  
  ゆずのは

  yoshieriさん からの返信 2018/08/17 09:36:36

  RE: 初めてコメントさせて頂きます。

  ゆずのはさん
  コメントありがとうございます！
  
  ゆずのはさんの旅行記は観光情報、ホテル、おいしい食べ物があって参考になります。
  アイスショーに行くなら、その地の観光も楽しまなくちゃあ〜〜ですね。
  
  私もアイスショーに行くようになって、以前ならきっと行かなかったであろう土地を訪れるようになって、行動範囲が広がりました。
  
  本当に今期の新プロはどうなるんでしょうね。公開練習がなかったところを見ると、2連覇で気持ちも一段落、マイペースでやっていくような感じを受けるのですが。
  曲目、衣装も楽しみですね。
  
  シーズンが始まったら、また興奮の日々が待っております…・笑。
  ゆずのはさんもご自愛くださいね。
  
  yoshieri

• 白玉さん 2018/05/09 23:28:22

  うーん、最高！

  yoshieriさん、こんにちは。
  端的にいって最高の旅行記ですね!
  もう読む前に「いいね」押してしまいましたよ(笑)。
  
  笑っちゃったことが二つ・・・
  ①　私もスターズオンアイスの大阪公演に行きました
  　　今その旅行記を書いているのですが、感想がyoshieriさんと丸かぶり!(笑)
  　　別に盗作ではないのであしからずご了承ください(笑)
  ➁　CWW・・・華屋与兵衛(笑)(笑)(笑)
  　　このお店には本当に昨年末からお世話になりっぱなしです
  　　私達も金曜の夜　近くのお店で少しだけおしゃべりしていました
  　　なんだか不思議な気分ですねー
  
  スケートって本当に面白いですよねっ!
  さあ、本格的なショーシーズンの始まりですよー。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白玉
  　　
  

  yoshieriさん からの返信 2018/05/10 09:38:25

  Re: うーん、最高！

  白玉さん
  こんにちは～
  読む前からの「いいね！」ありがとうございます～笑
  
  白玉さんのスターズオンアイス大阪公演と丸かぶりww~　これはup早い者勝ちの世界なのか、いいえ、ファンは感じることが同じということですよね。
  
  Cww、白玉さんも会場にいらしたんですよね、同じ空間、時間を共有したもの同志の連帯感を感じるわ～　華屋与兵衛の三色丼写真は唐突（笑）ですが、便利なお店です。白玉さんも近くに･･･（＾＾）
  
  白玉さんの大阪公演記、かぶり具合楽しみにしています～
  
  yoshieri
  
  

• みやさん 2018/05/09 06:56:58

  4月は本当に多忙でしたね

  yoshieriさん
  
  4月のスケート関連まとめ記事、楽しく読ませていただきました。横浜アリーナや、日本橋の高島屋、ライブビューイングは自分は行っていないので、ああこんな感じだったんだなあ～と。ライブビューイングは凄くアップが迫力あったそうですね。田舎ではやっていなかったのでうらやましいです。しょうがないので家で観ました（笑）
  ＣＷＷも、最前列で良かったですね。私はロングサイドの方が圧倒的に好きなので、絶対にそちらがいいですよ！！最前列からだと写真もやっぱり迫力がありますね。
  
  5月も後半からずっとショーで羽生選手の足は心配ですが、ファンもまた忙しい日々が始まりますね。新プロを想像しながら待ちたいと思います。

  yoshieriさん からの返信 2018/05/09 14:30:21

  Re: 4月は本当に多忙でしたね

  みやさん
  コメントありがとうございます！
  4月はフィギュアファンにはうれしい忙しさでしたね。羽生選手もCWWの他に園遊会、首相官邸の表彰式などで忙しかっただろうと思います。
  ライブビューイングは、とにかく画面が大きいのでおススメです！
  
  5月後半からまたアイスショーも目白押しですが、ほんとうに羽生選手には無理をしないでいただきたいですね。トークショーだけでも大満足です（笑）もちろんジャンプなしの演技も大歓迎です。しばらく楽しみなシーズンが続きますね。
  
  yoshieri