2018年GW花蓮旅行③吉安サイクリング＆美味しいごはん！

2018/05/02 - 2018/05/03

旅行も4日目、天気は晴れ！
今日は唯一の計画的観光、慶修院へ行って吉安サイクリングをします。
そして花蓮ならではの美味しいものも当然、外せないよね！
蓮の花鍋を食べに行くのも大きな目的です。

エリア 花蓮(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

快晴！
今mでで一番天気の良い日です。景色が気持ちいい！

まずは洗濯をしにランドリーへ。
すぐ近くに24時間営業のコインランドリーがあるのはとっても便利。

中はこんな感じ。
洗濯機と乾燥機に分かれていて、洗剤も売っていて、使い方の張り紙もあるのでわかりやすい。

洗濯しながらちょっと買い物にコンビニに、と思ったら店内にわんこいた！
さすがにコンビニの中にわんこって珍しいです。台湾の犬は繋がれてないので大変賢く、自分でちゃんと付いていきます。

朝も元気な肉まん屋さん2店。

しかしこの周り、朝市になってるかと思ったら朝は超閑散。
どうも夜型の場所のようです。朝市は別のところにあるんだろうなー。

さて、ホテルに帰ってきてから朝ごはん。
一通り何があるのか見ていきましょう。

何故か毎回あるよね、チキンナゲット

目玉焼き。
ここのはちゃんと半熟だった！

大事な野菜

ちゃんと素食可が書いてある。
ベジタリアンの人が多いんだろうなあ。

果物は3種類。

サラダは葉っぱだけのよう。

これが売り、公正包子の肉まんが並ばなくても食べられる！
蒸し餃子もありました。

豆乳ももちろんあります。
ホットミルクがあるのはいいなあ。

スペアリブスープと。

おかゆも。

朝ごはんはあっさりと。
公正包子の肉まんは皮が甘くて美味しい。肉にも癖がなくて日本人が好きな味だと思う。甘い豆乳の湯葉部分が入ってきたのがちょっと嬉しい。甘くても湯葉は美味しい。蒸し餃子は普通。

全体的に、不足なくちゃんと整えましたよー、という朝ごはん。
特別美味しいものはないけれど、基本的なものがみんな揃ってる。

朝食の後は唯一ちゃんと予定を入れていた観光。
タクシーに乗って隣の慶修院へと向かいます。
もともと日本統治時代のお寺、どんなところか見て見たかったのです。
花蓮に来る前に、湾生回家や台湾人生といった映画を見て、日本統治時代の花蓮と、その後に興味が湧いていました。

タクシーで20分かからない程度。
降りようとしたら、1時間無料で待ってようか？とタクシーの運転手さんが言ってくれたので、4時間後、14時に迎えにきてくれるよう頼む。

入場は30元。
落ち着いた雰囲気の中、たくさんの見学者がいました。
建物の中では校外学習らしいジャージ姿の学生さんがお話しを聞いていました。

四国八十八ヶ所巡りの代わりになるという仏像たち。
お寺に対応しています。
お香を供えて巡ります。

木に苗床を括って、胡蝶蘭が咲いている。
日本にはない風景。

胡蝶蘭とおじぞうさま。
穏やかな空気が流れています。

でも暑い！
家族が立ち止まったと思ったら、この水辺の風が一番涼しかった模様。

ここからは、自転車を借りてサイクリング！
吉安の街には自転車道がいくつもあり、レンタサイクル屋さんもあります。
お寺の斜め向かいで互いにカタコトの英語と日本語と中国語でなんとか意思を疎通させてレンタル。そしてレッツゴー。
あちこちに自転車道の案内も出ています。

大通りこそ車通りが多いものの、一本入るとそこはのどかな田園風景。
川が何本もあって。

まばらに人家と、畑が続く。
お洒落な大きな民家が見えて来ると思うと、そのほとんどが民宿。
日本で言うペンション村みたいな雰囲気もあります。
これは里芋畑。本当にのんびりしていて気持ちがいい。
ただ、すごーく、暑い！
花蓮の日差しは人を食うと言われたと聞きましたが、こりゃさもありなん！
帽子を前日、どこかにおき忘れてしまいとても困る。
この日差しの中、大きな通り意外はコンビニも自動販売機もないので、事前に多めに水分を用意しておくことが必須です。ペットボトル一本は持っていたけれど全く足りず、途中で大通りに出て私は水を買いました。

バナナ畑！
今まで遠目にしか見てなかったので、思わずじっくり眺めました。
バナナの花ってこんな風になってるんだー！！！

芋類かな？
他にもスーパーロングな茄子、とうもろこし、パパイヤなどなど。
水田も多くて、近くを走ると稲の甘い香りがする。
水辺を走ると明らかに周囲よりも涼しいことがわかったり、普段は感じられない空気感が楽しい。
そしてしばらくサイクリングして向かったのは、もちろん、お昼ご飯どころ！

桜の田野、というお店。
規模が大きくて外観が撮れなかったんだけれども、どーんと大きいお店です。
ここでは、他にはない野草と蓮の花鍋が食べられるのです。

蓮の花鍋！
セットになっていて、具材は最初から色々きます。
これはぶりぶりのつみれと白玉。

具材セット。
これ、見た目より物凄く多種類のものが乗っています。
野菜だけでもトマトに長芋にサツマイモにかぼちゃにえのきにしめじにしいたけにエリンギにキャベツにとうもろこしに野草沢山、水餃子とか名前のよくわからないものとかもいっぱい。超具沢山！

こんな風に蓮の花はお鍋で花が開きます。
これ自体はちょっと苦くてそう美味しいものではないのですが、漢方っぽい鶏ベースのスープと相待って体に良さそうな感じ。癖は全くなくて食べやすいです。
タレもいろいろ準備してあって、好きなように作って食べる。
私は好きなゴマだれに野菜醬を少し、ネギとにんにくたっぷり入れて。
ここは鍋の種類も沢山あって、ベジタリアン鍋も選べます。
家族は同じセットの付いて来る黒にんにく鍋。こっちは…すごく元気の出そうな…凄く漢方っぽい味でした。

野草は食べ放題で置いてあるので追加自由。
しかし、正直セットが充実してたので、ほとんどこっちに手が出なかった…！
1種類ずつ、取って味を確かめるので精一杯。どれも癖が強すぎなくて、でもちょっと香や歯ざわりが違って楽しい。

他にも冬粉と日替わりらしい漢方茶、お酢ジュース、ローゼルのピンサー（ローズヒップっぽい味の昔ファミマにあったぐるぐる回るシェイクみたいなの）が自由に取れました。
自転車なので、お酒は飲まずにこれで二人で990元くらい。ちょっと高いかなー。でも、他で食べられない（台北に支店が出来たようですが）ものだから納得感はあるかなー。
とっても美味しい！っていうものではないけれども、少なくともものっすごい野菜をいっぱい食べられて身体に優しい感は満載。かつ、店も広いし、裏の畑で食べられる野草が育ってるのみるのも楽しいし、ものすごーく太ったアヒルさんたちが可愛いし、トイレ綺麗だし（重要）、観光に来た気分を盛り上げてくれるなかなかいいお店でした。

ご飯を食べ終わり、蓮花園に向かって出発！

……ですが、実はここまでの道のり、途中でコンビニに向かったり、道を間違えたりとしていて蓮花園に行って14時までにタクシーとの待ち合わせの場所に帰れるか？！かなりギリギリのライン。いままでたらたらと走っていましたが、頑張って漕ぎます。
そしてたどり着いた蓮花園！！
蓮の花、好きなんです。ちらほらだけど、咲いてる、綺麗ー！！！

しかし何故にクリスマスツリー？

そして、ゆっくり鑑賞する時間はなく、一息ついたらくるっと逆方向に出発！
タクシーに置いていかれるわけにはいかないのだー！！
幸い、帰りは緩やかな下り坂で漕がなくてもスピードが出る、曇りになってきて日差しが押さえられる、といったラッキーが重なり、丁度14時くらいにレンタル自転車屋さんに到着。そして返却手続きをして振り向くと、計ったようにその場にすっとタクシーが滑り込む！

まるで狙い澄ましたようなナイスタイミングで、自転車降りて即タクシーに乗れて思わず爆笑。グッドタイミング！
冷房が効いた空間にホッと一息。

ホテルまでは丁度200元くらい。
これ、本当にお迎えお願いしておいてよかったー！！
汗びっしょりで浴びるシャワーが気持ちいい。そして当然、ここからお昼寝タイムです。今日は頑張ったー！！！

起きたら日焼け止めの甘かった腕のあたりがヒリヒリと熱を持つ。
家族はもっと日焼けしていました。ううう。体力が削がれる。

涼しくなってから動こう、と夜市から聞こえる歌声を聴きながらゴロゴロし、日が落ちきった19時ごろようやく起きる気分になる。
お昼がとってもボリュームがあったので、夜は軽いものが食べたくて花蓮香扁食というワンタン屋さんに向かうも、おやすみ。がーーーん！！！

花蓮はワンタンが有名らしく、他にももっと有名店はいっぱいあるものの、他は殆どがスープワンタン。違う、今日は辛い紅油妙手が食べたかったんだーーー！！
そして振り向くと、八方雲集。
どこにでもあるチェーン店、無難にどこでもいつでも美味しいと聞いていていつか行こうと思いつつ、あまりにもどこにでもあるので行きそびれていた。いつ行くの？今でしょ！とばかり入店。

美味しいと聞いたし、他で見たことがないので私はカレーとエビ茹で餃子。家族はニラ焼き餃子と普通の焼き餃子。ちょこっと摘んでまた別のところでも食べようか。

店の中はこんな感じ。
持ち帰りの人も店内の人も、ほどほどに混んでいる。

やってきました水餃子。
カレーは……。よ、予想外に本当にカレー。
でも辛くないので、辛いのを付けると美味しい。お酢は合わない。
エビは…、エビ？エビかなあ？エビ？というくらい。味は美味しい。
でも、皮が厚くてさっぱりしてて、いかにもクセのないご飯になりやすそうな味。

ニラと普通の焼き餃子。
これも、とっても普通においしい。

あー。無難、って言われるのがよくわかる。
これで100元しない値段も納得感。

ここで向かったのは、甘いもの屋さん。
花蓮、なんだか美味しそうなアイス屋さんをちょいちょい見つける。そして、もう一つ有名な甘いものというと餡入りタピオカのカキ氷。目星つけていたお店はどちらも近かったので、店の前に行ってから家族にどっちにする？と聞くと両方を見比べて「アイス屋さんの方が混んでるからこっち！」と。その、台湾では行列のある店に行くっていう選択肢、徹底してるね！

向かったお店はお洒落で、見るからに拘ってますよ！自然ですよ！という雰囲気。

低糖、低脂肪、近くのもの自家製、とかかな。
心ときめくキーワードですね！

アイスーー！いろいろあるーーー！
珍しかったのは、タロコのお米のアイスと、ドリアンのアイスかな。
ドリアン…冒険……。美味しいらしいけど、前食べた時は沢庵臭のするねっとりしたもの、という印象だけだったんだよね。そのうちちゃんと熟したのも食べて見たい。
しかし今日のアイスはちゃんと美味しそうなもの、かつ台湾っぽいものが食べたい！

そんな選択肢で家族は杏仁（アーモンド）に黒ごま、私はパイナップルと花生。このアイス屋さん、1個でも2色にしてくれて、一粒で二度美味しいが楽しめる。これいいね！

そして、食べる。
すっごく、美味しい！！
素材の味がはっきりしていて、確かに甘さ控えめ。黒胡麻は濃厚だけど、べたっとした重さがない。アーモンドとピーナッツがちゃんと味も香もはっきり違う！
パイナップルは一番美味しかった。さっぱり！
おお。このアイス屋さんは当たりだ……！！！また食べたい。

気をよくして、次に行こうかなーと思うものの、家族は買ってお部屋で食べたいと。ならホテルの近くの目星つけていた粉物のお店で買おうかと向かうも、気づかぬうちに20時過ぎていて、閉店……。夜市に行って買ってもいいけど、今日は疲れちゃったしー、お昼食べ過ぎたしー、とホテルに帰ってポテトチップスとビールとチーズで乾杯。これもまたよし。
台湾レモンビール美味しかった。プレミアムも悪くなかったけど、これなら普通の台湾ビールの方が軽くて台湾っぽくていいかなあ。
ポテトチップうま。九州海苔塩だけど。

最後はそんな、まったりの1日。