釜山・鎮海・ソウル桜巡り　その２・・・鎮海、慶和駅の桜と余佐川の桜

2018/04/05 - 2018/04/07

二日目
朝早く起きて　近くのパレドシスホテル1階の元祖アワビ粥本店に朝食を食べに行く。
あいにくの雨。今回のメイン観光　鎮海の桜を見る日にこんな天気とは・・・・

ホテルから数分で　この店に着く。おしゃれな内装の店で　どことなくアワビ貝の螺鈿を思わせる。待つこと１０分、緑色のアワビ粥が出てきた。一番下のランクだったからか　細切れのアワビがたくさんと大きめのスライスが２枚くらい。でも柔らかくいい味がした。量も多すぎず　十分だった。

海雲台駅に向かい　雨の中を歩く。次第に雨は小降りに。
２号線で沙上まで行き　西部バスターミナルから鎮海行きのバスに乗る。
地下鉄をいったん出て地上に上がると　バスターミナルはすぐに見えた。
たくさんの人がバスを待って待合に座っていたが　切符はすぐに買えて、しかも満席になったら即発車。時間通りなのだろうが　パリパリの韓国気質か。
バスで小一時間かかるのに料金は5１00W　なんて安いんだろうと思う。

鎮海までの道路わきは　ほぼずっと桜並木が続いていた。これはバス会社のサービスなのか　それとも釜山の人が桜をたいそう好きなのか。途中　山が半分以上桜で埋め尽くされているところもあって、とにかく　ずうっと桜を眺めながら　鎮海に着いた。

鎮海バスターミナルから　少し桜並木をめでながら歩いて、慶和駅方面に行くバスに乗り10分かからずに着いた。駅前の通りは観光バスでいっぱい。警察官も交通整理で忙しそうだった。
次から次と団体さんが到着する慶和駅。今は　通る列車もなく　一年に一度だけここの桜を鑑賞する人であふれる。機関車と車両1両が観光客にここは駅でしたと語り掛けてくれた。

また　バスで鎮海駅に移動。駅前には　桜でデコレートした2階建て観光バスが待機。公衆トイレは行列。その最後に並んでこれから行く余佐川に備える。
鎮海駅から歩いて10分くらいで余佐川に着く。周りは観光客目当ての露天がたくさん。おなかが空いてついつい引き寄せられる。はなよりだんご？

川の両側には遊歩道がきれいに作られ　その木道を絶え間なく観光客が歩いて写真を撮っている。こんなに細くて小さい川なのに　何がこれだけの人を呼び寄せるのか。

８年前　一番最初に来たときは、まだ本当に土手に菜の花が咲く小川だったのに。桜のピンクと相まって可愛かった。其れが　桜も育ってこんなに立派な観光地になるとは・・・地元の人たちも　そこまでは考え無かったろうな。当時は　町自体が桜に覆われ、それを見ながら歩く人達が多かったのに、今はここに人が集中していた。

桜を堪能しておなかが空いたおばさんは露天の前へ。ドライフルーツを買い、ホットクを買い　行儀悪く食べ歩きながら昼食の店を探す。その道々　どこも桜並木。町中がこんなに美しいのに、人は駅と川にばかりいる。

ホットクのせいか　あまりお腹が空かないので、まずは皇帝山のモノレールで上から街を眺めることに。ほんの5分乗るだけだが　歩くと365段の階段を上らないといけないそうだ。お昼時で空いていたらしく　ちょうど次の便の最初で待ち、窓際の一番いい場所に陣取る。モノレールの窓から下を見ると　桜が点々と町を埋め　祭り会場にも人が見えた。

エリア その他の観光地(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

元祖アワビ粥の店内　　二階もある。

落ち着いた雰囲気

この天井の照明が何とも素敵

道路わきの桜並木

鎮海の町中は　どの通りも桜が・・

花びらが雪のように降り積もって

まだ小雨は降っていたが　曇天でも美しい🌸

この時ばかりと大活躍　スターでした。

とにかく人人人

可愛い鎮海駅と2階建てバス

前はこの時期だけ観光列車が走っていたのに　もうそれもない。

余佐川

ココも両側の遊歩道を歩く人でいっぱい

桜の花びらが川面に落ちて流れていく。浅いので花筏とはいかないようで。

前に来たときは　川の上にカサや自転車、風船といったオブジェが並んで　

もっと華やかでしたが、今は自然の色合いを重視しているのでしょうか？

皇帝山に登るモノレールから　祭り会場を見る。

下では歌謡ショーが行われていました。