醸造の街長岡市摂田屋地区

2018/04/10 - 2018/04/10

国の登録文化財でもある”サフラン酒造”の漆喰装飾土蔵が見たく足を運びました。期待以上の感動もの。綺麗！素晴らしい。因みにサフラン酒は明治から昭和にかけて”養命酒”と二分した薬用酒。醸造の街である摂田屋地区、日本酒、醤油店見て回りました。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

弥彦山、寺泊を経て長岡市宮内へ。駅前の青島でショウガ味の長岡ラーメンと思いきや休みでした。三宅裕司のふるさと探訪で紹介されていた摂田屋町地区、趣があり素敵な街でした。

早速、”吉乃川酒造”へ
試飲ができる”瓢亭”は休館でした。大きな蔵を横目で香りだけ味わってきました。

吉野川酒造の斜め前に位置する”機那サフラン酒造”
養命酒と肩を並べ、薬用酒で財を成した吉沢仁太郎の個性的な屋敷。

その後事業が衰退し管理が難しくなり、また中越地震の被害も重なり、復興基金で修復して２００６年に文化財に設定されました。

国の登録有形文化財の鏝絵（こて絵）の蔵壁。
左官屋が鏝で凹凸をつけ色付けしたもので、フレスコ画のようですがその存在は圧倒的なものでした。

いあにく、見学時間外でしたので外壁のみ。

十二支をはじめとした動物、植物、霊獣などが描かれていました。

今は使われていない蔵も桜の陰で雄姿を残していました。

折角来たのですすぐ横にある”越しのむらさき”　醤油の黒壁をひと廻り。
杉板を焼いて腐食から守るとは言え、見た目も粋な素敵な建物でした。

象徴でもあるレンガの煙突。

商店の玄関です。とても感じが良い女性が商品の案内、お店の話などをしてくれました。ついつい６本も購入してしまいました。長岡藩の御用達、鰹節の聞いた出汁醤油は最高でした。減塩、生醤油....

創業１８０年

近くの公園のトイレも樽デザイン。

今回ゲットした日本酒です。
因みにこの長火鉢は祖父が晩酌（熱燗）に毎日使っておりました。
DNAは争えません、この年になって旅の終わりは酒蔵が多くなりました。