遷宮後お初のお伊勢さん詣は満開の桜の下

2018/03/28 - 2018/03/30

伊勢神宮は20年ぶりか。平成２５年の１０月に式年遷宮を終えたばかりの真っ新なお伊勢さんをお参りした。前回の伊勢詣でもやはり遷宮からそんなにたっていなかったよな。ウチの伊勢詣でも式年並みだね。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回は大阪住まいの時だったので伊勢詣でも日帰りだった。今回は東京からなのでそうはいかない。今回はお伊勢さんに行ってから榊原温泉に一泊し、白浜でもう一泊という計画だ。ウチから伊勢までは約600ｋｍ。でもほぼ高速の載りっぱなしで行ける。ここはもう亀山、伊勢までもう一息の所だ。

まずはしきたり通り外宮から。伊勢神宮は駐車場が整備されていて、駐車場は無料だ。

外宮駐車場は一応２時間までとされている。（が、ココだけの噺、時にチェックはない）

お参りはちゃんと火除橋を渡って、表参道から入ろう。

おや、神宮奉納大相撲の幟。4月1日に神宮会館の土俵で開催されるらしい。さすが国技だのう。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

火除橋を渡ると手水場がある。作法に則って手口を清める。と言っても水は溜まっているので、口は形だけね。

では鳥居をくぐって境内へ。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

玉砂利を踏みしめながら歩く。平日だと言うのに人が多い。

程なく、お札などを売っている建物に着いた。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

その先にはホンの２年前まで本殿の立ってた正宮だが、今はマッサラだ。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

こちらが今の外宮。豊受大神宮。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

ではでは、入場しましょうか。もちろん鳥居より先は撮影禁止。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

中も人山の黒だかり。違った、黒山の人だかり。
神社って人が溢れかえってにぎやかなのと、誰一人居ずにし～んとしているのと、どっちがいいですかね？俺はし～んの方がいいんだけど、ここでは望めない。

外宮はこのくらいにして内宮に向かおう。帰りは表参道を神楽殿から左に折れて、九丈殿を抜けて駐車場へ。駐車時間はきっちり１時間。内宮までは１０分だ。

内宮にはあちこちに駐車場があるが、停めたのは五十鈴川の河原。ここは2時間までは500円で、以後は30分ごとに100円。河原でもキッチリお金を取るのね。

五十鈴川への道は桜並木。満開だ。

五十鈴川の河原からおはらい町に入った。そこはもう江戸時代の街並み。

郵便局の看板も、

銀行の看板も、

赤福の看板も（これはアタリマエ）。

右に折れるとおかげ横丁。

おかげ横丁 名所・史跡

マスコットはおかげ犬。おみくじ付きだよ。

おかげ横丁 名所・史跡

だいぶ昼も過ぎたしゴハンにしよう。やっぱ手捏ね寿司か伊勢うどんか。ここならどっちもＯＫだ。手捏ね寿司はまあ安定の味。伊勢うどんは･･･俺はあまり好きじゃないんだけどね。

手こね茶屋 おはらい町中央店 グルメ・レストラン

腹も膨れたしお参りに行こう。それにしても水曜日だって言うのに人が多いな。

おはらい町 名所・史跡

では境内へ。大鳥居を潜れば宇治橋。

橋も定期的に架け替えられるらしく、いつ来ても真新しい。

玉砂利を踏みしめて歩く。

境内のあちこちで白いチャンチャンコを着た人が伊勢神宮の説明をしているのに出くわす。

ほら、ここにも。たぶんボランティアの人。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

さあいよいよ正宮だ。皇大神宮であらせられるぞよ。石案から上は撮影禁止。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

なのでここでパチリ。
この日も外国人観光客が多かったのだが、みんなちゃんとしていたよ。写真も撮らないしゴミも捨てないし。アタリマエなのだがアタリマエができない人間が多いからね。

二礼二拍手一礼してお参りを済ませ、帰り道は別宮　荒祭宮経由。天照大神は人気があると見えてお参りには長蛇の列。俺は脇の方からちょっとだけお参りして帰った。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

その先にはお守りを受けられるお神札ふだ授与所。屋根がきれいだったので一枚。お守りを授かる。

奥には神楽殿。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

舞台も見える。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

ここの横に休憩所があってお茶を戴ける。その名前も厳かに参集殿。給茶機だけどね。（ソウ言ウコトヲ言ワナイノ）

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

ぐるっと回って２時間弱。正宮しか見ていなくてもこのくらい掛かる。別宮を一つ一つお参りして回れば一日掛りだろうな。

宇治橋の欄干には「御裳濯川御橋　元和五年三月」とある。みもすそがわ？　調べたら五十鈴川の旧名だそうな。倭姫命が御裳のすそを濯いだのが由来とか。

伊勢神宮にはこの手のエピソードが五萬とあるのだが、アサハカな俺はよく知らないでお参りしている。まっそんなもんでしょ。

五十鈴川 自然・景勝地

お参りが終われば買い物買い食いタイム。おはらい町に戻って来た。さっそく次女がアイスをゲット。

俺はこっちだな。名物赤福をお茶と戴く。恐れ多くも赤福本店である。

赤福 本店 グルメ・レストラン

う～ん、混んでいるけどしょうがない。上がり框に腰かけて一服。いつもの味だ。

赤福 本店 グルメ・レストラン

橋を行きかう人を見ながらまったりと・・・

赤福 本店 グルメ・レストラン

川が気持ちよさそうだったので下りていくと、緋毛氈を敷いた縁台が設えてある。こういうのっていいよね。

さてまだ時間があるな。二見が浦にでも行くか。

自動車を無料駐車場に停めて夫婦岩に向かう。

春の海は穏やかで気持ちがいい。

その右手奥が夫婦岩。

その名を二見興玉神社と言う。（後カラ分カッタンダロ！）
猿田彦大神をお祀りする神社だが、二見が浦と言えば夫婦岩。その夫婦岩がご神体だと思うでしょ！違うんですよ、これが。

二見興玉神社 寺・神社・教会

二見興玉神社の手前に天の岩屋があった。全国各地にある天の岩戸だが、伊勢にあるとちょっと格が高いような・・・

そして二見が浦といえばカエル。でもこいつ何者？と思ったら、猿田彦大神のお使いだそうだ。

二見興玉神社 寺・神社・教会

で、ご神体の話だが、この夫婦岩のさらに数100ｍ沖の海中にご神体である興玉神石ってのが沈んでいるんだって。夫婦岩はそのご神体への鳥居という役目らしい。
そうだったんだぁ。みんな夫婦岩を拝んでいたけどね。あっ俺もね。

夫婦岩 自然・景勝地

その先には禊橋というコンクリート製のあまり有り難くない橋が。宇治橋とかを見ちゃうと、この造りはねぇ。

そしてそのまた先は二見シーパラダイス。こじんまりした水族館だ。行かなかったけどね。
夕方近くなってきたが、まだ時間がある。二見が浦を出てどこ行こうかな、と思いつつ走っていると、

山の上に真新しいお城が見えた。試しに行ってみるかと登っていくと、安土桃山文化村というテーマパークだった。もう閉演時間も迫っており、窓口はクローズしていたが、ちょっと覗いてみるか。

ともいきの国 伊勢忍者キングダム テーマパーク

がら～ん。これまたおかげ横丁と違って閑散としている事。もう店じまい準備のようで、忍者とか侍とかが行き来している。なんだかな～。

ともいきの国 伊勢忍者キングダム テーマパーク

あ～下から見えた城はあれね。安土桃山城を模しているらしく、キンキラキンだ。ゲート手前にお土産屋があったので、よく分からないクッキーを買って帰った。店員さんも町人姿だった。

ともいきの国 伊勢忍者キングダム テーマパーク

良い時間だ。ホテルに向かおう。
今日の宿は榊原温泉　湯元榊原舘。

榊原温泉 まろき湯の宿 湯元 榊原舘 宿・ホテル

いい宿だったよ。何と言っても温泉が素晴らしい。濃～いアルカリ泉でお肌すべすべ。

榊原温泉 まろき湯の宿 湯元 榊原舘 宿・ホテル

ロビーも広々。

榊原温泉 まろき湯の宿 湯元 榊原舘 宿・ホテル

明けた翌朝。朝食はビュッフェスタイル。レストラン入口には釜戸の飾り付け。

榊原温泉 まろき湯の宿 湯元 榊原舘 宿・ホテル

野菜中心のやさしい和定食だった。
今日は白浜までドライブだ。