マドリード

2017/11/24 - 2017/11/26

６年ぶり４回目のマドリード。


エストレマドゥーラ旅行のついでにマドリードの友達に会って、ホアキンソロージャ美術館へ行っただけ。

トルヒージョ１５：１５－１８：４０マドリード（１５分遅れた）バス１９，２ユーロ
メトロ１，５ユーロ
泊めてもらう友達の家へ。
友達と言っても、会うのは初めて。１年近くメッセージのやり取りしてた５０歳代の日本大好きＰさん。

エリア マドリード(スペイン)

勝手に好きなもの取って食べてーと冷蔵庫を見せてくれたので、遠慮なく晩ごはんをいただく。

トルティージャ、トマト、チキン、チョリソー、アスパラ、パン。
全部でっかいタッパーにドカンと入っているので、好きなだけ切り分けて、レンジでチン。缶ビールもちゃっかりもらっちゃう。
トルティージャめっちゃおいしかった。トロトロ。
ご主人は亡くなって１人暮らしだけど、食器洗い機は私が三角座りで入れそうなほど。
壁一面に日本映画のDVD。すご・・・ほんまに日本オタクだ。
寝室には日本の本。１００冊とか２００冊どころじゃない。Pは美術が大好きなので画集もたくさん。高そうなやつ。
エロティック浮世絵というものを初めて知った・・・けっこう露骨・・・。帰国後に外人の男に聞いたら「もちろん知ってる」って。むしろ浮世絵はそれが有名で誰でも知ってるって。ショック。私もまだまだウブだった。

これ、部屋じゃなくて廊下！
奥の扉の向こうが、私の部屋。

家のいたるところに、椅子や間接照明や絵や写真。おしゃれすぎる。
めっちゃセンスがいい。
１０畳くらいのサロンもあって、ゆったりしたソファが３台あり、オットマンも２つか３つ。
小さいベランダサイズだけどもサンルームみたいなスペースもあり、たくさんの観葉植物と１人がけソファ。昼下がりに読書なんてしたら最高だろうな。

これまたおしゃれなバスルーム借りて、サロンでゆったりしゃべって、久々にきれいな部屋で満ち足りた気分でおやすみ。
マドリードに別荘できちゃった！

翌日は、また勝手に好きなものをとって朝食にして、Ｐのマドリード案内。
主要な場所は行ったことあるので、それ以外の場所をうろちょろ。

Ｐがいっぱい説明してくれる。「これはトリブナル、あれも、あっちも」トリブナルって何～トリブナル駅なら知ってるけど「トリブナルはサイバンショ。サイバンショがあるからトリブナル駅」
えーそうなんや！ほんで日本語は自己紹介くらいしかしゃべらないＰからすんなり「裁判所」って日本語が出てきたのもびっくり！
実はかなりお金と時間をかけて日本語を勉強したんだって。でも話せない。知識はあるのにしゃべれない。「ハズカシイ。たくさん勉強したのに。モッタイナイ」

チュエカ地区のサンアントン市場。

チュエカ地区はゲイのエリアらしい。
ゲイエリアってどこでもおしゃれでいいな。
ハム屋さん・・・

買ってもらっちゃった。

雰囲気のいいカフェコメルシアルでコーヒー休憩。

とにかく歩きまくり。

バルでカルド飲んで休憩。あったか～。
私だけビールも飲んじゃう。おなかジョボジョボ。

ここでＰはお友達の誕生日会があるのでバイバイ。ゆっくりしてって～と、お会計を済ませてチップも置いて出て行った。
２０時の夕食まで別行動。

ちょっと遠いけど、チュエカ地区から歩いてホアキンソロージャ美術館へ。

邸宅に絵が飾られている。

これが一番有名かな。
ルノワールやモネが好きじゃなく、絵に詳しくない私には、ソロージャも同じようなもわわ～ん系っぽくて好きじゃないと思っていた。
でも何かのタイミングでじっくり見た時に、惹きつけられた！
すばらしい。

庭は無料で入れる。
ベンチで新聞読んでいる人もいた。

帰りはメトロで。１，５ユーロ

グランビア。
宝くじに並ぶ人々。

ソル。

くまー！久しぶり！

名前は違うけど、前に泊まったオスタルここかな。

２０１１年に「オスタル・ゲイ」ってとこに女友達とふたりで泊まって、ゲイってそのゲイだと想像もしなかったけど、ほかのお客さんみんなゲイっぽくて。
私はロングヘアで友達はスーパーショートヘアだったので、私らもおもっきりゲイカップルっぽいなぁ！ってキャッキャした思い出。ほんとにゲイ御用達だったのかは知らない。聞けなかったわ。

マヨル広場に向かう。
ケーキを見るのが楽しい。日本とは違った感じ。

トゥロンがおいしいvicensの大きいお店があったので入ってみると、夕方の高島屋の惣菜売場くらいの混雑で、８割くらいが中国人韓国人らしき人。試食もがんがん。ここはトゥロンのみだけど、日本のお土産屋みたい。みんな少なくとも８箱は持ってレジに並んでいた。
ベルギーのゴディバでチョコを買い占めていた中国人を思い出した。私はそこで初めて５００ユーロ札を見たんだ。自分の目が丸くなったのを感じたのも初めてだった。

ひとごみ～

久しぶりのマドリードは、グランビアも、ソルも、マヨル広場も、観光客であふれかえっていて、なんだか勝手にがっかりしちゃった。

お土産を買いにエルコルテイングレス。
生ハムチップスとトゥロン（ビセンスじゃなくて安いやつ）。

自分土産のコーダリー
残念ながらスペインではなくフランスコスメだけど、お気に入り。
初めて買ってみたシャンプーがなかなか良い！

予約してもらっていたガリシア料理レストラン。

Ｐは、私の行ってみたいガリシア地方の出身！
旅行するなら親戚の家に泊まってね、と言ってくれたー。
最近行きたいところがありすぎて次はいつスペインに来るかわからないけど、２年以内に行けたらいいな。
マドリードのＰの家に続いて、ガリシアにも別荘できちゃうかな！

タコのエンパナーダ、チビホタテ、メルルーサ、レモンタルト。

ぜーんぶおいしいけど、メルルーサが最高においしい。絶品だ。
下に敷かれているマッシュポテトにも感動。すっごいなめらかで、何かわからないけどイモ以外の味もして、全然脇役じゃない。
最後の晩餐を選ぶとしたら、これ！

食後の腹ごなしにクリスマスの飾りを見に行く。
御堂筋よりダイナミック。

あ、ＬＯＥＷＥ
香水を今度こそ買うと決めていたのに、やっぱり高くてやめちゃった。

スペイン語でケチってなんて言うの？「タカーニャ」
ケチという日本語もすぐわかってるんやん。めっちゃいろいろ知ってるやん。話せるはずなのに話さない。

Ｐの家に２泊して、マドリード１１：２０発の飛行機で帰国。
既にＰは来春の東京行きのフライトとホテルを予約済み。会いに行こうかな。