金堂三尊が国宝になってのお戻り、天野山金剛寺

2018/04/10 - 2018/04/10

天野山金剛寺、金堂の修復が始まったのが平成２１年、金堂の修復中安置されていた三尊像は修復のため出張され、修復後京都国立博物館と奈良国立博物館に保管展示されていました。

金堂修復開始にあたって、この三尊像｢木造大日如来坐像｣｢木造不動明王坐像｣｢降三世明王坐像｣が特別公開され、その時（２０１０年４月）にお参りしています。

（「河内長野に秘仏を訪ねて」https://4travel.jp/travelogue/10447683 ）

今回、金堂の修復が完成し、三尊像も国宝となり、金堂にお戻りになりました。

３／２８～４／１８の間、金堂の落慶記念として、金堂内での三尊像が特別公開されています。

京都国立博物館、奈良国立博物館でも、お参りしていますが、やはり里帰りのそろった三尊像を金堂で拝観したいですよね。

特別公開も後半戦になったこの日、天野山へ出かけることにしました。

【写真は、楼門前の八重桜です】

エリア 河内長野(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

楼門です。

楼門をくぐれば食堂、その向こうに修復の完了した金堂が。

金堂です。
三尊像｢木造大日如来坐像｣｢木造不動明王坐像｣｢降三世明王坐像｣が安置されています。

金堂に上がります。

金堂からの楼門です。

金堂の中の三尊像、迫力があります。
金堂内、素晴らしい空間です。
品絡の間、大日如来の前に座って、その空気に浸ります。
次に公開されるのは未定のよう、定期的に公開されることを期待します。

金堂からでると正面に多宝塔。

下におりて、振り返ります。
金堂、修復が済んで、色も鮮やか。

多宝塔の横の椿。

多宝塔の横を歩きます。

多宝塔の壁に寅さん。

五仏堂に上がります。
右の建物は、観月亭です。

五仏堂から、金堂の屋根です。

金堂全体です。

渡り廊下の向こうに観月亭。

近くに大きな枝垂れ桜。
少し前だったら、撮っても綺麗だったでしょうね。

観月亭の近くに、とってもきれいな鳥さん。

護摩堂（だったと思います）の鬼瓦。

求聞持堂です。
五仏堂に戻って、薬師堂をすぎると、階段があってそこを上がったところにあります。

そこからの境内の風景です。

先ほどの階段を少し降りるとある、パワースポットの千年杉です。

そこからの甍。

再び多宝塔のそばに。
そこにはまだ桜の花が残っています。

こちらは椿。

食堂の横を通って楼門へｌ

楼門には持国天と。

増長天が。

楼門を出て左へ。
本坊の方へ。

桜の残る天野川に沿って歩いていきます。

高い所にポツンとある八重桜の花。

かつて南北朝が同座された金剛寺、正面に南朝の行在所となった摩尼院が、右の塀の中には北朝の行在所となった奥殿があります。

本坊の門です。

本坊の客殿には室町式庭園が。
この庭園にくると、その静けさからだろうか、時の進みがゆっくりになったような気に。
ときおり聞こえる、すきとおった鴬の声がとても印象的に。

客殿の前のきれいな松です。
ここは鶴島と名付けられています。

向こうに北朝の行在所になった奥殿が見えます。

奥殿です。

奥殿への渡り廊下です。

そこを通って奥殿へ。

右には燈籠。

振り返って、奥殿からの客殿です。

奥殿に入ります。

猫の絵が。

見事な菊の御紋。
さすが、かつての御在所です。

暖簾にも。

こちらには犬が。
かわいいですね。

きれいですね。

今度はニワトリ。

渡り廊下で客殿へと思って下を見ると。

きれいな緑が。

渡り廊下を歩きます。

手水鉢のところに戻ってきて。

渡り廊下の上の輝くような緑。

持仏堂の内部です。

持仏堂の前には、亀島が。

持仏堂からの客殿の鬼瓦です。

再び天野川にそって、楼門近くの駐車場へ。

昼食は、そば処天風で。

天上です。

竹の子と山菜そば定食です。
美味しかったです。

（おしまい）