マンダレー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2018年、今年の旅行はミャンマー。<br />去年の地震で中部地域は大丈夫かと心配もありましたが<br />時間が過ぎれば過ぎるほど観光化は進むばかり。<br />思い切って今年は、私たちにとって未知の国ミャンマーに決定。<br /><br />マンダレーからバガン、インレーと中部を回り<br />最後はヤンゴンまでの移動を予定しています。<br /><br />37度を越す灼熱の太陽、目を開けられない程の砂塵。<br />過酷なミャンマーを乗り切れるのだろうか・・・<br />そして、ミャンマーはどんな顔を見せてくれるのだろうか・・・<br /><br />ゆっくり自分たちのペースで回る旅行記です。

2018年 ミャンマー中部旅行 1 マンダレー前編

62いいね!

2018/03/03 - 2018/03/19

15位(同エリア495件中)

0

29

shique

shiqueさん

2018年、今年の旅行はミャンマー。
去年の地震で中部地域は大丈夫かと心配もありましたが
時間が過ぎれば過ぎるほど観光化は進むばかり。
思い切って今年は、私たちにとって未知の国ミャンマーに決定。

マンダレーからバガン、インレーと中部を回り
最後はヤンゴンまでの移動を予定しています。

37度を越す灼熱の太陽、目を開けられない程の砂塵。
過酷なミャンマーを乗り切れるのだろうか・・・
そして、ミャンマーはどんな顔を見せてくれるのだろうか・・・

ゆっくり自分たちのペースで回る旅行記です。

旅行の満足度
3.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス 観光バス 自転車 徒歩 バイク
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • これはきっと子供たちが作った祠なのでしょう。<br />中には大切にしていた宝物がたくさん置いてあり<br />前列では可愛い猫たちがしっかり守人を勤めています。<br />朝の散歩でこの様な小景を見つけられた日は少し嬉しい。<br />ここはドンムアン空港の西側の路地裏・・・。<br /><br />名古屋からホーチミンを経由してタイのスワンナプーム空港<br />そこから更にエアアジアのバスでドンムアンへ。<br />初日この移動が私たちのお決まりコースになっています。<br />朝の6時に家を出てタイの雑踏にまみれ込めるのが夜の9時過ぎ。<br /><br />今年もまたタイから旅行が始まりました。

    これはきっと子供たちが作った祠なのでしょう。
    中には大切にしていた宝物がたくさん置いてあり
    前列では可愛い猫たちがしっかり守人を勤めています。
    朝の散歩でこの様な小景を見つけられた日は少し嬉しい。
    ここはドンムアン空港の西側の路地裏・・・。

    名古屋からホーチミンを経由してタイのスワンナプーム空港
    そこから更にエアアジアのバスでドンムアンへ。
    初日この移動が私たちのお決まりコースになっています。
    朝の6時に家を出てタイの雑踏にまみれ込めるのが夜の9時過ぎ。

    今年もまたタイから旅行が始まりました。

  • 今回はドンムアン~マンダレーのエアアジアを利用するため<br />ドンムアン空港から徒歩15分に位置する<br />ドンムアンホテル(¥2500)を予約しました。<br /><br />宿でチェックインのときのスタッフとの会話。<br />「明日どこ行くの?」<br />「ミャンマーのマンダレーに行くんだ。」<br />「空港までのトランスポートどうする?35バーツであるけど。」<br />「え?10分も歩けば着くからいらないよ。」<br />「そうか、でも歩くと暑いぞ。ハハハ・・・」<br />「確かに、ここはバンコクだからね。」<br /><br />一年ぶりのこんな会話もちょっと楽しい旅行初日です。

    今回はドンムアン~マンダレーのエアアジアを利用するため
    ドンムアン空港から徒歩15分に位置する
    ドンムアンホテル(¥2500)を予約しました。

    宿でチェックインのときのスタッフとの会話。
    「明日どこ行くの?」
    「ミャンマーのマンダレーに行くんだ。」
    「空港までのトランスポートどうする?35バーツであるけど。」
    「え?10分も歩けば着くからいらないよ。」
    「そうか、でも歩くと暑いぞ。ハハハ・・・」
    「確かに、ここはバンコクだからね。」

    一年ぶりのこんな会話もちょっと楽しい旅行初日です。

  • 朝11時10分出発のエアアジアに乗るために今朝は5時起き。<br />宿でデザートまで食べてドンムアンまで歩きます。<br />昨夜は気がつきませんでしたが、そばに市場があり<br />朝食を摂る地元の人で賑わっていました。<br />後ろ髪を引かれつつ、今日はスルーして空港へ。<br /><br />宿から10分ほど歩き、出発3時間以上前に空港到着。<br />まだカウンターも空いてないと思いきやドンムアンは大混雑。<br />特にエアアジアカウンターに並ぶ客の列は<br />グネグネと何重にも折れ曲がり、最後尾が何処か分からない。<br />ウェブチェックインの意味って本当にあるのか?<br /><br />結局チェックイン完了まで1時間半列に並んで<br />ボーディング時間まで余裕どころか、ギリギリでした。<br /><br />ドンムアンの午前便は皆さん気をつけましょう。<br />3時間以上の余裕が必要な感じですね。

    朝11時10分出発のエアアジアに乗るために今朝は5時起き。
    宿でデザートまで食べてドンムアンまで歩きます。
    昨夜は気がつきませんでしたが、そばに市場があり
    朝食を摂る地元の人で賑わっていました。
    後ろ髪を引かれつつ、今日はスルーして空港へ。

    宿から10分ほど歩き、出発3時間以上前に空港到着。
    まだカウンターも空いてないと思いきやドンムアンは大混雑。
    特にエアアジアカウンターに並ぶ客の列は
    グネグネと何重にも折れ曲がり、最後尾が何処か分からない。
    ウェブチェックインの意味って本当にあるのか?

    結局チェックイン完了まで1時間半列に並んで
    ボーディング時間まで余裕どころか、ギリギリでした。

    ドンムアンの午前便は皆さん気をつけましょう。
    3時間以上の余裕が必要な感じですね。

  • マンダレー空港では<br />入国、両替、シムカード、トランスポート<br />全てが至って順調に進んで行きました。<br />両替では日本円両替が出来ると言う噂がありましたが、<br />空港内にあった4銀行の内、当日(日曜日)に<br />開いていた3行では出来ませんでした。<br />ちなみにレートはUS$100→132200K(チャット)。<br />携帯関連は通信料1ヶ月2Gで3000K<br />シムカード代1500K、合計4500K。<br />空港から市内までの移動は4000Kのミニバス。<br />エヤコンがあまり効かないかなり年代物のヒュンダイ<br />それに輪をかけるように道の舗装状態が悪く<br />お世辞にも快適とは言えませんが仕方ありません。

    マンダレー空港では
    入国、両替、シムカード、トランスポート
    全てが至って順調に進んで行きました。
    両替では日本円両替が出来ると言う噂がありましたが、
    空港内にあった4銀行の内、当日(日曜日)に
    開いていた3行では出来ませんでした。
    ちなみにレートはUS$100→132200K(チャット)。
    携帯関連は通信料1ヶ月2Gで3000K
    シムカード代1500K、合計4500K。
    空港から市内までの移動は4000Kのミニバス。
    エヤコンがあまり効かないかなり年代物のヒュンダイ
    それに輪をかけるように道の舗装状態が悪く
    お世辞にも快適とは言えませんが仕方ありません。

  • バスは発車してから40分程走ると市街地に入り<br />車窓からは様々な街の顔が飛び込んで来ます。<br />初めての街をこっそり眺めワクワクする瞬間です。<br /><br />このバスは乗客一人一人を目的地まで<br />運んでくれる至って親切なバスなんですが<br />私たちは運悪く最後に配達される荷物となり<br />結局乗車時間は1時間半以上。<br /><br />時間には余裕ある旅行ですが、流石に少しお腹が空きました。

    バスは発車してから40分程走ると市街地に入り
    車窓からは様々な街の顔が飛び込んで来ます。
    初めての街をこっそり眺めワクワクする瞬間です。

    このバスは乗客一人一人を目的地まで
    運んでくれる至って親切なバスなんですが
    私たちは運悪く最後に配達される荷物となり
    結局乗車時間は1時間半以上。

    時間には余裕ある旅行ですが、流石に少しお腹が空きました。

  • マンダレー最初の食事はやシャン料理!<br /><br />グーグルマップで下調べしておいた<br />宿近くのレストランShan Ma Maに徒歩でGo。<br />午後4時と言う中途半端な時間のせいか<br />客はほとんど居ませんでした。<br />しかしこの状況は言葉もままならない外国人には丁度良い。<br />身振り手振りと片言の英語で、しかも試食しながら<br />トレーの作り置き料理を3品注文。<br /><br />テーブルに付くと注文した3品以外に<br />ライス、スープ、生野菜、ペットボトルに入った水<br />更に密封されたお皿お箸セットが運ばれてきます。<br />気分は高揚しますが、味は至って普通。<br />カレーをチョイスしなかったのが失敗の原因かなぁ・・・。<br /><br />ママがずっと厳しい表情で怖かったのと<br />感動に至れなかった味が少し残念。<br />しかし、ミャンマービールは美味かった!

    マンダレー最初の食事はやシャン料理!

    グーグルマップで下調べしておいた
    宿近くのレストランShan Ma Maに徒歩でGo。
    午後4時と言う中途半端な時間のせいか
    客はほとんど居ませんでした。
    しかしこの状況は言葉もままならない外国人には丁度良い。
    身振り手振りと片言の英語で、しかも試食しながら
    トレーの作り置き料理を3品注文。

    テーブルに付くと注文した3品以外に
    ライス、スープ、生野菜、ペットボトルに入った水
    更に密封されたお皿お箸セットが運ばれてきます。
    気分は高揚しますが、味は至って普通。
    カレーをチョイスしなかったのが失敗の原因かなぁ・・・。

    ママがずっと厳しい表情で怖かったのと
    感動に至れなかった味が少し残念。
    しかし、ミャンマービールは美味かった!

  • 宿からゼージョーマーケットまで1キロ弱。<br />ここまでの移動の疲れを考えても十分歩ける距離です。<br />この街の空気を感じるためにさっそく散歩開始です。<br /><br />写真は串揚げ屋の屋台、1本100K(チャット)から。<br />選んでお兄さんに渡すと油で揚げてくれます。<br />少し時間がかかるので人気の屋台の回りには人垣が出来ています。<br /><br />マンダレー、午後4時過ぎの屋台では<br />出来上がりを待つ人たちの笑顔が眩しい。

    宿からゼージョーマーケットまで1キロ弱。
    ここまでの移動の疲れを考えても十分歩ける距離です。
    この街の空気を感じるためにさっそく散歩開始です。

    写真は串揚げ屋の屋台、1本100K(チャット)から。
    選んでお兄さんに渡すと油で揚げてくれます。
    少し時間がかかるので人気の屋台の回りには人垣が出来ています。

    マンダレー、午後4時過ぎの屋台では
    出来上がりを待つ人たちの笑顔が眩しい。

  • 乾季のこの季節、どこの通りも埃っぽいですが<br />建物の高さに比べて道幅が広く<br />街は空に向けて開け放たれています。<br /><br />そんな街の、何よりも印象的なものは人々の服装です。<br />男女ともロンジーと呼ばれる<br />伝統的巻きスカートを着ている人は多いのですが<br />私の目に印象的に映ったのはこのスカートではなく<br />人々の衣装のカラフルな色使いです。<br /><br />街に特別な色合いを感じないマンダレーですが<br />そこに暮らす人びとはポップアートの世界から<br />飛び出して来た様な鮮烈な色合いを纏っています。

    乾季のこの季節、どこの通りも埃っぽいですが
    建物の高さに比べて道幅が広く
    街は空に向けて開け放たれています。

    そんな街の、何よりも印象的なものは人々の服装です。
    男女ともロンジーと呼ばれる
    伝統的巻きスカートを着ている人は多いのですが
    私の目に印象的に映ったのはこのスカートではなく
    人々の衣装のカラフルな色使いです。

    街に特別な色合いを感じないマンダレーですが
    そこに暮らす人びとはポップアートの世界から
    飛び出して来た様な鮮烈な色合いを纏っています。

  • カラカラの空気に<br />カラカラに揚げられた食材<br />微妙に違う揚物の茶色の色合いが<br />ミャンマーの入口として私たちの前に現れています。<br /><br />この茶色こそが、今回の旅行全体を通して<br />ミャンマーに対する一つのイメージを作り上げる<br />重要な色になると、この時は判るはずもありませんでした。

    カラカラの空気に
    カラカラに揚げられた食材
    微妙に違う揚物の茶色の色合いが
    ミャンマーの入口として私たちの前に現れています。

    この茶色こそが、今回の旅行全体を通して
    ミャンマーに対する一つのイメージを作り上げる
    重要な色になると、この時は判るはずもありませんでした。

  • マンダレーのローカル乗合いバスは凄い。<br /><br />車内はすし詰め、天井にも人、<br />乗り口にはステップに立ち乗りの人。<br />しかし、まだ発車しません。<br />いったい何人乗れば出発するのだ、このバスは!

    マンダレーのローカル乗合いバスは凄い。

    車内はすし詰め、天井にも人、
    乗り口にはステップに立ち乗りの人。
    しかし、まだ発車しません。
    いったい何人乗れば出発するのだ、このバスは!

  • 午後5時。<br /><br />母親が一人で切り盛りする屋台の裏では<br />8才ぐらいの男の子が赤ん坊をあやしている。<br />屋台の前には引切り無しにバイクが走り過ぎ<br />その残像だけが長い帯状に重なり合い<br />屋台と言う舞台を浮き上がらせている。<br /><br />屋台の屋根の上に置かれた<br />赤いリボンの麦わら帽子を見たとき<br />日が暮れるまでに全部売れたら良いなぁと思った。<br />私の頭の中には台所に立つ母親の姿と<br />それを待つ子供たちの姿が浮かんで<br />暫く脳裏から消えなかった。

    午後5時。

    母親が一人で切り盛りする屋台の裏では
    8才ぐらいの男の子が赤ん坊をあやしている。
    屋台の前には引切り無しにバイクが走り過ぎ
    その残像だけが長い帯状に重なり合い
    屋台と言う舞台を浮き上がらせている。

    屋台の屋根の上に置かれた
    赤いリボンの麦わら帽子を見たとき
    日が暮れるまでに全部売れたら良いなぁと思った。
    私の頭の中には台所に立つ母親の姿と
    それを待つ子供たちの姿が浮かんで
    暫く脳裏から消えなかった。

  • 家路を急ぐ人々が行き交う市場の一角に<br />私の目を引くバラの屋台がありました。<br />茶色のカンバスに描かれたポップアートの町並み<br />それがマンダレーの第一印象と書きましたが<br />セザンヌの世界と同様に、そんなに単純では無いようです。<br /><br />純粋、それがこの花の花言葉。<br />全ての色合いに染まる可能性を秘めながら<br />その短い命を凛と咲き続ける花、白薔薇。

    家路を急ぐ人々が行き交う市場の一角に
    私の目を引くバラの屋台がありました。
    茶色のカンバスに描かれたポップアートの町並み
    それがマンダレーの第一印象と書きましたが
    セザンヌの世界と同様に、そんなに単純では無いようです。

    純粋、それがこの花の花言葉。
    全ての色合いに染まる可能性を秘めながら
    その短い命を凛と咲き続ける花、白薔薇。

  • 夕方に食べたシャン料理がけっこう腹持ちが良く<br />夕食はコンビニのビールと屋台のフルーツで<br />簡単に部屋で済ますことにしました。<br /><br />屋台の白熱電球に命を吹き込まれたカットフルーツたち<br />東南アジアの夜の風物詩はこの地にも健在。<br /><br />ただ、ミャンマーのマンゴーは<br />仄かにコーヒーの苦味と香りがする。

    夕方に食べたシャン料理がけっこう腹持ちが良く
    夕食はコンビニのビールと屋台のフルーツで
    簡単に部屋で済ますことにしました。

    屋台の白熱電球に命を吹き込まれたカットフルーツたち
    東南アジアの夜の風物詩はこの地にも健在。

    ただ、ミャンマーのマンゴーは
    仄かにコーヒーの苦味と香りがする。

  • 3月5日  マンダレー2日目<br /><br />マンダレーの宿は街の中心部にしょうと<br />駅の西側に宿を取ったのですが、どうやら東側が駅前らしい。<br />と言う事で、銀行、バイクレンタル屋を探して<br />先ずは線路を超えて駅前に行くことにしました。<br /><br />線路に並行して伸びる大通りを南下すると陸橋を発見。<br />その陸橋を見上げ東に進むと、線路沿いに市場がありました。<br /><br />線路の中にもはみ出したこの市場はインパクト十分、面白い。

    3月5日 マンダレー2日目

    マンダレーの宿は街の中心部にしょうと
    駅の西側に宿を取ったのですが、どうやら東側が駅前らしい。
    と言う事で、銀行、バイクレンタル屋を探して
    先ずは線路を超えて駅前に行くことにしました。

    線路に並行して伸びる大通りを南下すると陸橋を発見。
    その陸橋を見上げ東に進むと、線路沿いに市場がありました。

    線路の中にもはみ出したこの市場はインパクト十分、面白い。

  • 線路を渡る陸橋の下には屋台市場が犇めいていました。<br />流石にタイやベトナムでも橋架下に<br />この規模の市場は見たことがありません。<br /><br />目的は市場ではありませんでしたが<br />この市場に出会えた運命に感謝して見学開始。

    線路を渡る陸橋の下には屋台市場が犇めいていました。
    流石にタイやベトナムでも橋架下に
    この規模の市場は見たことがありません。

    目的は市場ではありませんでしたが
    この市場に出会えた運命に感謝して見学開始。

  • 魚のすり身を作っています。<br /><br />ここはマンダレー、海から離れた内陸部。<br />魚は当然、淡水魚で冷蔵施設は全く無し。<br />目の前で素手でパンパン、まな板にバンバン。<br />出来上がりが妙に美味そうと言う事と<br />きっと十二分に熱を加えると考えられますが<br />流石に味よりも安全性が少し気になってしまいます。<br /><br />私もまだまだですね。

    魚のすり身を作っています。

    ここはマンダレー、海から離れた内陸部。
    魚は当然、淡水魚で冷蔵施設は全く無し。
    目の前で素手でパンパン、まな板にバンバン。
    出来上がりが妙に美味そうと言う事と
    きっと十二分に熱を加えると考えられますが
    流石に味よりも安全性が少し気になってしまいます。

    私もまだまだですね。

  • ミャンマー2日目ですから<br />そろそろ地元の人達と同じ食事をと言う事で<br />駅裏(西側)の線路に沿った道沿いの<br />オープンエアーの地元食堂でカレーにしました。<br /><br />店先のバットに並ぶ作り置き料理を指差し注文し<br />地元の人で大混雑のテーブルに相席すると<br />お手伝いの可愛い子供たちが、ライス、スープと<br />注文した料理を運んできてくれました。<br /><br />注文は、エビカレー、玉子カレーとオクラの炒め物2つ。<br />スープは魚介系味の酸っぱくて塩分の濃い味ですが<br />カレーとオクラはビックリする程美味しかった。<br /><br />大満足の初ローカル昼食、合計1,800K也。<br />絶対明日も来ようと心の中で誓う私たちでした。

    ミャンマー2日目ですから
    そろそろ地元の人達と同じ食事をと言う事で
    駅裏(西側)の線路に沿った道沿いの
    オープンエアーの地元食堂でカレーにしました。

    店先のバットに並ぶ作り置き料理を指差し注文し
    地元の人で大混雑のテーブルに相席すると
    お手伝いの可愛い子供たちが、ライス、スープと
    注文した料理を運んできてくれました。

    注文は、エビカレー、玉子カレーとオクラの炒め物2つ。
    スープは魚介系味の酸っぱくて塩分の濃い味ですが
    カレーとオクラはビックリする程美味しかった。

    大満足の初ローカル昼食、合計1,800K也。
    絶対明日も来ようと心の中で誓う私たちでした。

  • 大満足の昼食後は隣のコーヒー屋でお茶にします。<br />隣の客が飲んでいる小さなカップを指差し<br />コーヒーかと尋ねると、ティーとの事。<br />ミャンマーはお茶文化圏でした。<br /><br />底に溜まったコンデンスミルクを混ぜると<br />びっくりするくらい甘くなるミルクティーは<br />南国ではぴったりの飲み物だといつも感心する。<br /><br />300Kのティータイムは<br />明日からの日課になることが決定しました。

    大満足の昼食後は隣のコーヒー屋でお茶にします。
    隣の客が飲んでいる小さなカップを指差し
    コーヒーかと尋ねると、ティーとの事。
    ミャンマーはお茶文化圏でした。

    底に溜まったコンデンスミルクを混ぜると
    びっくりするくらい甘くなるミルクティーは
    南国ではぴったりの飲み物だといつも感心する。

    300Kのティータイムは
    明日からの日課になることが決定しました。

  • 看板娘が2人いるこの店は<br />いつも地元の人々で流行っています。<br />そんな店の奥まった一席で今日の作戦会議開始。<br />「これ以上銀行回って日本円両替出来るところ探すのは無駄だね。」<br />「うん。」<br />「ドルの交換レイトも結局、宿近くのAYA銀行が一番良かったし。」<br />「帰りにそこで両替しましょう。」<br />「両替の後はどうする?」<br />「マンダレーヒルに行きたいわ。」<br />「行くのは良いけど、歩いて行ける距離じゃないよ。」<br />「自転車で行くとパンクするらしいわよ。」<br />「何んじゃそれ?じゃぁ、宿でバイク借りて行くか?」<br />「はぁ~い、でもバイク高いかなぁ?」<br />「知りませ~ん。」<br />「高いかなぁ・・・」<br />「じゃぁ行かないか?」<br />「行く。でもバイク高いかなぁ?」D.S.<br /><br />普通これを作戦会議とは言わないかもしれない・・・。

    看板娘が2人いるこの店は
    いつも地元の人々で流行っています。
    そんな店の奥まった一席で今日の作戦会議開始。
    「これ以上銀行回って日本円両替出来るところ探すのは無駄だね。」
    「うん。」
    「ドルの交換レイトも結局、宿近くのAYA銀行が一番良かったし。」
    「帰りにそこで両替しましょう。」
    「両替の後はどうする?」
    「マンダレーヒルに行きたいわ。」
    「行くのは良いけど、歩いて行ける距離じゃないよ。」
    「自転車で行くとパンクするらしいわよ。」
    「何んじゃそれ?じゃぁ、宿でバイク借りて行くか?」
    「はぁ~い、でもバイク高いかなぁ?」
    「知りませ~ん。」
    「高いかなぁ・・・」
    「じゃぁ行かないか?」
    「行く。でもバイク高いかなぁ?」D.S.

    普通これを作戦会議とは言わないかもしれない・・・。

  • 宿でバイクを半日8,000Kで借り<br />マンダレーヒルまでやって来ました。<br />徒歩で1時間ほど登らなくてはならないらしい参道を<br />バイクだと頂上に向かうエスカレーター乗り場まで<br />10分ほどで一気に行けてしまいました。<br />こんな時はいつも、バイクを借りて本当に良かったと<br />心から思ってしまう私たちは、正真正銘根性がない、残念。<br /><br />頂上に向かうエスカレーターの前には大混雑が発生しています。<br />どうやらミャンマーの人たちはエスカレーターに慣れていなくて<br />なかなか上手く一歩目が踏み出せないようです。<br /><br />こう言う状況を見過ごせないのが相棒。<br />現地の人に声をかけ、手を引いて<br />エスカレーターに乗る補助をしています。<br />やり過ぎ感は少しありますが、<br />こう言う形の友好親善が有っても良いとは思います。<br />ガンバレ日本!

    宿でバイクを半日8,000Kで借り
    マンダレーヒルまでやって来ました。
    徒歩で1時間ほど登らなくてはならないらしい参道を
    バイクだと頂上に向かうエスカレーター乗り場まで
    10分ほどで一気に行けてしまいました。
    こんな時はいつも、バイクを借りて本当に良かったと
    心から思ってしまう私たちは、正真正銘根性がない、残念。

    頂上に向かうエスカレーターの前には大混雑が発生しています。
    どうやらミャンマーの人たちはエスカレーターに慣れていなくて
    なかなか上手く一歩目が踏み出せないようです。

    こう言う状況を見過ごせないのが相棒。
    現地の人に声をかけ、手を引いて
    エスカレーターに乗る補助をしています。
    やり過ぎ感は少しありますが、
    こう言う形の友好親善が有っても良いとは思います。
    ガンバレ日本!

  • 流石にHILL(丘)、目の前に遮るものは何もなく<br />大パノラマが広がってはいますが<br />この日の空模様はスッキリしない薄曇りで<br />景色はすべて輪郭がぼやけてしまっています。<br />マンダレーの街並やエーヤワディー川は<br />明け方の夢のように存在自体がおぼつかなく<br />その向こうは大地と空が溶け合ってしまっています。

    流石にHILL(丘)、目の前に遮るものは何もなく
    大パノラマが広がってはいますが
    この日の空模様はスッキリしない薄曇りで
    景色はすべて輪郭がぼやけてしまっています。
    マンダレーの街並やエーヤワディー川は
    明け方の夢のように存在自体がおぼつかなく
    その向こうは大地と空が溶け合ってしまっています。

  • 薄曇りとは言え太陽は真上にあり<br />降り注ぐ太陽光はかなり厳しい。<br /><br />直射日光をずっと浴び続け熱を持ったテラスを<br />素足で歩くのは靴下文化の私たちにはかなりの苦行です。<br />さっさと下界の夢は諦め、日陰で仏のご加護を請いましょう。

    薄曇りとは言え太陽は真上にあり
    降り注ぐ太陽光はかなり厳しい。

    直射日光をずっと浴び続け熱を持ったテラスを
    素足で歩くのは靴下文化の私たちにはかなりの苦行です。
    さっさと下界の夢は諦め、日陰で仏のご加護を請いましょう。

  • スタウンビー・パヤーのテラスを半分ぐらい回った頃<br />半鐘の音が何度も鳴り響いてきました。<br /><br />音の方に行ってみると子供たちの笑顔と歓声。<br />彼女たちは代わる代わるひたすら連打。<br />当然ですが係りのおじさんに叱られると<br />笑顔のまま走って逃げて行きました。<br /><br />その後、相棒がこっそりと<br />半鐘を叩いた事は言うまでもない。

    スタウンビー・パヤーのテラスを半分ぐらい回った頃
    半鐘の音が何度も鳴り響いてきました。

    音の方に行ってみると子供たちの笑顔と歓声。
    彼女たちは代わる代わるひたすら連打。
    当然ですが係りのおじさんに叱られると
    笑顔のまま走って逃げて行きました。

    その後、相棒がこっそりと
    半鐘を叩いた事は言うまでもない。

  • 寺には必ず飲料水が陶器の瓶で置いてあります。<br />流石にこちらの衛生状況に慣れていない<br />私たちは頂くことを遠慮してまうものです。<br /><br />その瓶たちがこのテラスでは<br />三段構造の円形台に綺麗に並べられ<br />綺麗な花と白い布で飾り付けられています。<br /><br />シルエットがとてもお洒落なこのオブジェは<br />マンダレーの人々が積み上げてきた<br />美意識の一つの形として楽しませてもらいました。

    寺には必ず飲料水が陶器の瓶で置いてあります。
    流石にこちらの衛生状況に慣れていない
    私たちは頂くことを遠慮してまうものです。

    その瓶たちがこのテラスでは
    三段構造の円形台に綺麗に並べられ
    綺麗な花と白い布で飾り付けられています。

    シルエットがとてもお洒落なこのオブジェは
    マンダレーの人々が積み上げてきた
    美意識の一つの形として楽しませてもらいました。

  • 「あなたの誕生日は何曜日?」<br />「はぁ?そんなこと知ってるわけ無いでしょう。」<br />「調べてあげるね。えーっと、日曜日ね。」<br />「そうですか、それで?」<br />「その仏様の前でお祈りをするのよ。」<br />「なるほど、インド占星術か。本当に曜日合ってるの?」<br />「水をかけてお祈りをするのよ。」<br />「はい。」<br /><br />果たしてこんな感じで、旅行の安全祈願は成就するのだろうか。

    「あなたの誕生日は何曜日?」
    「はぁ?そんなこと知ってるわけ無いでしょう。」
    「調べてあげるね。えーっと、日曜日ね。」
    「そうですか、それで?」
    「その仏様の前でお祈りをするのよ。」
    「なるほど、インド占星術か。本当に曜日合ってるの?」
    「水をかけてお祈りをするのよ。」
    「はい。」

    果たしてこんな感じで、旅行の安全祈願は成就するのだろうか。

  • パヤーの回廊は床がヒンヤリした大理石で<br />裸足で歩いていると、相当気持ちが良い。<br /><br />少しお行儀が悪いですが、床に座り込み柱にもたれていると<br />奥の方からゆっくり流れて来る涼しい風を感じられます。<br /><br />柱の上方に刻まれたミャンマー文字の呪文が<br />織物のように施された柱のモザイクによる光の反射を制御し<br />大理石に映るシンメトリーの世界はこの空間を浮遊させ<br />天空と見紛う快適な空間を作り出しています。<br /><br />とても気持ちが良く、随分長居をしました。

    パヤーの回廊は床がヒンヤリした大理石で
    裸足で歩いていると、相当気持ちが良い。

    少しお行儀が悪いですが、床に座り込み柱にもたれていると
    奥の方からゆっくり流れて来る涼しい風を感じられます。

    柱の上方に刻まれたミャンマー文字の呪文が
    織物のように施された柱のモザイクによる光の反射を制御し
    大理石に映るシンメトリーの世界はこの空間を浮遊させ
    天空と見紛う快適な空間を作り出しています。

    とても気持ちが良く、随分長居をしました。

  • マンダレーヒルへの車両用道路は一方通行で<br />出口は大きな狛犬が守る参道とは全く違うところです。<br />狛犬の写真を取りに戻るのも面倒くさいので<br />次なる目的地、ヒルの南にある Kuthodaw Payaに向かいました 。<br /><br />中央の仏塔は金ピカで、でかいです。<br />当然この仏塔の周りは日陰がほとんど無く<br />裸足で一周するのは修行に近いものがあります。<br /><br />半分駆け足でぐるりと一周し日陰に逃げ込むと<br />先客の猫がのんびり私たちを迎えてくれました。<br />「ここが特等席かい?」<br />「にやぁー。」

    マンダレーヒルへの車両用道路は一方通行で
    出口は大きな狛犬が守る参道とは全く違うところです。
    狛犬の写真を取りに戻るのも面倒くさいので
    次なる目的地、ヒルの南にある Kuthodaw Payaに向かいました 。

    中央の仏塔は金ピカで、でかいです。
    当然この仏塔の周りは日陰がほとんど無く
    裸足で一周するのは修行に近いものがあります。

    半分駆け足でぐるりと一周し日陰に逃げ込むと
    先客の猫がのんびり私たちを迎えてくれました。
    「ここが特等席かい?」
    「にやぁー。」

  • 中央塔へと伸びた屋根付き廊下のベンチに座って休憩。<br /><br />足元は大理石で思いの外ひんやりと気持ちが良く<br />目の前には白の仏塔が整然と並んでいます。<br />写真の奥の方から手前に向かって流れてゆく風に<br />時より混じる乾いた金属風鈴の高い音色は<br />しばし暑さと疲労を忘れさせてくれる魔法の旋律。

    中央塔へと伸びた屋根付き廊下のベンチに座って休憩。

    足元は大理石で思いの外ひんやりと気持ちが良く
    目の前には白の仏塔が整然と並んでいます。
    写真の奥の方から手前に向かって流れてゆく風に
    時より混じる乾いた金属風鈴の高い音色は
    しばし暑さと疲労を忘れさせてくれる魔法の旋律。

  • 昼食のカレーで今日1日分の満足はほぼ満たされました。<br />午後のマンダレーヒルはついでの様な物ですが<br />やはり最後はアルコールで絞めないと私たちではない!<br /><br />夕方、81番と32番通りの交差点に飲み屋を発見。<br />マンダレービールの生、ジョッキ1杯800K。<br />このビールはコクとキレがあって美味い。<br /><br />暗くなってからもう一度この店まで来て<br />私たちがこの店で飲んだビール代の総額は当然<br />レンタルバイク代より高いことは言うまでもありません。<br />コンビニでウイスキーも手頃な値段で購入し<br />酒に困ることが無い事が分かったミャンマー旅行。<br />気持ちも軽く、明日から街を走り回れそうです。<br /><br />明日(次回)からは、アムラプラ、インワ、ザガインなど<br />マンダレー周辺をバイクで回る予定です。<br />酒好きのこんな旅行記ですが<br />よろしかった、次回もお付き合い下さいませ。

    昼食のカレーで今日1日分の満足はほぼ満たされました。
    午後のマンダレーヒルはついでの様な物ですが
    やはり最後はアルコールで絞めないと私たちではない!

    夕方、81番と32番通りの交差点に飲み屋を発見。
    マンダレービールの生、ジョッキ1杯800K。
    このビールはコクとキレがあって美味い。

    暗くなってからもう一度この店まで来て
    私たちがこの店で飲んだビール代の総額は当然
    レンタルバイク代より高いことは言うまでもありません。
    コンビニでウイスキーも手頃な値段で購入し
    酒に困ることが無い事が分かったミャンマー旅行。
    気持ちも軽く、明日から街を走り回れそうです。

    明日(次回)からは、アムラプラ、インワ、ザガインなど
    マンダレー周辺をバイクで回る予定です。
    酒好きのこんな旅行記ですが
    よろしかった、次回もお付き合い下さいませ。

この旅行記のタグ

62いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ミャンマーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ミャンマー最安 689円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ミャンマーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP