3月30日金曜日はキリスト教のグッドフライデーでお休み。今年少ない連休の貴重な１回です。当然旅行に出かけます。<br />目的地は12月のクリスマスに行ったラジャスタン州のランタンボール。目的は世界遺産ランタンボール城とタイガーサファリでベンガルトラを見ること。<br />クリスマスの時はサファリ参加者が多くてランタンボール城には立ち入り禁止になっていて再度チャレンジすることは決めていました。<br />ランタンボールは雨季はクローズになるので次の休みの6月ラマザンの休みでは行くことができません。<br />ということで再度のランタンボール訪問を決めました。<br />ホテルも前回と同じラージパレスホテルの宿泊することにし、サファリの手配とランタンボール城へのタクシーの依頼をお願いしておきました。<br />今回はランタンボール城とベンガルトラを見ることができるかなぁ～？？<br /><br />今回の旅の予定です。<br /><br />3/30 前半<br />https://4travel.jp/travelogue/11344568<br />ジェットエアウェイズ9W 828便　チェンナイ2:05→ニューデリー4:55<br />ジェットエアウェイズ9W 161便　ニューデリー7:45→ジャイプール8:50<br />ランタンボールエクスプレス#12466 ドゥラガプラ11:14→サワイマドプル<br />13:15<br />ラージパレスホテルチェックイン<br /><br />★3/30 後半★←この旅行記<br /><br />車をチャーターして世界遺産ラージャスターンの丘陵城塞群の構成遺産　ランタンボール城見学。<br />3/31 前半<br />ジープサファリ参加<br />3/31後半<br />キャンターサファリ参加<br />4/1前半<br />ジープサファリ参加<br />4/1後半<br />ランタンボールエクスプレス#12465 サワイマドプル14:35→ドゥルガプラ16:14<br />インディゴ6E 442便　ジャイプール18:50→チェンナイ21:30<br /><br />3/30後半<br />サワイマドプル駅に到着するまでの列車が1時間40分ほど遅れましたが、今回は旅行全体に影響を与えるようなことはありませんでした。<br /><br />4時にタクシーに来てもらいランタンボール国立公園の中にあるランタンボールフォートに向かいます。<br />お城全体がかなりの大きさでした。<br />夕方に行って正解でした。昼に行ったら暑くてたまらなかっただろうなぁと思いました。<br />今回の旅行の一番の目的地世界遺産ランタンボールフォート訪問記です。

2018年3月30日グッドフライデー休暇　ランタンボール旅行（ランタンボールフォート編）

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2018/03/30 - 2018/03/30

80位(同エリア384件中)

エリア

その他の観光地(インド)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

交通: 3.0

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: タクシー

ランタンボール国立公園のゾーン1-9の入口があるゲートから入ります。
写真は翌日午後に撮ったもの。
運が良ければサファリに参加しなくても虎や豹が見えることもあるそうです。
早速道端にハマヌーンラングーン
親子でした。
ありゃ、たくさんいるわ。

池のほとりで車を降りていいよ！と運転手さんに言われてちょっと降りて見ることに。木の上にたくさんのハマヌーンラングーン
早よ、城に行け！！
って感じで見送られました。
先に進みます。
途中ランタンボールフォートの外郭の門を通過。
お！ラングーン以外の動物発見！
ディア（鹿）ですね。
更に進むと道端に孔雀の雄が。
飾り羽がついていますね。どっかで広げる姿が見えるかもしれませんね。
世界遺産ランタンボールフォートです。
山城ですね。
入り口のゲートから階段が壁のところでなくなっていますね。
錯覚を誘う構造です。

この城は建築時期は10世紀。デリーのイスラム諸王朝とラジャスタンの王朝が熾烈な争いを行った城です。
城の敷地に入るとハマヌーンラングーンがぎっしり。
こいつら、悪さしまくりますから要注意。
入り口から始まる階段は城壁で行き止まります。そして城まで上がる道は右に曲がり、細い通路が続きます。敵が攻め込みにくくなっています。
更に左手に上に続くナヴァカポールが。ここも攻めにくくなっている工夫が。
ナヴァカポールの裏側。門をくぐったら折り返しになっています。

そこからしばらく広めの階段が続きます。
ちなみに階段は全部で２００段あると運転手さんが行ってましたが、数えていませんね。
まだまだ山上の砦がまだまだ上に見えます。
木にインコが留まっていました。
上に登ると次のゲートが見えて来ました。
ハーティポールです。ここもまっすぐ階段が門に入っていくわけではなく、右に迂回して門に続いています。
ハーティポールの脇にこの神像が。
ヒンドゥーの物でしょうね。最後にここを支配していたのはアンベール王国（ジャイプル藩王国）という名のヒンドゥー王朝。
なんか堅固な山城っていう雰囲気が強くなって来ました。
人間の持っている食べ物を狙うハヌマーンラングーン。
ヒンドゥー教の神様ハヌマーンの元になった動物ですが。。。
悪いことばっかりやります。
階段は何度も折り返して登っていきます。
また錯覚を誘う構造になっていて階段の終わりは壁に見えます。
この階段の途中から国立公園の中の湖が見えました。
手前の木にもハマヌーンラングーンが。
見晴らしがいい場所です。
見張り台だった感じです。
ここに虎が寝ている写真を見たことがあります。
階段が行き止まりになっている壁の脇に小さな祠がありました。
ここにはガネーシャが祀られていました。

この壁にぶち当たって左に目をやると
ガネーシャポールという門があります。
ここを入ってすぐに右に曲がります。
城の最上部が近づいて来ました。
日本の城でいうと本丸が近いってことですね。
高い櫓のある門に出ました。
アンデルポールという門です。
門を抜けたところに次の入り口が見えますね。
敵が攻めたらそのまま真っ直ぐに駆け込んでいきそうです。

奥の入り口の先は行き止まりで一網打尽になる仕組みになっています。
城の本丸に続くのはアンデルポールを抜けてすぐに右に曲がるこのトンネルをくぐっていく道です。
アンデルポールを抜けたら開けた場所になっていました。
城壁には正方形と長方形の穴が。
これは日本の城と一緒。ここから敵を弓矢や鉄砲で打つための穴です。
そしてこの城壁の脇に
世界遺産の表記がありました。
ドゥルハマハルという宮殿の跡がありました。多分高貴な人が住んでいたところだと思います。
通路沿いの建物。
使われていた時はおしゃれな感じだっただろうなぁと思わせる建物です。
上の建物を超えたところに小道があって宮殿の裏側を見ることができます。
あまり広くないけど建物は多く建っていたようです。
宮殿を抜けたところから見える風景は最高でした。
登って来た城への道を見下ろせました。谷に続く城壁が高くそびえています。
奥に進むと雨ざらしのお墓が。
ダルガーカズィピアージャナブ
イスラムのモスクがありました。
ダルガーカズィピアージャナブを過ぎるとこの門があります。
ここを抜けて更に進んでみます。
上の門をくぐるとこんな建物が。
なんの案内もないのでなんの建物かわからないですが、今までいろんなところを見て来た経験からすると召使いたちの住居だったんじゃないかなぁと思いますが、果たして？！
なんにしてもこの落書きの多さはあかんでしょ！
世界遺産になったんだからこういうところは修復して欲しいわ！
今度はこちらの建物に、行ってみます。
壁にイスラム建築らしい模様があります。
これがあるってことはマハラジャなどが使っていた建物だと思います。
女王のプールと呼ばれるここ。
水があると風光明媚な感じになるんでしょうね。
旧住居地区に向かっていきます。
今、現役のヒンドゥー教寺院がありました。
ラクシミーナラヤンテンプルという名前。
ラクシミーナラヤンテンプルの奧に更に名前の案内の無いヒンドゥー寺院が一つ。
覗いたらちょうど説法中でした。

※と書いてましたが、後で調べたらここはジャイナ教寺院だったようです。
隣の峰にも城壁が続く
大きな大きな山城であることを再確認しました。
ガネーシャ寺院に向かう道を進みます。こんなところにも牛が。彼はコブが大きくてインドではかなり神聖とされる牛です。
お！ハヌマーンとナンディーだ！！
ヒンドゥーの神の元になった動物ですからね。
通りのすぐ横には寺院がありますね。
城内から見てるのにかなり城壁が見えます。
ガネーシャ寺院。
ランタンボールフォートはたくさんの人がいましたが、その人たちは城を見学するよりも、ここを目掛けて登っています。
中を見てから出て来たらハヌマーンラングーンがたくさん。
ガネーシャテンプルの前にはお土産やお菓子、飲み物を売っているお店が何件もありました。
暑い中水を持たずに登って来たので、冷たいスプライトとお水を購入。
美味しい～！！
シヴァ寺院がありました。入って見ます。
32本の柱に支えられた広間を持つ寺院。イスラム王朝の統治した時代に立てられたのでしょうか？シヴァが広間の下のスペースに祀られていて、階段５段上がったら、階段からそれて下に行くとシヴァのいるスペースに入れます。
階段を上ったところは外周に柱があって真ん中はスペースがある感じになっています。
シヴァ寺院の上から見えたこれはなんだろう？

主だったところは見終わったので車のところに降ります。
歩き始めてすぐのところにシキチョウがいました。割とインドではよくみる鳥です。
降ります。
右側は兵舎があったところ。
ナヴァカポールまで降りて来ました。城壁の上にクジャクのオスメスが。
オスが求愛しないかなぁと待って見ましたが、羽根を広げてはくれませんでした。
世界遺産で１枚はこの写真。
クジャクが城壁の上にいるところを記念撮影！
一眼レフを持っていたインド人のお父さんに撮ってもらいました。
ランタンボールに連れて来てくれたタクシーの運ちゃんと愛車のヒュンダイエクセレント。
ホテルまで送ってもらいました。
これでランタンボールに来た最大の目的世界遺産ランタンボールフォートは２度目の挑戦にしてようやく制覇しました。
ホテルに帰り庭でビールをいただきます。
飲んだのはラジャスタンのツボログビール。
12月の時に見たダンスのショーをやっていました。
今回は外国人が多かった前回と違ってインド人の家族が多かったです。
ファイヤーダンスもありました。
外でビールを飲んでレストランの中に入ります。
夕飯はビュッフェスタイル。
チキンティッカとフライドヌードルとフライドライス。そしてポテト。
さらにロティーを１枚。
ナンではありません。でも食べてる僕には違いがわかりません。

翌日は朝6時からジープサファリに参加です。
ベンガルトラに会えるかな？