2018カリフォルニアの旅①

2018/03/22 - 2018/03/25

　最初の3泊と最後の2泊をオールドトーランスの静かな住宅地、小さなゲストハウスで過ごした。オーナーのきめ細やかなはからいが随所に感じられる素敵な空間だった。春の日差しに、よく手入れされたバックヤード、ハミングバードやリスが毎日やってくる。そこで過ごす時間は素朴でありながら、とても贅沢なものだったと思う。
　

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港内。仕事柄、猫はいつも周りにいるが、ここにもいた、迷いネコか（笑）。

　成田からはUA、3-4-3のシーティング、いつもは家族3人で並んで座れるところが、直前に息子が行けないことに。その窓側のシートにはGIカットのアメリカ人、寡黙でシリアスな表情だ。周囲にも数人GIカットの若者がいたから、兵隊だな。最初はうーん、こいつと隣り合わせで9時間きついな、と思ったが、途中から打ち解けて、世間話をした。最後は、お互いに、よい旅を、で別れた。
　LAXではターミナル7で税関と入国審査。税関は各人がパネルにタッチして申告する。機内で配られた昔ながらの用紙は全く用無し。入国審査もさほど時間がかからず通過。LAXはさっさと通り過ぎたい場所だ。

レンタカーはHertz、今回からメンバーになったのでわずか数分ですんなりとチェックイン、これは楽。以前はどこも1時間ほど待たされたのが、時差ボケの体にはとてもつらい時間だった。車はそこのロットであればなんでもいいよ（当然、予約以上のグレードのものはチャージされる）、というので、カムリにした。6年前、たまたまカムリだったのが、手ごろな大きさで運転しやすく今回もと思っていた。

　宿のチェックインまでには少し時間がある。土産に考えているSee's Candyの店舗があるDel Amoに行った。かつては全米一の売り場面積があったモール、6年前に来た時にはさびれていて今にもつぶれそうな印象だったが、見事に復活していた。フードコートにはホットドッグのPink'sもあった。

　Old Torranceの閑静な住宅地にある普通の家、そのバックヤードにある小さくも趣のあるゲストハウスが今回の宿。値段は近隣のホテルよりも安く、ベッドルームが2つ、フルキッチンにランドリーまでついている。民泊利用は初めてなので、多少の不安もあったが、オーナーがとてもいい人だった。気持ちを入れて管理しているのが伝わってくる。

メインベッドルーム

セカンドベッドルーム、ベッドもリネンも、とても寝やすく心地いい。

　手入れの行き届いた小さなガーデン、柵から向こうはオーナーのプライベートスペース、毎日リスとハミングバードが来る。ターシャの世界に通じる雰囲気の中で、のんびりティータイム、なんとも素朴で贅沢な時間。

　生活に必要なものは大体用意してくれている。ランドリーは、滞在中に2回利用したが、自分の部屋にあるのはとても楽。

　リビングダイニング、手前にTVと小さなダイニングテーブルがある。WiFiも強力だ。部屋の随所にオーナーのセンスの良さが感じられる素敵な空間で、南カリフォルニアの春の陽光に癒された。

　オーナーのガレージ、見事に手入れがされている。自分の家のガレージにここまで手入れをするゆとり、いい生活だなぁ。
　

　グロセリーショッピング、WHOLE FOODS (Crenshaw & PCH)の店内は広く落ち着いていて、ゆっくりショッピングができる。フルーツ、サラダ、ヨーグルト、オレンジジュース、サルサ、チップなどを購入した。フルキッチンがついている宿だと、旅の楽しみ方にも幅がでる。ショッピングバッグをほとんどの人が持参していた。

　翌日、時差ボケで夜中に目が覚める。まだ暗い中、朝食をすませて、少し、うとうとした後、レドンドビーチに向かう。

昨日からの雨もあがり、今日は晴天。澄んだ空気、上質な光、穏やかな海からの心地よい風、最高だね！

　ダウンタウンLAのLanger'sでパスタラミサンドを食べてみたい、でも行き帰りに半日潰れるのもなんだかなぁ、と思っていた。妥協して、サウスベイでそれらしき店を見つけて行ってみた。見かけはToo muchだが、食べてみると、味のバランスは悪くはない。でも、次回は頑張ってLanger'sいくかな。

New York Deli (Crenshow & Sepulveda)

　夕暮れ時、VONSに行った。ベーグルがばら売りしていたので、朝食用に購入。普段手に入らないハーゲンダッツのスイスアーモンド、なんだか薄い、アイスなのにNon-Dairyだと、正気か？
　それにしても、皆飛ばす、カーレースの如く。でかい車ばかりで、カムリがコンパクトカーみたいに感じる。

　翌日、また早い昼食はTorranceとAnzaに近いことろにある家庭的な店。ウェイターはイタリア人だ、まだ南カリフォルニアに来て数年だろうか、時折、気の利いたことを言う。ソースとパスタはOKだが、量がとても多く、一つはサラダにしてシェアすればよかったと後で思った。気持ちよく食事できたので、少し多めにtipを残した。それを後で見つけたウェイターの彼がわざわざ表まで出てきて、手を振り、見送ってくれた。旅の思い出となる一コマ。

Dana Point、住宅地の一角にあるHeritage park、近所の公園なんだろうが、とてもきれいに整備されている。

　のんびりした南カリフォルニアの風景を期待して、わざわざオレンジカウンティの最南、San Clementeまで来てみた。おり悪く、Spring Breakでバカ騒ぎをしそうな若者がわんさかいる。この人の多さでは、期待していたピアからの風景もなんだかな、と散策もあきらめ、さほどがっかりもせず帰路につく。

　帰りに寄った日本食、レインボーロールとスパイシーツナロール、見かけだけではなく、ここの店は上手。値段も良心的。

Huntington BeachのIKEDA

4日目、ヨセミテへ、実に25年ぶり。