2018/03/07 - 2018/03/07
462位(同エリア2344件中)
いちごさん
娘が孫を出産しました。
上の孫は小学生なので里帰り出産が出来なくて、私が、2月末から約1ヶ月、手伝いのために娘宅に滞在することになりました。
2月末の北海道はまだまだ寒かったけど、覚悟して衣類など完全装備で行ったこともあって、想定内の気象でした。
だけど、だからといって気軽に外出する気にはなれないお天気で、外出といえば必要に迫られた買い物のみ。
カゴの鳥状態にストレスも溜まってきたころ、ムコ殿のお休みの日がきました。
ムコ殿も、学校が休みの日は上の孫に付き合わなければならないのですが、今日は平日。
家事、育児の手伝いなど、私がしているすべての事+アルファをムコ殿にお任せして、私も1日休暇をもらいました~♪
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2月の北海道、とんでもなく寒いだろうけど服はいろいろ着込めば済む。
だけど、雪に慣れない私が注意しなければならないのが雪道。
滑って転んだら無傷では済まないと思われるお歳ごろ。
事前に防滑の靴は用意したけど、靴底見たら、なんか~頼りなさそう。
娘や知り合いやネットの助言で、【スベラン】を空港のコンビニで買いました。
1000円ちょっとだったかと。
3月に入ると雪が融ける時間帯もあって、夜、それが凍りついて道はテカテカ、ツルッツル。
【スベラン】に助けられました、これが無かったら外出できないところでした。
自宅に戻る2~3日前に片方の【スベラン】を失くしていたことに気づいたのですが。。。 -
早くから計画していた訳ではなくて、ムコ殿のお休みを聞いて思いついたことなので、急ごしらえのショートトリップ。
冬の北海道、旅行記や写真で見ている分には雪景色が美しくて憧れだったけど、寒さを考えると自分が行くとは思わなかった。
その北海道に居る。 -
せっかくなので、思いっきり雪景色を堪能してこようと選んだ先は、旭川。
最寄駅から【いしかりライナー】に乗って【岩見沢駅】へやって来ました。
ここで、特急【ライラック13号】を待ちます。
【ライラック】は札幌駅が始発だけど、娘宅の路線バスの連絡の都合で岩見沢から乗車です。 -
特急【ライラック13号】
これは、旭川駅に着いてからの写真ですが、途中、吹雪いている地域もあったので、お顔が雪にまみれています。 -
【岩見沢駅】を11:25に発車したライラックは、雪におおわれた広い大地の中をひた走る。
-
ずぅ~と続く真っ白な雪原。
特急の車窓から雪景色を見ているだけで、あきない。
ぜいたくなひと時~♪ -
札幌、旭川間で停車駅は数駅あるけれど、わざわざ【びばい駅】にカメラを向けたのは、雪がめっちゃ多いからではなくて、、、どこも多い。
知り合いの娘さんが結婚して【びばい】に居る~という事を思い出したから。
「あ~、【びばい】ってここかぁ~」 -
嫁ぎ先は牧場を営んでるお家だと聞いたけど、自然は厳しそう。
でも、とっても美しいところ。
雪が融けて夏になったら、もっともっと、ステキな風景が見られるのでしょう。 -
12:25旭川駅到着。
お昼どきなので、まずは昼食を。 -
直結しているイオンモールの4Fにレストラン街があるので、そこへ。
それにしても、どこにでもあるな~イオン。。。
【風月】や【鎌倉パスタ】、私が住んでいるところでもよく目にするお店など、10軒あまりのお店が並んでいます。
そんな中、北海道天ぷら・そばの【豊ろ香(ほろか)】さんを選択。 -
お昼どきで少し列が出来ていたので10分ほど待ったけど、ひとりでも気兼ねなくお食事できる席に案内されました。
向かいの席とは、真ん中が衝立で仕切られているコンパクトなカウンター式。
こういう席、ひとりご飯用にいろんなお店にあると嬉しい~。 -
【ケンミンショー】で見た北海道の豚丼を食べてみたかったけど、お昼ごはんに普通の豚丼はちょっと重い感じ。
で、【ミニ豚丼とそばセット】を。
豚肉の味付けが美味。
そばは、慣れ親しんでいる関西風のつゆではないけれど、身体もあたたまって美味しい~ -
腹ごしらえも終わったので、旭川駅前から【雪の美術館】へ。
駅前から路線バスでも行けるようだけど、バス停で下車してから10分ほど歩くらしい。
10分というと結構な距離だし、しかも雪道で上り坂。
市内の高台に位置していてタクシーで15分くらいの距離なので、時間もあまり無いしタクシーを利用します。
で、タクシーで降ろされたのが、こんもりと雪におおわれた駐車場の一角。 -
いいやん~、いいやん~♪この雪景色。
こんな雪の中を歩いてみたかった。
そこの細い道を上った先にあるからと、タクシーの運転手さんに教えてもらった雪道を歩いて行く。 -
【雪の美術館】の入り口に立つレンガの門とガス灯。
【雪の美術館】が中世ヨーロッパのお城の外観をもつ建築様式らしいので、すでにそんな雰囲気がしています。 -
道はテカテカ、ツルッツル。
【スベラン】が威力を発揮。
全然、怖くない~♪ -
雪と木立の間に見えて来た~
心がときめく、ステキな景色。 -
【雪の美術館】、、、ウァォ~~~メルヘン!!!
【雪の美術館】は、やっぱり、雪におおわれている時期がいい~ -
入り口のドアの上に、雪の結晶の紋章が。
外の扉も内側のドアも、雪の結晶の紋章付きです。
入り口からしておシャレで別世界。 -
大理石の床に傷をつけるので、【スベラン】はここで外さなければいけません。
-
中へ入ると右手にある受付で入館料をお支払いします。
おとな ¥700
エントランスの中はもう~ファンタジーの世界。 -
旭川の冬はその寒さゆえに美しい雪が降り、凛と凍てつく静謐の世界が広がります。
はかなくも幻想的な雪と氷の世界を一年を通して多くの人に伝えたいとの想いから、雪の美術館は誕生しました。。。そうです。 -
順路を進むと雪の結晶が付いたらせん階段の上に出ます。
-
らせん階段の下段、中央にあるのは噴水。
噴水、泉とくればコインですね。
水の中には、やっぱり、コインが沈んでいます。
私は投げ入れてませんが。。。 -
ただ、コインがちょっと少な目なのは、訪れる人が少ないのかな、、、冬だから?冬がいいのに。。。
現に館内はひっそりとしていて、私が出会った人たちは若い日本人女性2人組、中華系の数人のグループ、帰りドアを出たところで雪との写真撮影に興じていた3人の韓国人女性、、、だけでした。 -
らせん階段を下りて行くと、壁に等間隔に絵画が展示されています。
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清水新也氏の油絵です。
ピエロを描き続けている画家さんです。 -
清水氏の描くピエロは、道化師ではなくて子どもの象徴で、
-
おとなも童心に返って、捨てた忘れた夢をもう1度持ってもらいたいとの思いをピエロに託されているのだそうです。
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「お伽話」とタイトルが付けられた作品。
どれも、ファンタジーな世界にぴったりな絵。
見ている間だけでも童心に帰れるような。 -
多数の作品を、らせん階段を一歩一歩降りるとともに鑑賞できます。
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氷のようなドアの向こうは
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氷の回廊。
通路の両側に氷壁が立ち並んでいます。
回廊の中は10℃だけれど、 -
窓の外は-15℃の氷の世界。
-
巨大な氷の柱やつららが林立しています。
スゴ~い!!!
ダイナミック!!! -
1年中鑑賞できるのだとか。
こんなに寒い季節ではなくて、熱中症になりそうな猛暑に見られたらいいなぁ~
見ているだけで涼しくなりそう~
旭川には、そんな暑い夏の日は無いか(^_^;) -
自然が作り出す造形美。
とても綺麗で、もっと見ていたくて、さほど長くない回廊を行ったり来たり。 -
出るのが惜しい、、、でも、寒くなって冷えてきた。。。
出ます。 -
【雪の結晶美術館(スノー・クリスタル・ミュージアム)】へと進みます。
さわやかに、軽やかに降り、真っ白に輝いて積もる北海道の雪がきれいなのは、ひとつひとつの雪の個体(結晶)が美しいから。
ここからの【スノー・クリスタル・ミュージアム】は、湿気のない大雪山系・天女ヶ原1000m以上の上空に出来た雪の結晶が紹介されています。 -
【クリスタルルーム】
天女ヶ原で20年余りをかけて撮影された美しい雪の結晶200点の写真が展示されています。 -
「ひとつとして同じ形はない」雪の結晶、、、だそうです。
-
真っ白に降り積もった雪の結晶がひとつひとつ違うなんて、考えたこともなかったけど。
自然の力は偉大~ -
神秘的な空間で1日1組限定の結婚式もあげられるそうです。
特別なウェディングになりそう。
もっとも、結婚式が予定されている日、一般客の入場は制限されるので要注意ですが。 -
雪の結晶の顕微鏡写真は、北海道大学の故小林禎作教授と古川義純助教授が20年余りの歳月をかけて、毎年、天女ヶ原に雪洞をつくって研究・撮影されました。
雪の結晶の研究に生涯をささげられた小林禎作教授(1925-1987)が研究されたすべての資料がここに保管されているそうです。 -
その研究の一端を画像でも見ることができます。
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪~♪というのは津軽に降る雪だけど、
天女ヶ原に降るいろんな雪が見られます。 -
雪の結晶美術館を出て順路を行くと【音楽堂】があって、コンサートや講演会が催されたり結婚式などにも使われています。
こんな所での結婚式、ステキだろうなぁ~って、その気にさせられます。
ちょうど、建物の真ん中あたり。
上を見上げると、 -
7人の画家によってえがかれた壮大な油絵「北の空」が広がっています。
-
カフェレストラン【スノーナ】
●カフェレストラン/10:00~16:00(ラストオーダー15:45)
●アフタヌーンティー/14:00~15:00(受付)終了16:00
●ランチタイム/11:00~15:00 -
洋風料理が並んでいますが、「結晶弁当」なるものもあるみたい。
こんなメルヘンチックなところで、アフタヌーンティーなんていただいたら完全に物語の中のヒロインになれるのでは。
見て、通り過ぎるだけなのが、悲しい~ -
この雪の美術館が出来たのは1991年のことだけど、『アナと雪の女王』が大ヒットしてからは、『アナと雪の女王』が味わえるところだと話題になったそうで。
レンタルドレスを着てお姫様体験(写真撮影)をする人が増えたのだとか。
ちなみに、ドレスばかりがクローズアップされているけれど、和風のかぐや姫体験というのもあるらしい。 -
私に合うドレスもあるのかな?
たぶん、ザンネンですが・・・って言われるんやろうなぁ~(^_^;)
だから隣のミュージアムショップへ。
話題になったので、『アナと雪の女王』系のお土産がたくさん並んでいました。
上の孫に『アナ雪』のファイルとかタオルハンカチとか買って帰ろうかなぁ~と思ったけど、「もう~古い」と言われそうでやめました。
でも、今でも『アナ雪』は大好きなのだとか、、、買えば良かった。 -
帰りも受け付けでタクシーを呼んでもらいました。
受付には路線バスの時刻表が貼っています。
旭川駅行きは、1時間に1本くらいだったか・・・・・
先ほど降りた駐車場付近でタクシーを待っていたら、欧米風の3~4人のグループが雪遊びを満喫していました。
ここで出会った日本人の観光客は結局2人だけという、海外のようなところでした。 -
旭川駅に戻って来て、帰りは16時発の特急【カムイ32号】で札幌へ。
指定席を見たら、窓側がぜんぜん空いていなかったので、始発でもあるし自由席に並ぶことに。
そしたら、余裕で窓側に座れました。
平日で何もない時期なのに、どんだけ~混んでるの?と、後で調べたら、5両編成の電車で指定は1両だけでした。
どうりで。。。 -
帰りも窓から一面の雪景色を堪能しました。
どうせなら雪を見に~と選んだ旭川だったけど、どれほど寒いのか、ちょっと恐れてもいました。
でも、旭川はいいお天気で、想像していたよりずっと過ごしやすかった。
楽しかった~♪
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ホーミンさん 2018/04/06 20:55:22
- おめでとうございます
- いちごさん
こんばんは。(o^v^o)
まずは、お孫さんのご誕生、おめでとうございます。
嫁ぎ先が遠いと、このようなタイプの旅行も出来るのですね。
旅行半分、おつとめ半分。
でもすごく嬉しいおつとめ♪
この時期に北海道に行くとしたら、スキーか雪まつりしか思い浮かびません。
普通の旅行はどんなものだろうと思って拝見しました。
ん~、さすがに寒そう。
でも楽しそう。
お客さんが少なそうだし、数少ないお客さんを大事にしてくれそう。
雪の結晶は、二つとして同じものがないって驚きです!
人間の顔と一緒ですね。
でも数としたら、雪の結晶の数の方が多いよね。
気が遠くなる話です。
たくさんの投票をありがとうございました!!
- いちごさん からの返信 2018/04/08 17:26:12
- ありがとうございますm(__)m
- ホーミンさん
こんにちは〜
お祝いをありがとうございます。
そしてコメント、いいねもありがとうございます。
娘の家へお産の手伝いに行って、ショートトリップして来る私もわたしですよね〜(^_^;)
そんな親、他にいるかな?って我ながらあきれるけど。
孫は可愛いし、特に生まれてスグの赤ちゃんは起きていても寝ていても泣いていても可愛いくて見飽きないものですが・・・・・
私は人間が出来ていないし精神修行も足りないので、毎日毎日外へも出かけられなくて家事ばかりの生活が続くと、無性に自由が欲しくなって〜(^_^;)
幸い、娘もムコ殿も(ムコ殿はムリヤリかな?)、私が帰った後の練習にもなるからと賛成してくれたので、休暇がもらえました。
私が夫と2人暮らしをしてから12〜3年になるので、すっかり、好き勝手な生活が身に付いてしまったようで恥ずかしいです。
by いちご
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