青春18切符で玉野、倉敷、岡山 日帰りマンホールカードの旅

2018/03/23 - 2018/03/23

青春18切符で岡山へ日帰り。岡山には何度も来ているので今回はマンホールカードゲットすべく玉野地区に行ってみました。桜はまだ咲いていなかったけど古い建物が残る街を散策。神社の見事な屋根瓦に感動。その後倉敷に移動して大原美術館見学。本当は児島地区にも行って別のカードゲットしたかったのですが、時間的に余裕がなかったので無理せず岡山でフルーツパフェ食べて帰ってきました。

エリア 倉敷(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

随分前からマンホールの写真は撮っていたけど、最近になってマンホールサミットなるものを知って、マンホールカードが各地で配布されるようになったと知りました。
積極的に集めているわけじゃないけど、旅の記念に貰っています。
青春18きっぷを使って、どこに行こうかと考えていた時、マンホールカードのサイトを見ていたら岡山倉敷にご当地マンホールが多いことに気が付きました。
何度も岡山には仕事でも滞在したり、日帰りでも美術館目当てで行っているけど、倉敷の玉野地区には行ったことがないので、お天気が良いので行ってみることにしました。
今回ゲットしたマンホールカードは3枚。真ん中が岡山、両サイドが倉敷のものです。
神戸から玉野地区へは新快速で姫路まで行き、あと普通電車の乗り継ぎで新倉敷まで行きます。神戸線はどこかで踏切のバーが折れていたので徐行した影響で、電車が遅れ本当は一本あとの新快速で行くつもりだったのに、余裕をもって一本前の電車で行っていたお陰で姫路で無事乗り継げました。岡山到着後すぐに福山行きに乗り継げば新倉敷まで早くつきますが、新倉敷からバスで玉野中央まで行くためにはそのあとの電車でも間に合うことがわかったので、岡山駅で途中下車。地下の改札を出てももたろう観光センターに向かい、無事一枚目ゲットです。
山陽本線に乗って新倉敷に向かいました。

ももたろう観光センター 名所・史跡

新倉敷からは両備バスで玉島中央まで10分足らず。両備バスは今年多くのバス路線を廃止すると発表して赤字路線を抱える経営の困難さを訴えたバス会社です。結局撤回されたけど採算の取れている路線に新規参入を認めたことに対する抗議の意味合いだったのですが、赤字路線を維持していく大変さは乗客の少なさからも良くわかりました。
玉島中央からは徒歩で観光案内所に向かいます。途中羽黒神社の急な参道が気になりましたが、何せ情報が全くないので一応開いているはずの観光案内所を目指しました。ここでカードももらえます。

バスを降りて歩くこと10分足らず目的地到着。川沿いに道路があってここは裏。
入り口は裏との表示にしたがって回ります。

ここの入り口から入ります。お昼は休憩時間だったようですが丁度係りの人が戻ってきてマンホールカードをいただけました。玉野の待ち歩き地図をもらって少しだけ町を歩くことにしました。

ここの前にご当地マンホールありました。

西爽亭（旧柚木家）とは備中松山藩主の御在所になっていた柚木家の邸宅。国の登録有形文化財だそうです。

門構えが立派です。無料で見学できます。

玄関からみたところ。中に入って庭を眺めることもできます。

玉島地区を流れる川、溜川。この川には古い家が並ぶ景色や水門が独特の風景です。水門があって水が流れている様子はちょっと、ストラスブールの水門を思い出しました。

新町通りも古い家が並んでいるらしいですが、倉敷の歴史地区に比べると統一感に欠ける感じです。古い家と昭和の後半の建物が混在していて、町並みの保存に手をつけたのが最近であることがわかります。昔は廻船問屋がたくさん並んでいたらしい。

玉島町街並み保存地区として指定されている新町通りにある並んだ古い建物。玉島信用金庫西支店が一番奥。

新町通りを元に戻って羽黒神社の裏側から上がっていく道から上ります。
鳥居のすぐ横の建物は羽黒神社会館。坂道を上がっていくと屋上が境内につながってます。この鳥居のある所からは車でも上がっていけて車を停められます。

拝殿。
羽黒神社の御祭神は玉依姫命、素戔嗚尊、大国主命、事代主命だそうです。
交通安全、商売繁盛、家内安全、身体健固の守護神として祀られてます。

拝殿のてっぺんにはからす天狗。これが瓦でできているのが凄いです。

はぐろんというゆるキャラもあるらしい。

丸い筒のようなものが並んでいる瓦も珍しいので聞いてみたら、経の巻だそうです。

神仏融合の時代のなごりで瓦には卍も見られます。この人物は？

境内、建物はそれほど大きくありませんがこのロケーションは周りを見渡せて景色が良いです。

瓦だけでなく彫刻も素晴らしい。

カラス天狗をモチーフにしたお菓子なども町では作られているようでせんべいが売ってました。

神社を下って玉島中央まで戻る途中にはこんな感じのお店もありました。向かいのビストロも古い建物を利用していて雰囲気良かったです。時間がなくて食事できなかったのが残念。
玉島地区はかつて瀬戸内随一の商港だった歴史を感じる趣のある場所が残っている街でした。倉敷にこんなところがあったのか、と発見した気持ちになりました。もうすこし下調べしてくればよかったと思います。
玉島中央のバス停から新倉敷までバスで戻りました。

新倉敷から倉敷までJR在来線で戻ります。倉敷駅から美観地区に向かう途中のアーケードのところにご当地マンホールありました。

ここの消火栓の蓋も面白いデザインです。

倉敷は来るたびに町が綺麗になってきているように感じます。古い建物を活かして新しいお店などにしていくことがビジネスになっているからでしょう。
ちょっと作られた感はありますが、統一感があることで観光資源になっていると思います。

倉敷物語館の建物。この敷地の入り口に観光案内所がありここでマンホールカードを配ってます。

倉敷川。

大原美術館にきました。

大原美術館 美術館・博物館

ギリシャ神殿風の本館。有名な西洋絵画のコレクションが迎えてくれました。

蔵が繋がったような工芸・東洋館。バーナードリーチや河井寛次郎、棟方志功などの作品が昔から展示されていましたが、あまり変わらない感じ。階段が多いのでバリアフリーとは言えませんが、民芸運動の人たちの作品がそろっているのでいつもゆっくり見てしまいます。

大原美術館 工芸・東洋館 美術館・博物館

裏側にある分館。ここは新しい建物でバリアフリー。前には芝生に彫刻が展示されてます。中には日本の画家の作品が多く展示されてました。

大原美術館 分館 美術館・博物館

ゆったりと敷地を使って展示されているのが良いです。内部は撮影できないので外の彫刻が写真に残ります。

分館の前には日本庭園。

庭園は新渓園と言われる庭と建物。中に入ってお庭を眺められます。

庭には鯉もいました。

まだお花の季節ではないので華やかさには欠けます。

入り口に横にあったのは石庭風。亀？

青春18きっぷで日帰りというのは移動時間が長いので疲れます。児島地区に行ってマンホールカードをゲットできても観光する時間はないと思い諦めました。岡山で乗り換えて瀬戸大橋から夕焼けの瀬戸内海を眺めるのも良いなぁ、とおもいつつ、ついパフェの魅力に負けてパフェ提供時間内だったので、駅近のANAホテルに立ち寄ってしまいました。
岡山の駅周辺のレストランのパフェはランチとディナーの間の時間だけしか提供されていません。今はイチゴの季節。立派なイチゴが沢山使われたクリームブリュレのパフェ。これで1200円は安い！イチゴも見た目だけが良いのではなくしっかりと美味しかった。岡山はフルーツ王国なので季節によって桃や巨峰やマスカット、メロンなどいろいろなフルーツパフェが楽しみです。
今回はこれを〆として、岡山から姫路までの列車に乗って帰りました。

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