2017/07/27 - 2017/07/27
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amstrobryさん
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最終日。今日の日本百名山登山は岩手山。
路線バスでアクセスでき日帰りで何とか往復できそうな御神坂コースを往復。
眺望は良いが日帰りだと結構ぎりぎりな道のり。何とか往復し、最終日を締めくくった。
この年はこれが唯一の宿泊を伴う旅行となり、12年続いた北海道旅行も途切れてしまった。
最終日
繋温泉~仁沢瀬9:12~御神坂駐車場前9:45 【岩手山登山】御神坂ルート
御神坂駐車場16:24~盛岡駅前17:10
盛岡17:50(こまち28号)→大宮19:38
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2泊3日の北東北日本百名山登山の旅行も最終日。
今日は岩手山に上る。
岩木山、八甲田山と来て一番コース的にはハードな山
まずはホテルの朝食でしっかりと栄養を取る。盛岡つなぎ温泉 湯守 ホテル大観 宿・ホテル
-
当初盛岡駅まで戻ってバスに乗り継ぐ予定だったが、かなり路線が重複することが分かった。田沢湖線の大釜と小岩井駅の間にあるバス停で乗り継ぐことに。
浮いた時間でホテル目の前の御所湖などを散策することに。 -
正面に岩手山、つなぎ温泉のシンボルのようなシオン像と湖が絵になる風景だ。
御所湖とシオンの像 自然・景勝地
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温泉街をつなぐ橋。
今日は湖面も穏やか。いい天気で登山の方も期待できそう。 -
バスの時間は結構余裕ができた。
橋を渡ったところに植物園があるようだ。
ちょっと立ち寄ってみよう。尾入野湿生植物園というらしい。 -
こちら、クマ出没注意の看板もあり早朝の静かな環境は緊張する。
木道が敷かれて湿生植物を見学できる。 -
散策路をのんびり歩いて、バスの時間が来たので戻った。
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盛岡駅前でバスの路線図をじっくり見た甲斐があり、当初盛岡駅まで戻って登山口まで向かうところ、かなり手前で乗り継ぎができることが分かった。
仁沢瀬というバス停でしばし網張温泉行のバスを待つ。 -
9:50岩手山登山の登山口となる御神坂駐車場前に到着。
こちらのバス、一日4往復で今日の登山は16:24発の最終便に間に合わせる必要がある。
山頂までの標準タイムは登り4時間、火山性の山で外輪山を一周し約30分、下り2時間10分らしい。
こちら標高610メートル地点。山頂は標高2038メートル。 -
岩手山は登山道が複数あり、メジャーなのは馬返しコースと焼走りコースと呼ばれる2本らしい。これらはマイカー専用でバス路線はない。バスでアクセスできるのが今回採用した御神坂コースと網張コース。後者は温泉も魅力的だったがバスの時間の兼ね合いや登山距離の問題から見送った。
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登山開始から約10分。
一瞬だけ林道歩きになる。10:01。 -
再び森の中の登山道に。
標高が低いうちはお馴染みの植生である。
岩手山まで5.7キロ。先は長い。
この付近は傾斜もあまりきつくはないが、この後火山性の山ならではの荒いコースが待っている、と思う。 -
10:23、切接と呼ばれるポイントに到着。標高870メートル。
コースの様子はあまり変化なし。着実に標高は上がってきている。 -
10:41、わらじ脱ぎ場と呼ばれるポイントに。標高1050メートル。
山頂まで3.8キロ。 -
11:06、木々が少なくなり開けた眺望になってきた。
同時にごつい岩が転がるコースに。
しかし、天気、、、曇った。 -
11:07大滝展望台に到着。標高1280メートル。
展望台の名の通り眺望のすぐれた場所。山頂までは3.0キロ。 -
振り返るとなかなかの眺望。
天気が曇ってややかすんでいるのが残念だけど。 -
ふたたび森の中に入る。
かなり傾斜の急な場所。木でしつらえた階段を確実に登ってゆく。11:09。 -
ロープも張っていて、岩も大きなものがゴロゴロ。
予想どおり傾斜のきつい登山道だ。11:15。 -
えぐったような登山道。
森の中の道が続いている。 -
森を抜けると再び開けた場所に。
大きな岩が転がっていて荒々しい。
ロープが張ってあるので遭難の心配はない。11:27。 -
振り返ってみる。結構な急斜面で滑りやすい砂状の地面。
慎重に進む。 -
やせた登山道もあった。
踏み外さないように慎重に進む。 -
このあたりまで来ると森林地帯を抜け、眺望がすぐれた登山道となった。
ちょっと曇っているが。11:34。 -
11:34、笠締と呼ばれる場所に。標高1540メートル。
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傾斜のきつい岩場の登山道が続く。
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12:28、何とか登り切り、尾根上に出た。
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この付近、鬼ヶ城分岐と呼ばれる登山道の分岐点。
なんとなく山頂までもう少しと事前に調べたコースを忘れ思い込んでいると。 -
なんと山頂はいったん下って再び登る向こうの山の先。
これはまだ1時間以上かかりそうである。 -
ということでせっかく標高を稼いだのにいったん下って不動平避難小屋に到着。
標高1828メートル。12:36.
ここからは馬返しコースからの登山者とも合流し、にぎやかになった。 -
さて、山頂へはこの山を登った先のどこかにある。
下から見上げると結構高さを感じ、もうひと踏ん張りといったところ。 -
そういえば天気の方はいつの間にか青空が見られるように。
山頂の景色も楽しめそうだ。 -
山頂へと続く外輪山の尾根上に到着。
ここには岩手山神社奥宮を中心にいくつもの観音像が祀られていた。 -
12:53、信仰の山であることを感じさせられる風景。
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尾根歩きは景色もよく、なだらかな道で歩きやすい。
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12:53山頂まであと200メートルの標識。
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13:08岩手山山頂に到着。
標高2038メートル。3日連続登山のせいか、思ったよりも標準タイムを短縮できなかった。岩手山 自然・景勝地
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山頂からの風景。
なんとか晴れてくれた。麓の景色が絶景。 -
お鉢上のコースと麓の風景が素晴らしい。
さて、帰りのバスまで3時間ほどしかないのであまりゆっくりはできずに下山に入る。 -
帰りは岩手山神社奥宮を経由していこう。
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13:24岩手山神社奥宮。
山岳信仰の根強い山だと感じた。 -
外輪山から外れ、不動平避難小屋に向かう。
正面に見える山に行ったん登らないと下山ルートに向かえない。
これはきつい。 -
13:40不動平避難小屋に到着。
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13:48、正面の山を登り鬼ヶ城分岐に。山頂からは1.4キロ地点。
ここからはバス停まで一本道の下山ルート。標準タイムの2時間30分なら最終バスに間に合う。 -
下山ルートは眼下に絶景が広がる。
晴れたことだしゆっくりと景色を楽しみながら下山することにした。 -
麓の農村地帯。
素晴らしく絶景である。そういえば分岐頂上付近はあまり岩がごろごろしていないようだ。13:57. -
14:22、ひたすら視界のひらけた風景を楽しみながら下山。
一歩一歩進んでいくと結構下っていることを感じる。 -
14:36荒い岩場のところに戻る。
この辺、足を踏み外したら結構危険。慎重に。 -
14:38笠締に到着。ほぼ登りと同じ所要時間。
かなりゆっくりと写真を撮りながら降りてきている。 -
だいぶ麓の風景が近くなってきたがまだまだ視界は良好。
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14:48、木々の中にいったん入る。
標高が下がってきているのがわかる。 -
14:51再び荒々しい岩場の登山道に戻る。
もう少し高度が下がると森の中に突っ込むことがわかる。 -
この付近はロープがコースを誘導してくれていて遭難リスクが軽減されありがたい。
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15:01いよいよ森の中に入った。
バスの時間まであと1時間20分ほど。このあたりからちょっと時間を意識し始めた。 -
15:14、登りの時も印象的だった木で組まれた急な階段。
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15:18大滝展望台に。登山口まで3.1キロ、山頂から3.0キロ。
だいたい中間地点の様子。
下山開始から約2時間。あれ?時間が合わない。ちょっとゆっくりしすぎたか。 -
大滝展望台では最後の眺望を楽しんで、以下森の中のコースを進む。
なんだかバスの時間に間に合わない感じもする。
森の中なのでここからは転倒しない程度の早歩きで -
展望台を抜けると森林地帯のコース。
傾斜もゆるやかな箇所が増えてくるのでここで時間を短縮する。 -
15:34、登山口まで2.3キロ地点に。
バス発車まで約50分。まあ間に合いそうだ。 -
15:47切接に到着。登山口までの最後のポイント。
そして登山口までは1.7キロ。 -
15:55さらに緑が濃くなる森の中を淡々と進んでいく。
-
15:59正面に見えるのはいったん通り過ぎる林道。
バス発車まで約20分。登山口までは約1キロくらい。 -
16:04林道から再び登山道に。
登山口まで600メートル。まあバスには間に合うけど結構ぎりぎりになってしまった。 -
最後の600メートルをすすんで。
-
無事に岩手山登山を終えた。
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16:11御神坂駐車場登山道入り口に到着し登山終了。
眺望の良い場所でゆっくりしていたとはいえ後半は走らないと間に合わない結構危険な登山をしてしまった。
バス発車まで約10分。安全性を考えたら30分以上のゆとりを持たないといけないと感じた。 -
ここが網張温泉からくるバスが通る道。
ここで終バスを逃したらタクシーを呼ぶしかない。 -
ということで何とか最終バスに無事乗車。
このバス、途中小岩井農場を経由する。
小岩井農場で観光客の乗車があり、国道に入って盛岡駅に近づくにつれ地元利用もあり車内はにぎやかになった。 -
ということで3日間のコンパクトな旅行が終了した。
帰りは時速320キロの東北新幹線で一気に関東に。 -
車内では八戸駅の駅弁で軽食を取った。
JR東日本30周年記念パスを使った旅行。
過去の割引切符を知るものとしては決してお得感は無いが、東北旅行のきっかけにはなった。
こういった切符でさえ、特別な期間にしか発売されない現状では鉄道を利用した周遊も厳しいが、また何らかの方法で旅をしたい。
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