2017/05/06 - 2017/05/06
48位(同エリア99件中)
mさん
2017年GWの南バルカン巡りでもっとも恐れていたことの1つである「アルバニアのジロカストラからマケドニアのオフリドへの移動」について書きます。
この移動について検索すると、ティラナまで戻ったり、ハイウェイでギリシャ経由などなど、無駄としか思えないルートが出てくるので不安でしたが、なんとかたどり着くことができました!
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宿のオーナーに移動のアドバイスを請うと、ステキなメモを書いてくれました。
オーナーがメモと地図を見せつつ説明してくれたルートは、下調べの段階で「このルートで行けるんじゃないの?」と、思ってたルートとリンクしてて一安心。
メモの通り行けば大丈夫だし、困ったらこのメモ見せれば大丈夫!という安心感に背中を押されて、いざ出発。
8:30 宿(旧市街)を出て、新市街のバスターミナルへはタクシーで移動。
歩けない距離ではありませんが、足を怪我していたのでプチ贅沢。
(なお行きは歩きましたが、坂がめっちゃ過酷です)
この時間だと割とギリギリなので、もっとも早めに行動した方がいいと思います(^-^;
8:45 ジロカストラのバスターミナルからティラナ行きのバスに乗りました。 -
道中は景色のいいところが多くて楽しかったです。
寄れなかったブルーアイ(キレイな池)の片鱗を感じさせるような川の青さ。
急峻な山々に囲まれているからこその、大きな橋。
田舎の風景。独特の暮らし。山間の村。
そういうものを駆け抜けつつだけど垣間見ることが出来ました。 -
途中休憩もありました。
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こういうところを旅する人ならきっと見たいであろうバンカー(トーチカ)も、左右にちょいちょい見られます。
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乗ってきたバス。
この先も基本ミニバンです。 -
11:40~12:00 ロゴジンで乗り継ぎ。
大きい道路の交差点、街中でもなんでもないガソリンスタンドの横っちょで降ろされて少しドキドキしたけど、
一緒のバスを待つアルバニアンがいたのと、小さいけど事務所っぽい建物(けど無人)があって、まぁ大丈夫かなと。 -
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さらにメモにない場所でも乗り継ぎ。
どこだったのか不明。
交差点でミニバンを待ってると、20分くらいで来ました。
不安だったから長く感じただけで、本当の待ち時間はもっと短かったのかも? -
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休憩でよった売店。
湧き水?が美味しかったです。 -
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ここから先のルートは、都会も少しあるけど、基本的に急峻な山の中を走ります。
緑豊かで、だんだん文化が混ざっていく感じが見られて楽しい。 -
バンカー好きの方は、「そろそろポグラデツだな~」って頃、車窓右側に丘陵地帯の牧草地っぽいところの斜面に、放牧されてる牛と一緒にそこそこの量のバンカーを見渡せる場所が一瞬ありますのでお見逃しなく。
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で、そこを抜けるとオフリド湖がパァァ~ッと眼下に広がって、またテンション上がります。
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湖畔の道まで下りてくると、左右に廃墟やバンカーが点々としてます。
湖は左、廃墟は右に多めです。
「アルバニアに来たんだな」という実感とともに、「国境に近いからバンカーも多いんだろうな」と当時の情勢に思いを馳せつつ、「もうアルバニア出国じゃん!」という寂寥感が押し寄せて、真っ青な空とオフリド湖とたなびく雲がとてもキレイで、ちょっとした桃源郷でした。 -
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15:00 国境の街ポグラデツに到着。
ここからは、メモには「TAXY」と書かれているし、先人たちのブログでもタクシー説が有力だったけど、ダメもとで最寄のアルバニアンに
「国境行きのバス、ないかい?」と聞いてみます。
感触としては、年配の人ほど英語解せず。若者はけっこう大丈夫な感じ。
なんとなく国境方面に歩きつつ(と言っても100m程度w)声をかけていくと、5~6人目の女学生っぽい子が分かってくれた!
しかし、今度はこちらが英語を解さず、けっきょく乗り場まで連れて行ってもらいました。
ってことで、結論!
ポグラデツの町から、マケドニア国境まではバスで行けます!!
で、最悪なんですけど、このバスの値段忘れました。
安いのは間違いないです。
国境行きのバスは、ワゴン車以上マイクロバス未満みたいな車。
「国境行き」って書いたけど、実際にはこの乗り物は、路線バスというよりタイのソンテウ的な感じなのかも。
大まかなルートが決まってて、あとはお客さんのリクエストに合わせての寄り道スタイル。
15:30 ポグラデツ出発。
そして、国境で降りたのは自分だけでした。
ここ大事なんですけど。バスで行けるのは国境までです。
国境からの交通手段はまったく担保されていません。 -
15:45 とりあえずアルバニア出国してみた。
ボーダーには白いレトリーバー系の番犬くんがいて可愛いです。 -
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花や緑に囲まれて、左手には湖を臨む静かな道をテクテクと歩きます。
「今、どこでもない道を歩いているんだ!」という、えも言われぬ開放感。
ちょっぴりの不安も冒険心をくすぐり、最高の気分です。
その距離、約500m。
15:55 そしてマケドニア入国
「国境あたりにタクシーとかバスとかいたりして」という甘い目論見は、秒で粉々に砕け散り、マケドニアの風に飛ばされていきました。
ボーダーを抜けても、それまでと変わらない道が続いているだけです。
車通りは数分ごとにポツポツといった感じ。
自分はもう、次の一台で迷わずにヒッチハイクをし、あっさり成功。
トルコから来た5.5人組(1人妊婦さん)が載せてくれました。 -
皆いい人で、妊婦さんがいるというのも安心でしたが、ホントに運次第だと思うので、他の人にはオススメしません。
栄えてない国境なので、宿に送迎を頼むとか、タクシーの手配を依頼しておくとか、なにがしかの準備をしておいた方がいいと思います。 -
その後は彼らと一緒にスベティ・ナウムを見学しました。
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目的地は違うのに、オフリド湖畔の宿まで送ってくれて本当に助かりました。
ただのラッキーなので、あまり参考にはならないですね(^-^; -
オフリドではデモ行進をやっていましたが、穏やかなもので、特に危険は感じませんでした。
長くなりましたが、同じルートを考えている方のお役に立てれば幸いです。
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