2018/03/03 - 2018/03/05
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tono202さん
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「どこかぶらっと行きたいな」と呟いていると、
「誕生プレゼントや これで行ってきまえ」と家人から渡されたのが、JR四国のバースデー切符(13000円)
三日間有効で四国各線の特急グリーンや「伊予灘物語」や「四国まんなか物語」にも乗車可能とある。さて、どこに行こうかと考えた末に、人もやるなる「乗り鉄」なるものを吾もやるなりという線に固まる。
学生時代は旅と言えば鉄道だったが、田舎に住むと車での旅行ばかりになっている。この際に、四国の鉄道をグリーン車で「視察」することにする。
車からは見慣れた景色が、列車からはまたちがった景色に見えるかもしれない。
そんな気持ちでいざ出陣。
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やってきたのは多度津駅。
ここは土讃線と予讃線の分岐駅。
そして、明治に四国で2番目に琴平との間に列車が走り始めたところ。
四国の玄関口の役割を果たしていた時代もあります。
そのためここには広いJR四国の整備工場があります。多度津駅 駅
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そこに現れてのがこれ。
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「四国真ん中物語」の登場です。
ここから琴平駅経由で大歩危まで運行される特別列車です。 -
ここから乗り組む人たちも多いようです。
しかし、私はこれには乗りません。 -
私が乗るのはこちら。
松山行きのアンパンマン列車です。 -
久方ぶりの予讃線です。
白方駅から詫間駅までは線路と海が近い。
瀬戸の小島が目に入ってきます。
心が開けていきます。 -
バースデーチケットは、乗車前にみどりの窓口でグリーン席を確保できます。
当日のグリンー車は、こんな感じ。
私のお召し列車のようでした。 -
2時間ほどで快適に松山駅到着
子規の句碑 (松山駅前) 名所・史跡
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正岡子規の句碑を眺め、声に出して呟きます。
「春や昔 15万石の城下町」
これだけで松山に来たという気分になれます。 -
昼食を済ませて再度ホームに向かうと・・・
まるでメッカに向かって礼拝を行うムスリム教徒のような姿がありました。
何のために・・・ -
ここに入線してきたのが伊予物語。
上りの乗客が敷かれたマットの上に降りてきます。 -
スタッフが、車中食の運び入れのために待機し
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運転士が交代します。
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そして、下りの乗客を迎え入れます。
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バースデーチケットで、この列車にも乗れます。
事前にみどりの窓口で指定券を発行してもらえば・・。
私が手に入れた時には残席2でした。
人気があるようです。 -
スタッフの見送りを受けて松山駅をゆっくりと走り出します。
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車内は、こんな感じ。
伊予灘が望める車窓に向かって椅子が配置された列と
海と反対方向の列は、一段揚げて椅子が配置されています。 -
車窓に向かって「動く額縁」を肴に、ビールを飲む。
師悦の時間の始まりです。
「肴は炙った烏賊でいい」ならぬ
「肴は宇和海のじゃこ天でいい」と鼻歌が出てきてしまいます。 -
伊予灘を見ながら走って行くと、こんな風景が現れました。
菜の花見学の人たちが笑顔で手を振ってくれます。 -
この列車が多くの人に迎えられ、歓迎されていることが伝わってくる光景です。
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最初の停車駅「下灘駅」に着きました。
この駅を最初に知ったのは「男はつらいよ 寅次郎と殿様」でプロローグの夢から目覚めるところ。以後、「海に一番近い駅」として「観光名所化」しました。
この駅に停車する「伊予灘物語」は様になっています。 -
列車から降りた人たちが、思い思いに記念写真を撮ります。
くつろいだ雰囲気が漂う。 -
スタッフも笑顔で物腰柔らかく対応してくれる。
おせったいの雰囲気がします。 -
天気は曇り気味。
朝は青空が見えていたが、伊予灘は鉛色になってきました。 -
しばしの休息後に、見送り受けながら列車は出発します。
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今度は地酒の飲み比べセット(1000円)を
ちびりちびりと味わいながら車窓を眺めます。 -
長浜駅を通り過ぎて、大洲に向けて肱川右岸をさかのぼって行くと
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狸にいわれのある五郎駅では・・
五郎駅 駅
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たぬきの駅長さんや
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お母さん等が歓迎してくれました。
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車内からはスタッフが、お礼に手を振ります。
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私たち乗客達も、それに続きます。
車内の空気がホカホカして良い感じになってきます。 -
確かに「愛ある伊予灘線」に育っている感じです。
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地域の人たちの「伊予灘物語」に関わって、育てていこうという気持ちが伝わってきます。
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大洲駅を過ぎると、肱川にかかる鉄橋から大洲城が見えてきました。
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この城も「男はつらいよ 殿様と寅次郎」で嵐勘十郎演じる殿様と寅次郎が出会う場面の舞台となったお城です。
お城からは幟を振って歓迎してくれます。
それに応えるかのように、鉄橋の上を列車は速度を落として
ゆっくりゆっくり進みます。 -
そして長いトンネルと抜けて八幡浜に入ってきます。
そのガソリンスタンドでは、従業員のみなさんが旗を打ち振って迎えてくれました。
ちょうどひな祭りなので、そのコスプレもある凝りようです。 -
それに続いて線路に隣接する2階の窓からはこんな歓迎も・・・・
見ていて目頭が熱くなってきました。
「地域を挙げての歓迎・応援」が伊予灘物語の魅力のひとつと言われていますが、それがよく分かりました。
車窓からの風景もいいが、ボランテイアの人たちの歓迎が伊予灘物語の味を深めていることは確かです。 -
3時間近くをかけて終点の八幡浜駅に到着です。
八幡浜駅 駅
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伊予灘物語は乗客を降ろして一休み。
そして、松山へ折り返し運転となります。 -
私は八幡浜発の急行に乗って、田圃を歩くマンモスを目撃して宇和島へ。
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宇和島の駅の近くのホテルを確保して、雨が降り出す前に入館完了。
明日は、予土線をホビー列車で駆け抜ける予定です。
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この旅行記へのコメント (1)
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- puyomushiさん 2018/03/09 17:51:00
- うわっ、あの日に伊予灘ものがたりに乗ってたのですね!!
- tono202さん
はじめまして♪
そして、わたしの旅行記をご覧いただきまして、ありがとうございます(*^^*)
こちらにお邪魔してびっくり。
伊予灘ものがたりに乗車されていたのですね。
わたし、菜の花のそばで手をふってましたよ。
思わず、お写真拡大してみたのですが、拡大する必要もなくオレンジ色のコートを着た
わたしの姿はなかったです( ;∀;)
載ってなくてほっとしたような、少しがっかりしたような。
でも、あの日、どんよりした海の色にちょっぴがっかりしながらも、tono202さんと同じ菜の花を楽しめたと思うと、思わずコメントさせていただきました。
puyo
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