第14回伊豆急全線ウォーク　Part4　伊豆稲取駅→河津駅

2018/03/07 - 2018/03/07

全線ウォークの第4弾は伊豆稲取駅から河津桜が咲きまくる河津駅まで歩きました。
シメは知る人ぞ知る源泉岩盤浴の温泉へ。

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 私鉄 徒歩

まずは熱海駅から伊豆急のリゾート21黒船電車に乗って伊豆稲取駅へ

せっかくなので先頭車両の展望席へ。
見晴らしは言うまでも無く素晴らしいです。

約1時間程で今回のスタート地点である伊豆稲取駅に到着。
駅でマップを貰って、準備体操をしていざ出発！！

伊豆稲取駅 駅

伊豆稲取駅から隣の今井浜海岸駅までの第11区は約9㎞の道のり。
駅を出ていきなり急勾配の山道を登ります。開けた所からは
稲取の街並みを一望できます。

山道には広大なミカン畑や…

河津桜の木を愛でる事が出来ます。
けっこうキツい道だけど、景色が良いのでそれ程苦にならず

かなり高い所まで登り詰めます。
眼下には稲取の街と相模湾、その向こうには伊豆大島も見えます。
駅からここまで約50分ぐらいです。

この区間の最高所付近にある『山神社』で一休み。
近くには自販機やベンチがあるので良い休憩ポイントです。

『山神社』からは道幅が広い広域農道を歩きます。
細かなアップダウンが繰り返し続きます。

広域農道沿いにはミカン畑などの果樹園が広がります。

満開の河津桜とミカンのコラボも見られ…

あとこの時期ならではの満開のスギ花粉も愛でる事も出来ます
（←見てるだけでも花がムズムズする。いやぁぁぁぁ～！！）

広域農道を40分近く歩くと入谷見高温泉の入口へ、
その先は相模湾に向かって下り坂が続きます。
この辺りでは菜の花も満開！！

山を下って国道135号線に合流。
歩き始めて約2時間、お昼だしイイ感じにお腹が空いたので
国道沿いのガストで休憩を兼ねた昼飯タイム。

付近には地魚を使った回転寿司屋やキンメの煮つけとか味わえる
伊豆らしい郷土料理店とかあったけど、今は腹が減って肉を食いたい
気分なので迷わずガストを選択。

チキステ（チキンステーキ）ピリ辛スパイス焼きを頂きます。
ドリンクバーも付けたので、食後はコーヒーを呑みながら
ゆっくり休憩します。伊豆らしさ皆無だけど、たまには悪くない。

お腹を満たして一休みした後は、国道を今井浜方面へ。

国道から今井浜海岸へ。
夏場は海水浴客で賑わうけど、今は静かでまったりしてます。

手描きの看板がイイ味を出してます。
著作権？そんな細かいことは気にしない、気にしない。

春ワカメのシーズンなのか、ワカメを干してる所が幾つかあります。

昭和な雰囲気もいいですね。

伊豆稲取駅を出て約3時間（昼食休憩時間含む）、
やっと今井浜海岸駅に到着。ログハウス風のおしゃれな駅舎です。

今井浜海岸駅 駅

駅窓口で区間賞のピンバッチ（185系踊り子号）と
次の第12区（今井浜海岸駅→河津駅）のマップをいただきます。

今井浜海岸駅から河津駅までは1.7㎞。
全線ウォークでは一番距離が短い区間です。
国道から外れた側道に入ると河津桜と椿のコラボが見られます。

広い砂浜が広がる河津浜海岸。ここまで来たら駅までスグ。

僅か20分弱で河津駅に到着。
駅周辺は河津桜の見物客らで大賑わいです。

河津駅 駅

駅の窓口で区間賞のピンバッチをいただきます。
電車は今朝乗ったリゾート21の黒船電車。

これで今日の全線ウォークはおしまい。
次回はゴールの伊豆急下田駅まで約20㎞を一気に歩き通す予定です。

ピンバッチを貰った後は河津川沿いの桜見物へ。
平日でも多くの観光客で賑わっており、沿道には色んな出店もあります。

川沿いに続く桜並木は見事の一言。

桜は満開だけど、葉桜もチラホラ見え始めてます。
明日（3月8日）の雨で一気に散るかも？

川沿いの桜見物を堪能した後は、ひとっ風呂浴びて帰るとします。
河津周辺での日帰り温泉は峰温泉の『踊り子温泉会館』や
大滝温泉『天城荘』辺りが有名ですが、今回は河津から伊豆急の
線路沿いを下田方面へ行った山間にある谷津温泉に行ってみます。

駅周辺や川沿いは観光客で賑わってたけど、
谷津の集落に入ると実に静かで、落ち着いた感じがあります、

道の傍らにあるお地蔵さんの周りには土筆が伸びてます。
伊豆は春真っ盛りって感じですね。

谷津の集落を歩いてると共同浴場を発見！！
なかなかイイ雰囲気の造りだけど、利用出来るのは地元民だけ。
いわゆる『ジモ専』ってやつですね。

河津駅から歩くこと20分弱、谷津温泉『薬師の湯』さんに到着。
旅館だけど日帰り入浴も受付けており、温泉だけだと800円で
入浴出来ます。

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この『薬師の湯』さんは温泉の熱を使った源泉岩盤浴が売りの様なので
今回は入浴と岩盤浴のセット（1600円）で利用します。

フロントでフェイスタオル、バスタオル、岩盤浴に敷くマット、
岩盤浴着、空のペットボトルが入った籠を借りて、利用方法の
レクチャーを受けます。因みに岩盤浴は毎週木曜日が休みだとか。

まずは別棟にある岩盤浴へ。
外に出ると湯気がモゥモゥと立ちのぼる源泉塔があります。
源泉温度100度、湯量毎分392リットルの湯が自噴しているそうで、
この熱を使って塩の製造も行っているとか。

あと毎週金曜日には源泉パイプの掃除があるそうで、
運が良ければ源泉が噴き上がる所を見れるかも知れないそうだ。

まだ新しい感じの岩盤浴の建物に入ると休憩コーナーがあって
アルカリ水のウォーターサーバーがあります。受付時で貰った
空のペットボトルはここで給水して飲用します。

岩盤浴の室内は男女混合と女性専用の2つの部屋があります。
混合部屋には寝るスペースが16ヶ所ほどあって、床には細かい
砂利（薬石）が敷き詰めてます。室内は温泉の湿気が多い感じだけど
思ったほどの熱さは無く、背中からじんわりと温まる感じです。
なかなか気持ち良く、3回ほど出たり入ったり繰り返します。

岩盤浴を堪能した後は、温泉で汗を流します。
5～6人入れそうな内湯の岩風呂と小さな庭園露天風呂があります。
お湯は源泉掛け流しで湯加減は上々。肌触りが滑らかなのも特徴。
自分が行った時は終始貸し切り状態でした。

温泉を堪能した後は、河津駅に戻って
臨時の『マリンエクスプレス踊り子号』で一路帰路へ。

車内では伊豆の地ビールを味わいながら、ゆったりと過ごします。