冬の札幌・小樽

2018/02/17 - 2018/02/22

冬の北海道は雪と氷
何処へ行っても白一色は楽しいのか、飽きるのか？
以前札幌・小樽だけで5日間はやることがなく、スキーでもしないと時間を持て余すということで今回はスキーを予定に入れました。

2月17日　名古屋～千歳～札幌
2月18日　北大～大通駅で飲み歩き～小樽
2月19日　テイネハイランド（スキー）
2月20日　藻岩山（スキー）～白い恋人パーク
2月21日　藻岩山（スキー）～ラーメン横丁～時計台～北海道庁赤レンガ
2月22日　札幌～千歳～名古屋

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今年の日本海側は何度か弾丸低気圧が接近し大雪になっているようです。今朝午前中の札幌行きはかなり遅れたとのこと。夕方の便しか取れなかったことが幸いし、時間通り発着しました。
雲の上はこんなに天気がいいのですが、雲の下は雪が降っているとは思えないほど。

翌朝起きてホテルの窓から外を眺めると小雪。視界が効かない日になりそうだとふと見ると朝日が昇ってきている。変な天気。

今日は札幌に住む学生時代からの友達と過ごします。
地下鉄で移動し北海道大学キャンパスまで来ました。まずは昔やっていたということで弓道場に立ち寄ります。
雪深い中にひっそり立っている弓道場で、一人の方が弓を引いていました。

構内中心の通りにやってくると広い道路は除雪されたばかりの感じ。
広いです。市内のなかのオアシスです。

元理学部であったという建物が北大総合博物館になっており、入館が無料なので入ってみます。各学部の紹介がされているのですが、一通り回るだけでもかなりの距離を歩きました。

一番印象に残っているのはマンモスの復元です。

南に向かうとクラーク博士の銅像です。
数回来たけどクラークさんの銅像は初めて見たという記憶です。
羊ヶ丘にあるクラーク像が有名と思っていたら、ここ旧札幌農学校のこの銅像のほうが古く、羊ヶ丘に立っている像は、観光用に作ったものだと友達が行っていました。

その友達が予約してくれた、居酒屋に昼の12時から行きます。
飲んだ後、外に出てもまだ明るいというのが良く、一度名古屋で体験して昼間の宴会が癖になっています。

本物ビールが飲み放題で2600円は安い！
食べ物は6種類くらいだった記憶。量は少ないが歳をとるとこれで充分。ジョッキ4杯でもとが取れると言っていましたが、おいしいビールを6杯頂きました。

最後はご飯だと食べられないな。と言っていたら蕎麦でしたので、ズルズルっと頂きました。
安くて満足なお店でした。

明日に行く予定の“夜の小樽”ですが、まだ14時過ぎ。
今日は時間がまだ十分あるのでこれから行きます。ひとり旅はこの気楽さが良い。
札幌駅のホーム。雪が降り始めた様です。

札幌から電車で約40分。
雪は降っておらず、陽が差してはいますが黒い雲はいやな予感。
『雪あかりの路』のイベントはポスターによると今日までのようです。
小樽観光を今日にして良かった。

しかし、都通り商店街は人が少なく寂しい。日曜の午後なのに。
この雪あかりの灯篭は氷だったんですね。
毎日最高気温が氷点下の真冬日が続くので、イベントの期間この氷が解けないのでしょう。

堺町通りに近づくと人（外国人観光客）がいっぱい。
にぎやかな人々が多い場所は少々疲れます。

ふらっと寄ったお店で頂いた『ホラ吹きこんぶ茶』
アマしょっぱく、最後に柔らかい昆布を頂く。
コレうまい
　と自分（自宅）用にお買い上げ。

北一硝子
中は撮影禁止です。
ガラスで作った蝶やカブトムシなど色んな昆虫が印象的でした。
観光客はほとんどこの堺町通りと小樽運河に集中しているといったとこでしょうか。

コーヒーが飲みたいと思っていると、六花亭の2階で頂けるということでお菓子と一緒に頂きます。コーヒーは無料。
クリームチーズを柔らかいクッキーで挟んだ『雪こんチーズ』200円
これはおいしい！
包装紙には「2時間以内のお召し上がりがお勧めです」と書いてあります。
お土産にと思ったのですが生ものですから、ここにきて食べるというのがいいですね。
六花亭貯古齢糖は120円
後日食べましたが、しっとりクッキーに柔らかチョコチップがまた旨い！

１Ｆはお土産、２階は喫茶コーナーのテーブルでゆっくりでき、美味しいコーヒーも頂け、次に来る時はまたここに立ち寄ります。

だんだん暗くなり、ちらほら灯りがともり始めました。
小樽運河に向かいます。

途中、おなかが少し空いたので海鮮丼でも食べようか。
ふと目に止まったポセイ丼というお店の看板。
『海鮮づけ丼』500円！安い！

ウニいくらエビが載った海鮮丼もいいけど、以前冬の北海道だからと毎日食べていたら最後にはお腹がおかしくなったので今回はセーブしますが、
このづけ丼が大盛りで味噌汁付きで600円とはびっくり。

暗くなって皆さん歩ていく方は運河だろう。とついていきます。
確かこの辺と運河の近くに来るとこの人込み。

欄干の空いている場所から見ると、ライトアップはまた良い雰囲気です。
ツララがでかい！

確かに以前（2010年の写真です）の昼に見た景色とは違う。

どんどん雪が降ってきて、雪あかりのキャンドルも雪で消えないのかな？

氷の蓋がしてある理由が解りました。
札幌行きの列車は雪がかなり降り出して早く帰ろうという観光客でいっぱい。

翌日はサッポロテイネでスキーです。
北海道でスキーと言えば『ニセコ』でしょう。
昔、ニセコは山頂からどの方向に降りても良い。と聞いて行ってみたいとと思っていたのですが、札幌から遠く、外国人がたくさん訪れ混んでいるようなので、1時間で行けるここ、テイネハイランドにしました。
　スキー、ボードをされない方は、雪があればどこも同じとなるのでしょうが、雪が軽く新雪の林間は楽しいです。
　スキーに関しては別の旅行記で紹介しますが、十分楽しみました。


雪質はもとより、土日とたくさんの雪が降った月曜日ということで、こんないい条件はなかなかないですよと地元の方がおっしゃっていました。
　とにかく、新雪の林間は楽しい。
後は体力！

翌日は朝から良い天気。
天気予報は昼には雪が降るようです。そして
昨日のスキーで体力がなくなってしまったので、札幌の街が見渡せる藻岩山スキー場で時間をつぶそうとやってきました。
真駒内からバスで20分程度の場所なのにこの雪質はたまりません。
予報通り、昼には雪が降ってきたことと、わずかに残った体力も尽きたので帰ります。

午後はどこへ行くか？
向かった先は白い恋人パーク
地下鉄の宮の沢駅から歩いて10分ほどにあるテーマパークは、ここもアジアからの観光客でいっぱいです。

門を潜って見えてきた庭園は木組み風の家。ヨーロッパ風で夏にはバラが咲き乱れるようです。

お菓子（チョコレート）の家は、誰かが行っていました。『まるでディスニーランド』
納得。

中に入って最初に現れたのがオーロラの泉
天井の壁画も、外国のお城に来たような雰囲気

ホットチョコレートを頂くカップを各国のものを集めています。
日本のノリタケはあったかな？

順路を猫の足跡で示してあるのも面白い。

見学コースの最後、お土産エリアに導く階段は、プラハの国立博物館を連想させます。

4Fのチョコレートラウンジでは座席待ちの人がいっぱいで入れなかったのですが、１Ｆのショップでスイーツが売っていました。
ベンチにて頂きます。
「パルフェ　ジャンドゥヤ」
甘いのでコーヒーがほしいと思ったら、一番下にはコーヒーゼリーで口直しとよく考えられていると思いました。

出口近くに置いてあった、クリオネの水槽。
テレビでしか見たことがなかった、不思議な生き物です。

今日の夕食は回転ずしのトリトン
へたなお店よりネタは良いよと、札幌の友達と東豊線終着の栄町駅のお店に来ました。
同じ店でも円山公園は高級住宅街のため、場所代もあってか少し高い様です。

確かにどんぶりで頂くよりネタの味はよくわかる気がする。
回転寿司としてはお高めですが、美味しいです。

翌日も朝は晴れ。せっかくなので「午前中だけ」と気軽に来れる藻岩山スキー場
スノーボード禁止で人は少なく、疲れていても3時間しっかり楽しみました。

スキーから帰るとお昼は大通り公園にあるラーメン横丁です。
ここに来ればどこに入っても外れはないでしょう。

倍煎舎というお店の香煎舎辛味噌チャーシュ麺。
スキーでいっぱい動いたので　大盛りで1,180円
辛みそスープは程よい辛さとうまみと、ちじれ麺で程良い腰がとてもうまい。
ラーメン通ではありませんが、さすがラーメン横丁に店を構えているだけこのことはあります。

今日は観光最終日なので、あと半日、市内の観光地を少し復習します。
まずは狸小路。
確か魚屋でその場でさばいてもらってお酒を飲みながら過ごせたような。
お腹いっぱいなので今回はパス。

大通り公園は雪像が壊され台座だけに。

テレビ塔の上から見る市内は、藻岩山からの景色に負けるのでパス。

時計台は観光バスが多く通る。
バスからも車窓観光だろう。

せっかくなので中に入ってみると、1階は資料館、2階は教会のような雰囲気。

北海道庁はライトアップするようですので、夜にまた来ます。

札幌駅は地下を通るのでなかなか地上にはなかなか出ることはありません。
このガラス張りの円錐をカットしたものは、単なるオブジェクトかと思ったら地下に降りられる出入口でした。
そういえば大通公園にもありました。

暗くなって旧道庁に来てみると、ライトアップというより、プロジェクトマッピングでした。

そして北海道庁の隣が青の洞窟
青の洞窟って沖縄の海のダイビングスポットでなかった？
でも青一色のイチョウ並木
奥にはLEDライトの通りが作られているのですが、
雪が青く光り、ほんのりとした輝きは、まるで海のさざ波の様できれいです。
北海道の旅行の最後にきれいなものを見せてもらいました。

その後札幌駅地下を通ると、バイオリン演奏が終わったところ。
聞きたかった～。

札幌から帰った次の週はまた札幌は大雪となったり、大雨で道路が水浸しになったり。ちょうど良い時に訪問することができました。
私は本当についていると感じます。