初めての高雄 - 街歩き 前編

2018/01/18 - 2018/01/20

今年初めての海外で初めて訪れる高雄へ旅行しました。
2泊3日と短い滞在でしたが、高雄市内の主要なところは周ることができたので、今度はゆっくり散策してみたいと思えた訪問になりました。

この旅行記は行きのフライトと初日の思い出です。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン

高雄二日目の朝はホテルの朝食を頂く前に地元で人気のお店「興隆居」へ向かいました。高雄駅前のホテルからは徒歩で20分程と少し離れていましたが、朝の散歩がてらちょうど良かったです。

興隆居 地元の料理

飛ぶように売れていくので、お店の軒先では肉まんが次々に蒸されています。

ネットで予習をしていった通り、お店の入り口で左側が肉まん、右側はその他の食べ物と2列に分かれています。

無事肉まんを手に入れたら、店の中ほどにあるレジで会計をする際に豆乳を購入しました。店内で食べると伝えてなかったら、お持ち帰り用の袋に入れてくれましたが店内で頂きます。混んでいますが回転が早いので空いたテーブルに座ります。

豆乳（豆漿）を購入する際に『甘い、半分甘い、甘くない』と言われ半糖を選びました。ラベルを見るとミルクティやコーヒー、紅茶もあるようです。

一旦ホテルに戻り、出かける用意をして出発。まずは龍虎塔まで徒歩で行くことができる台湾鉄道の左営駅を目指します。地下鉄にも左営駅はありますが、台鉄の駅とは全く別の場所にあるようです。

高雄駅 駅

自動券売機で切符を購入。
駅1階にあるタッチパネル式の券売機は特急列車の切符しかかえないようで、近郊列車は2階の改札前にある券売機で購入しました。

電光掲示板で乗る電車を確認します。ここだけ見ると日本と変わりません。

高雄駅は改装工事中のようで、改札からホームまでちょっと歩きました。

時間通りに列車が到着。

高雄駅でだいぶ人が降りたので、車内はガラガラです。1両の長さが日本の車両に比べると長いかな。

券売機で買った切符には乗車、降車駅が印字されていました。

1駅10分程で左営駅に到着、高雄駅の隣り駅ですが小規模な感じ。

台鉄左営駅 駅

ここから歩いて龍虎塔へ。

台鉄左営駅 駅

歩いてる人はほとんどいないので、少し不安になりながらもGoogleマップを頼りにある行くと蓮池潭が見えてきました！端の方はウォータースポーツを楽しめるような施設がありました。

蓮池潭 滝・河川・湖

龍虎塔のあるエリアまで池の端からさらに5分ほど歩くと、そこには高雄熊！

この日はあまり混んでおらず、地元の幼稚園児たちが来ていました。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

龍の口から入って、虎の口から出てくると運気が上がるそうです。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

龍側の塔の最上階まで上ってみました。橋がジグザグにかかっているのが分かります。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

上からの眺めてみると、静かな池だということが分かります。
と言いつつ休憩…気温の高い日で暑かったため、風が気持ち良かった～

帰りは美麗島駅付近までGoogleマップで調べた路線バスで戻ります。1月末ですがクリスマスの飾りつけが残っていました(笑)

11～2月は大気汚染対策の社会実験として、ICカード利用者は無料で乗車できるという張り紙がしてありました。ICカードを買っておくべきでした…でも12元。

バスで美麗島駅からオレンジ線に乗り塩埕埔駅へ、そこから歩いて2～3分で目的の永和小籠湯包に到着。看板には日本の漫画ブログ？で紹介された時の物が貼ってありました。お昼少し前だったのでそれほど混んでおらず、まったりとした空気が流れていて◎。

永和小籠湯包 地元の料理

小龍包と酸辛湯で300円程というコスパの高さ！味もやさしい感じで自分好みでした。

永和小籠湯包 地元の料理

早目の昼食を済ませたのでデザートへはしご、かき氷の老舗高雄婆婆冰へ。12時頃なのでお客さんはほとんどいませんでした。

高雄婆婆冰 (創始店) スイーツ

最初は移動の経路上にある旗艦店に行ったのですが、ちょうど1週間のお休み期間にあたってしまい、本店にやって来ました。

高雄婆婆冰 (創始店) スイーツ

台湾と言ったらこれでしょ！ということでマンゴーかき氷を。さっぱり食べたかったのでアイスは無しバージョン。

高雄婆婆冰 (創始店) スイーツ

お腹も満たされたので西子湾まで歩きます。途中路面電車の延長工事をしていました。全線開業すると環状ルートになるので、さらに街歩きがしやすくなりそうです。

さらに歩くと赤色の鉄橋が見えてきたので、登ってみました。橋の上にレストランがあり、広い鉄道文化園区を見渡すことができます。

鉄橋の全景を撮っていなかったので、鉄骨の一部を・・・。下に見える工事中の場所を路面電車が走るようです。

高雄婆婆冰から歩くこと20分、哈瑪星鉄道文化園区の端に着きました。

元々高雄港駅だったところがほぼそのまま公園のようになっていて、古い駅舎や汽車などが展示してあります。

フィールド沿いに歩いて行くと路面電車の哈瑪星駅がありました。低床の今時の車両、緑色が綺麗です。

停留所も緑色でカッコいい！

フィールドを抜け、駁二芸術特区を目指します。元々車両基地だったのか、広い場所にたくさんの軌道跡が残っていました。

ところどこに大きな芸術作品が展示されていて、中高生や幼稚園児たちが訪れていました。

この日は暑かったので横切るだけでもかなり汗をかきました。。。

駁二芸術特区に到着。ここは元倉庫を改装してショップやギャラリーなどとして再開発されたエリアです。

駁二芸術特区 博物館・美術館・ギャラリー

お洒落な雰囲気。

この木と建物の雰囲気が気に入りました。

なので、もう1枚。

壁を熱心に撮影している人がいたので、何かと振り返ってみるとこんな作品が。

哈瑪星駅のある西子湾エリアに戻ります。海沿いなので景色が開けていて気持ち良いです。夏物の服を用意してくるんだった…。

アパートの壁にも絵が描かれています。

大きなコンテナも作品に！

そういえば、高雄の路面電車は架線が無いなーと思って見ていると・・・

駅の屋根の下に架線が！

調べてみたところ、車両に電池が搭載してあり駅で停車中に充電をするタイプなので建設コストが抑えられるとのこと。

コストも抑えられ、すっきりした見た目は景観にも良いですね！

西子湾まであと少しの所まで戻ってきました。色々見ながら歩けるので退屈しません。

遠くに哈瑪星駅が見えてきました、このエリアを散策してみます。

後編へ～