2月の最終週は学校が1週間のお休みだったので出かけることに。他の予定との兼ね合いもあって1泊2日だけだけど、平日ど真ん中に泊りがけで出かけるなんて久しぶりでわくわく☆行きたいところは色々あるけど、一人旅なので誰かと一緒に行く機会がなさそうなアンドラに決定♪<br /><br />アンドラの首都、アンドラ・ラ・ベリャまではスペインのバルセロナかフランスのトゥールーズからバスでのアクセスが一般的。前回訪問から約10年経ったバルセロナも捨てがたいけど、まだ行ったことのないトゥールーズも行ってみたかった街のひとつ。よし、トゥールーズから往復しよう！<br /><br />ということでアンドラ＆トゥールーズに行ってきたのですが・・・この週のヨーロッパはシベリアからの寒気の影響でこの冬一番の大寒波に見舞われていました。旅もその影響をもろに受け予定とはだいぶ違ったものになったけど、それも含めていい思い出となったかな(´∀`)<br /><br />後編は2日目の記録です。

2018年冬のプチバカンスは寒波とともに 1泊2日アンドラ＆トゥールーズ [後編]

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2018/02/27 - 2018/02/28

24位(同エリア227件中)

エリア

トゥールーズ(フランス)

同行者: 一人旅

旅行の手配内容: 個別手配

2日目。

今日は10時のバスでトゥールーズに戻ります。8時にホテルをチェックアウトして街歩きスタート。予報通り雪だ！

石造りの建物の隣にマック発見。茶系でちょっとおしゃれ。周囲に配慮されてるんだね。
まず向かったのがアンドラ観光で欠かせない(?)名所、La Noblesse du Temps。ダリの作品です。このぐにゃりとした感じ、確かにダリっぽい？
隣りは観光案内所。
後ろに架かっている橋はPuente de Paris。ここにもANDORRA LA VELLAの文字！
お店がたくさんあるけどこの時間じゃまだカフェとパン屋さんくらいしか開いてない。MANGOのアウトレット見かけたけど、開いてればぜひ行きたかったなー。

私は初めて行く街では時間が許せば1つは美術館・博物館に行くんだけど、アンドラではそれも出来なかった。やっぱり昨日のフライト遅延は痛かったな(>_<)
景色も天気が良ければピレネー山脈の山々が望めたんだろうけど、今日はあいにくこんな感じ。道もかなり滑るので、ちょっと消化不良だけどバスの時間までカフェでまったりしよう！
朝食をとりに昨日バスターミナルからホテルへ向かう途中に見かけて気になっていたNostrumというカフェへ。バスターミナルからはドゥクト・ビラノバ通りを登ってすぐの立地。明るくて入りやすそうなBioのカフェで朝食のセットメニューが1.5ユーロ～って看板があったんだけど本当かしら？

店員さんに聞いてみたら、セットメニューは3種類あって1.5ユーロからだけどこれはメンバーズクラブの会員限定だった。でも＋1ユーロで各メニューを頼めるというので2.5ユーロだして一番安いメニューをオーダー。

飲み物とパンがそれぞれ数種類から選べて、私はカフェオレとチョコレートドーナツ。うっかりちょっと食べちゃった後の写真でごめんなさい(^_^;)このお値段でちゃんとした朝食が食べれて嬉しい♪帰宅後調べたらフランチャイズのお店でした。
復路のバスは往路と同じ運転手さん。チケットはHPからだと同じ発着地しか選べなくて空港発着で買ったんだけど、帰りはマタビオ駅で降りたいので聞いてみたらノープロブレムでした。
バスは満席。昨日来た道を戻ります。さよならアンドラ！

トゥールーズ・マタビオ駅には13時半着の予定。wifiもあるしランチのお店探しでもしよ～。今日はフレンチの気分だけどお手頃なお店見つかるかな？
バスは30分遅れの14時にマタビオ駅に到着。バスの車内で調べた駅近のフレンチ、La Mariposaへ急ぎます。予約は14時までしか出来ないからしなかったけどまだラストオーダー平気だよね！？
間に合いました☆

前菜＋メインの2コースでまずはエビのサラダ。メインだけ頼むのと値段がそんなに変わらないので小さいサラダかな？と思ってたら大きいのが来た(笑)
メインは牛、サーモン、カレー2種(チキン、魚)の4種類から選べてチキンカレーに。牛→食べない、サーモン→2日前に食べたばかりで消去法。フレンチでまさかのカレー2択に(笑)

カレーはチキンの他にパプリカ、トマト、レモンが入ってて変わり種系。フレンチ・・・？かどうかは置いといて外食が割高なフランスで2コース10.9ユーロはリーズナブルかな。
フライトまでの残り時間、めいいっぱい観光するぞー！

まずは八角形の鐘楼が美しいサン・セルナン・バジリカ聖堂へ。フランス最大のロマネスク教会で世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一つ。
身廊の南にあるミエジュヴィル門。
外観は濃いバラ色だけど中はほんのりとしたバラ色。

トゥールーズが11世紀にサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路となってからいったいどれだけの巡礼者がここを訪れたんだろう。
今回は時間がなくて行けないけど、背の高いひときわ目立つ建物はノートルダム・デュ・トー教会。
次の目的地はジャコバン修道院。近くから撮りすぎて全景がまったく分からないね(^_^;)
13世紀建造の中世ゴシック様式の修道院。内部は意外にもがらんとしていて、天井の特徴的なレリーフとそれを支える支柱の存在感が際立ってる。
これは「ヤシの木」と呼ばれていてこの修道院の見どころの一つ。
そしてもう一つの見どころがこの回廊。回廊は有料(一般4ユーロ)だけど学生は無料でした。

中世に迷い込んだみたい。ちょうど誰もいなくてしばらくの間贅沢にも貸切でした。
ラストはオーギュスタン美術館。バスが遅れたうえランチもゆっくり食べちゃったからもう時間がないんだけど、ちょっとだけでも寄りたくて。ここも学生証で無料。
ここはもともとは修道院だった建物を利用している美術館で、美術品はもちろんだけど建物自体にも興味があったんです。今日はジャコバン修道院と続けて来たけど、実は修道院ってあまり行ったことがなくて。14世紀の修道院がほぼ元の形で使われてる美術館なんて素敵！

中庭に咲いてるピンクの花は桜みたいだけど、こんな時期に咲かないよね？
これアーモンドの花だって☆初めて見たかも！っていうか今までは桜と思い込んで気づかなかっただけ？近くでみてもそっくりで、表記がなければ絶対桜だと思ってた！
回廊にはガルグイユの展示。あんまり怖くないタイプので良かった(笑)
館内の展示は1階の半分だけ見てタイムオーバー。あぁ・・・残念。後ろ髪をひかれながらメトロとトラムを乗り継いで空港へ向かい、イージージェットでパリまで戻りました(復路は定刻！笑)。

でもトゥールーズはカルカッソンヌやルルドへの起点となる都市だからきっと遠くない時期にまた来るはず。美術館の残りは次回のお楽しみにします♪