海の旅亭おきなわ名嘉真荘【ウミカジテラス/古宇利大橋/今帰仁城跡/道の駅許田/海風よ】

2018/04/01 - 2018/04/02

春の沖縄vol.1。
本来な同日程で三重に旅する予定でした。が、3月初旬、仕事のストレスゲージがMAXまで溜まったある日の朝、隣に座る同僚と…

「あかん、鬱や。ストレス。しぬ。沖縄行きたい。現実逃避したい」

「…三重やめて沖縄行ってまう？」

「…行こ。もうええわ、行こ」

ということで、そこから20分間で航空券およびホテルをとって、ようやく4月1日に出発したのでした。

エリア 恩納・読谷(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

ちっぽけな神戸空港から飛び立ち、那覇空港へ。
オリックスレンタカーで車を借りて、まずは『ウミカジテラス』へやって来ました。

駐車場のお兄さんの案内で、車を路肩に停めます。
「どこに行かれますか～」
「ウミカジテラスに～」
「じゃこちらに寄りましょうねえ。はいこちらが駐車場でえす」

路肩やけどな！（笑）
と思いつつ、さっそくいい感じにゆるくて楽しくなってきました。

真っ青な空ではありませんが、なんとか天気は持ちこたえてくれそうな感じ。
やっぱり神戸よりもあたたかいです。

思ったよりは少なかったけれど、やはり観光客・地元客がたくさんいました。

今日は交代で運転することになっているので、ビールはお預け。

私は私で、最近ちょっとした深酒や夜更かしで体調を崩すことが増えているので、そういう意味でも自粛…。

空がもっと青ければ、いっそうこの白が映えたのでしょうけれど…。

青と白のコントラストは美しいですが、やや清掃が不十分かという印象も受けました。

色々なお店があります。
お手洗いはさほどきれいではありません。

上を見ると、ハンモックのあるテラスも。

ああ～、南国っぽい。
こういう現実逃避をしたかったの。

神戸では行けないようなところに、
神戸にはないようなところに、
行きたかったの～。

知り合いに会わないところに行きたかったの～。

（※病んでいるわけではありません）

美味しそうなものもたくさん。
フィッシュバーガー美味しそうでした～。

お洒落なお店もたくさんありましたが、思ったより各店舗が狭く、通路もごちゃっとしています。

朝を食べずに来たのでお腹が空いていましたが、このあと絶対あれやこれやとつまみ食いをするだろうと思って、

チキンバスケットをはんぶんこ。

あとはタピオカドリンクで我慢しておきました。

店内はもうすでに冷房が。
さぶい！（笑）
さぶいけど、地元の外国人たちはムッキムキ半袖でした。

「つまみ食いするに違いない」、
案の定、さっそく魚肉ソーセージを買っています。

島とうがらし入りと、シークワーサー入りの2種類を、これもはんぶんこ。
この島とうがらし入りが、めんたま飛び出るほど辛かったです。

だがクセになる美味さ！
ハーハーしながら2人で完食♪

高速道路をぶっ飛ばして、途中で『道の駅許田』に立ち寄ります。

つまみ食いPART2。
もずく・白身魚・グルクンのてんぷらを購入します。

冷めてしまっていました。あつあつ食べたかったわあ。
あつあつ食べたらもっと美味しかったんだろうなあ。

グルクンてけっこう骨が多いんですね。

さて運転交代、次にやってきたのは『今帰仁城跡』です。

そう頻繁に沖縄に来ることもないだろうから、来ておきたかったのです。

『日本100名城』の沖縄3城。

今帰仁城・中城城・首里城の3城です。
そのなかでいちばん興味があったのが、ここだったのですが…

最終的にいちばん好きになったのは『中城城』でした。

結論：中城城＞今帰仁城＞首里城

アンモナイトの化石が出たとか。

石垣マニアにはたまらんビジュアルですなあ。

…というようなことを言うと、連れがまさかの一言。

「最後は石垣島に行かなな」

…せ、せやな。

世界遺産にも登録されています。
★琉球王国のグスクおよび関連遺産群として★

草間彌生の水玉にはまったく魅力を感じない…というより酔って吐きそうになる私ですが、こういうふうに石垣を見ているときはテンションが上がります。

詳しくないのに好きなの。

このときは『今帰仁城』で感動していたのですが、『中城城』に行ってからは、『中城城』のことしか考えられなくなりました。

しばらく登っていくとビューポイントが。

うひゃ。
こんなスカッとする景色があるかしら。

爽やかな風に吹かれて、しばし景色を堪能します。
世界遺産に登録されているわりには観光客が少なく、ゆっくり見ることができるのでありがたいですね。

出会う観光客といえば、ほとんど中韓、ときどき欧米といった感じ。
日本人はあまり見かけませんでした。

志慶真乙樽（しげまうとぅだる）の歌碑。

けっこうこのテの歌碑って、悲恋を語ったものが多かったりしますが、こちらはどうやら違う様子。

王妃様が待望の子を授かり、子どものはしゃぐ声に満ちた平和な様子を謡っているのだそう。そらええこっちゃ～。

遠目にみても、海の色が違うんだもの。

大阪湾とは大違い。
グアムの海色も美しかったけど、国内でこの海を眺められるのは嬉しいよね。
パスポートいらんもんナ。

あ～っ、たまらんなあ～！笑

左みたら海！
右みたら緑！

そして石垣！

石垣は残っているけれど建物は残っていない、というところがいいのです。

良い意味での「せつなさ」を感じるというか、ネ。

ここでお昼ごはんとか食べたいくらい。

空、石垣、緑！
はい、サイコー！

遙拝所。…のような場所があちこちにあります。
天空が近い。昔はもっと近くに感じていたのかも。

神聖な場所だったんですね。
陽射しの加減でうまく画面が見えず、タブレットカバーが映りこんでいます。
ごめんなさい。

なんて素敵な石垣～♪

即席でつくったような階段を下りていくと、

こんな眺めもありますが、

この開放的な場所に出ます。
小さく見える杭の群れは、つまり住居跡のようです。

昼寝させてくれ！ここで！

ひとしきり、おなじような景色を撮りつづけます。

一度見てしまうと、忘れられない風景です。

ええところに城つくりはるわあ～！笑

いいところに来ることができました。
スタンプも無事、押印♪

チケットセンターとはべつに、味のある売店が1軒。
客はいません。

岩合さんのネコ歩きに出演したにゃんこ…かどうか分かりませんが、確かにいてます。

起きません。

こちらは水道のところでご休憩。

このあと、この不安定な場所でひっくりかえっておねむタイムでした。

やっぱりねこは素晴らしい。
石垣も素晴らしいけれど、ねこも素敵！

そして『今帰仁城』のあとは、ちょっと古宇利大橋までひとっ走り。
窓越しでこんなにきれいなの～！？

帰りたくなくなるやん、なあ、わたるくん。
神戸好きやけど、神戸にはこんなきれいな海ないもんなあ、わたるくん。

陽射しのため、どんな写真を撮っているのか自分でも分かっていません。

とりあえず撮ってはみたけれど、まず心に灼きつけておくことにします。

肉眼で見たらもっと綺麗なのに～！
…もういっかい自分の眼で見たい～…！！！

ってなって、沖縄にハマッていくんだろうなあ…。

ここに着いたときには、天気もかなり良くなっていて、暑いくらいでした。

家族連れも多く、覚悟していたほどではないにしろ、賑わっていました。
古宇利島側のビーチです。

う、海に入りたい…！

くしくもこの日、沖縄では「海開き」。
ああ…入りたい…！笑

子どもたちもはしゃいでいます。

おんなじ写真ばっかりやないか！

でも何枚も撮りたくなるくらい綺麗だったんです…笑

さあ、ほどほどにして宿に向かいましょう。

古宇利島をあとにして、宿に向かいます。

…どぅあーーーーーーこの海の色ーーーーーーきれいすぎーーーーー！

グアムもなあ、仕事じゃなけりゃもっといっぱい写真撮ったのになあ…。
ついつい残しておきたくなる海の色です。

いい感じに予定していた場所をすべてまわって、宿へ。

今日の宿は『海の旅亭おきなわ名嘉真荘』です。
開業して間もない旅亭のようですが、朝食付きオーシャンビューのツインルームが1名15,000円で出ていたので予約。

ロビーでチェックイン、つめたいさんぴん茶を出してくださいます。
スタッフは朴訥とした感じで、親切ですがやや馴れ馴れしいと感じるところがなきにしもあらず。

部屋からの眺めは、期待していたほどのオーシャンビューではありませんでしたが、それでもきれいな海をみることが出来ます。

鳥の声がよく聞こえます。

ちょっと洒落た感じのルームキー。
205号室でした。

デイベッドにもなりそうなソファが、また快適♪
お風呂のあとは、しばらくここに寝転がって、高校野球観戦です。

玄関から撮った1枚。右手がリビング、左手に洗面とバスルームがあります。

ベッドはツイン。ロータイプのものです。
寝心地も問題ありませんでした。枕元にもコンセントがあります。
全体的に落ち着いたインテリア。

コップは、『みなと温泉蓮』とおなじようなタイプのプラコップだったと思います。

靴下、パジャマ、作務衣。
作務衣もなかなか着心地がよさそうでしたが、今回は着ることはありませんでした。

タオルはやっぱり長楽館…と思っているのですが、連れはどうやらここのタオルが気に入ったらしく、「異常なほどの吸水力！」とはしゃいでいました。

アメニティ類はごく普通。
可もなく不可もなくといったところでしょうか。

シャンプー・コンディショナー類はPOLAです。

陶器風呂は、半露天の風情。

お風呂からこんな景色が見られます。
大浴場もありますが、事情により（笑）私は客室風呂しか使えませんでした。

客室に備えてあるグラスはご覧のとおりとっても綺麗。

黒糖菓子などのこまごまとしたお菓子が置いてありました。

ドルチェグスト等。
いつも言いますが、私は断然ネスプレッソ派。できれば客室のコーヒーメーカーもネスプレッソにして欲しいくらい。

夕食を7時に予約していたので、車で向かいます。
車で10分弱、旅亭前の道路をまっすぐ走れば、道沿いに黄色いサーフボードが見えると思います。そのすぐ手前を左折すると、お店が。

『海風よ』というお店で、沖縄行きを決めた時点ですでに予約を入れていました。

すぐそこが海になります。

店内は、アジアンテイスト。ウッディな感じで小洒落ているのですが、やや汚れが気になるふしも。

ま、許容範囲内でしょう。

価格設定は、ちと高め。

わりとしっかりした作りのメニューでした。
なんぼかお通し代がかかったと思います。

お通しは、やっぱり『海蓮丸』の勝ちですね。

オリオンビールとさんぴん茶で乾杯★

ジーマミー豆腐、大好きです。
はじめて食べたけど美味しかった。

南の国の食べ物って不味いイメージがあって、それはまだやっぱり拭いきれていないんだけれど、今回はあまりハズレがなかったので良かったです。

海ぶどうもはじめて。
なんでこんなものを好んで食べるのか心底から謎に思っていたけれど、おもしろい食感ですね。ちょっとクセになる。納得～。

焼肉盛り合わせ。
1人前1,300円くらいで、全種類のお肉が1人あたり1枚ずつ。
うん、まあまあ。

ラフテー。
とろとろで美味しかったです。
総じて味は濃いめですが。

これ、最初のメニューにあっただし巻き（580円）なんですが、味は正直なところ280円レベルでした。

厚みのあるクレープ食ってんのかと思ったわ。
これたぶん巻き方がすっごくヘタなんだと思います。火加減もなんかちょっと間違ってるよ～。でも明太子のソースが美味しかったので、何とか食べることが出来ました。

これはほとんど連れが食べたので覚えていませんが…あぐー豚のタンか何かだったと思います。

私がいちばん美味しいなと思ったのは、ジーマミー豆腐と、この沖縄ナポリタンでした。

沖縄そばでつくったナポリタンだそうで。
これなかなか、もちっとして美味しかったです。これはリピありかも。

あとこの紅芋コロッケも、ほくほくあまみがあって美味しかったなあ。

沖縄っぽいものを一通り食べることができたので、満足。
でも、もう一度食べたい！あれを食べるために沖縄に行きたい！と思うようなグルメは残念ながらありませんでした。

景色やね、やっぱり沖縄は。

夜の『海風よ』もなかなか雰囲気があってよろしい。

この道路沿いには他にも色々と店があって、そこそこ賑わっていました。
リッツカールトンやエグゼスあたりのお客さんが、こちらに降りてきてお食事をされることが多いのかもわかりません。

コンビニに寄って、部屋でちょい飲み。
オリオンビールのラベルがお気に入り。

さっぱり美味しくいただき、就寝！
たのしい沖縄第一夜、終了です。

あ～来週のいまごろは、スーツを着てあわくって働いてるんだなあと思うと、ぞっとするゥー。

ビールは1本でおさえておきます。
おやすみなさい、第二夜に続く！（水曜どうでしょう風に）

この旅行記へのコメント （3）

• atouさん 2018/04/22 14:08:05

  注意

  最近支那人が持ち込む南京虫が異常発生しているそうですが本当ですか？？？？

• あーななちゃんさん 2018/04/22 12:21:46

  キレイ！

  NAMMYさん こんにちは♪
  
  沖縄の綺麗な海と美味しそうなお料理に、目がくらくらでした(*´∀`)♪
  行きたくなっちゃいました。
  
  南の海や雰囲気って、どうして心をゆるっとさせてくれるんでしょうね。私も沖縄が大好きです。
  
  プロフの写真、猫ちゃんになったんですね。可愛いにゃん(=^ェ^=)
  あーなな

  NAMMYさん からの返信 2018/04/30 09:24:46

  こんにちは！

  沖縄やグアムがクセになるのが、最近分かりはじめてしまってます笑
  ほんとうに海が綺麗ですよね〜。
  神戸の海とは大違い。南の海や雰囲気は、確かに心をゆるませるにはじゅうぶんなものでした。すでにまた行きたくなっちゃっています。
  
  今帰仁城の猫ちゃんにしてみました。
  やっぱり猫は可愛いですね。