2017/07/30 - 2017/07/30
392位(同エリア920件中)
三峯霧美さん
一度、行ってみたかった大谷石採石場跡、10年くらい前に行ったという友人の案内で、行ってきました。
曇っていましたが、7月の暑さでうんざりしていた日々、採石場内は天然のクーラーで驚くほど涼しかったです。
内部はドラゴンクエストかファイナルファンタジーかウイザードリー(古!)の地下ダンジョンが現実になったような世界でした。
採石場見学の後も、美味しいトンカツ屋と、滝見物、峠道ドライブと、吊り橋見物、お菓子のお土産屋さんに連れて行ってもらいました。
たまには、友人にくっついて、ワクワクしながら次の場所に行く旅も楽しいものです。連れて行っていってくれた友人に、大感謝の一日でした!、
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9:00 東北道大谷PA みんな集まったところで、今日の日程を友人からもらう。
ほ~行ったことない所ばかり見たい、楽しみ!
東北道宇都宮ICで一般道で大谷資料館へ向かいます。大谷パーキングエリア 道の駅
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9:35 大谷資料館の駐車場に車を止めて、資料館に向かって歩きます。
案内してくれた友人によると、10年前に比べて、駐車場は舗装していあるし、規模が大きくなってるって。 -
上り坂を進むと正面に岩盤が見えてきました。これも石切した跡なんでしょうね。
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ここは大型の車の駐車場になっていました。
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以前は昭和の香りのするオバちゃんがやってる普通の土産物屋も、おしゃれなカフェ併設のテラス付きのお土産屋さんになってます。
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さらに進むと正面に坑内に入り口の受付の建物。
大谷資料館 美術館・博物館
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カウンターは大谷石を使い、白壁の土蔵を模したおしゃれなインテリア・・・・なはずですが。
まあね、ありがちな芸能人のサイン色紙やら、記念写真やら、お土産のポストにカレンダーだとかポスターだとかがカオスに並べられた田舎丸出しって感じの受付。
まったく残念ですね。 -
受付の片隅には、何やら見たことのある建物の色褪せたポスターが展示されています。
大正時代に造られた帝国ホテルの新館です。それまで大谷石は内装として使われることはありませんでしたが、設計者のフランク・ロイド・ライトが大谷石を多用。
残念ながら1967年に解体されましたが、一部が愛知県犬山市の明治村に移設されています。 -
ここが坑道の入り口です。坑内は階段がたくさんあり、バリアフリーにはなっていません。
地下の涼しい空気が大きなパイプを通って噴き出しています、涼しい! -
階段を降りると、すぐに一番広い坑内が見下ろせり場所に出ます。
半袖では寒いので、羽織ものが必要です。
坑道というより、空間が広いので、なにかピラミッドのような建造物の中みたいです。 -
天井の高さがかなりあるので、閉塞感はゼロ。
閉所恐怖的な感覚は全くありません、ところどころ、モニュメントや芸術作品などが展示され、ライトアップされています。 -
この花は、假屋崎省吾さんの作品だそうです。幻想的です。
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縞模様は石を切り出した跡、この辺りが一番広い部分で、イベントに使われるようです。
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気温は10度 涼しくていいんですが、長く居ると寒くなってきます。
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綺麗並んだ石を切り出した跡、坑道は真四角ではなく、壁があったり、横穴が空いていたりしますが、危険な場所は柵などがあり、小さなお子さんと一緒でも安全に見学することができます。
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3階建てのビルが入りそうな、高さです。
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大谷石を使った門柱などのサンプルも展示されています。
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モニュメントは時々ライトの色が変わり、立ち止まり、ぼんやり眺めてしまいます。
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数年前まで、自家用車を坑道に入れて、写真撮影ができたそうですが、今はその企画はやっていません。
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坑道内で撮影された映画や、ドラマ、イベントの資料が展示されています。
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坑道内には、石を切り出す機械などの展示もあります。
ゆっくり見学して、たくさん写真を撮って1時間半。さっと見るだけなら30分あれば十分でしょう。 -
一階の受付裏には歴史的な資料の展示もありました。
人力で石を運んでいたときの背負いご、大八車など、興味深いものが狭い場所に詰め込まれています。 -
石を切るための道具、昔は大変でしたね。
一回りしたので、外に出ます。 -
資料館とカフェの間には、愛の泉という、縁結びの泉なんてーのも、あります。
縁結びは、最近のヒットワードですから。 -
ロックサイドマーケットはお土産屋さん、大谷石をはじめ、近隣で作られた食器やアクセサリー、染色した袋物など、おしゃれな品がたくさんありましたが・・いずれもなかなか、いいお値段。
カフェではコーヒーのほか、ジェラートやガレット(そば粉のクレープ)などの軽食もあります。まあ、おしゃれ。
でも、この時期は、カフェの前の屋台で作るかき氷も、魅力的ですね。
11:10 次の目的地はランチのトンカツ屋さん!さあ、出発です。 -
11:52 とんかつ ステーキ「篠」到着!
店の横に待ってる人がいる「ああ、ここ、待つの普通だから」と友人。
店内で名前を告げ外で待ちます。
待ち時間 40分。「おまたせしました~」と店内へ。とんかつ ステーキ 篠 グルメ・レストラン
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迷いました・・・真剣に。
友人のお勧めはポークソテーだって言うんですが、とんかつも美味しそう。
お腹が空き過ぎてたので、大判ヒレカツ250グラム(サラダ味噌汁付き)
¥1700
ヒレ肉を2本並べて衣をつけて揚げてあるんです。サクサクの衣にお肉はジューシーもう、大満足!!!!でも、2切れ食べきれず、連れに手伝ってもらいました。 -
で、つれは名物の大判ニンニク焼 ポークソティー350gに大量のすりおろしにんにくのソースがかかってます。これね、一人で食べたら、罰ゲーム並みにニンニク臭いですよ。
なので、一切れ頂くことに、お肉の外側はカリっと焦げて、中はジューシー、並んでも食べたくなる美味しさです。
全員めちゃくちゃ大満足で、大きくなったお腹をさすりながら、店外へ。
御馳走様でした! また来たいな! -
レストランから鬼怒川温泉街を抜けて龍王峡へ。
13:45 龍王峡駐車場に止め、さっきあれだけ肉を食べたにも関わらず、炭火焼きの川魚にかぶりつく友人。どういう胃袋してるんだ?!
龍王峡は歩いて踏破すると一日がかり。ちょっとハイキング気分で滝を見に行こうと、元気の良い数人で、川に向かって降りていくことにしました。龍王峡 自然・景勝地
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このあたりから雨が降ってきました。傘を持っていきます。
おお!滝が見える! -
瀧の脇には五龍王神社 主祭神は高龍命
元はこの先の高原山にある弁天沼が大きかったころ、1825年に弁天像が沼に祀られました。
人の住まない山中に置くことを惜しんだ村人により、ある家の神棚に移動させたところ、家の荒廃や悪夢に悩まされます。その後山中に戻す祈祷中に龍王が降臨し
「野沢川落合の夜たか遊ばせの滝の霊場に祀ってしかるべし」という神託があり、この場所に祀られたということです。 -
龍王峡を散策するルートは、所要時間により、いくつかあります。
新緑の爽やかな季節と、紅葉の映える季節はきっと綺麗でしょうね。
思い出したんですが、20代に一度、当時勤務していた会社の社員旅行で訪れたことがありました。橋を見て思い出した。 -
14:30 龍王峡を出発して塩原へ抜ける「日塩もみじライン」へ
雨は本格的に降ってきました。
結構な峠道ですが、まあ、有料道路だけあって整備はきちんとされてます。
秋の紅葉時期なら綺麗でしょうが、なんてこたぁーない、眺望もよくない道でした。 -
カーブ多いですが、比較的走りやすい。
つーか、景色が変わらないので、めっちゃ飽きる。 -
ドカンと塩原に続く道に出ます。塩原バレーラインというらしいです、
そこに「もみじ谷大吊り橋」という看板があるところを曲がります。 -
15:35 で、これが、その「もみじ谷大吊り橋」 本州で一番デカイ吊り橋の「歩道橋」・・・・通行料が大人300円
ああ、それと、恋人の聖地にも選ばれたんですってよ。(まるで興味ない友人達)
ここまで来たんだから、橋を渡るのかと思ったら、誰も渡らない。
300円、コスパが・・・。もみじ谷大吊橋 名所・史跡
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橋のたもとに「森林の駅」という、いわゆる道の駅のような施設があります。
塩原温泉郷の新しい観光スポットとして、作られたようですね。
橋が架かっている場所が塩原ダムのダム湖で、橋の上から湖の周囲の山が見えるんでしょう・・・きっと。でも、300円出す勇気がなかった。
お客さんを呼ぶ観光施設を作るには、ちゃんとしたマーケティングとコンセプトを練って、若い女子が「いってみた~い」というような施設を造りませんと、今はダメなんだろーなと、しみじみ思うのでありました。 -
そんでもって、そのまま那須IC方面に向かい、お土産買うぜ!というわけでやってきたのが、「お菓子の城」
16:35 お菓子の城 那須ハートランド
仙台名菓の「萩の月」が全国でパクられて商品化した一つ「那須の月」を製造販売している会社の施設で、お菓子の販売とレストラン、お菓子の製造工程を見せたり、日帰り温泉があったり、いちご狩りが出来たりと、ここで半日遊べる施設です。ちなみに最近「御用邸の月」って名前変えたんだとか。
ここの良いのは、お菓子が、ばら売りしているところかな。適当に見繕って終わり。お菓子の城 グルメ・レストラン
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20:10 那須ICから高速に乗り、羽生SAで休憩&夕食をとることにしました。
なかなか寄ることのできなかった鬼平SA
日本橋人形町「玉ひで」がやっているという、「五鉄」のしゃも鍋定食を頂きました。
あ~お腹減っていたので、写真を撮影し忘れましたとさ。羽生パーキングエリア (上り線) 道の駅
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日が暮れると、いい塩梅にライトアップされ、雰囲気満点ですね。
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ここで、友人達と解散、三々五々、自宅方面に散りました。
まったく自分の介在しないスケジュールの旅は、新たな発見や美味しものに出合えて、なかなか楽しい、それよりも、気心の知れた仲間と、たくさんおしゃべりできるのが一番だったかな。
行ってみたかった大谷石採石場と巨大なヒレカツにノックアウトされた日帰りの旅でした。
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