中世の香りが漂う街を巡る旅 - ピサの城壁 -

2017/06/04 - 2017/06/04

イタリアの４大海洋都市（アマルフィ、ジェノヴァ、ヴェネツィア、ピサ）に含まれるピサは防御目的のために６Kmの城壁が建設されました。
現在でも５Kmほどの城壁が残されていてその姿を見ることができます。
私はドゥオモ広場から時計周りで城壁の外側を歩いてききました。

エリア ピサ(イタリア)

ピサと言えば斜塔があまりにも有名ですがサンタマリア門から城壁をを抜けないと斜塔を見られません。

観光バスで来られた観光客はいやでも城壁を見てサンタマリア門を通らなくてはなりません。

ドゥオモ広場は城壁で囲まれています。
城壁には大勢の観光客は見られますが斜塔へ入場するための待ちの時間調整だと思います。

芝生に囲まれた城壁

城壁を写真に撮っているのは私だけで観光客の皆さんとは逆方向にカメラを向けています。

私は再度サンタマリア門に戻り基本的に城壁の外側を歩いて行きます。
（私はここまで来て斜塔を見ないで帰った訳ではありません。　斜塔は編集を分けて投稿します。）

バスの駐車場、バス亭からは多少の距離があるので城壁の横にはお土産店が並んでいます。

バス亭前にはピサの観光案内図があり、城壁も図示されていました。

城壁は立体的に描かれていてかなり正確です。

バス亭前からはお土産店もなくなり城壁の素晴らしい城壁の光景が見られます。

車が駐車されてないので最高です。

しばし遊歩道を歩きます。

日本では見られない風景です。

要所には門が見られますが

城壁は中世の遺産ですがここには古代の遺跡も見られます。

ネロの浴場跡

ネロの浴場跡 史跡・遺跡

ネロの浴場跡
中世の時代にローマ時代の遺跡を残して城壁が造られた訳です。

ネロの浴場跡
中世の城壁と古代ローマ時代を一度で見られます。

ネロの浴場跡
浴場跡は一般的に浴場の床のモザイク模様の石が見られるのですがここでは見られません。

アルノ川を越えると城壁が復活します。

城壁の上に凹凸がないので刑務所の塀に見えてもおかしくありません。

城壁の外側のはずですが見張りの塔があります。

この門から城壁の内側に入ります。

中世の遺産かどうかわかりませんが回廊が見られます。

スコット庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

一見すると水道橋の様にも見えますが余りにも新しいのが気になります。
土台部分のレンガは古そうですが！

素晴らしい光景です。

かなりピサの中央駅に近づいてきましたがここで城壁は途切れています。

後ろを振り返っています。

ヴィットーリオ エマヌエーレll世広場
この広場は城壁を壊して造られたのです。

ヴィットーリオ エマヌエーレll世広場 広場・公園

ヴィットーリオ エマヌエーレll世広場横から城壁は再び見ることができます。

城壁はグーグルの地図の航空写真モードにするとはっきり解ります。

これも城壁の一部です。

アルノ川に近づいて行きます。

この先にピサが海洋国家として発展した歴史的遺構が見られます。

イタリアの４大海洋都市のピサの周辺には海がどこにも見当たらないのは不思議です。
又、この遺構がが４トラを含め他のガイドブックにも一切紹介されてないのも不思議ですがピサの繁栄の礎となった遺構です。

ピサとリヴォルノ間は運河で結ばれていて、この運河により物資の運搬がなされ繁栄していったのです。
しかし、戦災により爆破され遺構だけが残されています。

運河は先の戦災で攻撃さtれ水面は見られませんが地図を見るとリヴォルノとピサ間には明らかに人工的となる直線がの運河が見られます。
リヴォルノにも中世の城壁等の遺構が見られるそうです。

アルノ川沿いの城壁と塔

アルノ川を渡ります。
高い塔が印象的で川からの侵入者の防衛目的だと思います。

城壁は敵の攻撃されないと分かっている部分には防御するための上部の凹凸がありません。
凹凸があって城壁となるのですがなければ刑務所の塀に見えます。

立派な塔が残されています。

左の鉄道の線路（この先にPisa S.Rossore 駅があります）右に城壁が続きます。

城壁はこのまま斜塔、ドゥオモへ繋がっています。
以上ドゥオモ広場から時計周りで回ってきました。