初クロアチア。スプリトで3泊後、ドブロブニクへ移動しました。予定通りの4時間半でも、私にはバス旅として長いのに、途中、交通事故による通行止めで、2時間ロス。計6時間半もかかりました。距離としては、209kmなのですが。<br /><br />表紙写真:バスの車窓から。

2018冬欧州:路線バスでSplitからDubrovnikへ。

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2018/01/29 - 2018/01/29

247位(同エリア874件中)

エリア

その他の都市(クロアチア)

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス

旅行の手配内容: 個別手配

スプリト最古のホテル、1900年創業をチェックアウト。スプリトの市税は何と3euro/泊。3泊で9euro. 昨年まで、スプリトカードがあり、3泊以上した客は観光スポットの入場料が無料になったのは、その還元だったのね。今年はカードが発行されないので、損した気分。

写真は、スプリトのバスターミナル。
確かに、スプリト旧市街では、由緒ある建物に案内プレートが貼られ、英語併記で、それを読み歩けば、self-guided tourができるよう、整備されていました。そのような整備に費用がかかるのは分かりますが。次に訪ねたドブロブニク旧市街には、そんな案内板はなし、、、

写真は、標識と信号がセットになったもの。信号には矢印が出るし、ちょっと面白いですね。
さて、長距離バスの切符は、getbybusサイトで求めました。なるべく現地で現金を使わずに済ませたかったので、日本で前払い。現金は、日本の空港では取り扱いがないので、ザグレブで飛行機を乗り継いだ時、空港のATMで引き出しました。このATMでは、200kn紙幣しか出しませんと表示され、引き出し最低額も400kn。

写真は、バスの車窓から。
スプリト発、朝10時のバスは、定刻に出発しました。ドブロブニクまで131knくらい＋預託荷物代7kn。荷物代は、現金で払いました。
とにかく、車窓からの景色が素晴らしく、ずっとカメラを構えたまま、座席に座っていました。
海まで山が迫っていて、そこにへばりつくように民家が建っているので、どの家も雛壇。どの家も、眺望が良さそう。
アマルフィとの違いは、彼の地より道幅があり、数百kmも続くスケールの大きさでしょうか。イタリアの海岸線は、コンパクトだからこそ、対向車が来たらアウト(バックして避ける)というスリルもあるのでしょうけれど。
車窓から波打際も見え、つまり絶壁に道が通っているのですが、海水が透き通っているのが分かります。
果樹園の広がる地域に来た時、バスが静かにさりげなく路駐、車掌が降りました。農家の直売所で袋一杯のみかんをお買い上げ。車内で食べ始めました。おおらかな仕事ぶりです。
この畑が広がるエリアでは、水路をつくり、小舟で移動して、農作業をしているようでした。
11時10分、Makarskaで10分休憩。12時半、Policeで10分休憩。でも私はバスを降りませんでした。車掌が15分と言っても、10分で発車したりするので、信用できず、、、車掌の英語力がね。そして、とうとう13時、通行止めの事態に。30分～1時間は待つというので、私もバスを降りて、乗ってきたバスを撮りました。
遠くに、変わった形の教会も見えましたが、道の真ん中。ここはどこ？
畑も見えます。
来た道を振り返ると、また絶景。
ずっと外に立っていると、吹きさらしで寒いので、また車内へ。バスのwi-fiもあったのかも知れないけれど、つながらず、デジカメがiPadに独自のwi-fiをとばして、今撮った写真を自動的に送ってくれたので、iPadで写真のトリミングなどして過ごしました。ふと見ると、ルームミラーに、ロザリオが掛けられています。運転手の交通安全お守り？
結局、1時間半後の14時半、やっと通行止め解除。遠くにパトカーが見えます。この辺りは、Bloceだということも分かりました。
自家用車は引き返す車もあったけれど、バスは絶対引き返さないので、発進後はバスが連なるノロノロ走行に。
スプリト旧市街では、声変わり前の男子、9～10歳くらいに、からかわれました。子供がアジア人をからかうなんて、ヨーロッパじゃない！と思います。まるでお猿。
次に訪ねたドブロブニク旧市街では、高校生くらいの男子に、からかわれました。子供は、大人の思考を、直接、表現します。内戦の末、つい20年ほど前に誕生した国、クロアチア。スラブ人同士なのに、ちょっとした民族の違いで殺し合った国民性が現れているのでしょう。2度もからかわれると、内戦を経験してお気の毒にという気持ちも失せます。
いきなり、日本にあるようなモダンな橋が現れました。ここを渡ると、ドブロブニク。
2時間遅れの16時半、ドブロブニクに到着。B&Bにチェックイン。客室の窓から、この景色が見え、長旅の後で、ホッとしました。
スプリトでは3泊、シャワーのみの部屋。ドブロブニクでは、久しぶりのバスタブで旅の疲れを癒しました。ただ、B &Bといっても、朝食付きアパートのようで、誰とも口をきかず、セルフチェックイン。宿のwi-fiで、欧州の友達とメールでチャットして、ぼっち感を解消しました。便利な世の中になったものです。