チリの街からアタカマ砂漠縦断～そしてウユニ塩湖へ　　　　Part２　サンペドロ・デ・アタカマ編

2014/01/20 - 2014/01/22

太平洋岸のアントファガスタから鉱山都市カラマ、そしてアタカマ砂漠観光の拠点サンペドロ・デ・アタカマ滞在までの様子です。

エリア サン・ペドロ・デ・アタカマ(チリ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日よりアタカマ砂漠の内陸部へと向かいます。
アントファガスタの街越しに眺める太平洋。
暫し海とはお別れです。

街を離れるとあっというまに砂漠の風景。
貨物列車がゴトゴトと砂漠を行く。
旅客列車が走っていたら楽しいのになぁ。

途中に廃墟となった街がありました。「Ex Oficina Chacabuco」というようです。
このあたりは硝酸塩が採れるとのことでその鉱山跡の街なのでしょうか？

廃鉱後、この街はピノチェト政権下では政治犯の収容所になっていたとのことです。確かにここなら街を脱走したところで周囲は砂漠なので生き延びるのは大変そう。

このような廃墟もあります。劇場だったそうです。乾燥している土地故に木材の傷みが少なく、廃墟のようには見えません。

劇場内部の様子。まだまだ使えそうです。

その後は車を走らせてカラマという街にやってきました。
町中の古そうなホテルにチェックインします。

中華料理店があったので夕食はこちらで。
店主は中国人でしたが味はイマイチ。酢豚が赤色過ぎます。

食後は夜遊びに出かけます。
タクシー車内の照明が夜遊びムードを高めます。

１月２１日
あてもなくカラマ市街地をウロウロとする。この立派な建物はカラマの基幹産業であるチェキカマタ銅山のオフィス。

そしてこんなに立派なショッピングモールもありました。
アタカマ砂漠の真ん中にこんな都会的な街があるとは想像もしていなかったのでビックリ。

そのショッピングモール内で和食店を発見。
まさかアタカマ砂漠の鉱山都市で和食にありつけるとは思っていなかったので期待は全くしていませんが飛び込みます。

寿司を頼みました。衝撃的でした。
鮭がパサパサなのは想定内でしたが、米がものすごく固く握られているのです。箸で転がしても崩れず、醤油すら染み込まないほどギッチリと隙間すらない握りなのです。

そんなカラマの街を抜け出て更に内陸へ、アタカマ塩湖に向かいます。

アタカマ塩湖に向かう途中にこのような池がありました。
塩分濃いめの池で泳いでいる人もおり、死海ほどではないのでしょうがプカプカと浮いていました。
シオカラトンボに似たトンボが沢山飛んでいました。グルリと見渡してもここまで水環境は全くありませんでしから貴重な産卵場所なのでしょう。

やってきたのはアタカマ塩湖。
ウユニ塩湖ほどの大きさはありませんがアンデス山脈の山々が見えることもあって風景としては個人的にはこちらのほうが好きかも。

塩湖の岸辺はご覧のような結晶だらけ。
足を入れると音を立てて崩れてしまい申し訳ない感じです。

気温は４０度、湿度は計測不能な乾燥状態。日陰など無い環境ですから喉からから。

標高が高いこともあって紫外線が強く、白一色の世界ですから日焼け止めとサングラスは必須です。

サンペドロ・デ・アタカマの街に向かいます。
カラマとは一転してここは観光客だらけの街でした。

夕食はサンペドロ・デ・アタカマのこちらの店で

ステーキがウリの店とのことでした。
アタカマ塩湖で抜け出た塩分を補充します。

宿は町中にある「Hotel Diego de Almagro San Pedro De Atacama」。
ホテルから歩いて町中へ行けるので便利です。

バスタブもあり水圧も排水も問題なし。

プールもあります。但し水温は低めでした。

１月２２日。
今日はアルゼンチン国境方面に車を走らせます。
このあたりはアタカマ砂漠とはいえ植物が見受けられました。

でもやがて緑は消えて再び荒涼たる風景に。

ところどころでこのような湖がありました。
ボリビア方面と違ってこちらはあまり観光客がこないので静かです。

眺めの良い場所で車を止めて休憩とします。

ホテルで作ってもらったランチパック。日差しはきついが空気は薄い。
そんな中で食べるビーフサンドは美味い。

誰もいない湖畔で絶景を眺めていました。
車も通らないのでとても静かでした。

湖岸の植物。
動物の毛のようなきれいな色合いです。

充分サンペドロ・デ・アタカマを拠点とした風景は堪能できました。

サンペドロ・デ・アタカマの街に戻ります。

晩御飯はこちらのオシャレな店にしました。

前菜はタコ。

ピラフを頼むと米ではなくキヌアでした。

そして麺。これは美味しい。
明日からはいよいよチリを離れてボリビアに向かいます。
文明的な料理とは今日で一旦終了かな？