2018冬欧州：世界遺産シベニクの聖ヤコブ大聖堂。

2018/01/27 - 2018/01/27

日本からクロアチアに到着し、一夜明けた翌日に、路線バスでトロギールとシベニクを訪ねました。

表紙写真:バスターミナルが海辺にあり、そこから海沿いに旧市街に向かいました。

エリア シベニク(クロアチア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

トロギールの観光を終え、午前11時発のバスに乗りました。途中、絶景地があり、プリモステンという地名でした。新築アパート(観光客用)の建築ラッシュ中の町。何もしないことに耐えられるなら、ここに滞在するのも良さそう。

正午、シベニクに到着。途中の車庫で運転手と車掌が交代し、長距離バスの途中駅、シベニクで降りる乗客があるのかどうか、知らないはず。トロギールで乗車した時の運転手なら、行先の書いてある切符を見ているけれど。案の定、バスターミナルに止まっても、私がシベニク？と尋ねるまで、到着した地名を言いませんでした。

水際越しに眺める聖ヤコブ大聖堂が、美しい。

聖ヤコブ大聖堂は、ヴェネツィア人がイタリアの建築家に依頼して、1430年頃から1550年頃まで、100年かけて完成させました。

外壁の人の顔は、71あるのだとか。

聖ミカエルは、翼を広げ、剣を持っています。

退治している悪の象徴は、人間？悪魔？

大聖堂の扉には、アダムとイブの楽園追放が。トロギールの大聖堂の扉にもありました。つまり、信者に快楽は慎めというメッセージを送っているのでしょうか。

こちらが正面。

大聖堂の扉を守るライオン。ヴェネツィア共和国が造っていますから。トロギールより、シベニクの方が、街中、ライオンだらけ。

大聖堂内の手摺の上にも、ライオン。内部には足場が組まれ、大修復中。

バラ窓。

市庁舎の壁に居並ぶライオン。

市庁舎の壁のライオン様。

午後1時35分です。シベニクは、トロギールより旧市街が大きく、トロギールが平坦地なのに対して、階段ばかりの険しい旧市街です。足の悪いお年寄りは、生活が大変そうでした。

見つけた！土曜だからか、冬だからか、閉店していましたが、ウインドウディスプレイに、シベニク・ボタン。町によってデザインが異なるようで、シベニクのデザインがいいなあと。価格表のアイテムが多すぎて、クロアチア語が分からないと、どれがボタンの価格か分かりません、、、

聖ミカエル要塞。モロッコのカスバを思い出します。

church of st Nicholas.

14時20分のバスに乗り、スプリトに帰ります。途中、風力発電も見えました。国民は、あまり裕福に見えないクロアチア。どちらの国の資本で運営されているのでしょう。

帰路は、往きと違う道を通りました。プリモステンは通らず、もっと山側。バス会社も違いますし。独占会社にせず、多くのバス会社が林立するのは、価格競争が生まれて、利用客にとって、良いことかも知れません。

バスが山から下りていく時、絶景が見られます。

あれはどこ？と思ったら、さっき訪ねたトロギールの大聖堂でした。記憶力なし、、、予定より早く、15時40分くらいにスプリトに到着しました。

スプリトの街中で、至る所に出店しているBOBISでチーズ入り甘い揚げパンを購入。夕食として。クロアチア語の商品名だけでは、何なのかよく分からずに注文したら、店員のおばさんが、チーズが入ってて甘いのよ、いいのねと、英語で説明してくれました。クロアチア人の気質がまだよく分からず、何か言われると、興味を持って耳を傾けています。

初訪問国に着いた翌日の活動としては、よく動けた一日でした。