2018/01/16 - 2018/01/16
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chiaki-kさん
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バラナシはデリーの南東、ガンガー(ガンジス川:以降ガンガーと呼ぶ)がシバ神の額にある三日月のように湾曲した場所に位置する人口120万人(2011年調べ)の街。古くよりヒンズー教の聖地とされている街だが、近くにサールナートという仏教の聖地もある古い街である。
バラナシ(Varanasi)の呼び方はいろいろあり、ヴァーラーナシー、ワーラーナシーや、長音を省略したヴァラナシ、バラナシ、ワラナシの表記もある。ヒンズー語ではバナーラス、かつては英領植民地時代に制定された英語表記のBenaresの誤読により、ベナレスとも日本語で称された。4トラではバナーラス(バラナシ)と呼んでいるので、以降バラナシと呼ぶことにする。
表紙の写真はガンガーに浮かんだ舟から見たガートと呼ばれる沐浴場。真ん中の舟の向こうに焚き火が見えるが、あれはマニカルニカー・ガートと呼ばれる火葬場。この晩も4カ所ほど火葬が行われていたのが遠くからも見えた。
2024/03/07 一部修正
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 船 自転車 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
1/16
ラディソン ブル ホテル ニューデリー ドワルカの朝食はビュッフェ。6時30分からということで行って見たら、まだ暖かい料理が出来ていなかった。やはりインドだ。 -
20分ほどして、料理が出来てきたので、初カレーやナンなどいただく。
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7:45 ホテル出発。写真はホテルの玄関だが、夕べのドンチャン騒ぎがなければ良いホテルだったのに残念。ホテルの評価は☆☆
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ホテルを出た交差点。空港とデリー中心部をつなぐMRTと高級アパートが見える。ちなみにここはニューデリーになるそうだ。
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街は朝のラッシュアワーが始まっていた。
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道端でたき火をしているのは路上生活者。
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インドを走っている乗用車では圧倒的にスズキ車が多い。この車はワゴンRなのだが、ちょっと日本のワゴンRより大きい感じ。
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スズキ・スイフトなのだが後ろにトランクあり。
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タタ自動車製のナノというロープライス車。
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そしてインドの庶民の足、オートリキシャ(スリーホイラーとも言う)。なお、「インドくるま事情」は旅行記のUPが終了後、着手する予定です。
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空港手前の交差点はこんな感じ。渋滞で動かない車の間をバイク、自転車、歩行者そしてたまに牛が横断する。
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いました。
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デリー空港にはインド空軍の基地もあるので、こんな戦闘機がお出迎え。
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10:15 エアインディアAI406便にてバラナシへ。機種はエアバスA319。なお、インド国内便の預け荷物は15kgまでという決まりで、荷物の減量に一苦労。重量オーバー分は300R(約600円:Rはルピー・以後Rで表示)/kg 支払えばいいのだが、充電器やシェーバーなどは機内持ち込み手荷物にしてなんとかクリアした。
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デリー郊外は高層住宅の建設で虫食い状態。貧富の差はますます開いているような感じがする。
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1時間程度のフライトなのに、ランチが出た。ダール(ひよこ豆など)カレーおいしかったです。
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バラナシ国際空港到着。ここで何とお仲間さん1名がロスバゲ。係員に調べてもらうとデリーにあった。今日の便でホテルまで届けるとのことで一安心。
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迎えのバスに乗り込む。インドではTAXIやオートリキシャのドライバーとのトラブルが多いようだが、これなら安心。
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バラナシは空港から街まで高速道路を建設中。インドは今、乾季なので、ただでも埃っぽいのに、道ばたの商品は砂埃で真っ白になっていた。
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街の風景1 ちなみにバラナシは人口120万人の州都。
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街の風景2 乾季ではあるが果物は豊富。
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街の風景3 バラナシはヒンズー教の聖都なのでなおさら野良牛が多い。
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街の風景4 デリーは自家用車の保有率が高いのだが、バラナシはバイクか自転車が主力。
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宿泊したホテルで昼食。ラディソンホテル・バラナシ。なお、ラディソンホテル・バラナシの詳細については下の口コミをご覧ください。
http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-12991174.html -
ロビーはこんな感じ。
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昼食もビュッフェ。食べかけで失礼。
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飲み物はマンゴーラッシー(300R)を注文。マンゴーとヨーグルトのミックスドリンクだが、おいしかった。
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ホテルの近くを流れるワルナー川。バラナシとはワルナー川とアッシー川に挟まれた街という意味があるそうだ。
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牛は神聖なシバ神の乗り物なので、殺すことも食べることも出来ない。乳を出さない雄牛は捨てられ、野良牛となって市内を彷徨う。
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バラナシ市内から30分ほどで到着したのは仏教の聖地サールナート。サールナートは、釈迦が悟りを開いた後、初めて説法をした地とされる初転法輪の地。まずはムールガンダ・クティー寺院に参拝。
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ご本尊の仏様に参拝、旅の無事を祈る。
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ムールガンダ・クティー寺院の内部の壁には日本人画家の野生司香雪(のうすこうせつ)が描いたブッダの生涯を描いた壁画がある。
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ブッダの母、マーヤー夫人は、ある日、白い象がお腹に入る夢を見る。
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出産の為、実家へ戻る途中、ネパールのルンビニ(仏教聖地)でブッダが生まれる。
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王族の子供だったブッダは何一つ不自由の無い生活を城で送っていたが、ある日、城を出て生老病死を知る。
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人生に疑問を持ったブッダはある日、妻や子供と別れ、馬に乗って苦悩を解決する修行の旅に出かける。
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そしてウルヴェーラーの林へ入ると、5人の修行僧と共に6年間、様々な苦行を行った。やがて骨と皮になったブッダは苦行では悟りは開けないことに気づき、村娘のスジャータの差し出した乳粥で元気を取り戻す。
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やがてブッダガヤ(仏教聖地)にある菩提樹の下で瞑想に入ったブッダは、邪魔をしようとする悪魔達にも打ち勝ち、ついに悟りを開いた。
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かつて苦行を行った5人の修行僧がサールナートに居ることを知ったブッダは、サールナート(仏教聖地)で初めての説法を行い、ブッダに続いて悟りを開いた5人を仲間として仏教の伝道に励んだ。
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やがてブッダはクシナガル(仏教聖地)で入滅する。80歳であった。
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寺の境内には説法するブッダと5人の僧の像が。
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そしてマニ車があったので88個全部まわしてきた。
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公園の向こうにブッダの骨を納めたダメーク・ストゥーパが見える。
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しまリスくん、こんにちは。
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ここはかつて仏教の僧院があった場所。仏教が廃れてから土に埋もれてしまっていたが、発掘で蘇ったとのこと。
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このお坊さん達はタイから来ていたらしい。翌朝ひょんな場所で再会することになる。
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ダメーク・ストゥーパは台座と併せて高さ44mという巨大な仏舎利塔。
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この後、バラナシに戻り、ホテルの近くにある絹織物店でショッピングタイム。今回のツアーには何店かのお約束があるのだが、そのひとつ。写真はサリーに着替えたTDさんと私の2ショット。ナマステ~。
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大きな荷物は絹織物屋に預けて、サイクル・リキシャ(人力車)4台に分乗。ガンガーで毎晩行われるヒンズー教の儀式であるプージャを見学に出発する。写真は宿泊したラディソンホテル・バラナシ。
インドの中級から上のホテルは中にいればまことに平和だが、一旦外に出るとそこはカオスの世界。TAXI、リキシャの客引き、物売り、物乞いがワラワラと寄ってくる。中には片言の日本語で言い寄ってくる輩もいるが、こういうのが一番危ない。一番良いのは無視すること。何か自分が悪人になったような気分がしてしまうのだが、2・3日で慣れてしまうのが怖い。 -
我々を乗せてくれたリキシャワーラーさんは30代と思われる細い体型の方だったが、上手にリキシャを漕いでくれた。写真はバラナシ一番のメインストリート、ダーシュワメード・ロードなのだが、車、バイク、オートリキシャ、サイクルリキシャ、歩行者、牛などが混ざり合ったカオスの世界だった。
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ガートが近づくにつれ道はさらに渋滞が激しくなったが、何故、遅いサイクルリキシャを選んだのか理由がわかった。
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最後はリキシャを降りて10分ほど歩いてダシャーシュワメード・ガートに到着した。ダシャーシュワメード・ガートは、84もあるガート群のほぼ中央にある大きなガート。常に多くの巡礼者が集まり、毎晩日没後に行われるヒンドゥー教の礼拝儀式プージャーでは、ドラと太鼓の音に合わせて祈りの声が響きわたり、僧侶が川にむかって蜀台の火を掲げて祈りをささげる。
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今回はそのプージャを船上から見ようという趣向。
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若い船頭さんが他の船をかき分けながら、良い場所へと移動してくれた。
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係留した船の向こう側に焚き火のようなものが見える。今日は4カ所火が燃えていたが、あれがマニカルニカー・ガート。マニカルニカー・ガートは、火葬場としての役割を果たしており、死者はここでガンガーに浸されたのちにガートで荼毘に付され、遺灰はガンガーへ流される。赤ん坊、妊婦、蛇に噛まれて死んだ人は、黄色い布に包まれたまま船に乗せられ、川の中程まで出たところで浮いてこないように、重しとなる石を足にくくりつけ川に流されるそうだ。
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バラナシのガンガー近くで死んだ者は、輪廻から解脱できると考えられている。このためインド各地から多い日は100体近い遺体が金銀のあでやかな布にくるまれ運び込まれる。 また、インド中からこの地に集まりひたすら死を待つ人々もいる。彼らはムクティ・バワン(解脱の館)という施設で死を待つ。ここでは24時間絶えることなくヒンドゥー教の神の名が唱えられる。亡くなる人が最後のときに神の名が聞こえるようにとの配慮である。ここで家族に見守られながら最後の時を過ごす。
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バラナシにはもう一つ火葬場があるが、 2つの火葬場はドームという同じ一族が取り仕切っており、働く人々も共通であり、交代勤務で約650人が働いている。火葬場を見下ろす一角には、火葬場を取り仕切ってきた一族ドームの長の座る場所がある。ここには聖なる火と呼ばれる種火が焚かれ、人々はこの火より火葬にする火種をもらう。バラナシは別名「大いなる火葬場」とも呼ばれており、年中煙の絶えることはない。なお、火葬場の写真撮影は厳格に禁止されている。
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礼拝儀式プージャー1
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礼拝儀式プージャー2
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礼拝儀式プージャー3
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儀式が終了して元の係留場所に戻る途中から撮影したマニカルニカー・ガート。はっきり4つの炎が見える。
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ガートから再び同じワーラーが漕ぐサイクル・リキシャに揺られてホテルまで戻り夕食。今回のツアーの食事は殆どがビュッフェなので、カレーがダメな人でもOK。なお、ワーラーへの支払いやチップは現地ガイドさんがやるので、我々は不要だった。
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インドではどこへ行ってもキングフィッシャー・ビールが出たが、値段は400R~500R(800円~1000円)と高い。イスラム教徒やジャイナ教徒は酒を飲まないし、ヒンズー教徒もカーストの高い人達はやはり飲まないらしい。アルコールを入手するには街でリカーショップを見つけるか、免許を持つレストランに入るしか無いようだ。
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1/17
5:00 夜明け前にホテルをバスで出発。ダシャーシュワメード・ロードを行けるところまで行って、あとは徒歩にてガートを目指す。昨夜の喧噪がうそのように静かなガートへの道。 -
CHIKAN ってなんだ?
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道ばたの歩道には路上で生活している方々が毛布にくるまって寒さをしのいでいる。物売りなのか、物乞いなのか、はたまた死を待つ人々なのかわからない。
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ダシャーシュワメード・ガートに到着。
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ここにも焚き火で暖をとる人々が。
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この時期インド北部は霧が発生することが多く、この朝もご覧の通り。
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対岸の砂州に昇る朝日はもちろんガートの建物さえ見えない。
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ガンガーに流す灯籠に灯をともす現地ガイドさん。
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綺麗なものも、そうで無いものも、清濁全てを受け入れるガンガーに浮かべた灯籠が静かに流れて行く。
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霧の中から人が沢山乗った船が見えてきた。
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昨日サールナートであったタイのお坊さん集団のようだ。
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漁師さんが網を打っていた。聖なる河でも魚は採っていいのね。そういえば、聖なる牛であっても牛乳はしぼっても良いようだ。
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霧の中から炎が見えてきた。マニカルニカー・ガートだ。
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霧のためはっきりとしないが、山のように積み上げた薪から小さな炎がいくつか上がっていた、今、火を付けたばかりなのか、終わりに近づいたのか、霧のためよくわからない。それと、前方に停まっている船は何?
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時間が早かったのか、寒さの為か、沐浴をする人が少なく、やっと2人ほど見ることができた。
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沐浴のスタイルは男性はふんどしひとつか上半身裸で、女性はサリーを着たままガンガーに入り、聖なる水を手でくみ上げて朝日にささげ、頭から水をかぶったあと、ガンガーの水で口をすすぐ。
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そんな訳で朝のガンガー見学は不発となってしまったが、「おまえはこんな所に来るのはまだ早い」とシバ神に叱責された結果と、前向きに考えることにした。
これで「2018年 インド旅行記2:バラナシ」は終了です。本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
2024/03/07 一部修正
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この旅行記へのコメント (2)
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- aoitomoさん 2018/01/27 14:51:48
- インド行きたくなります!
- chiaki-kさん こんにちは~
私と相方も今、南アジアや東南アジアあたりに行きたい気分になっております。
以前、カンボジアに行ってカルチャーショックを味わって、
カオスなインドは一度は訪れたいと思ってます。
歴史的建造物も実際に見たら感動するのでしょうが、
個人的には、リキシャに乗ってカオスな街中を巡ったり、
プージャを見学したりと、そのような体験の方が興味があります。
個人ではハードルが高いのでツアーでこのような体験が出来たら最高だと思います。
このような体験も出来るツアーを探しているところです。
そんなわけで、chiaki-kさんの旅行記のめり込んでしまいました。
わかりやすいコメントも助かります。
『ムールガンダ・クティー寺院』の壁画の解説もわかりやすいです。
このように理解していると、寺院観光も何倍も楽しいはずです。
車に詳しいchiaki-kさんですから、街中を見ていても飽きないでしょうね。
幻想的なインド、トリップさせていただきました~
aoitomo
- chiaki-kさん からの返信 2018/01/27 18:01:33
- 是非インドへ
- ・
aoitomoさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
> 以前、カンボジアに行ってカルチャーショックを・・・
私はaoitomoさんの素晴らしいカンボジア旅行記にショックを
受けました。(^^;
> カオスなインドは一度は訪れたいと思ってます。
よく言われることですが、インドは一度行くと、大好きになる人
と、2度と行きたくない位嫌いになる人に別れる国だそうですが、
aoitomoさんは間違いなく前者でしょうね。
自分はどちらなのか考え中なのですが、まだ答えが出ていません。
はっきりしているのは”インドへ行きたい”とカミさんに言ったら
即答で”いってらっしゃい”と言われたことです。(^^;;
> 個人的には、リキシャに乗ってカオスな街中を巡ったり、
> プージャを見学したりと、そのような体験の方が興味があります。
もし、バラナシへ行かれたらサイクル・リキシャ、お勧めします。
車やバイクのクラクション、排気ガス、街の臭い、リキシャワーラー
の怒鳴り声などがダイレクトに耳に飛び込んできますよ。
> このような体験も出来るツアーを探しているところです。
大手のツアーだと、やはり物足りない面が多いので、小さな会社の
ツアーの方が、融通もきいて楽しめるような気がします。
> 車に詳しいchiaki-kさんですから、街中を見ていても飽きない
でしょうね。
インドは自動車生産国でもあり、後半はバスでの移動時間が長かった
ので、良いデータが集められました。後日「インドくるま事情」を
UPしますので、お待ちください。
インドへ行く前に多くの皆さんのインド旅行記を拝見しましたが
fuzzさんの言われた”インドはジェットコースターのような国”
というのが一番心に残りました。
綺麗な所(タージマハル等)は徹底的に綺麗ですが、汚いところ
(スラム等)は徹底的に汚いんです。憲法では禁止されたはずの
カースト制度はしっかりと現代にも生きており、カーストにも入
れないアウトカーストの人々は一般的なインドの人から見て同じ
人間とは思われていないような気がしました。
マハラジャからアウトカーストの人々まで混在するダイナミック
で深い国、インドは本当に考えさせられることの多い国です。
あれ、もしかしたら私もインドに”はまった”かも(^^;;;
では、また。
chiaki-k
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