ワンワールド特典航空券で行く欧州 ちょっとだけバルセロナの旅

2017/12/25 - 2018/01/01

ワンワールド特典航空券を利用して欧州を大移動してきた旅の記録です。

飛行機に乗ることがメインで旅程を立てたため、観光はほとんどしていません。
出発前から体調を崩し、せっかくの優雅な大移動を前に不安に襲われる。
やはり慣れないことをするものではありませんね。

前回のマイル利用から早3年が経過。今度こそハネムーンに使う予定でしたが相手が現れず、今回もやっぱり一人旅。

12/25: JL43 HND-LHR First Class
12/26: BA306 LHR-CDG Club Europe Business
12/26: QR40 CDG-DOH First Class
12/27: QR39 DOH-CDG First Class
12/27: AF1248 CDG-BCN Economy Class *別発券
12/30: AF1349 BCN-CDG Economy Class *別発券
12/31: JL46 CDG-HND First Class

JALマイル利用数: 170千マイル

備考：Air Berlinにてパリーベルリン往復も予約していましたがAir Berlin経営破綻による運航取りやめで急遽旅程変更となり別発券によるバルセロナを最終目的地としました。後日JALより特例で5千マイルが返還され実質165千マイルでした。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: エールフランス ブリティッシュエアウェイズ JAL カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅は羽田空港国際線ターミナルから出発。JALファーストクラスラウンジRED SUITEにて搭乗開始を待ちます。

羽田空港国際線 JALファーストクラスラウンジ 空港ラウンジ

せっかくなので靴磨きサービスを体験してみたかったのですが、上海行のビジネスマン御一行様が靴を持込み依頼をしている人が多数いたせいで時間が無く断念。ちょっとそれはないわー。このサービスも近い将来は打切になりそうですね。

期間限定のローランペリエ・グランシラクルを頂きました。すっきり飲みやすかったです。

羽田空港国際線 JALファーストクラスラウンジ 空港ラウンジ

お隣のニューヨーク行のゲート前ではJAL職員がクリスマスソングを歌っていましたが、こちらのロンドン行は通常通りボーディングが淡々と始まりました。JALのファーストクラスは初めてなので楽しみです。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

滑走路34Rから離陸。東京湾を旋回し北上します。今回のファーストは8席中、3名の乗客でした。

楽しみにしていたサロンです。香り豊かで美味しかったです。体調が悪く2杯でやめときました。

このショット上手く撮れない

ランチは和食をチョイス。六本木龍吟の山本シェフ監修だそうです。思ったよりボリュームがあり大満足でした。生意気にもキャビアは好みでなくパス。大人のお子様ランチ。

メインはすき焼き。味付けは濃いめなのは機内向けだからかな？

デザートは龍吟プリンと他2種類。コーヒーカップ欲しくなりました。

体調が悪くてお酒も食事も控えめなだけなのですが、甘党だと知ったCAさんは気を使ってケーキをさらに３つ提供してくれました。乗客が男だけだといつも余ってしまうそうです。さすがにお腹が苦しい。

隣の席も空いていたので2席使わせてもらえました。マットレスはハードかソフトか硬さを選べます。いつも堅めのベッドで寝ているのでハードにしましたが寝心地は悪く、途中でソフトに変えました。

ノルウェー上空で素晴らしいフィヨルドの景色を一望できました。

ヒースロー到着後、ファストトラックが利用出来たので入国し荷物受取りまでたった15分。こんなに早くヒースローの入国が出来たことは一度もありません。やはりファーストクラスは特別ですね。荷物にはさりげなくクリスマスカードが付いていました。心温まるサービスですね。

Jean Paul Hevinのマカロンをお土産に頂きました。お腹が一杯ですが翌日も移動なので朝ご飯で頂きました。

ロンドンはトランジットで1泊です。当初は市内で宿泊を検討していましたが、なんとクリスマス期間は公共交通機関が全て運休と知りターミナル４隣接のヒルトンに変更しました。

ターミナル３到着後、ヒースローコネクトでターミナル４へ。やはりヒースロー使い勝手悪いです。時間になっても電車が来なく15分以上、ホームで待ちました。ヒルトンもターミナルから結構な距離を歩きますね。

ヒルトン ヒースロー エアポート ホテル

ヒルトンポイントを利用して宿泊です。部屋は若干狭かったですが1泊寝るだけですので問題ありません。体調回復せず。涙

翌12月26日です。ヒースローターミナル５から出発です。旅程が複雑すぎて次のカタール航空の搭乗券は発券出来なく、荷物もBA区間のみの対応です。乗継時間はたっぷりあるので問題はありません。

ファーストクラスカウンターから専用出国レーンを通ってファーストクラスラウンジに直行します。（この区間はビジネスクラス利用ですが、ワンワールド・エメラルドステイタスのためファーストクラスラウンジが利用可でした。）

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

BA306便にてパリCDGへ。日本からの乗継利用が多いのか日本人を多く見かけました。機材はA319でビジネスクラスとは言え、エコノミーシートと同じシートピッチです。たった1時間の飛行なので問題ありません。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

機内食が出ました。このイングリッシュブレックファスト最高に美味しかったです。後ろの日本人家族ご一行様は早朝からシャンパンを注文し、CAに飲む時間無いわよーと笑われていましたが、もらえたようでした・・。

この旅1度目のパリCDGです。ターミナル２A到着し、荷物を受け取りターミナル１に移動。無料のVAレールまでかなり歩きました。

ターミナル１にてカタール航空にチェックインしドーハへ向かいます。明日のドーハ発パリ行で往復するので、Eチケットを見せるとカウンターの女性がパニックになり、マネージャーらしき人が登場しました。「ムッシュ、とりえあえずドーハで入国して再度チェックインして下さい。ボンボヤージュ」といった具合です。

ヒースローに続き、ドゴールでも職員を困らせてしまいました。すみません。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

CDGのカタールラウンジがリニューアルしました。広々快適ですが匂いがエキゾティックでしたよ。体調が悪いままで、風邪薬を飲み、水ばかり飲んでいました。すると、代わる代わるラウンジスタッフの方が水を持ってきてくれ少し恥ずかしかったです。こんなセレブはいないなーきっと。

このデザインの大胆さ、カッコイイ。

念願のカタール航空A380機材です。ファーストクラスは8席で今回は他に乗客がいなくまさかの貸切でした。日本人CAさんも同乗しており専属で対応を頂きました。本当に至れり尽くせりで最高の思い出になりました。

エミレーツの様にシャワーは付いていないのでトイレは無駄に広いです。JALのように狭い空間で着替えなくてはよいので楽です。

ビジネスクラス後方にあるラウンジバーです。とてもオシャレですね。ビジネスクラスは満席だったようでバーも賑わっていました。

８時間のフライトもファーストクラス貸切ではあっという間でした。ドーハ空港で翌朝のパリ行を待ちます。しかしパリ行の搭乗券をもらうのと、荷物も預けなおす必要があり一度カタールに入国します。つい最近、日本人は観光ビザ手数料が免除になりました。

ファースト、ビジネスクラス搭乗者は上級クラス専用の入国審査場があります。無駄に広いです。数分で入国審査完了です。

ドーハ国際空港 (DOH) 空港

空港からは1歩も出ません。すぐにチェックインカウンターへ直行です。ファーストクラス専用カウンターで事情を説明し翌朝のパリ行のチェックインをさせてもらいました。

こちらも職員の方が困惑。しかしファーストクラス利用なので問題なく3人掛かりで対応してもらえ、おしぼりにウェルカムドリンクまで出てきました。セレブ生活病みつきになる。

ドーハ国際空港 (DOH) 空港

有名なランプベア。頭に突き刺さってて怖い。

よく4トラで見たこのラウンジ風景。ようやく自分もここに来れました。年末の平日ということもあってか、こちらも貸切状態。利用者より職員の数の方が多かったです。

ドーハ国際空港 (DOH) 空港

これがラウンジ内とは思えない広さと優雅な雰囲気

Quiet Roomで個室を借ります。日本のビジネスホテルより快適。室内にシャワー、トイレ、ベッド、テレビそろってます。空気が乾燥しているので水分補給のためラウンジに出るのは少し面倒でした。

とにかくラウンジはオシャレ。天井も高く、美術館にいるようです。

マカロンのクリスマスツリー。誰が食べるの？

このゲーム本格的過ぎて困った

12月27日、パリ行カタール航空39便に搭乗。今回は満席ですが１A席をアサインしてもらえました。ブランケットの肌触りは最高です。家で使いたいのでどこかで購入できないかな？

さようならドーハ

ウェルカムドリンクとスムージー。どちらも美味しくておかわり。

カタール航空もファーストのシャンパンはKrugです。強いシュワシュワ感がたまらなく好きです。個人的にはサロンより好みです。

雲が多く今回も撮影失敗

オリーブオイルを選べるサービスは画期的。でも普通のが一番美味しい。

ご飯は美味しくないです。

パリに戻って来ました。今回2度目のCDGです。ターミナル１の構造は複雑というか、変わっています。飛行機を降りて入国審査に向かう通路は搭乗ゲートへ向かう人と同じ通路を通ります。ゲート前に荷物検査があるのでここが同じ空間でも問題はないのでしょうが分かりにくい導線。まずは1日振りにフランス入国です。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

ターミナル１からターミナル２Fに移動。ここから別発券でバルセロナへ向かいます。荷物預けも全て自分でスキャンしてタグを取り付けてやるタイプです。

とにかく人が多いので時間が掛かります。チケットを機械で印刷すると、SKY PRIORITYの表示が出ました。JALの上級会員には付けてくれるようです。さすがにラウンジは使えませんでしたが、手荷物預けや優先搭乗は対象なのでこれはラッキーでした。

そしてターミナル内は座る所が少なく寒い・・。

バルセロナまではエールフランスにて発券。運航は子会社のLCCブランドJoonです。ドリンクサービスとWi-Fiもありました。

シートピッチは一般的なエコノミークラスと同じくらい。欧州域内はこれくらいで十分です。

日本から３日かけて目的地バルセロナに到着です。お泊りは、Alexandra Barcelona Hotel, Curio Collection by Hilton。

街のど真ん中に位置している小さなホテルです。

アレクサンドラ バルセロナ ホテル キュリオ コレクション バイ ヒルトン ホテル

とても殺風景な部屋で床はフローリング。日本人からすると、賃貸マンションにいるかのよう。

12月28日　バルセロナ観光

念願のサグラダファミリアです。バルセロナへは出張で2回ほど来ているのですが、市内は初めて。ようやくガウディ作品を見ることが出来ます。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

事前にチケットを購入していたのですが、なんとエレベーターの故障で塔に上れず返金されました。また来いよというお告げか・・。

続いてホテルから徒歩３分のカサミラへ。時差ボケで眠気MAX。あまり良く見ないで退散。

カサ ミラ 現代・近代建築

12月29日 バルセロナ観光2日目

朝一にグエル公園へ。地下鉄の駅からは永遠と坂道が続きました。エスカレーターもありましたが歩き疲れた。

素晴らしいサンライズでした。

グエル公園 広場・公園

有名らしいカメレオン

他は工事中であまり見るところは少なかったかも。

バルセロナで散髪

ホテル近くの有名なバルで昼間から飲んだくれ

盛り合わせは美味かった

ここでも甘い物を食う。名物のチュロスをホットチョコレートに付ける。これ絶品。

12月30日 バルセロナからパリへ移動します。

バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港

機内から雄大なピレネー山脈が見えました。

今回3度目のCDGです。荷物が出てくるのに30分近く待ちました。首都空港なのに。今日こそはパリ市内へ移動です。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

お泊まりはサンラザールにあるヒルトン。値段は高めですが部屋は使い勝手良く毎回リピートしてます。

ホテル ヒルトン パリ オペラ ホテル

ラファイエットのイルミネーション

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

12月31日 帰国します。

今回4度目のCDGです。ターミナル2Eは比較的新しいターミナルですが免税店も少なくデザインだけの空港です。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

チェックインして出国

年越フライトの始まりです。ファーストクラスは満席。座席は1Aが取れました。

2018年からサロンの提供は無くなると聞き飲み納めです。

チェイサーにはロイヤルブルーティー。これ美味しい。

ディナーは洋食をチョイス。牛肉は箸でも切れる柔らかさでした。機内食はJALが一番美味しい。

デザートは地元金沢の名店、森八のしば舟とあんみつ。なんとも粋なチョイス。お隣のJean Paul Hevinのケーキに全く劣らずファーストクラスでも通用するデザート。

年越しにふさわしくフィンランド上空で機内からオーロラも見え最高の正月を迎えました。あっという間に東京湾上空に到着。最後は体調も大分回復しファーストを満喫できました。

羽田空港(東京国際空港) 空港