真冬のレッサーパンダ紀行【２】 富士サファリパーク＆三島市楽寿園　ルナちゃん＆来来君、雪の中の１０分間の再会！！＠富士　ルルちゃんはまだ展示復帰してませんでした＠楽寿園

2018/01/08 - 2018/01/08

昨日の日本平動物園に続き、今日は同じ静岡県内の２園・・・三島市楽寿園と富士サファリパークを訪問です。
三島市楽寿園は先月も２度訪問したのですが、富士サファリパークは2015年11月に訪問して以来ご無沙汰しており、早く訪問したいとずっと思っていたのですがやっと叶いました。

時ならぬ降雪に見舞われ、富士サファリには１時間ほどしか滞在できませんでしたが、望外にも雪中のカフェ君、風菜ちゃん、来来君、ルナちゃんの姿を見れて大満足な１時間となりました。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 裾野・長泉(静岡)

昨日は静岡市日本平動物園を訪問し清水泊。
今朝はJR普通電車で三島駅へ移動し、駅前の三島市楽寿園へ。

三島市楽寿園の入園料は大人３００円です。

レッサーパンダ舎へ。

やはり屋外展示はココロちゃんでした。

おはよ～、ココロちゃん！！

まったりさんのココロちゃん。

ルルちゃんはまだ非展示でした。

先月訪問した時は、ルルちゃんは手前から２つ目のお部屋にお部屋にいたので姿は確認できましたが、今日は一番奥に移動となっているようで影すら見ることができませんでした。

素人考えですが、レッサーの場合はこの状態での寝室での静養と屋内展示室での展示にそんなに差はないようにも思うのですが・・・、まあ、寝室の方が治療はしやすいでしょうけど。
これも僕には正直分からないのですが、動物園動物としてずっと人前で展示されて来た子は非展示が続くと”人に見られていない”ことに逆にストレスを感じなたりはしないのかな？
まあ、ここは園の方針を信じてルルちゃんの完治を待つしかないですね。
早く良くなって欲しいです。

テチテチ君は小屋の上で日向ぼっこ。

絶賛子育て中のベネットワラビーのみにあちゃん。

おチビちゃんひょっこり。

優しいママですね。

愛おしくてしょうがない！！

こうやって母の愛が子に伝えられ、この子がまたその子供に伝えていくんですね。

赤ちゃんの名前は募集中でした。

性別がまだ判明していないので・・・迷いますね（笑）

毛繕いを終えたココロちゃんが動き出しました。

茶臼山のサラちゃんもセイナお母さん（すでにお星さま）に似ていますが、やはりココロちゃんも似ていますね。

楽寿園を後にしレンタカーを借り富士サファリパークへ。
道中は雨でしたが、サファリパーク到着直前から急に激しく雪が降り出しました。

富士サファリパークの入園料は大人２７００円ですが、コンビニで２２００円でチケットを買う事が出来ます・・・僕も道中にコンビニで買いましたよ。

ここまでの雪は想定してなかったのでこちらは割と軽装・・・とにかく寒いので今日は基本レッサー集中で。

レッサー、カピバラ、マーラが同じエリアで暮らしています・・・もちろん、レッサーとは飼育スペースが分けられていますが。

いきいきタイムに間に合うように来園したのですが、この雪ではいきいきタイムどころではないと言うのが正直なところ・・・・（苦笑）

注意事項にもあるように、悪天候の場合は屋内での実施でガイドなしとなります。
富士サファリの屋内舎はガラスの反射が半端なくまるで鏡のようで撮影には向かず・・・今日は１４時を待たずに帰ることにしました。

レッサーパンダの放飼場には２面。

こちらはカフェ君＆風菜ちゃんの放飼場です。

軽装の人間的には泣きたくなるようなシチュエーションですが、彼らにとってはなんてことない状況・・・レッサーパンダとホッキョクグマは雪が積もるとあきらかにテンションあがりますよね。

こちらは来来君＆ルナちゃんの放飼場。

風向きの関係か、こちらの放飼場の方が雪の影響が大きいようです。

来来君とルナちゃんに富士サファリで会うのはこれが初めてです。

来来君は鯖江市西山動物園生まれ、東武動物公園を経て昨年富士サファリへやってきました。
ルナちゃんは江戸川区自然動物園生まれ、神戸市立王子動物園、池田動物園を経てこちらも昨年富士サファリにやってきました。

富士サファリとしては新参の２匹ですが、先住のカフェ君＆風菜ちゃんより年上で熟年のペアです。

来来君。

それぞれ、お婿入り、お嫁入りした園で繁殖と言う面では上手く結果を残せなかった２匹が、熟年世代を迎えるにあたって気分転換の意味も込めて、この新天地で新たにペアを組んだのです。

これまでの経緯がありますので、正直不安要素の多いペアですが、思いの外に仲良くやっているようで安心しました。

繁殖と言う成果をあげるのは難しいとは思いますが、２匹が仲良く暮らせればいいですね・・・そして、万一、子宝に恵まれたら素晴らしいですね。

時々、来来君が軽い威嚇の様なポーズをルナちゃんに見せていましたが・・・、

おそらくは、時ならぬ激しい雪にテンションが上がってしまったんでしょうね（苦笑）

若いけど富士サファリの冬を何度か経験している先輩格のカフェ君＆風菜ちゃんは割と落ち着いていました。

雪が更に激しくなりキーパーさんがレッサーを収容すべきかどうか放飼場脇で協議されていて、その様子が気になるカフェ君＆風菜ちゃんなのです。

放飼場の風向きもあるでしょうが、カフェ君＆風菜ちゃんにはあまり雪が載らないのですが、来来君＆ルナちゃんには多く載るんですよね・・・雪中での身のこなしの差なのでしょうかね？

来来君とルナちゃんもキーパーさんの協議の様子が気になります。

「あの、キーパーさんに早く入れるように言ってくれませんか？」と僕に訴えるルナちゃん。

これだけ動物園に通ってると、だいたい何を言いたいのか分かってきますね・・・勝手な思い込みも含めて・・・。

年齢も高く、富士の冬が初めての来来君＆ルナちゃんはこの時点で収容が決定。

僕が到着して約１０分後の収容となりました。
短い時間だったけど２匹の元気な、そして、仲のいい様子が見れてよかったです。

来来君は一目散にバックヤードへ駆けて行きました。

ルナちゃんはキーパーさんの後についてゆっくりと帰っていきました。

また会いに来るからね！！

お隣夫婦が帰宅する様子を見て色めき立つ若夫婦ですが・・・、

こちらのペアは展示続行です。

まあ、これくらいの雪と寒さはレッサーにとってなんてことないですもんね、本来。

「え～、私たちは帰れないの～？」な風菜ちゃん・・・”風”の一族だけあってさすがの立ち姿。

カフェ君は埼玉県こども動物自然公園生まれ、富士サファリで最初に飼育されたレッサーパンダは彼です。

風菜ちゃんは千葉市動物公園生まれ、カフェ君のお嫁さんとして来園しました。

富士期待のペアで、仲もいいペアなので今年こそはベビーの誕生に期待したいです。

おそらくは、放飼場からバックヤードに帰ると美味しいご飯がもらえるのでしょう。
お隣夫婦が帰ったので、そろそろ僕たちもとカフェ君は考えて、バックヤードのキーパーさんの動きをチェックしているんだと思います。

風菜ちゃんも・・・って、この子風菜ちゃんかな？

正統派美形パンダは雪や雨で毛並の見え方が変わると途端に似て見えちゃって・・・僕程度のスキルでは特に写真での見分けが困難になります。

カピ様方ははガラス張りのお部屋でまったり。

園から路面の凍結の恐れがあるのでノーマルタイヤの人はなるべく早く帰るようにリコメンドがあり、さすがにそのお勧めを無視して帰りに事故ったりしたらみっともないので、潔く園を後にすることに。

今日は結果１時間程度しか居れなかったので、次はいきいきタイムをちゃんと見に来たいと思います。
まあ、めったに見れない雪中のカフェ君、風菜ちゃん、来来君、ルナちゃんに会えたので大満足です。

レンタカーを返して三島駅へ。

新幹線で東京に入るつもりでしたが、ちょうどいいタイミングで在来線の特急「踊り子号」があったのでそちらに乗車・・・特急券代をちょっと節約出来ました。

三島駅での伊豆箱根鉄道からJR線への乗り入れはホーム中ほどのポイントを使うので、車体とホームの接触を避ける目的でホームの一部が削られています。