障がいのある家族との沖縄旅行　其の3

2018/01/09 - 2018/01/11

　障がいのある家族を連れての沖縄旅行完結編

エリア 宜野湾・北谷・中城(沖縄)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

　最終日、早めにチェックアウトしました。

　8時半にはホテルを出ました。なぜなら渋滞を恐れたからです。

　ただ、その心配は無用でした。平日のシ－ズンオフでしたから。

　私たち、初詣はまだしていませんでした。

　去年は震えながら鹿島神宮で参拝したけれども、今年は沖縄になるとは・・・。

　普天間宮にて。

　駐車場完備していますが、ピ－ク時は止められるのかな?

　社務所は9時半から、洞窟もその時間に合わせてからでないと入れません。

　参拝して次へ移動。

　さすが沖縄。雑草すら南国を感じます。

　波上宮へ

　参拝客は外国人ばかり。

　ここは台湾ですか?と錯覚してしまうほどでした。

　1月11日現在、御朱印帳は完売しておりました。

　隣接するかのように「護国寺」が。

　参拝のため、中に入ると地元の方たちが熱心に手を合わされておりました。

　息子を連れての参拝はかなり無理が。ということで私だけ参拝。

　琉球らしい御朱印張を購入させていただきました。勿論、御朱印もいただきました。

　ここが国際通り。

　お土産通りと言っても過言ではありませんねぇ。

　興味なし。

　最後は国際通り近くの市場へ。

　私はこういう雰囲気が大好きです。ワクワクします。

　あ、駐車場がありました。一時間滞在なら300円程度です。

　美味しそう。

　だけど、夫はこの雰囲気が大嫌いなんだそうです。

　息子もニオイに過敏です。

　二人は一分でも早くここを出たいようでした。

　私のほうですが、裏道も入ってみたい、あれ食べたい、これ食べたい状態。

　台湾一人旅に慣れているせいでしょうか、ここではじめて「家族とはいえ自由がきかないなぁ。」と感じてしまました。

　空港には早めに到着しました。

　ダイヤは乱れていました。30分程度の遅延がありました。

　私たちは早めに空いている席に乗せていただけるかデスクに相談しました。

　そして早めの便に振り替えていただきました。

　息子の「障がい者」であるデ－タ－はしっかり入れられていたおかげで、カウンタ－でも席の配慮をしていただき、前列にお客様がいらっしゃらない席に配置していただきました。

　また、客室乗務員のトップの方が「何か困ったことがありましたらご相談ください。」と席まで挨拶に来てくださいました。

　JALさん、有難うございました。お心遣いに感謝いたします。

　そして、変に不安を持って搭乗するよりも、思い切ってJALさんへ電話で相談、問い合わせして良かったと痛感しております。

　ダイヤの乱れにより、30分遅延、そして離陸。

　息子にアイスクリ－ムを。

　私も・・・塩ちんすこう味。

　2泊3日、はじめての沖縄旅行。ざっくり周れたほうでしょうか?

　夫に関しては「計画丸投げ」的な表現を書いてしまいましたが、長距離の安全運転と、息子のご機嫌取り、見守りに頑張ってくれました。

　息子は息子で、本州とは少し様子が違う沖縄の景色と、何よりもそれぞれ仕事が忙しい家族3人が一緒にいられることがとても嬉しそうでした。

　正直、3人での海外旅行は厳しいと思います。

　そして重度障がいを持っている息子連れの旅もシ－ズンオフゆえに叶ったことだと思います。

　私たちはもっと息子と色々な所へ旅したいです。(^-^)


　障がい者が街に慣れる。そして街が障がい者に慣れること、この思いを30年近く祈り願っていました。

　読んでくださった方、有難うございました。(^'^)

この旅行記へのコメント （4）

• yakyukozouさん 2018/02/11 19:50:25

  素晴らしい旅行記です

  
  華♪さんこんばんは、
  
  ご家族での沖縄旅行記、素晴らしかったです。
  素直に伝わりました。
  これからもご家族で素晴らしいご旅行を楽しんで頂きたいです。
  
  出来れば華♪さんが好きな台湾にもご家族にみて欲しいですよね！
  
  yakyukozouより

  華♪さん からの返信 2018/02/11 23:26:35

  RE: 素晴らしい旅行記です

  yakyukozouさまへ
  
  　こんばんは。お褒めの言葉有難うございました。
  
  　今回の旅行でささやかながら、だけど我が家にとって大きな冒険と思い出を作ることができました。
  
  　障がいのある人=車いすの方・・・と思われがちな日本ですが、知的障がいの理解と認知度がまだ高くない状況であると感じている私です。
  
  　大きな声を出してしまったり、独り言を言っていたり、待つこと自体が苦手な人がいることなど一人でも多くの方に理解していただけたらと願ってまいりました。
  
  　海外旅行は無理だと思いますが、今度は北海道へ行ってみたいと思っております。
  
  　親子3人で北の大地を歩けたらとまたまたチャレンジしてみようとしています。

• ochappyさん 2018/02/05 15:01:26

  はじめまして

  ご家族での旅行、ＪＡＬさんのサービスも有り楽しまれた様で良かったです。
  
  うちも同じような境遇で、20歳の娘が知的障害です。
  見た目判りづらいのですが、何かトラブった時にはパニックを起こします。
  独語も多く、人前でも構わず歌を歌い出します。
  小さい頃は飛行機や新幹線でディズニーにも行きましたが、
  最近は回りに気を遣うのでもっぱら車旅行です。
  
  お互い楽しい家族旅行が出来ると良いですね。
  

  華♪さん からの返信 2018/02/05 16:12:53

  Re: はじめまして

  こんにちは。
  
  　どうも、私の旅行記を読んでくださって有難うございました。
  　正直、記事を書くべきかとても悩みましたが、この旅行記其の3の文末、「街が障がい者に慣れる。」という夢が叶うようにあえて顔出しで書いてみました。
  
  　この旅行を通して、障がい者は車いすの人だけではない、ということを世間に理解していただけるだけでも私は嬉しいのです。
  
  　息子とはもっぱら車での移動ばかりでしたが、これからは色々な所へたくさんの思いで作りに出かけたいと思っております。(^^)/