【アルゼンチン旅行記⑤】エルチャルテン　　ちょっとトレッキング

2018/01/02 - 2018/01/02

●エル・チャルテン　憧れのフィッツロイ山へ！
　カラファテから約3時間北上し、エルチャルテンへ。背の低い黄緑色の植物たちに覆い尽くされた荒野の中に突如、ギザギザしたカッコイイ形のフィッツロイ山を拝むことができました。気流が激しい地域なのでしょうか、めったに山頂を拝むことができないくらいいつも雲に覆われているようで、原住民のかたはこの山をエル・チャルティン（煙を吐く山）と呼んでいたそうです。雲に覆われていないフィッツロイ山に出会えたときの感動は言葉では言い表せないものでした。

●エル・チャルテンへの現地ツアーについて（反省点）
　氷河と同様、Viatorから事前予約しました。終わったことなのですしとても良い景色に出会えたので、グチグチ書きたくないですが、備忘録として・・・
　反省点としては、氷河ツアー同様、現地旅行会社と直接連絡が取れるような予約形態にすべきだったことです。もしくは個人でバスで向かっても良かったかもしれません。
　当初Viatorのツアーは、所要時間：16-7時間、トレッキング時間：6-7時間とあり、トーレ湖を目指すもので、12月末にメール連絡を頂いたときも早朝（7:30)出発でした。実際は、所要時間：9時間ぐらい、トレッキング時間：3.5時間でした。トーレ湖では無く、カプリ湖を目指すものでした（涙）。残念でしたが、それはそれでとても良いものでした。

　7:30にホテルロビーで待つものの、30分立ってもの送迎車は来ず・・前日同様ブラジル人ご夫婦と「来ないですね～行先一緒ですか？」なんて話をしていると彼等の車はやってきて、我々の送迎社は来ず・・・40分くらい待っていると、さすがにホテルのフロントの方も心配して色々と話かけてきてくれたり、一生懸命に旅行会社の方とコンタクトを取ろうとしてくださりました。その結果・・・出発が7:30から10:30に変更したとのこと・・・。トーレ湖いけないな、と直感的に思いました。
10:30にガイドさんが迎えに来てくださった際、「直前に時間変更したこと、何かあったんですか？」と確認するものの、「このツアーはもともと10:30くらい出発だよ」とのこと・・・。おーい！これは元締めのViatorが悪いっすね。Viatorとはメールで色々とこの件では今やりとりしています。色々なツアーがあり魅力的なサイトなんですが！

※現地の旅行会社はパタゴニアドリーム社でしたが、こちらのガイドさんはとても良い方でした。約3時間の移動時間にパタゴニアの歴史・自然・文化をスペイン語・英語で交互にお話しくださいました。途中マテ茶をふるまってくださったり。
上記のツアーは3時間の移動時間中、一度トイレ休憩があり、そしてランチ付きでした。カプリ湖トレッキングもしくは、ちょっと歩くだけのコースの2択がありましたよ！

エリア エル・チャルテン(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

エル・カラファテから車で荒野を北上していきます！アルヘンティーナ湖と大西洋を結ぶサンタクルス川を渡り、ぐんぐん北上していきます。サンタクルス川もアルヘンティーノ湖と同じ綺麗な水色でした。

アルヘンティーナ湖とビエドマ湖を結ぶレオナ川沿いを車で北上し、途中トイレ休憩に。赤い屋根が可愛らしい、昔ホテルだった場所が、喫茶店兼お土産屋さんのようです。色々な国からここまでの移動距離が。日本は一番遠いです！2万km超え・・・。遠いところに来たものです。

後ろにはラ・レオナ川が流れています。とってもきれいな色！そして透明度も高かったです。底質の土壌や鉱物の色が関係しているのでしょうか・・・。

バイクの旅人さんたちも休憩をとっていました。

車はビエドマ湖沿いをぐんぐんとエル・チャルテンに向かって走ります。あ！！突如ギザギザの山々が・・・！ガイドさんのほうをみんながみると、「そうだよ、あればフィッツロイ山だよ！」とのことです。ここ数日は曇りが多かったので、山頂には多く雲がかかっていた様子ですが、本日はついていますね！とのことです。やった～。

だんだんと近づいてきました～

なんていう山の形でしょうか。威厳がありますね。

ここから３～４時間くらいのショートトレッキングへ！トーレ湖にはいけませんが、ここは思いっきり楽しまなければ！

ここが登山道の入り口です。ランチパックを頂いて出発です！

ざっくりとした地図と・・・

地図の説明と大まかな距離が記載されています。よーし、歩くぞー。出だしは結構勾配がきつかったです。

行きは風がほとんどなく、陽射しも強く、Tシャツでも良いくらいの気候でした。フル装備で行きましたが、寒く無くて良かったです。

この地形凄い～！　気持ち良い風が一気に吹き付けて、心地よかったです。

岩山と背の低い植物たちが印象的な山でした。黄色いお花が可愛かったです。何て名前だろう？

30-40分くらいはひたすらのぼりが続きますが、その後穏やかな道が続きます。歩きやすいです。人も多かったです。

最初のほうはフィッツロイ山の山頂が見え隠れしています。

1時間30分くらいでしょうか・・・？カプリ湖に到着～！！13:00に上り始めて14:30まえには到着していました。ちょっとだけフィッツロイ山が間近になって嬉しかったです。クリアな山頂を拝めて感動です。

山を拝みながら、こちらでランチを。食べていると、色々な鳥ちゃん達がよってきます（パンちょーだいといわんばかりに）。とっても人懐こいのです。頬が赤いスズメちゃんらしき鳥。可愛い。

威厳ある姿を十分目に焼き付け・・・・しばしカプリ湖で佇みました。

帰り道は急に風が吹き始めて、気温も下がってきました。上ってこられている人々が多かったです。カプリ湖まではとても歩きやすかったです。スニーカーでもたぶん登れるかもしれません。

17:00に集合し・・・一同カラファテの街に戻ります。車では一番後ろの座席なので、後ろを向いてフィッツロイ山の姿をずーっと眺めました。さっきまで青空だったのに、本当に天気が変わりやすい場所なのですね。今日の良かった天気に感謝し・・・またいつの日が再訪できたら良いな・・・と祈りつつ！！

カラファテに戻ったのは19:30くらいでした。夕食は、パタゴニア地方で有名な鉄なべ料理が食べれるお店に。本当はIsabelという人気のお店に行きたかったですが、満員御礼のため断念。色々とメイン通りのお店のメニューをみると鉄なべ料理の写真があり、即入店。こちらは牛肉料理ですが、煮込み野菜の上に牛肉ステーキとフライドポテトがのったもの。とっても美味しかったです。なんとなく肉じゃがを思い出しました。ビールはPatagonian Beerを。ホワイトビールっぱい味わいで、美味しかったです！