2017年末年始:北北西に一周してみる旅/ その2:イグアスでルナ・レインボー

2017/12/31 - 2018/01/02

2日有給を足すだけで、成人の日3連休と合体して11連休となる2017-18年末年始、
不良リーマンのJaguarは4日有給を取り、13連休にします。
行きたいところは、リスボン（結果的に欧州はトランスファーのみ）、ブラジル、オーストラリア。

ほぼ北北西に地球を一周してみる旅に仕上げましょうかね、
と棺桶リスト（行きたい所リスト）とカレンダーを眺めていると、、、
Jaguar、ある事に気がつきました。
1月2日が満月なんです。
つまり満月に南米で過ごせる。。。
イグアスの滝でルナ・レインボーを拝める一生に一度有るか無いかのチャンスです。

それからは、怒涛のネット調査をしまして、以下が判明。
・ルナ・レインボーはイグアスのブラジル側から観れる確率が高い
・公園内にあるベルモンドホテルに泊まると夜間でも自由にブラジル側イグアスの滝を観れる
・満月前後の5日間がルナ・レインボーを観れるチャンス
・満月の日とは太陽ー地球ー月が直線に並ぶ時が属する暦日であり、イグアス（ブラジル）では1月2日の早朝2時ごろ、
　つまり夜なら1月1日に最大の月明かりが見込める。
その後、2週間に渡りホテルブッキングエンジンと格闘して、
ベルモンドホテルの予約が取れたのは12月31日チェックインー1月2日チェックアウトの2泊で11万円（泣）。

手配等を済ませ、最終的な旅程は以下の通りに。
・欧州経由でリオデジャネイロに3泊
・イグアス（ブラジル側ベルモンドホテル）に2泊
・トランスファーでブエノスアイレスに1泊
・シドニーに1泊
・ウルル（エアーズロック）に2泊

そして各地でのミッションは、
・リオ：ヘリコプターからリオの夜景をバックにキリスト像を拝む
・イグアス：この旅の最大のミッション、ルナ・レインボーを拝む（可能なら南十字星とルナ・レインボーを撮影する）
・シドニー：オペラハウスを様々な角度から拝む
・ウルル：サンセット・サンライズを堪能する（アボリジニが快く思わないので登山はしない）
です。

エリア イグアスの滝周辺(ブラジル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

リオデジャネイロからイグアスへのフライト待ちです。

隣に座った女の子が日本人っぽいので話しかけると、アイちゃんという日本語が少し話せるカナダ人でした。

テイクオフ。
窓側だったので、タイムラプスも撮影しました。

https://youtu.be/zrTVo0dF1LU

ん？
川が泥で濁っているのかな？

着陸間際、イグアスの滝も拝めました。
チト遠いですが。

タイムラプスはこちらをどうぞ。
https://youtu.be/jtuQQFCrObg

早めの便で移動したので午前中に到着しました。
アイちゃんとお別れして、バスでブラジル側の国立公園へ。

良い天気です。
アイちゃん情報によると、本日は晴れ、明日・明後日は雨だそうです。
つまり、ルナ・レインボーは本日のみのワンチャンスです。

このチャンスは絶対に逃しませんよ！

ホテルの送迎バスへ乗り換え。

そして、ルナ・レインボーのために予約を取った高級ホテルへ。
チェックイン時に軽くトラブル。
本日の大晦日カウントダウンパーティに参加しろとシツコい。
夜に一人で出歩くとピューマが出て危険だってさ、笑わせるぜ。
ウザいので参加費を払い、金で解決しておきました（参加するつもりゼロ）。
ホスピタリティは最低のホテルです。

本日限定ワンチャンスのルナレインボーを逃すわけないでしょ！
Jaguarにとって一生に一度のチャンスです、大晦日は年に一度訪れます。

ベルモンド ホテル ダス カタラタス ホテル

ブラジル側イグアスを堪能しておきます。
もちろん夜の撮影場所をシュミレーションしながら。
月が出る時刻と方角は調べてますよ。

ホテルを出ると、直ぐに滝が見えます。

あれ？
本当にでるのかな？
（まぁ私もJAGUAR、仲間同士ですわ）

滝沿いの歩道は、こんな感じです。
この道を夜にミニ懐中電灯で歩くのは、転ぶ危険があるかも。

天気も良く。イイ感じです。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

迫力もあります！

天気も良いので結構混んでます。

ブラジル側のハイライトは、この遊歩道のようです。

思っていたよりも水しぶきを浴びずに観光できます。

遊歩道の近くのエレベータ付近には3段階の高さに展望台があります。

最上段の展望台へ上ります。
ん、ここは見晴らしが良いのでルナ・レインボーのベストスポットでは？
ギリギリ南十字星も映るかも。
なにやら大がかりなカメラを設置している撮影隊がベストポジションを陣取ってます。
カメラにはテープで「特撮20」と書いてます。
日本からの撮影隊ですね。

そろそろ昼食にしますかね。ブラジル側の端には、レストランがあるようです。
動物たちもお昼の時間です。

昼食は軽めに。食べながら考えます、、、
今晩のルナ・レインボーの撮影場所候補は2つ。
・第一の候補はホテル出て直ぐの展望台：暗闇でのアクセスも問題ないが水しぶきが足りないかも。
・第二の候補はエレベータ近くの最上段展望台：水しぶきが豊富で月を背にできるので方角的にもベスト。ただしアクセスが不安で滝沿いの歩道は分岐もあり、暗闇でたどり着けるか？

一旦ホテルまで戻ります。

ホテルへは滝沿いの遊歩道に並行して走る車道で。
この道を歩けば夜間に第二の候補（最上段の展望台）へのアクセスは楽ですな。
今夜の作戦は決まり！

ホテルで休憩後、おそらく最後の晴天イグアスを堪能します。

そろそろサンセット。

月も上がってきました。

パーティーに寄っておきます。

もちろん、食べ物目当て。

ヤバい。
すでにルナ・レインボーのチャンスが始まってる。

カメラを持って、大急ぎでホテルを出ます。

まずは、第一の候補：ホテル近くの展望台へ。
んー、月明かりは十分なのに虹は出てない。

ここでウガンダからのご夫婦が滝沿いの歩道から出てきます。情報収集がてら会話します。
奥様「日本から来たの？ 行ってみたいの、自然が美しいんでしょ？」
旦那様「ピューマ、いるわけないじゃん」「端まで歩いたけど、エレベータ付近は封鎖されてたよ。怖いんなら一緒に行ってあげようか？」

Jaguar、暗闇に響く動物の鳴き声にビビってますが、第二の候補へ車道から独力で行くことにして、ご夫婦とお別れします。

第二の候補へ約5分ほど暗闇を寂しく歩きますと、お昼にいた日本の撮影隊がいました。
撮影隊もルナ・レインボー目当てだったのね！

大晦日の夜に、日本の裏側で、寂しさを感じずに1時間ほど撮影します。
なんだか不思議。

こちらがタイムラプス。
https://youtu.be/v1cwQYCo9Qk

撮影時に肉眼で確認できなかった南十字星も写真で見ると写ってますよ。

ん？撮影隊が引き上げるようです。
忘れ物がないように入念にチェックしているのを見てたら、
寂しさを感じるのが怖くなりました。

Jaguarも大急ぎで片付けます。

そして動物の遠吠えを聞きながらビクビクして車道を一人歩きします。
（撮影隊は車です）

やっとホテルに到着。
この5分間は1時間に感じましたよ。
ホテルに入ると、日本人女性の2人組がチェックインしているところでした。親子の関係でしょうか？
「Happy new year!」と声をかけて部屋へ向かいます。
「良いお年を」と言うべきだったかかも。

パーティーのカウントダウンを聞きながら、ベットに入ります。
この旅 最大のミッションを果たした達成感とともに。

この旅行記へのコメント （2）

• eightさん 2018/01/23 20:27:03

  ドキドキしますね

  またまた楽しませて頂きました。
  どうなる事かと思いましたが、しっかり素晴らしいレインボーが見れましたね。
  私も来月イグアス行く計画だったんですが、、、

  Jaguarさん からの返信 2018/01/23 22:19:43

  Re: ドキドキしますね

  ルナ・レインボーは長いことタイミングを見計らっていたので、達成感も味わえました（自己満足ですが）。
  イグアスはブラジル側とアルゼンチン側の両方で観光すると良いですよ。
  同じ滝なんですが、印象が全く違いますので。