２０１８年１月の旅行第一弾。舞浜＋東伊豆２泊３日②　～離れ家　石田屋～

2018/01/02 - 2018/01/04

ホント、今年の伊豆の温泉宿の正月料金は高かった。
三日あたりなら少しは安くなるかと思ったけど、そうでもなく・・・。
一泊に十数万なんか出せるかー！

で、口コミ評価がイマイチで辛口コメントばかりが目立つ宿だけど、部屋は離れで、源泉かけ流しの露天風呂とユニットバスじゃない立派な内湯（勿論かけ流し）付きの宿、東伊豆・谷津温泉の「離れ家　石田屋」に予約を入れました。

口コミなんかあてにならないわね。
この旅館、すごく良かった！

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

新浦安のオリエンタルホテル東京ベイに泊まった翌日は、コンビニで買った明太子おにぎり一つを食べてから東京駅に移動。
昨日に続き、再びコインロッカーに荷物を預けてから日本橋高島屋へと向かいました。
なんか道路沿いにたくさん人がいるなー、と思ったら箱根駅伝のコースなのね。
申し訳ないけど全然興味がないので、サッサと高島屋地下のレストラン鼎泰豊へ行く。
開店前なのに列が！・・・。
品の良いご夫婦やそうでない諸々の人達に混じって並び、小籠包を食べてから伊豆へと移動する。


「離れ家　石田屋」は、車が１台しか通れない狭い道（対向車が来たらどーするんだろう）の突き当りにありました。

きっちり区画化された駐車場がないので、旅館前の空き地に適当に車を止めて鍵を旅館に預けます。
到着してもスタッフは出てこないので、自分で荷物を持って玄関に入る。
私達は何の期待もしないで行ったのでこの「軽い接客」は気にならず。

離れ家　石田屋 宿・ホテル

玄関で靴を脱いだら部屋へ案内されます。
外廊下を通って離れの部屋へ。
寒ーい！

リーズナブルなclass１の部屋の、三つあるうちの中でも一番小さな部屋「天嶺」。
鍵はオートロックではなく普通のキーシリンダータイプ。

おお～、玄関マットが“レトロ”です～。

玄関上がると3畳の前室があり、鏡台が置いてあった。
暗すぎて使わなかった（使えなかった）んだけどね。

そして扉の向こうにはトイレ。

綺麗にリフォームされていて、ウオッシュレット付きでした。
木戸が素敵。

部屋は10畳。
TVの画面は小さい。
テレビはほとんど見ないから別にいいんだけどさ。

うわ～、欄間だー。
照明もカッコイイ。

外に見える竹垣の囲いの中には、この部屋専用の露天風呂があります。

木戸の鍵がネジ！
懐かしいーっ。（歳バレる）

西洋カーテンなんか使ってません。
ロールスクリーンでっせ。
ありゃ！天井もすごい細工。

ロールスクリーンを降ろすとこんな感じ。

広縁の外は池。
でけー鯉が泳いでます。

おばちゃん、鯉苦手です。

実は奴らのお食事が部屋の玄関先に置いてありまして、いつでもやっておくんなまし（←実際の文言とは違う）、と仲居さんに言われました。

えーと・・・・・。

昔ながらの「ヒーター」とサーキュレーター。
稼働音は大きいけど、エアコンより効きが良い。
ガンガン温めてくれました。

冷蔵庫内の飲料は有料。
チェックアウト時の自己申告制。

洗面所。
左手に露天風呂、右手に内風呂。

男性用と女性用の化粧品。

アメニティ。

壁掛けドライヤー。

他に風力の強いドライヤーもあった。

源泉かけ流しの内風呂。
石と木を使ったしっかりした造りのお風呂。
上部が少し開いているので湯気はこもらない。

湯口からずーっと出ている。（閉めちゃいけません）
ぬる湯好きの娘がお湯を絞っちゃったので、後から入った私は寒かった・・。

ずっと出ているのでチョロチョロと音がするけど、寝室には聞こえてこないのでよく眠れた。

シャンプー類はPOLA。

露天風呂です。
勿論源泉かけ流し。
温度調節はフロントに頼む。
私達にはちょうど良い温度だったのでそのまま入った。

湯船の大きさは、０．７５坪のユニットバスのバスタブより少し広いくらい。
長さは無いので足は延ばせない。
おとな1名＋小学生1名で一杯かな。

周りを竹垣で囲ってあるけど下に少し隙間があって、勿論人には覗かれないけど池の鯉が見える。

仲居さんがお茶とお菓子を出してくれました。
このお茶が美味しかった。

お湯はこの小さなポットのみ。

客室は10室（HPには11室とあるけど仲居さんが「10室」って言ってた）しかないけど、敷地が広いので散歩ができる。
食べられない橙が木に沢山なってた。

冬だから花も咲いてないし、寒いから退散でござる。

大浴場に行ってみた。

女湯です。
大きくは無いけど他のお客さんは部屋におこもりのようで、ずーっと貸し切り状態だった。
丁度良い湯温で良いお湯でした。

基本的には部屋食だけど、安いプランなので食事は会場食です。
「レストラン」とか「宴会場」とかじゃなく、応接室なんじゃないの？みたいな所。
いえいえ不満はありません。
この椅子めちゃめちゃ座りやすかった。
居心地満点。

時間が選べたので18時にお願いしました。
他に一組分の席が用意されていたけど、丁度入れ違いになったので食事中は誰にも会わなかった。

お品書き。

梅酒。

見た目が「かき氷？！」でびっくりしたけど、大根おろしを使った酢の物だった。
美味しい！
コリコリした歯ごたえのものが入っているけど何だろう？

子持ち昆布。
うみゃあー。
数の子嫌いな娘が食べた。

お刺身の鮮度が違う。
身が綺麗～。
金目鯛、おいすぃ～♪

お刺身が載っていたのは大根のかつら剥きの上でした。
凄い、初めてだこんなの。
板さん、いい仕事してます。

煮物。
出汁が美味しい。

蛤、上品な出汁です。

エ・ビ、エ・ビ、伊・勢・え・び～♪

旨い！

もちっとした黒米餅、ねっとり感が良いわ。

このお米、画像で分かっていただけるでしょうか。
光ってます！
ツヤツヤーっ。
この白飯、すごく凄く美味しかった。

香の物。
塩分が超控えめ。
足りない人は醤油を足せばいいんだから、塩分が気になる人にはとても良いと思う。

カニの味噌汁。
ワタリガニの味噌汁だと思っていたけど「栗蟹」だって。

・・・栗蟹ってナニ？

デザートの葛切り。
たれが黒蜜。
美味しくいただきました。

誰だよ、食事がイマイチな宿って言ったのは！
美味しいじゃん。
そりゃ～量的には男性にはちょっと少ないかもだけど、味は良いし細かいところにまでちゃんと気を遣っているのが分かる。

お腹が膨れたので、今度はパブリックの露天風呂へ行きます。

大浴場にもあったけど、ダイヤル式の貴重品ロッカーがある。
でもちょっと照明が暗いので、おばさんの視力じゃ数字がよく見えません。

タオルは部屋から持って行かなくても置いてある。
（大浴場も同じ）

歯ブラシや化粧水等。

ドライヤーは壁掛けタイプのみ。
部屋に戻るのに外を通るので、冬は寒いから洗髪はしない方が良いと思う。

露天風呂（女湯）は広いです。
浴槽の真ん中あたりに立って左（入り口側）を向いた時の画像。

浴槽の真ん中あたりに立って右を向いた時の画像。
横に長いんです。

で、右のその奥にも未だ浴槽は続いている。
この一番奥の浴槽内からお湯が出ているので、ここが一番熱い。


部屋に案内してくれた仲居さんからは何の説明もなかったけど、部屋には一人２枚の浴衣が用意されていた。
サイズは大中小の表示が無く、丈も長かったのでフリーサイズだと思う。
お風呂から上がって湯冷めする前にビューッと部屋に戻って、２１時前には寝ちゃいました。
疲れてるのかなー。（食事と入浴しただけですが）