2017/12/08 - 2017/12/17
254位(同エリア946件中)
しらすさん
エジプト一人旅(個人旅行) 前編
旅行日程の概要は、
(前編)1日目 22時成田発。
2日目 午前「カイロ」着。終日カイロ観光。
3日目 早朝飛行機で「アスワン」へ。アスワン観光。
4日目 アブシンベル神殿ショートツアー。
終了後、電車でルクソールへ
5日目 終日ルクソール観光。
(後編)6日目 終日ルクソール観光。
7日目 午前電車でデンデラへ。夜の便でカイロへ。
8日目 終日カイロ観光。
9日目 カイロ観光。夜中の便で日本へ帰国。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空 エジプト航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【1日目】
仕事を終え、22時成田発エミレーツ航空を使い、ドバイ経由でカイロへ。
エミレーツ航空は、機内食もなかなか美味しく、映画も充実していて、想像以上に快適な空の旅!
トランジット待ちの時間は、上の写真の「古代エジプトうんちく図鑑」を精読。行く前に読んでいくと、旅の楽しさが倍増すること間違いなしです\(^▽^)/
次の日の午前10時にカイロに無事到着!
入国審査前に、銀行で両替&ビザ取得(25US$)。
ここで、できる限り小さいお金をもらっておくと後々便利(自分はせずに後々後悔した)
ていうか、200エジプトポンドほんとツカエネェ...
空港から出るとタクシーの勧誘がたくさん(-д-o)
全てをガン無視し、迷いながらも徒歩15分ほどの場所にある空港バスターミナルへ。
しかし、到着するもアラビア語想像以上に読めん(笑)
なかなかお目当てのバスも来ない(見つからない?)なか、早く観光したい気持ちが募るばかり...
そこで、私に話しかけてきていた見るからに怪しいタクシーのおっちゃんの勧誘を受けることに。十中八九ぼられるだろうけど、空港まで戻るのめんどくさいしまあいっかと軽~い気持ちで乗ったが、案の定判断ミスであった(´Д`)
おっさんの話が途中から、「政変後にガソリン代が1US$になった」など、そんなの絶対嘘だろおめぇと言いたくなるよう内容に変わってきたと思ったら、結局ドアロックされ、脅迫を受けることに(人質は私の眼鏡)。こっちも怒るふりや、取っ組み合いを仕掛けるも、相手もかなり慣れている様子。最終的に早く降りたほうがよいとの判断で、220ポンド(20ポンドはおっさんに破られる)を犠牲に、何とか降りることに成功。負け犬の遠吠えをしながらおっさんを見送った(-_-メ)
しかし、降りた場所がここどこ?( ゜д゜)状態。
結局、なかなか次のタクシーが捕まらず、市内に着いたのは予定時刻1時間30分遅れであった... -
なかなか最悪な旅の出だしであったが、気を取り直してタリフール広場近辺で宿探しへ。
しかし、
1軒目「ペンション さくら」→インターフォン鳴らしても出ず。
2軒目「ライアリー」→潰れていた。
とこっちの出だしもなかなか不調( ´△`)
結局、ライアリー近くにあった「ダハブ」へ宿泊することに。
(*シングルは120ポンド(バストイレ共同)。空港までの送迎が150ポンド。お湯は出るが、バストイレに期待はしないほうがよい。)
荷物を置いて、さっそく観光にヘ(*¨)ノ
まずは「エジプト考古学博物館」へ! -
さすがに国の治安が不安定なだけあって、観光地の警備は厳重。
銃を持った人たちが常にうろうろ。
博物館に入るまでになんと3回の荷物チェックを受けることに(゚Д゚)!? -
さっそく中に~
-
ツタンカーメンのお墓にいたアヌビス神
-
誰だ荷物置き場にしているのは~~┐(´д`)┌
-
こっち見んなヾ(ーー )
ツタンカーメンの黄金のマスクで有名なこの博物館ですが、他の展示もお宝ばっかりヾ(*´∀`*)ノ゛
特にミイラ室(有料)は必見!
ミイラと言えども歴代の王様たちを実際に見れて、なんだか不思議な気分に浸れました。 -
もちろん、ツタンカーメンの黄金マスクも必見です!
写真は禁止されていますが、そのぴかぴかさはまさに「The お宝」。
国外に持ち出すことはおそらくないと思いますので、是非エジプトに来たら見に行くことをお勧めします!
(*)エジプト考古学博物館
入場券&ミイラ室:240ポンド
館内カメラ許可 :50ポンド -
エジプト考古学博物館の見学を終え、地下鉄を使ってイスラーム地区へ
(アッ・サーダート駅⇒アタバ駅 一律2ポンド)
しかし、アタバ駅到着後、無事に迷子に(´Д`) =3
結局その日はイスラーム地区には辿りつけず(実際は近くまで来ていたが)
コシャリを食べて、宿に戻ることに。
コシャリはエジプトの国民食!
米、マカロニ、スパゲティ、レンズ豆が混ざったものにトマトソース等をかけたもの。安くて旨い(100円以下)、日本人の味覚にも合うと思います。
宿に戻る前に、再度「ペンション さくら」に立ち寄ったところ、次は宿主がいたため、最後の2日間とピラミッドツアーを予約して帰宿。 -
【2日目】
朝5時30分に宿からタクシーで飛行場へ
朝8時発エジプト航空国内線に乗って「アスワン」へ。
(何故かビジネスクラスで予約していて、快適な空の旅だった(笑))
アスワンには9時25分に着。
市内への交通手段はタクシーのみ。
前日の失敗もあるため、この頃にはすっかりタクシー運転手を信用していない私。
今回は、群がってきたタクシー運転手達に料金を競わせて、高い人と極端に低い人、取っ組み合いになった場合にこっちが負けそうな人は除外することに。最終的に100エジプトポンドで無事に市内に到着した。 -
宿は「ヌル・ハン」に
(*)バストイレ共同シングル:80エジプトポンド
お湯は出るも、シャワーの水量はあまりない。
ここで旅行中、唯一の日本人バックパッカーに遭遇!!
彼は、陸路でどんどん南に行きますと言っていたが、無事であろうか...
明日のアブ・シンベル神殿へのショートツアー(アブ・シンベル神殿のみ)を宿で申し込み、さっそくタクシーを捕まえてイシス神殿へ。 -
-
タクシーでボート乗り場まで行き(往復+1時間の待機時間で70ポンド)、ボートに乗りフィラエ島へ。
しかし、私が着いた時には乗り場に他の観光客がゼロ(´・ω・`)
そのためか、どのボートも200ポンド以下の額を提示してこない強気の交渉。結局、圧倒的な価格交渉力のなさを発揮し、200ポンドで泣く泣く出発(2015年地球の歩き方では50ポンド程度)。 -
しかし、イシス神殿に着いたところ...けっこう観光客いるんかーーい。
もう少しボート乗り場で待てばよかったかなと少し後悔。
だが、エジプト旅行初の古代遺跡!否応なしにテンションが上がってきますヾ(〃^∇^)ノ -
横からの写真。結構大きいです。
-
中のレリーフ。
イシス神殿は全体的に保存状態が良く、初古代エジプト遺跡としてとても満足でした。
(*)イシス神殿
入場料:100ポンド -
イシス神殿見学後は、一度市内に戻り、近くのボート船着場から
「岩窟墳墓群(貴族の墓)」へ
ボート代金は1ポンド。
この遺跡ではバクシーシを案内人に渡すと墓内部に入れます。
(階段を上ってすぐにいるおじさんは只のチケット確認係です。この人にバクシーシあげても意味はないです) -
初壁画!!
この時は綺麗だなと思いましたが、他の遺跡を見てから改めて考えると、かなり地味な部類に入ると思います(笑) -
-
しかし、ここの良さは正直墓内部だけではありません!
墓群のある丘からの景色が素晴らしいので、それを見るだけでも行く価値はありました(^-^)o
(*)岩窟墳墓群(貴族の墓)
入場料:60ポンド -
夜のアスワン市内。
-
貴族の墓見学後は、宿に戻り、宿近くのお店で夜ご飯(*^-^)
うむ、ジャンキーだ。味は美味しかった。
次の日も早いので、10時には就寝。 -
【3日目】
朝3時30分に起床。
朝4時30分にツアーのバスが迎えに来て、いざアブ・シンベル神殿に!!
アブシンベルまでの道のりは、前までは観光客のバスをまとめた上で、警察が護衛して送っていたらしいですが、今は検問を多数配置して対応しているらしいです。
道中は4時間ほど、もちろん爆睡です(mー_ー)m.。o○ zZZZ -
アブ・シンベル大神殿!!
-
アブ・シンベル小神殿!!
-
内部は撮影禁止ですが、このぐらいまでなら撮影させてくれます。
アブ:シンベル神殿。スケールは想像以上で、中の壁画も綺麗で見ごたえありです!ラメセス2世が自分をどれだけ好きだったかがよーく分かりました(笑) -
自分好き過ぎるラメセス2世さんの像。
(*)アブ・シンベル神殿
入場料:160エジプトポンド -
13時過ぎにアスワンに戻り、15時の電車でルクソールへ┌(*´Д`)┘
しかし、、、エジプトの電車、本当に分かりづらい...
まず、行き先が明確に書かれていない(書かれているのかもしれないけど、どこに書いてあるか分からない)。そして、目の前にいる電車が何時出発なのかが分からないという...
不安すぎて、結局5人ほどに行き先がルクソールかどうかを聞き込み、5人全員がルクソール行との回答をしたため一応安心して乗車。 -
-
チケットと中の写真。
今回乗車したのは、エアコン付急行列車(1等)
チケットは予約することができ、私も前日に駅構内の窓口で購入しました。
ルクソールまでは3時間ほど。 -
途中駅の風景。
-
無事、ルクソール着!!
ルクソールは主にナイル川を挟んで東岸(市街)と西岸に分かれています。一般的には東岸で泊まる方が多いですが、今回は1~2日目は西岸で3日目は東岸で泊まることにしました。
駅は東岸にあるので、西岸までローカルフェリーで渡り、そこからはトゥクトゥクを使ってホテルへGO -
別日に撮ったルクソール駅の写真。なかなか立派な建物です(^^)
-
写真は西岸地図。
ホテルは旅行中にネット予約した「アメノフィス」。
場所は西岸チケット売り場から徒歩500mほど。
しかし、到着するものの何故か中は真っ暗。挙句の果てに鍵まで閉まっているという中々熱烈な歓迎っぷり( ̄▽ ̄;)
こういうことが嫌だったから予約したんだけどな...と思いつつも、待ちぼうけしても仕方がないので、トゥクトゥクの運ちゃんに電話で宿の人を呼んでもらうことに。
待つこと15分やっとのことで宿の人到着( ̄へ ̄|||)
そして、宿のおっちゃんがおもむろに玄関近くの花壇に手を突っ込むと、あら不思議(゚0゚*)鍵が出てきました!!...ってこのホテル防犯大丈夫なんか (Θ_Θ;)
(結局、その後も度々宿の人が不在なことがあり、勝手に花壇から鍵をとって開けていました(笑))
と色々と不安要素のある宿でしたが、荷物を置いて夜ご飯に向かうことに。
(*)アメノフィス
・シングル(バストイレあり朝ごはん付)・・約2000円
お湯は出る。ただし、シャワーを強めに出しているとすぐに浴槽?が溢れそうになるので注意。部屋に蚊が大量発生。wifiはまともに接続せず。ホテル前には野犬がたくさん( ´△`)
ただ、客は二日間通して私一人だったため、自由はききました。 -
夜ご飯は、宿から500m歩いたところにあるモハメドで食べることに。
味は美味しく、ボリュームも満点でした(^O^)
後、wifiも繋がった!!
この日も次の日が早いため10時には就寝 (:3ぅ ) -
【4日目】
この日は午前「西岸」、午後「東岸」で観光。
ルクソールの遺跡の開館時間は早く、なんと朝の6時です!(゚o゚)
特に今日は西岸の王妃の谷にて「ネフェルタリの墓(1日150人限定)」を確実に見るという気持ちを強く持っていたため、朝4時起床の4時30分出発という気合の入れよう(・`ω´・)
だが、しかし
チケット売り場が開いた6時20分までに来た観光客はまさかの0、かつネフェルタリの墓のチケットは王妃の谷で直接買う必要があるという、完全に徒労に終わることに(´Д`|||)
写真は朝5時のチケット売り場前のただの道路。 -
朝日とともに、観光客を乗せた気球が大空に上がっていく。
-
気を取り直して、さっそく王妃の谷へ。
徒歩で20分ほど歩いたところ、無事に一番乗りで王妃の谷に到着。
さっそく、王妃の谷への入場チケットとネフェルタリの墓のチケットを購入したところ、チケット売り場のおっさんの顔がほころぶほころぶ('▽'*)
それもそのはず、ネフェルタリの墓への入場料は「1000」ポンド!!。
日本円にして約7000円と言う超高額チケット。しかも、制限時間10分で撮影禁止というおまけつきΣ(゚д゚;)
しかし、朝一番かつ客が一人という状態からなのか、制限時間は20分で撮影オッケーという恵まれた状況に。最高にきれいな状態の壁画を存分に楽しむことができました('▽'*)
案の定高額のバクシーシを要求されましたが...(;-_-) -
右がネフェルタリの墓。
-
しかし、ネフェルタリの墓は1000ポンド払うだけあって、最高の壁画を見ることができます!!
私がエジプトで愛読した「古代エジプトうんちく図鑑」にも「今まで見た墓がクズのように思えるほど!」と書いてあり、まさにその言葉通りでした(笑)
是非、皆さんもその目で確かめてみて下さい(^O^)
その後、王妃の谷内にあるティティ王妃の墓とカーエムワセト2世の墓を見学しましたが、ネフェルタリの墓のおかげで何も記憶に残っていません(笑)
(*)王妃の谷
入場料:80ポンド
ネフェルタリの墓:1000ポンド -
王妃の谷を後にして、次はデール・イル・マディーナへ。
ここは、王家の谷を建設した労働者の町だったところです。
観光客も少なく、思った以上に綺麗な壁画を見ることができました。
おすすめはバシェドゥの墓のレリーフです!!
(*)デール・イル・マディーナ
入場料:80ポンド
バシェドゥの墓(別売):15ポンド
ルクソールのお墓観光は、墓ごとに人がいて鍵を開けてくれるシステムです。墓内部を観光中は監視役&説明役(大した説明はないですが..)でその人が基本着いてきます。大体バクシーシを要求されるので、全て無視できる心の強い人以外は、細かいお金をたくさん用意していくと便利かと思います。
また、撮影禁止にはなっていますが、自分一人しか観光客がいない状況で、かつバクシーシを渡せば基本どこでも撮影はできます(向こうから撮らないかと言ってくる)。 -
次は「ラメセス3世葬祭殿」
-
結構堀深く残っている。
-
ちょうどどこかのテレビ局が取材をしていましたw( ̄o ̄)w
かなり武骨な感じの遺跡でした。色も思ったよりも残っています。
(*)ラメセス3世葬祭殿
入場料:60ポンド -
次は「貴族の墓」へ
ここでは墓ごとに事前にチケットを購入しておき、訪問するスタイル。
しかし、場所が広範囲にわたり、なかなかお目当ての墓まで辿りつけない(~ヘ~;) -
お墓(名前は忘れた(-_-))の入り口
-
綺麗に壁画が残っているお墓も多いです。
-
発掘途中のお墓!?
ロマンを感じる('-'*)
特にここは大規模そうでとても魅力的でした(゚∇^d) -
この日西岸最後は「ラメセウム」へ
この頃から、素人目にはラメセス一族の遺跡が全て同じようにしか見えなくなってくることに(笑)
1日で観光地を回りすぎるのも考えものですね...( ̄▽ ̄;) -
ラメセウムは補修中でした(エジプト人の大規模な遺跡補修現場が見れたのはなかなか貴重だったかな)
-
ラメセウム近くにあった昔ながらの家?
-
意外に緑の風景もあります。
-
午後は東岸へ┌( ̄ー ̄)┘
街の風景も見たいので、船着き場までは徒歩で。
途中にあったメムノンの像。
(*)メムノンの像
無料 -
ローカルフェリーを使って東岸へ!!
-
さっそく「カルナック神殿」へ
ここは本当に大きいw(゚o゚)w
しかし、この時間は観光客や地元の学生で激混でした(*´ο`*)=3 -
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映画に出てきそうな大列柱室
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オベリスク
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-
アムン・ラー神至聖所にあるレリーフ。
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コブラさん.....
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カルナック神殿はエジプトで最大規模の遺跡だけあって、まさにThe 神殿感を満喫(*^-^)
(*)カルナック神殿
入場料:120ポンド -
この日は疲れたので、夜ご飯に。
適当に入った店で羊肉!!旨い(^○^) -
怪しく光るメムノン像。
結局この日だけで20kmくらい歩いたかな(夏行く方は真似しないように)
次の日も早いので早めの就寝。
前編はここで終了。
後編はここから↓
https://4travel.jp/travelogue/11318176
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