アブダビ、ドバイ、アルアイン、サッカー観戦で急ぎ足の中東旅行（上）

2017/12/09 - 2017/12/14

UAEで開催されるクラブワールドカップサッカーを観戦する夫について行くため、急きょ計画した旅行です。（でもこの旅行記にサッカーの内容はほとんどありません！）
日程の関係で、まずエミレーツ航空でドバイに飛んでからアブダビへ移動。サッカー観戦後ドバイに戻って1泊し、砂漠のホテルを経由して次の観戦地アルアインへ。そしてもう一度アブダビに戻って観戦してからドバイに移動して帰国します。
いつもなら海外旅行は余裕をもって、1つのホテルに必ず2泊以上するのですが、今回は特別です。1か所に1泊の、慌ただしい旅行になりました。でもそれなりに効率よく楽しめた気がします。
移動はバスとタクシーです。

1日目： エミレーツ航空深夜便で羽田からドバイへ
　　　　エミレーツ航空のシャトルバスでドバイからアブダビへ
　　　　ヒルトン・キャピタル・グランド・アブダビにチェックイン
　　　　シェイクザイードグランドモスク観光
　　　　サッカー観戦

2日目： アブダビからドバイへバスで移動
　　　　バス降車後タクシーを拾ってパレス・ダウンタウンホテルへ
　　　　チェックイン後、隣接するドバイモールをぶらぶらしてから地下鉄でスークへ
　　　　夜はモロッコ料理に挑戦

3日目： 昼までホテル近辺でゆっくり過ごしてからタクシーで砂漠のホテルへ
　　　　バブ・アル・シャムス・デザートリゾートにチェックイン
　　　　砂漠ビューのプールや、サンセットの見えるバー
　　　　ディナーはアラビア料理とショーの楽しめる砂漠レストラン、アルハディーラへ

4日目： 早起きして砂漠の日の出を堪能する
　　　　ファルコン（鷹狩）体験
　　　　昼までプールサイドでのんびり過ごす
　　　　タクシーで2時間半かけて次の街、アルアインへ
　　　　ホテルはアロフト・アルアイン
　　　　夜はサッカー観戦

5日目： バスで再びアブダビへ
　　　　アブダビ近郊にあるファルコン・ホスピタル（ハヤブサの病院）を見学
　　　　宿泊は1日目と同じヒルトン・キャピタル・グランド・アブダビ　　　　　夜はレアルマドリードの試合を観戦

6日目： 帰国日
　　　　早朝（夜中！）3時にホテルをチェックアウト
　　　　4時のシャトルバスでドバイ空港へ

エリア アブダビ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドバイ行きのエミレーツ航空で羽田国際空港を午前0時30分に出発します。
目的地はアブダビなのですが、一日早く帰国するためにはエミレーツ航空の方が都合が良かったのでドバイ経由でアブダビに行くことにしました。
今回の旅行は大慌ての計画でした。FIFAクラブワールドカップに浦和レッズが出場することが決まり、UAE行きを決定したのが出発の2週間前。深夜に大慌てで航空券をチェックし、まだ座席に余裕がありそうなので予約は翌朝にしようと考えたのが大間違い！朝になるとたった数時間の差で料金が2万円も高くなっていました！
それでもとにかくチケットを手に入れて、出発です！
羽田空港は冬っぽいライティングが綺麗でした。

リムジンバスが早く着いたので少し時間があります。
搭乗開始までAMEXのカードラウンジで一休み。

エミレーツ航空を利用するのは初めてです。
エコノミークラスの座席ですが、最後尾の2人掛けシート（有料…6000円）を事前に予約していたので、ちょっとゆとりがあります。
他の人を気にせずに座っていられるのって、やっぱり気楽です。後ろに人がいないのも気楽さ倍増です。（トイレも近くにあるし）

こちらが夕食です。ふわふわのチキンハンバーク（的なもの）でした。
あまり期待していなかったのですが、けっこう美味しかったです。

こちらは夫の夕食でした。魚です。

エコノミーのアメニティーキットです。朝に出発する帰国便には付いてなかったので、夜の便だけに用意されるのだと思います。中身はアイマスクや歯ブラシ、靴下、耳栓。
かなりしっかりした作りのポーチで色使いも良く、旅行中もパスポートを入れたりして活用しました。

こちらは朝食。焼うどん。
うーん、だしが和とも洋とも中華とも言えない不思議な感じ。でも美味しく頂きました。

ちなみに夫は無難？にオムレツ。

こちらがメニューです。

映画も見ずにゲームもせずに、思ったよりもよく眠れてそろそろ到着です。
窓の下に砂漠が広がります。

ドバイ国際空港です。
人が少ない！そして広い！
大きな国旗がお出迎えです。

到着口を出て、横断歩道を渡った先にエミレーツ航空のシャトルバスが待機しています。当日の到着搭乗券を持っている人は無料でアブダビまで送ってもらえます（要事前予約）

アブダビまでは約2時間。
この時のバスは冷房が効かなくて暑かったです。海外の暑い観光地のバスって、たいてい寒いくらいに冷房しているのですが、このバスは日本人好みの仕様なのかな？とても控えめ。ってゆうか、暑い。
赤ちゃん連れのご家族はずーっと赤ちゃんを扇いであげていました。

この建物は何でしょう？
とにかくアブダビやドバイには変わった形状の高層建築がたくさんありました。
最先端の建築家が潤沢な資金を使って好き勝手に造ってる、そんな感じがしました。

こちらはちょっとレトロな街並みです。

マックの看板発見！
マックアラビア、というアラブ限定のメニューがあるらしいですが、挑戦してみたいものです。

海沿いの道を走ります。海の水がとてもきれいです。青というより水色に見えました。今回は残念ながらビーチリゾートには行かないのですが、この水色を見ていると、アブダビやドバイのビーチリゾートでのんびりする旅もいつか経験してみたいと思いました。

エミレーツ航空のオフィス前でバスを降り、そこからホテルまではタクシーです。
ここで失敗。バスを降りてからタクシーを見つけるのは大変そうだな、と考えていたところ都合よくドライバーががやってきて、こっちこっち！と呼ぶのでラッキー！！と思ってついていったらちょっと普通のタクシーと感じが違う。中に乗り込んでみるとメーターが無い。あ！白タクだった！と気づいたときはもう乗り込んだ後。仕方ないので「ところで、いくらで行ってくれるの？」と値段交渉。
「50」と言うので「えー！！30！」と言ったら「それってドル？」と言われ、「ノーノー！ディルハム！」「じゃ50じゃなきゃダメ」
うーん。50ディルハムってだいたい1600円ぐらいです。まだ着いたばかりだしこちらも弱気です。「OK…」ということで50に決定。
でも、それから何度もタクシーに乗って分かったのですが、この時の50ディルハムは正当な値段（チップ払わない分だけ安いかも）でした。値切ってごめんね、白タクのドライバーさん。
そんなこんなでタクシーに乗ること30分ほどで今夜のホテルに到着。
ヒルトン・キャピタル・グランドです。

ミレニアム アル ラワダ ホテル ホテル

今夜の部屋はエグゼクティブフロアです。チェックインまで15分ほどエグゼクティブラウンジでコーヒーを飲んでお待ちください、ということでラウンジに入ります。
コーヒーだけと思ったら、ドーナツとかクッキーとかフルーツとかいろいろ置いてあります。そういえばお昼ご飯まだだったよね～。お腹すいたよね～。ということでこちらも頂くことに。

ミレニアム アル ラワダ ホテル ホテル

でも食べ終わる前にルームキーが届き、荷物を持ったベルボーイが現れ、仕方ないので後ろ髪を引かれつつ席を立ちます。

エグゼクティブラウンジの窓から見えるサッカースタジアムです。
今夜の試合は8時半開始です。
このホテルから徒歩7分ぐらいの距離です。

ミレニアム アル ラワダ ホテル ホテル

さて、部屋に入ります。
こちらはバーコーナー。水やコーヒー、紅茶各種が用意されています。

ミレニアム アル ラワダ ホテル ホテル

バスルームは広々。

ミレニアム アル ラワダ ホテル ホテル

トイレは別室になっていて、シャワールームも別になっています。
それにしてもUAEのトイレにはどんな場所にも必ず水の出るホースが付いています。
この使い方が今一つわからないのですが、旅行の後半に思い切って使ってみると（正しい使い方はわからないのですが）かなり気持ち良かったです。日本の洗浄便座に比べると水圧が弱いのですが、そこは工夫して。でも、どうしても周りがびしょびしょになるのです。次に行くまでに正しい使い方を調べておくことにしましょう。

ミレニアム アル ラワダ ホテル ホテル

シンプルでモダンな内装でした。ヒルトンらしい安定感があります。
荷物を置いてからエグゼクティブラウンジに再度お邪魔して、先ほど食べ損なったドーナツやサンドイッチをパクついてランチを済ませ、街歩きに出発です。

ミレニアム アル ラワダ ホテル ホテル

道路がやたらに広いです。花壇に花が植えられていてとてもきれいな街並みです。花壇や芝生には自動散水機が整備されていました。夏には気温が40度を超えるそうですから当然必要ですよね。でも今回の旅行は12月。ベストシーズンだと思います。日中は22度くらい。夜には少し冷え込んで15度くらいになります（上着必須です）

アブダビ観光で絶対に外せないのがシェイクザイードグランドモスクです。建国の父、シェイクザイードのお墓があります。ホテルからタクシーで向かいました。
モスクの入場は無料なのですが、服装に制限があります。特に女性は手首、足首まで隠し、髪もショールで隠さなくては入れてもらえません。相応しくない服装の女性は、アバヤというフード付きの羽織ものを貸してもらえます。

モスクの入り口です。
各国からの観光客でいっぱいです。

入り口では靴を脱ぎます。モスクの中は大理石の床とペルシャ絨毯です。
大理石はひんやりするので長く見学していると冷えてきます。冷え性の方は滑りにくい厚手の靴下持参をお勧めします。
こんなところに靴を置きっぱなしで大丈夫かなと思いましたが大丈夫でした。でも高級な靴を履いている方は袋にでも入れて持ち歩くほうが安心かもしれませんね。（そうしている人も少しはいました）
アジアの貧しい地域のように物がすぐに無くなるということはありませんでした。治安はかなり安全です。

入り口を入るとすぐにイヤフォンの貸し出しコーナーがあります。実は私たちは後から気づいたので借りることができませんでしたが、日本語の説明もあるようです。ぜひ借りることをお勧めします。

素晴らしいタイル細工の床です。
この中庭？は立ち入り禁止のようで、監視員が椅子に座って監視しています。
でも某大国の観光客などは注意されてもチョコチョコっと入り込んでちゃっかり自撮りとかしてましたけど。

素晴らしいタイル細工です。

息を飲む美しさです。

素晴らしいシャンデリア。スワロフスキーが何百万個も使われています。

ものすごい人手と時間をかけて織られたペルシャ絨毯が敷き詰められています。

世界一の大きさの絨毯だと聞きました。

監視員がいなくなりましたね。
ところでもうすぐ日没です。

モスクの池に夕日が映ります。
そろそろホテルに戻ってサッカー観戦の準備をしなくては。

試合前に夕食です。
スタジアムのすぐ近くにあるケンタッキー・フライド・チキンで。
コンボのボックスを選びました。スパイシーがいいか普通がいいか聞かれましたので、辛くない方を選びました。
コーラはMかLかと聞かれたのでMにしたのですが、これでM！！？という大きさでした。2人で1つでも良かったような感じです。

それにしてもチキンが美味しい！
日本のケンタとはフレーバーが違う気がするのですが、チキンそのものがジューシーで美味しい！

こちらがサッカースタジアムです。

ん～～～。。。ガラガラ？
でも遠くに見えるのは日本から駆けつけた熱烈なサポーターの皆さんです。
ええ、夫も熱烈ですよ。でもゴール裏には行きません。
どうして？と聞いたら「歳だから…飛んだり跳ねたりは無理無理。。。ボクは座ってゆっくり応援したいんだよ」とのこと。

試合結果は…まあ、残念でした。。。
試合に勝てばアルアインには行かずにアブダビに2連泊する予定でした。
アブダビには開館したばかりのルーブル美術館があるのです。それを見に行ったりホテルのプールで泳いだりする予定でした。宿泊先も豪華5つ星ホテルのエミレーツ・パレスと決めていました。。。ああ、残念！（そっちかい！）

これは騎馬警官。

夜の照明の点いたヒルトンホテルです。

翌朝。
さあ、気を取り直してドバイへ出発です。ホテルからタクシーでバスターミナルへ行き、ドバイ行きのバスに乗ります。
バスは前方が女性専用席です。ターミナルでも女性専用のベンチが用意されています。なんとなく、アラブって女性の露出を制限したりして男尊女卑のイメージを持っていたのですが、そうではなくて女性はとても大切に保護されているような気がしました。
チケット売り場も女性は別の列だったりします。そういえばサッカースタジアムの入り口も女性は別でした。

ということで女性の私は最前列の席に座ります。夫は後ろの方。
横並び席が空いていれば夫婦で座れたのですが、バスに乗り込んだ時は既に空いていませんでした。

ドバイでバスを降りてから、タクシー乗り場でタクシーに乗り、今夜のホテル、パレス・ダウンタウンまで行きました。
これが大変でした。この後の旅程でもいろいろとタクシーの受難は続くのですが。
UAEのタクシーはきちんとしたメーター制でぼったくりに会う心配はないとガイドブックにも書いてあり安心していたのですが。確かにぼられません。どのドライバーも一生懸命です（多分）。でも、道を知らない！
パレス・ダウンタウンは中心地にある5つ星のホテルなのですが、全然知らないのです。途中で何度も車を停めて、人に聞いて、夫が下手な英語でソコを右！とか地図を見ながら指示して、行ったり来たりしてやっと到着できました。

これがやっとたどり着いた入り口です。

パレス ダウンタウン ホテル

まだ12時頃でしたが、お部屋にはすぐに入れました。
重厚な色遣いの素敵な部屋でした。

パレス ダウンタウン ホテル

広い窓の外には池が広がります。
レイクビューというカテゴリー（一番下かな）の部屋です。

ほら、レイクビュー。

こちらがバスルーム。

2シンクです。
これだけ高級感たっぷりなのに、水栓がとても使いにくいのです。
水栓の捻り方ってなんとなく、万国共通だと考えていたのですが、ここは真逆。使っているうちに出しているのか止めているのかわからなくなってきて、水温調節がめちゃくちゃ厄介でした。しかも水の出が悪い。湯舟をいっぱいにするのに1時間以上はかかったような気がします。しかも調節がよくわからないので、最初はとにかく熱い湯だけを張って、あとから水で調節するというやり方にしました。

ホテルの廊下です。

ロビーへの階段

ロビーです。

ホテルはドバイモールに直結しています。
ランチをドバイモールでとるために出かけました。

まだ土地勘がつかめません。ちょっと遠回りしてしまったようです。
遠くにラクダの彫像が見えます。

ドバイモールへ渡る橋です。この池で決まった時間に噴水ショーがあります。たった5分間のショーですが、夜は30分ごとに開催されます。
ホテルからも見ることができます。
後で知ったのですがホテル内に宿泊客専用のショーの観覧用テラスがありました。
もっと早く気づけば良かったのですが、今回は利用できませんでした。

ところで左側に見えている建物はブルジュ・ハリファのごく一部です。

ドバイ モール ショッピングセンター

これがブルジュ・ハリファ（828ｍ）の半分ぐらいです。
この近さで全部入れるのはちょっと無理。想像を絶する高さです。
あまりに高すぎで逆に存在感がないっていうか、現実味がありません。
噴水ショーが始まっています。

ドバイ ファウンテン 劇場・ホール・ショー

ランチはドバイモール内のフードコートで簡単に済ますことにしました。
ドバイモールはめちゃくちゃ広いですが、フードコートも超広いです。とりあえず何があるのか見て回るだけでも大変です。でも十分に広いので混雑して席がない、ということは無さそうです。
この日は中華とフィッシュアンドチップスとサーモン握り、という脈絡のないメニューとなりました。値段は日本とそんなに変わらない感じです。寿司だけはちょっと高めですが、味は問題ありません。
食べ終わった食器は下げる必要ありません。片付けるための係員がたくさん待機しています。

ドバイ モール ショッピングセンター

食事を終えて、ドバイの旧市街、スークの方へ出かけることにしました。
渋滞があるし、タクシーはあまり使いたくない気分になっているので地下鉄で行くことにします。地下鉄の駅までは一応ドバイモールから直結なのですが、これがかなり遠かったです。始めての場所って、どこまで行ったら着くのか予測できないので、その分余計に遠く感じるのかもしれませんが。動く歩道が無かったらとても地下鉄の駅まで行く気にはならなかったかもしれません。

地下鉄には1回ずつチャージする方式の赤いカード（ノルカード）を買って乗ります。
地下鉄はグリーンラインとレッドラインがあるのですが、スークまではレッドラインから途中でグリーンラインに乗り換えます。レッドラインはビジネスマンっぽい人が多く乗っていたのですが、グリーンラインに乗り換えた途端になんとなく雰囲気が変わります。ぐっと庶民的と言いうか、出稼ぎの外国人が多いような感じになりました。

ゴールドスークを目指して地下鉄を降りるとこんなに殺伐とした感じです。
ちょっと…うーん。やっぱりタクシーの方がお勧めかな。

ゴールドスークの入り口までくれば観光客も多くて賑やかです。やっぱりここまでタクシーを使うのが正解でしょう。
ゴールドスークは金銀財宝がふんだんに飾られていて一見の価値があります。でも、うっかり近寄ると大変なことになりそうで。私たちは結局足早に通り過ぎてしまいました。買っている人も結構いましたよ。

ゴールド スーク 市場

こちらはスパイススークです。
説明がわからないので適当にお茶とかお香とか買ってみました。

スパイススークを出ると運河に突き当たります。

ドバイクリーク （ドバイ川） 滝・河川・湖

ここから渡し船（アブラ）で対岸に渡ります。1人1ディルハムをコインで払います。

たくさんのアブラ船が行き来しています。なかなか良い気持ちです。これは一度は乗る価値がありますね。

特に手すりとかないので、落っこちないように気を付けましょう。

アブラを降りるとオールドスークです。
ここでは雑多な土産物を売っています。特にショール類が多いですね。

そして、あっという間にやり手のお兄さんに捕まって、こんな格好をさせられてしまいました。こうなったらもう買うしかありませんよね。
もちろんこの衣装を買ったのではありません。普通（？）のショールを買いました。
カシミヤ、パシュミナ、シルク、どれもお買い得だったように思います。

帰りはタクシーを使いました。

途中でブルジュ・ハリファが見えます。（上半分ですね）

またホテルを知らなくてぐるぐる回りされると嫌なので、今回は絶対に知っているはずのドバイモールを行先にしました。これは大正解ですんなりと到着。
ドバイモールの正面入り口（多分）です。

ドバイ モール ショッピングセンター

モール内の有名な大水槽。

外に出ると丁度噴水ショーの時間でした。音楽もすごいです。

ドバイ ファウンテン 劇場・ホール・ショー

噴水ショーが終わったので部屋に戻ります。
池の向こう側、正面に見えるところに私たちの部屋があります。

パレス ダウンタウン ホテル

部屋のテラスまでは隣のレストランからテラス続きに行けるのですが、窓の鍵が閉めてあるので入れませんからロビーに回ります。（テラスの先には部外者が入れないようにセキュリティーの人が見張っています）

今夜はモロッコ料理のレストランを予約してあります。予約はコンシェルジェに頼める自信がなかったのでネットのOpen Tableを利用しました。（日本語もあって便利です）
着替えてから時間に余裕を持ってタクシーで出かけたのですが、ここでまたトラブル発生！予約したレストラン「タジーン」はワン＆オンリー・ロイヤルミラージュという、ビーチエリアにあるホテルの中にあります。ところがワン＆オンリーにはロイヤルミラージュの他にもう一つザ・パームというホテルもあるのです。そして更にややこしいことに、ロイヤルミラージュはパームジュメイラ駅のすぐそばにあります。で、ドライバーにどっちのワン＆オンリー？ビーチの方？パームの方？と聞かれたときにパームの方、と伝えてしまったのです。タクシーを走らせること延々40分以上。気がつくと車はどんどん海の方に突き進んでいきます。ここで間違いに気づいた夫がまたもや怪しい英語でホテルが違うことを伝え、「だからどっちの方？って確認したのに…」とボヤくドライバーに平謝りで、予約時間ぎりぎりにレストランに到着しました。
ここはホテルの中庭です。暗くてよくわからなかったのですがとても重厚なリゾート感あふれるホテルでした。機会があれば泊まってみたいと思いました。

タジーン その他の料理

さて通されたレストランは照明がとても暗いです。でもよく見回すとドレスアップしたお客さんでいっぱいでした。
メニューは英語。そしてとても暗いのでよく見えません。他のお客さんたちもスマホで照らしたりしながらメニューを眺めていました。そんなにお腹がすいていなかったのでメイン2種類とスターター1種類をオーダーしました。スターターは軽めに見える「サラダ」と表記されている野菜料理を選んだのですが…野菜の種類ごとに分かれて小鉢に盛られたものは煮物？です。「サラダって書いてあったけど、生野菜じゃないんだね。それともこれはサラダとは別にお肉の付け合せなのかな～」などと話しながらしばらく待っていたのですが生野菜は一向に出てきそうにありません。しかも、どうやらこれを食べてしまわないとメインの肉は出てこなそうな雰囲気です。この前菜と中が空洞になっているパンの相性が抜群で、お腹いっぱいと思いつつもどんどん食が進みました。

タジーン その他の料理

こちらがやっと運ばれてきたメインの1品。タジン鍋で運ばれてきて、テーブルでワン・ツー・スリー！とかけ声とともにふたを取ってくれたのですが、1皿の中は空。これってウケるべき場面なのかな。あまりあっけにとられて声も出ませんでした。
トロトロに煮込まれたラム肉が後から別の鍋で運ばれてきました。

もう一品はシーフードのタジン鍋。こっちは最初からきちんと中身が入っていました。
飲み物は、ホテル内のレストランなのでアルコールもＯＫです。夫はワインを選び、私はモロッカンティーをオーダーしました。甘いミントティーです。小さな赤いグラスに注がれます。空になると何度でも継ぎ足してくれます。
満腹でデザートは無理だったので、これでおしまいです。

タジーン その他の料理

これはレストラン入口です。レストラン内部は楽器の演奏などもあって賑やかですが、一歩外に出ると幻想的な雰囲気が漂います。

さて、明日は砂漠のホテルに向かって移動です。