2017/08/19 - 2017/08/27
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俊ちゃん彩ちゃんママさん
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娘の進学先選びのため、アメリカのリベラルアーツカレッジ7校を1週間で駆け巡る旅です。日本ほど公共交通が充実しておらず、ペーパードライバーゆえにレンタカーというわけにもいかない母娘のアメリカ旅行。
今日はフィラデルフィアから片道2時間の日帰りバス旅行。ネット情報だとあまり好印象が持てないグレーハウンドの長距離バスを初めて利用するので、ちょっとどきどき。
スケジュール
朝 フィラデルフィア7時発のグレイハウンドバスでイーストンへ(9時10分着)
イーストンバスターミナル9時半発の路線バスLANTAで大学最寄りの停留所Cattle St & High Stへ
終日 ラファイエットカレッジオープンキャンパスイベント
夕方 イーストン18時半発のグレイハウンドバスでフィラデルフィアへ(20時35分着)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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グレイハウンドのバスターミナル入り口。昨晩場所の下見に立ち寄った時は、入り口あたりに数名の黒人が所在なさげにたむろしていて、写真を撮るのも気が引けたが、今日は早朝(6時過ぎ)なので、人影もまばら。
看板が小さいので、知っていないと行き過ぎてしまいそう。 -
ターミナルの中。グレイハウンドのウェブサイトで説明されているのとはかなり違っていて、電光掲示板なんて無い!イーストン行きのバスのゲートがどれなのか、全然分からず、窓口はチケットを買う人が列作っているから、質問もできず、ターミナルの中をうろうろ。
何しろ初めてのアメリカバス旅行、ウェブサイトで「運転手のすぐ近い席に座るのが安全」と書かれていたため、わざわざ追加料金を払ってプライオリティシーティング(先に乗車できる)にしたのに、そのための列の表示もどこにも見当たらない。
この後もバス旅行をこなすうちに分かってきたのが、
1)バスのゲートでチケットを回収するのは、そのバスの運転手。つまり肝心のバスがターミナルに入ってこない限り、ゲートは開かない。
2)表示がなくても使うゲートは大体決まっている。つまり、頻繁に利用している現地の住民は分かっている。
3)プライオリティシーティングは、買った本人が自己主張して列の先頭に行く。列の先頭の人に「あなたプライオリティ?」と質問して、そうでないことを確認して陣取らないといけない。日本人には精神的に向いてないかも。
とにかく行き先表示も無ければ、案内のアナウンスも無い。発車予定時刻がどんどん近づいてきているのに、と慌て始めたころ、ようやく運転手が来て「イーストン」とぼそっと一言。マイクを使うでもなく、近くにいなければこれでは分からないよー -
ゲートを出るとバス乗り場。一応こちらにはゲート番号と固定の行き先表示が出ていて、バスもそれに従って停車させているらしい。ともかく無事イーストン行きに乗車。
乗車案内が出発時刻間際だっただけに、予定時刻よりやや遅れて発車。イーストンで路線バスに乗り継ぐ時間は20分あるので、大丈夫と思ったのだが、フィラデルフィアは朝のラッシュ時刻で道路は渋滞。最悪イーストンのバスターミナルからはタクシーでも仕方ない、と腹をくくって、うとうと。 -
発車の遅れも渋滞も関係なく、バスは予定時刻通りにイーストンに到着。地方の小都市なので、バスターミナルの待合室も至って小ぶり。20人もいたらいっぱいになりそう。
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バスターミナル前の道路。町の中心部ではないのか、人気も少なくて、閑散とした感じです。
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路線バスLANTAがやってきました。
LANTAバスのウェブサイトで事前にバス停も調べておいたのだが、なんとそれに乗っていないバス停が実はたくさんあることが、後で発覚。ターミナルから2つ目のバス停と思っていたのに、どうも様子が違う。そのうち大学の名前が道路標識に表れ始め、位置的にもここで降りないと次はかなり先のバス停になってしまうと思って慌てて下車のベルを鳴らしたのに、降りた場所は一つ手前のバス停でした。
どうやら住宅街を走る住民向けのバスなので、わざわざすべてのバス停はかかず、主だったところだけを記載していたらしい。地元民の足を使いこなすのは難しい! -
とにもかくにも到着。一安心。
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午前中の大学からの説明会と在学生によるパネルディスカッションの後は、大学の食堂で昼食。今日はオープンキャンパスなので、生徒には食事券が支給されました。親はその場で現金支払い(11ドル)です。
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学生食堂。食卓と椅子がまともなレストランって感じです。
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食事はカフェテリア方式。まだ夏休み期間中なので、種類は少ないですが、野菜も豊富で味もよく、全く問題ありません。
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食卓に置かれていたのはメニューではなく、提供している牛肉がどんな風に育てられた牛によるものかの説明。家畜が劣悪な飼育環境に置かれていないことも、欧米では重要なテーマの一つであることがここからも分かります。
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昼食後はキャンパスツアーがあるので、アドミッションオフィスの方に戻ります
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図書館
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正門に向かう道路。道路の先の方は住宅街
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在学生(右)によるキャンパスツアーが始まりました
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キャンパス内にあるチャペル。と言っても、今は教会として使われているわけではないそうです。
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歴史学部のビル
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学生の数が増えており、増築中の建物が完成するまでは、プレハブの仮校舎で凌いでいるのだとか。
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1833年に建てられたキャンパスで一番古い建物。現在は学生寮となっています。
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広々とした芝生エリア
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カレッジセンター
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カレッジセンターの前に広がる芝生の広場
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学生による学内FMラジオ局
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オープンキャンパス終了後、まだ時間があるのでスポーツセンターへ行ってみました。
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スポーツセンターを入ると目に飛び込んでくるのが、ロッククライミングの練習用壁
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スポーツセンターの前は、アメリカの大学らしく、アメフト専用フィールドが。
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ラフィエットカレッジは丘の上に建てられており、美術関係の設備は丘の下にあるので、下っていきます。キャンパス内とはちょっと思えない、森の中のよう。
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坂道を降りきった所に門が。門の向こうに立っているのも大学の建物。
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こちらも大学の建物ですが、そのままイーストンの町に続いています。
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そのままバスターミナルまで徒歩で向かってみました。このあたりのほうが、街路樹もあって、町の中心部のようです。
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帰りのバスはまごつくこともなく、無事フィラデルフィアに到着。予定より30分早く着きました。時刻は夜8時を回ったところですが、まだ夕暮れ時の夏のアメリカ
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フィラデルフィア市庁舎のてっぺんで遠くを見やるのはフランクリン。
こうして往復4時間のバス移動が終わりましたが、初めてのグレーハウンドバスの感想は「別に全然危なくない」。バスでは寝るなといった書き込みありましたが、他の乗客にも寝てる人はいましたし、運転手席も運転中は乗客はアクセスできないよう透明のボードで仕切られていて、運転手が操作しなければそのボードに阻まれて乗り降りも出来ません。むしろ、スーツケース抱えて電車に乗るより、バスに荷物を預け入れる方が楽。アメリカではバスの方が主流であることが、腹に落ちた一日でした。
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