リベラルアーツカレッジ訪問旅行（１）フィラデルフィア

2017/08/19 - 2017/08/27

娘の進学先選びのため、アメリカのリベラルアーツカレッジ７校を１週間で駆け巡る旅です。日本ほど公共交通が充実しておらず、ペーパードライバーゆえにレンタカーというわけにもいかない母娘のアメリカ旅行。しかも大学は田舎町あることも多く、調べまくった結果、フィラデルフィア→ミネアポリス→ロサンゼルスと飛行機で横断することにしました。

1日目
成田空港からデトロイト経由でフィラデルフィアへ

2日目
フィラデルフィアで休日。だが、思いもかけぬアクシデントで、半日つぶれる

3日目
午前中はブリマーカレッジ、午後はスワースモアカレッジへ。移動で想定外の事態に

4日目
バスで片道2時間のイーストンにあるラファイエットカレッジへ

5日目
フィラデルフィアからミネアポリスに飛び、バスで1時間のノースフィールドにあるカールトンカレッジへ

6日目
ノースフィールドの聖オラフカレッジ訪問後、ミネアポリスからロサンゼルスへ

7日目
ロサンゼルスからバスで1時間のクレアモントにあるスクリプスカレッジとポモナカレッジへ。移動手段で最大のピンチに

8日目
ロサンゼルスから羽田へ

9日目
羽田到着。サッカー日本代表海外組の帰国と重なり、到着ロビーが混雑

エリア フィラデルフィア (ミシシッピ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛行機は午後4時近い離陸なので、渋谷を12時46分に出る成田エクスプレスで空港へ。12時半まで娘は渋谷にある塾で補講があり、渋谷駅の埼京線ホームは何しろ遠いので、ちょっと早めに抜けてもらって無事乗車。航空会社はデルタで、搭乗券は完全に電子化されており、iphoneのウォレットに保存できます。難点は搭乗日が入っていないこと。成田の絵セキュリティ入り口で、係員から「今日ですか？」と質問されました。

飛行機は予定より20分近く早くデトロイト空港に到着。以前入国審査が長蛇の列で乗継便に間に合わなかった苦い経験があるので、乗り継ぎ時間は5時間と余裕を持たせました。なので、結局入国審査通過まできっちり1時間かかりましたが、気持ちはゆったり。荷物はとっくに出ているので、すぐに引き取って乗り継ぎバゲッジのベルトコンベアへ。コンベアはセキュリティチェックの手前ですが、一台しかなく、あまり看板も目立たず、通り過ぎそうになってしまいました。

デトロイト空港はデルタ用に独立したターミナル（マクナマラターミナル）になっているので、乗り継ぎセキュリティを出るとすぐ横長にターミナルが広がっています。

デトロイト メトロポリタン ウェイン カウンティ空港 (DTW) 空港

あまりに横長なので、ターミナルの両端を結ぶシャトルが上を走っています。

デトロイト メトロポリタン ウェイン カウンティ空港 (DTW) 空港

フィラデルフィアに着くのは10時近くになるので、ここで軽い夕食。右はマック＆チーズ。何かと思ったらマカロニ＆チーズの略でした。これで14.4ドル。隣のサンドイッチは12ドルぐらいしました。高いと言えば高いが、量はしっかりあります。

デトロイト メトロポリタン ウェイン カウンティ空港 (DTW) 空港

デトロイト空港からフィラデルフィアに向かう飛行機に乗り継ぎ

デトロイト メトロポリタン ウェイン カウンティ空港 (DTW) 空港

でもまだ太陽は沈み切っておらず、鮮やかな夕焼けの中、離陸していきます。

デトロイト メトロポリタン ウェイン カウンティ空港 (DTW) 空港

テイクオフ。

途中、雲の中を雷がかなり光っており、飛行機のすぐ脇の雲の中にも光の筋が。フィラデルフィアに近づくまでかなり広範囲に雷が見られました。

フィラデルフィアに着くころにはさすがに夜。

フィラデルフィア空港から市内まではタクシーです。料金は一律28.5ドルですが、燃料サーチャージが45セント、そしてチップは強制的に20％・25％・30％から選択するようになっていたので、結果34.74ドルに。乗る時に現金かクレジットカードか質問され、クレジットと返答しましたが、これが結構重要であることを、後日ロサンゼルスで痛い思いをして知ることになります。

ホテルはHoliday Inn Express Philadelphia Midtown。フィラデルフィアの中心に位置しており、かなり便利。部屋は最上階の20階だったので、町を流れるデラウェア川も見えます。

しかし、翌朝とんでもないアクシデントが。

ホリデイ イン エクスプレス フィラデルフィア - ミッドタウン ホテル

このシャワーブース、原因は分かりませんが、排水が詰まってしまっていて、なんとバスルーム全体どころかバスルームの外まで水がしみ出してしまったのです。シャワー中に、足元にお湯が溜まったので「あれ？｝とは思ったのですが、シャワーカーテンを開けて愕然。水深1㎝ぐらいはあったような。

大慌てでフロントへ電話。しかし、電話の使い方説明を読まずに電話機のフロントボタンを押したので、一向に繋がらない。後で説明書きに「０を押してください」と書いてあることに気づきましたが、何せ慌てていたので、全く気付かずじまい。

結局フロントまで降りて事情を説明。日曜日なので、施設担当は来ないんじゃないかと思いきや、8時には出勤するということで、ともかく担当を待つことに。部屋を変えたいと言ったら、満室なのでチェックアウト客が出ていくまで待つことになるとのお返事。でも、非常に申し訳ないという感じで、対応は良かったです。

ホリデイ イン エクスプレス フィラデルフィア - ミッドタウン ホテル

施設担当による修理、ハウスキーピングによるふき取り、濡れているカーペットの掃除機がけと、結局一件落着した時にはもはや昼。ともかく、排水は問題なくできるようになり、カーペットが濡れているのが気になるものの、そこにもバスタオルを引いてもらい、荷物を移動するのも面倒なので、結局このまま部屋を使い続けることに。ホテルからは、変更対応しますとのメッセージが謝罪と共にあり、最終的には、メンバーシップ（IHG）のポイントを10000ポイントつけてくれました。こういう時にホテルのメンバーシップ登録があると便利。

写真は部屋のクローゼットコーナー。このあたりまで湿ってしまいました。

ホリデイ イン エクスプレス フィラデルフィア - ミッドタウン ホテル

ホテルの筋向いにオーガニックフードのスーパーがあったので、そこでサラダ＄3.49とカリフォルニアロール＄6.49を買ってきてお昼ご飯。

午後、アメリカの大学入学試験用問題集を買うために、本屋へ向かいます。バーンズアンドノーブル書店です。

書店の真向かいにある、リッテンハウススクエア。娘がここで買った本を読んでいる間に、私は現地SIMを買うためにT-mobileショップへ。

持参したHuaweiのルーターにカードを入れてもらって、認識されるのを確認。購入してＷｉ－Ｆｉマークもついたので店を出たものの、インターネットにはつながっていない状態であることが、娘の所に戻ってから発覚。店にまた行くのも面倒だし、Huaweiの形ばかりのガイドは役立たずだし、ホテルに戻って取り組むことに。

フィラデルフィアから郊外に向かう電車は1時間に1・2本しかなく、乗り遅れるわけにはいかないので、駅の場所と駅の構造を確認するために、サバーバン駅へと向かいます。

真正面に現れたのは市庁舎。屋根に聳えるのはフランクリンの銅像です。

市庁舎タワー 建造物

サバーバン駅。由緒ある建物のようですが、駅は現在地下にあり、建物はオフィスビルになっていました。地上に入り口は全くなく、道路反対側の地下に降りる階段からでないと、駅には行けません。

サバーバン駅 駅

駅からホテルに戻る道でレストランに入ることに。店名は「マラソン」。アメリカの料理はボリュームがあるので、サラダをシェアすると言ってオーダーしたら、最初から分けて出してくれました。モロッコ風鮭のサラダ$13.5

メインの魚料理（鱈）$13.5もシェア

スイーツは分けて盛るという訳にはいかないので、両サイドから食べます。バナナのパンプディング$7。

ホテルに戻ってからルーターとの格闘を再開。ググりまくった結果、T-mobileのAPN情報を発見。これを入力するのも実は一苦労で、スマホのアプリ経由で何とかその通りに設定してみたら、ようやくネットに繋がりました。それにしてもHuaweiのルーターは、素人では使えませんね。安いだけのことはあります。

ともかくスマホもＰＣも、外出先で無事ネットに繋げられるようになり一安心。明日からの大学訪問に備えます。