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今日はJR加賀温泉駅前から加賀周遊バス「キャン・バス」に乗り、風光明媚な山中温泉鶴仙渓、那谷寺の奇岩遊仙境、全昌寺の五百羅漢を巡ります。<br /><br />紅葉が始まりかけ、所々でモミジやドウダンツツジ、ハナミズキが色づいています。<br /><br />表紙の写真は昭和初期の石橋「鶴仙渓の黒谷橋」です。<br /><br />旅行記は、まちづくり加賀の「加賀市周遊バス」、山中温泉協会の「山中温泉」HP、那谷寺HP、大同工業HPなどを参考にしました。<br />

加賀周遊バスに乗り山中温泉鶴仙渓、那谷寺、全昌寺五百羅漢めぐり(石川)

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2017/10/02 - 2017/10/02

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かっちん

かっちんさん

今日はJR加賀温泉駅前から加賀周遊バス「キャン・バス」に乗り、風光明媚な山中温泉鶴仙渓、那谷寺の奇岩遊仙境、全昌寺の五百羅漢を巡ります。

紅葉が始まりかけ、所々でモミジやドウダンツツジ、ハナミズキが色づいています。

表紙の写真は昭和初期の石橋「鶴仙渓の黒谷橋」です。

旅行記は、まちづくり加賀の「加賀市周遊バス」、山中温泉協会の「山中温泉」HP、那谷寺HP、大同工業HPなどを参考にしました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 北陸本線加賀温泉駅<br /><br />加賀温泉郷の玄関駅にやって来ました。<br />

    北陸本線加賀温泉駅

    加賀温泉郷の玄関駅にやって来ました。

  • 加賀周遊バス「キャン・バス」<br /><br />加賀市で運行されている観光周遊バスで、加賀温泉駅を起点に加賀温泉郷の見どころを巡回運行します。<br /><br />「山まわり」、「海まわり」、「小松空港線」の3つのルートがあり、乗り降り自由です。<br /><br />1日券1,000円を購入し、山まわり線の山中温泉と那谷寺、海まわり線の山ノ下寺院群へ向かいます。<br />

    加賀周遊バス「キャン・バス」

    加賀市で運行されている観光周遊バスで、加賀温泉駅を起点に加賀温泉郷の見どころを巡回運行します。

    「山まわり」、「海まわり」、「小松空港線」の3つのルートがあり、乗り降り自由です。

    1日券1,000円を購入し、山まわり線の山中温泉と那谷寺、海まわり線の山ノ下寺院群へ向かいます。

  • キャン・バス<br /><br />キャン・バスは2000年から試験運行を開始し、今では複数の温泉郷や見どころをまわる便利なバスです。<br /><br />キャン・バスの名前は、「絵を描く」というキャンバスと可能性があるという意味の「CAN」が込められています。<br />

    キャン・バス

    キャン・バスは2000年から試験運行を開始し、今では複数の温泉郷や見どころをまわる便利なバスです。

    キャン・バスの名前は、「絵を描く」というキャンバスと可能性があるという意味の「CAN」が込められています。

  • 山まわり線<br /><br />加賀温泉駅前から山まわり線のキャン・バスに乗ります。<br /><br />車内には乗車券販売と観光案内を行う女性スタッフが乗車しています。<br />

    山まわり線

    加賀温泉駅前から山まわり線のキャン・バスに乗ります。

    車内には乗車券販売と観光案内を行う女性スタッフが乗車しています。

  • 山中温泉<br /><br />「山中温泉しらさぎ大橋」バス停で降ります。<br /><br />しらさぎ大橋から温泉ホテルと鶴仙渓(かくせんけい)が見えます。<br />

    山中温泉

    「山中温泉しらさぎ大橋」バス停で降ります。

    しらさぎ大橋から温泉ホテルと鶴仙渓(かくせんけい)が見えます。

  • 赤く染まるモミジ<br /><br />紅葉が始まりかけています。<br /><br />

    赤く染まるモミジ

    紅葉が始まりかけています。

  • 黒谷橋(くろたにはし)<br /><br />昭和10年に架けられた重厚なアーチ型の石橋です。<br /><br />鶴仙渓のもっとも下流にある黒谷にあります。<br /><br />古くから多くの人がこの黒谷橋を通って小松・那谷寺へと旅立ったと言われています。<br />

    黒谷橋(くろたにはし)

    昭和10年に架けられた重厚なアーチ型の石橋です。

    鶴仙渓のもっとも下流にある黒谷にあります。

    古くから多くの人がこの黒谷橋を通って小松・那谷寺へと旅立ったと言われています。

  • 風情のある石橋(黒谷橋)<br />

    イチオシ

    風情のある石橋(黒谷橋)

  • 鶴仙渓の案内図<br /><br />黒谷橋からこおろぎ橋に至る1.3kmの渓谷には遊歩道が整備され、四季折々の景観と立ち並ぶ奇岩怪石、橋めぐりを楽しむことができます。<br /><br />では、黒谷橋からこおろぎ橋まで歩きます。<br />

    鶴仙渓の案内図

    黒谷橋からこおろぎ橋に至る1.3kmの渓谷には遊歩道が整備され、四季折々の景観と立ち並ぶ奇岩怪石、橋めぐりを楽しむことができます。

    では、黒谷橋からこおろぎ橋まで歩きます。

  • 芭蕉堂<br /><br />奥の細道で北国行脚の折りに立ち寄り、「山中や菊は手折らじ湯のにほい」と詠んで名湯ぶりを讃えた松尾芭蕉を祀る御堂です。<br />

    芭蕉堂

    奥の細道で北国行脚の折りに立ち寄り、「山中や菊は手折らじ湯のにほい」と詠んで名湯ぶりを讃えた松尾芭蕉を祀る御堂です。

  • 鶴仙渓の渓谷<br />

    鶴仙渓の渓谷

  • 川べりの遊歩道<br />

    川べりの遊歩道

  • 小才橋(こさいばし)<br />

    小才橋(こさいばし)

  • あやとり橋<br /><br />遊歩道のほぼ中間に位置する長さ94.7mの徒歩専用橋です。<br />

    あやとり橋

    遊歩道のほぼ中間に位置する長さ94.7mの徒歩専用橋です。

  • 美しいS字型(あやとり橋)<br /><br />草月流家元・勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトのもとデザインしました。<br />

    イチオシ

    美しいS字型(あやとり橋)

    草月流家元・勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトのもとデザインしました。

  • あやとり橋から渓谷の眺め<br />

    あやとり橋から渓谷の眺め

  • 河原から眺める緩やかな曲線(あやとり橋)<br />

    河原から眺める緩やかな曲線(あやとり橋)

  • 川床で味わえる道場スイーツ<br /><br />今日は雨のため営業していません。<br />

    川床で味わえる道場スイーツ

    今日は雨のため営業していません。

  • 不動滝<br /><br />滝の左側に赤いものが・・・<br />

    不動滝

    滝の左側に赤いものが・・・

  • 頭の大きいお地蔵様です(不動滝)<br />

    頭の大きいお地蔵様です(不動滝)

  • じっとしているアオサギ<br /><br />川の中を泳ぐ魚を見つけています。<br />

    じっとしているアオサギ

    川の中を泳ぐ魚を見つけています。

  • サルノコシカケかな??<br />

    サルノコシカケかな??

  • こおろぎ橋<br /><br />遊歩道の終点に、総ひのき造りの「こおろぎ橋」があります。<br /><br />「こおろぎ」の名の由来は、かつて行路が極めて危なかったので「行路危(こうろぎ)」と称されたとも、秋の夜に鳴くこおろぎの声に由来するとも言われています。<br />

    こおろぎ橋

    遊歩道の終点に、総ひのき造りの「こおろぎ橋」があります。

    「こおろぎ」の名の由来は、かつて行路が極めて危なかったので「行路危(こうろぎ)」と称されたとも、秋の夜に鳴くこおろぎの声に由来するとも言われています。

  • 山中温泉菊の湯・山中座バス停<br /><br />こおろぎ橋からの帰りは温泉街を歩いて来ました。<br /><br />ここから山まわり線のバスに乗り、那谷寺(なたでら)へ向かいます。<br />

    山中温泉菊の湯・山中座バス停

    こおろぎ橋からの帰りは温泉街を歩いて来ました。

    ここから山まわり線のバスに乗り、那谷寺(なたでら)へ向かいます。

  • 那谷寺の山門<br /><br />山中温泉からバスに乗り、26分で到着。<br /><br />拝観料600円、特別拝観(重文書院・庭園)+200円。<br />

    那谷寺の山門

    山中温泉からバスに乗り、26分で到着。

    拝観料600円、特別拝観(重文書院・庭園)+200円。

  • 境内の案内図<br />

    境内の案内図

  • 金堂華王殿(こんどうけおうでん)<br /><br />十一面千手観世音菩薩をお祀りする金堂です。<br />

    金堂華王殿(こんどうけおうでん)

    十一面千手観世音菩薩をお祀りする金堂です。

  • 琉美園(りゅうびえん)<br /><br />書院奥にひろがる庭園です。<br />

    琉美園(りゅうびえん)

    書院奥にひろがる庭園です。

  • 三尊石(さんぞんせき)<br /><br />琉美園の池中央に立つ自然の岩面は3つに分かれ三尊石と呼ばれています。<br /><br />岩面の裂けた姿が阿弥陀三尊のご来迎に似ていることから名付けられました。<br />

    三尊石(さんぞんせき)

    琉美園の池中央に立つ自然の岩面は3つに分かれ三尊石と呼ばれています。

    岩面の裂けた姿が阿弥陀三尊のご来迎に似ていることから名付けられました。

  • 川面の近くは湾曲(三尊石)<br />

    川面の近くは湾曲(三尊石)

  • 洞窟通路<br /><br />琉美園からここを通り普門閣へ。<br />

    洞窟通路

    琉美園からここを通り普門閣へ。

  • 手を合わせたくなるような石仏(普門閣の前庭)<br />

    イチオシ

    手を合わせたくなるような石仏(普門閣の前庭)

  • 参道脇の苔に覆われた庭<br />

    参道脇の苔に覆われた庭

  • 奇岩遊仙境(きがん ゆうせんきょう)<br /><br />奇岩霊石に、いくつもの窟が開口し、観音浄土補陀落山を思わせます。<br /><br />昔は海底噴火の跡であったと伝えられ、永い年月の間、風と波に洗われて現在の奇岩が形成されました。<br />

    奇岩遊仙境(きがん ゆうせんきょう)

    奇岩霊石に、いくつもの窟が開口し、観音浄土補陀落山を思わせます。

    昔は海底噴火の跡であったと伝えられ、永い年月の間、風と波に洗われて現在の奇岩が形成されました。

  • 本殿「大悲閣(だいひかく)」<br /><br />白山信仰の重要な位置にある本殿です。<br /><br />大悲閣拝殿・唐門・本殿の3つの重要文化財を総称して本殿と呼んでいます。<br /><br />中には本尊の十一面千手観世音菩薩を安置する「いわや胎内くぐり」があります。<br />

    本殿「大悲閣(だいひかく)」

    白山信仰の重要な位置にある本殿です。

    大悲閣拝殿・唐門・本殿の3つの重要文化財を総称して本殿と呼んでいます。

    中には本尊の十一面千手観世音菩薩を安置する「いわや胎内くぐり」があります。

  • 色づく境内に佇む護摩堂<br />

    イチオシ

    色づく境内に佇む護摩堂

  • 三重塔<br /><br />寛永19年(1642)、徳川家綱の生誕祝に前田利常が建立したものと伝えられています。<br /><br />三層とも扇垂木の手法で各層ごとに組み立てられており、扉に浮き彫りされた唐獅子と牡丹と相まって美麗です。<br />

    三重塔

    寛永19年(1642)、徳川家綱の生誕祝に前田利常が建立したものと伝えられています。

    三層とも扇垂木の手法で各層ごとに組み立てられており、扉に浮き彫りされた唐獅子と牡丹と相まって美麗です。

  • 鎮守堂への道<br />

    鎮守堂への道

  • 紅葉の奇岩遊仙境<br /><br />展望台・鎮守堂からの眺めです。<br /><br />奇岩の中腹に稲荷社をお祀りし、五穀豊穣と豊かな自然をお祈りしています。<br />

    イチオシ

    紅葉の奇岩遊仙境

    展望台・鎮守堂からの眺めです。

    奇岩の中腹に稲荷社をお祀りし、五穀豊穣と豊かな自然をお祈りしています。

  • 美しい彩りのお庭<br /><br />ドウダンツツジです。<br />

    イチオシ

    美しい彩りのお庭

    ドウダンツツジです。

  • 那谷寺入口の紅葉<br />

    那谷寺入口の紅葉

  • 山ノ下寺院群バス停<br /><br />那谷寺から山まわり線で加賀温泉駅前に戻り、海まわり線でこのバス停まで来ました。<br />

    山ノ下寺院群バス停

    那谷寺から山まわり線で加賀温泉駅前に戻り、海まわり線でこのバス停まで来ました。

  • 色づくハナミズキ<br />

    色づくハナミズキ

  • 全昌寺(ぜんしょうじ)<br /><br />慶応3年(1867)に作られた五百羅漢が安置されているので、拝観します。<br />

    全昌寺(ぜんしょうじ)

    慶応3年(1867)に作られた五百羅漢が安置されているので、拝観します。

  • 勢揃いする五百羅漢<br /><br />作者は京都の仏工山本茂祐。材質は檜で、玉眼を入れ、下地は本堅地塗で極彩色を施しています。<br /><br />この羅漢像の特色は五百体すべて揃っていることです。<br />

    勢揃いする五百羅漢

    作者は京都の仏工山本茂祐。材質は檜で、玉眼を入れ、下地は本堅地塗で極彩色を施しています。

    この羅漢像の特色は五百体すべて揃っていることです。

  • カメラを向けるとピースポーズ<br /><br />印象に残った羅漢様を紹介します。<br />

    カメラを向けるとピースポーズ

    印象に残った羅漢様を紹介します。

  • 兄さんはこっちじゃ<br /><br />双子の兄弟のようにそっくりの顔立ちです。<br />

    兄さんはこっちじゃ

    双子の兄弟のようにそっくりの顔立ちです。

  • 楽器の演奏に合わせて踊ってる<br />

    楽器の演奏に合わせて踊ってる

  • 獅子に乗ってるのでらくちん<br />

    獅子に乗ってるのでらくちん

  • 大きな巾着袋<br /><br />いやなことがあったら、この堪忍袋に喋って閉じ込めるといいよ。<br />

    大きな巾着袋

    いやなことがあったら、この堪忍袋に喋って閉じ込めるといいよ。

  • 二人はマジシャン<br /><br />壺から花を咲かせ、手から盆栽を出しています。<br />

    二人はマジシャン

    壺から花を咲かせ、手から盆栽を出しています。

  • 道端の紫式部<br /><br />帰りは北陸本線大聖寺(だいしょうじ)駅へ向かいます。<br />

    道端の紫式部

    帰りは北陸本線大聖寺(だいしょうじ)駅へ向かいます。

  • 大聖寺駅<br />

    大聖寺駅

  • ノコギリ屋根の工場<br /><br />大聖寺駅ホームから大同工業の本社工場が見えます。<br /><br />大同工業は、バイクチェーンや自動車エンジン用チェーン、産業機械チェーンなど、「伝える」「運ぶ」をテーマに技術を徹底的に追求し、DIDブランドを世界に拡げています。<br /><br />加賀周遊バスは見どころをまわるにはとても便利です。<br />次回は海まわり線に乗りたいです。

    ノコギリ屋根の工場

    大聖寺駅ホームから大同工業の本社工場が見えます。

    大同工業は、バイクチェーンや自動車エンジン用チェーン、産業機械チェーンなど、「伝える」「運ぶ」をテーマに技術を徹底的に追求し、DIDブランドを世界に拡げています。

    加賀周遊バスは見どころをまわるにはとても便利です。
    次回は海まわり線に乗りたいです。

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