初めてのお伊勢さん参り旅②～神宮会館の館員さんによるガイドで内宮朝参拝～

2017/11/15 - 2017/11/18

同級生夫婦、2人揃って10月に40歳！
夫は前厄入りしました。
誕生日に実家の近くの神社でお祓いしていただきましたが、この機会に初めてのお伊勢さん参りもしたいねと。

ちょうど勤続15年の休暇がとれるということで、結婚記念日にからめて日程を決めました。
名古屋にいるおじさんに会いたいので名古屋に後泊もして、3泊4日で行ってきました。

朝参拝のガイドをしてもらえる内宮そばの神宮会館さんに2泊したかったのですが、学生弓道大会のために貸切になるそうで、やっと初日1泊だけ取ることができました。
もう1泊はどうしようか、と探しましたが伊勢にはあまり良いお宿はないことが判明。
4トラ の先輩方の旅行記を参考にさせてもらって、伊勢に近い鳥羽で1泊することにしました。
鳥羽にはリゾートホテルがたくさんあるんですね！結婚11周年記念のお祝いは鳥羽でしましょう。
伊勢海老も食べたい！！

中部国際空港からは色々経路がありますが、時間と使いやすさを考えて伊勢神宮参拝切符を事前に予約し、近鉄特急での旅になりました。


＊熊本空港ー中部国際空港 ANAいっしょにマイル割り 計26620円
＊神宮会館 2食付 (本館 バストイレ付10畳 ) 1泊2名 計24840円
＊鳥羽国際ホテル 朝食付 (オーシャンビュースイート)1泊2名 会社からの補助金利用
＊三井ガーデンホテル 朝食付 (モデレートダブル)1泊2名 会社からの補助金利用
＊伊勢神宮参拝切符 (名古屋発) 5900×2名 計11800円
＊空港ー名古屋駅 ミュースカイ 往復2名 計約5000円

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目は神宮会館の宿泊者へのサービス、朝参拝から始まります。
参加者が多かったため2グループに分かれて出発しました。
1グループ10名くらいです。

6時半頃出発！
お天気良くて空気がひんやり。
とても寒いけど、清々しい。

国道23号に沿って内宮まで歩いて行きます。

ちょうど内宮の入り口のところで23号終点になっているんですね。

朝焼けバックの宇治橋。
何とも言えない空気でした。

鳥居は、遷宮毎に作り変えられます。
旧正宮の柱をリサイクルしているんだそうです。

緊張しながらお辞儀して入りました。
内宮は右側通行でした。


外宮と内宮で違うのには諸説あるそうで。
外宮は入って左側に、内宮は右側に手水舎があるからだとか、
正宮に入る際に遠回りをしていくようにだとか。
(外宮は進行方向右側に、内宮は左側に正宮があります。)

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

五十鈴川の水がとても澄んでいて、心が洗われるようでした。
濁流などから宇治橋を守るための柱が何本かありました。

振り返ると、朝日がだんだん上がってきて山の上が明るくなっています。

写真撮っていると、どんどこ置いていかれます(^_^;)
小走りで追いついて、説明を聞き逃してしまうこともありました。
説明を聞きたいし、写真も撮りたいしで、なかなか忙しかったです笑

嬉しさと感動と、楽しさと緊張で、なんだか舞い上がっていましたよ、私。ふふふ(*´꒳`*)

囲われているのは、安倍首相が植樹したものだそうです。
「へー。ほー。」という感想です。

山が明るくなってきました。

こんな感じでガイドされています。

手水舎。
お清めします。

ガイドがなければ通り過ぎてしまうこの場所。
色々な神事を行う場所なのだそうです。

途中で、雨の日用の屋根付きの所もありました。

五十鈴川御手洗場。
ここで心も清めます。不思議と心落ち着く場所ですね。

まずは瀧祭神。

ここで、今からお参りに向かいます、と挨拶をするのだそうです。
自分の住所と名前を告げてお参りすると、正宮の神様にどこどこの誰が来たと伝えてくれる場所。

神楽殿です。
御朱印やお守などはここで受けられます。
帰りにまた寄りましょう。

ここでご祈祷を受けることができます。

そしていよいよ正宮へ。
いっそう空気がピリリとしているように感じました。
人が少なく静かで、川や鳥の声が響く参道を歩いて参拝できるのは、朝参拝ならではだと思います。

とうとうここまで来られたんだなぁ。。。とジンとしてしまいました。
感謝、感謝の気持ちでお参りしました。

参道には、歴史ある大きな木がいっぱいあります。

荒祭宮に行く途中にあるこの大きな木は、沢山の人に触られてツルツルになっていましたよ。

私たちも触っちゃいました。

正宮の奥へは入ることができませんが、ここで正殿と同じ造りのものを見ることができました。
横にある大きな柱の部分が、鳥居の柱になる部分だそうです。

屋根の鰹木が、内宮は10本で外宮は9本と、微妙に違うらしいです。

途中の階段の途中にあったこの石。
ガイドさんが踏んではいけない石だと言っていました。
何でか、明確には分からないらしいです。

とりあえず、避けて通りました。

荒祭宮です。
個人的なお願い事はここでします。

荒祭宮は高台にあり、階段をたくさんの昇ります。
一番下の所に別宮遥拝所があるので、足が悪い人や体力のない人もそこからお参りすることができます。

別宮の風日祈宮へ。
五十鈴川が朝日でキラキラしてとてもキレイです。

風日祈宮。
鎌倉時代に神風を吹かせて日本を守った神様です。

こんな風に、隣に小さな小屋みたいなものが宮にはあります。
別宮も正宮が遷宮する時に同じく遷宮するのですね。
これは、旧宮があった場所の真ん中の印みたいなものだそうです。
なるほど～。

風日祈宮をお参りした後、初めての御朱印をいただきました。
記念すべき1ページ目です！

この日再度外宮へ参って、外宮の御朱印も2ページにいただきましたよ。

とってもシンプルですが、このシンプルさが好きです。

女性が多いから～ということで、子安神社へも。
8年間の過酷な不妊治療の末子どもを諦めた私たちにはちょっと複雑ですが、この世に生まれてくる子どもたちのことを想ってお参りさせていただきました(^-^)

宇治橋に戻ってきた頃にはすっかり日が上がって、この青空でした。
人も増えてきていました。

紅葉が始まっていて、パッチワークな景色。
出発した時は凍えそうに寒かったけど、たくさん歩いて日が当たると少し体も温まりました。

やっぱりこの季節を選んで良かったな。

鳥居をくぐる度にお辞儀しますが、鳥居が沢山連なっている所がどこかにありますよね？
よくテレビやSNSで見かけるんですけど。
あれ全部お辞儀してたら大変だよね。鳩みたいになっちゃうね、って主人と話してちょっと面白くなっちゃいました(不謹慎)

ゆっくりじっくり1時間半かけて内宮参拝、これで終了です。
とても充実したお参りで大満足です。
ガイドして下さる館員さんによってちょっとずつ小話やガイドの仕方が違ったりもするそうなので、何回でも楽しめそうです。



③おかげ横丁～別宮、外宮～鳥羽国際ホテル編へ続きます。