美術館・博物館を巡る！オランダ→フィレンツェ女ひとり旅5【ホールンにてリベンジ】

2016/10/25 - 2016/11/07

毎年10月末-11月上旬に長期休みをとっているのですが、この年はやりくりして2週間取得できました。

そこで、2015年に訪れて気に入ったオランダと、以前ツアーで行って物足りなかったフィレンツェに行くことにしました。大好きな大航海時代に関する都市を巡り、美術館・博物館をはしご。前回もっとじっくり見たかったところや、行けなかったところを中心に楽しみました。

１年経ってますが、参考になれば幸いです。

10月25日　成田→アムステルダム　
10月26日　アムステルダム　
10月27日　デルフト→デン・ハーグ
10月28日　アムステルダム
10月29日　エンクハイゼン
10月30日　ホールン　★
10月31日　アムステルダム→フィレンツェ
11月 1日　フィレンツェ
11月 2日　フィレンツェ
11月 3日　フィレンツェ
11月 4日　フィレンツェ
11月 5月　フィレンツェ
11月 6日　フィレンツェ→パリ
11月 7日　パリ→成田

エリア ホールン(オランダ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は東インド会社の支社のあったホールンへ。
昨日と同じエンクハイゼン行きの電車に乗ります。
電車で30分くらい。

ホールンは２回目ですが、前回はテンション高すぎて丁寧に見られなかったので、今回はホールン公式サイトでしっかり調べた上でリベンジです！

この日も休日の早朝なので、人があまりいない。
自作の地図で大航海時代の建物を巡ります。

Claas staple's hof
1682年に建てられた女性受刑者の為の施設、だそうですが詳細不明。

歴史的な建物は大体プレートがついてるので、わかりやすいです。
あと、ギザギザ屋根もヒントになります。

Maria- of Kruittoren

1508年に築かれた後期ゴシック様式の半円形の塔。
防衛塔であり火薬庫であったとのこと。

V.O.C. Pakhuizen

1606年に建てられたVOCの倉庫。
これもギザギザ屋根。

VOCのレリーフ♪(*^▽^*)

中には本屋が。
しかし早朝ゆえ、開いていない。

私が好きそうな本が・・・買えない。。。
でも後で博物館で買えました♪

海の方向に向かって歩きます。
この辺りは新しめの建物が多いですね。

Oosterpoort
1578年に築かれた、唯一残っているゲート。

かつてホールンの街の周りには３つゲートがあったのですが、実用性がない為、壊されたそうな。他も残っていたらよかったのになぁ。でも確かに今は実用性がなさそう。

もともとここは帆船のドックがあった場所。今はヨットでいっぱい。

Kamer van de WIC

1629年に購入されたとされる、元西インド会社の建物。

GWCホールンのマーク。

現在はフ○ー○ーソンの所有だとかなんとか。
詳細は不明ですが、きれいに手入れされている家でした。

この辺りは大航海時代の建物が並んでいます。

ギザギザ屋根♪
どうみても建物が傾いているｗ

帆船のレリーフがあれば間違いなし。

ホーフト塔とVOC所属ボンテック船長の像。
前回は像に気づかなかった！

VOCマークもしっかりある。

ホーフト塔の近くにはボンテック船長のキャビンボーイの像。
なんでプレートに日本語の説明が入っているのかいまだに謎。

その後も街歩き。

Statenpoort
17世紀前半に建てられたスタダイス（市庁舎）。

kammer VOC（Het Oostindisch Huis）
オランダ連合東インド会社（VOC）ホールン支社の建物。

周りの建物とは違う赤い木戸があるので、すぐわかりました。でも意外と地味な場所にある。前回はこれをスルーししまったんですよねー。現在は住宅兼スタジオだとか。中に入れないのが残念。

VOCホールンのマーク！

ローデ・ステーン広場に来ました。

大好きな西フリージアン博物館に入ります。
ミュージアムカード利用可能。

西フリージアン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここは大繁栄した時代のホールンについて学べます。
各部屋に解説が３か国語でおいてあるけど、金属ボード？で読みにくい。

オランダでは何度も見かけるミヒール・デ・ロイテル提督。

帆船模型♪
前回と展示の仕方が変わってました。

ここが一番好きな部屋！
VOCの展示品がたくさん。

東南アジアから運んできたスパイスたくさん。

出島の絵画！
後に長崎でも同じ絵を見ることになります。

中国から運んできた食器かな。

前回より時間をかけて展示を見たので、中のカフェでカプチーノを。
マシンでポチっとだすカプチーノなので、味はね(;^ω^)

でもここで面白い展示を発見！

コンプラ瓶
長崎の商人が金富良（こんぷら）社という組合を作り、VOCを介して醤油や日本酒を瓶に入れて輸出していました。その瓶がこれ。

JAPANSCHZOYA（日本の醤油）、JAPANSCHZAKY（日本のお酒）と書いてある。

これはカフェ中からでないと見ることができない展示でした。入ってよかった。

その後もホールンの街を散策。

広場から遠ざかるとどんどん人気がなくなる。空き家が多いと思います。過疎化かなー

Foreestenhuis
ホールンで一番裕福だったForeestファミリーのお屋敷。
東インド会社、西インド会社の幹部を輩出した一族とか。

石造りはお金持ちの家みたいです。

Bossuhuizen
1573年にあったゾイデル海の海戦について描かれているレリーフが特徴的な家。

描かれているのは提督コルネリス・ティルクスゾーン率いる海乞食と、ブッス伯マキシミリアン・ド・エナン＝リエタール率いるスペイン軍との戦い。海戦とか軍人に関してはそこまで詳しくないけど、海乞食は三十年戦争の歴史ででてきたからわかる。

この家のレリーフは本当にかっこいいです。

再度ローデ・ステーン広場。
この時軽量所はメンテナンス中。

駅に向かって歩きます。大通りの真ん中にVOCホールンのマーク♪

この日は朝から夕方まで何も食べず。
さすがにお腹が空いたので、電車が来るまで例のごとく販売機でフリッツを食す。これはコンビーフ入りでそんなに好みじゃなかった。

アムステルダムセントラル駅に戻ってきました。

ヘマ (アムステルダム セントラル店) 百貨店・デパート

まだ明るかったので、歩いてホテルに帰ることに。
明日はフィレンツェに移動なので、お土産も買わないとね。

ここは西インド会社の建物で、現在はレストラン。
前回は入りづらい感じでしたが、オープンカフェっぽくなってました。もしかしてお店が変わったのかな。さっきフリッツつまんじゃったから食べる気になれず。今度来た時こそ絶対入ろう！

ちゃんと西インド会社の建物って書いてあったよ。

運河沿いを歩く。前回に引き続き冬に来てるから、船に乗る気にはなれず。

これもきっと大航海時代の建物だな～。間口が広いから、お金持ちの家かも！

スーパーでクノールをチェック。
水を加えて作るソースが多い。オランデーズソースとかチーズソースとか。
こちらの家庭料理は酒屋や肉を焼くか茹でるかしてソースかけるってのが定番なんでしょうね。

お土産にいくつか買いました。

マヨネーズの種類がとにかく多い！フリッツ用がたくさんあった。瓶や歯磨き粉みたいなチューブに入っていたりとか。チューブ入りはお土産にいいかもしれませんね。

あとは、街中のチーズのお店で、トリュフ入りとクミン入りチーズを１つずつ購入。前回購入して美味しかったのです。

この日の夕飯は例のごとくスムージーと駅の売店で買ったパスタ。たいした量じゃないのに全部食べられない。実はオランダに着いてからずっと耳の奥が痛かったんです。そのうち慣れちゃって気にしてなかったけど、思えば最初から風邪の兆候があったんですねぇ・・・。

これは西フリージアン博物館で買った自分へのお土産。大航海時代の地図とイラストがたくさん入った本２冊。オランダ語で読めないけどね。帰国してから眺めてニヤニヤしてました。